勉強の進め方のコツとして2月半の間に2人の先生に同じようなアドバイスをされたので、メモしておこう。
例題:97G86
耐糖能低下をきたすのはどれか1.Basedow病2.Cushing症候群3.Zollinger-Ellison症候群4.尿崩症5.グルカゴノーマ
答え:1,2,5
与えられたリストについて個別に判断するのはそれほど難しくない。上の問題なら、血糖が上がる病気なのか、1つずつジャッジしていけばおのずと正答できる。内分泌内科の実習で、「二次性の糖尿病をきたす内分泌疾患は何か」と質問されて、ある学生が、「Cushing症候群、末端肥大症…」と答えたところで詰まって、ほかの学生が、「グルカゴノーマ」と答え、また他の学生が「褐色細胞腫」と答える。 BST実習にはありがちな光景だが、それではいけないと言われた。臨床ではある病態をみて、最初にあらゆる可能性を挙げられなければならない。だから1人で完答しなければいけないという意味だ。
そこで、「○○をきたす疾患5つ」のようにまとめて覚えてしまうのがいいとアドバイスを受けた。上の例題なら、二次性糖尿病をきたす内分泌疾患6つ。・Cushing症候群・末端肥大症・褐色細胞腫・グルカゴノーマ・原発性アルドステロン症・(Basedow病)
数回か聞かれるうちに覚えてしまう。記憶するのにも都合がいいし、実践的な面からも理にかなっているように思う。
蛇足だが、・結核の4剤併用療法で用いる抗菌薬・4killer chest pain・ステロイドの代表的な副作用6つ・市中肺炎の起炎菌6つ
(shimizuguchi)
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