赤い蝋燭


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赤い蝋燭


<授業の流れ>                    <改善点>


じゃあ今日は赤い蝋燭というお話についてやりたいと


 思います。今日は丸読みしてみよう。


丸読み                       ここで段落番号をふる。


じゃあどんな話だったか思い出してみよう。      登場人物の確認をする。


Qまず猿はどこで何を拾ったのかな?


<><赤い蝋燭>!


そうだね。みんなは蝋燭見たことあるかな?


 みんなが見たことのある蝋燭を思い出して絵を描いて


みよう。


―自分の想像する蝋燭を描くー


じゃあそのイメージを忘れないでね。


で、猿は蝋燭を何かと間違えちゃったんだよね?


Q何と間違えちゃったんだろう?


花火!


そうだね。じゃあ今度は花火の絵を描いてみよう。


 よーくイメージしてみてね。


―それぞれ自分のイメージする花火を描くー


→たまや~の花火を描く子とドラゴンを描く子がいた。   ここでは自由に描かせて最後に


自分のイメージと違うものを描かれて動揺。その場で  「じゃあ猿や山の動物達はどの


はそのままにする。                  花火をイメージしていたのか後


よーし、ではお話しを順番に見ていこう。猿と山の動  で考えてみようね」と一言加える。


 物たちの様子をよーく想像してみてね。


(黒板を指差して)さっきみんなで見たように猿は里か


ら赤い蝋燭を拾ってきたんだよね。


で、「猿は赤い蝋燭を花火だと思い込んでしまいました」


描いてあるよね?「思い込んでしまいました」って「思い


込みました」とどう違うのかな?


・・・


そうだな~例えば・・・


お姉さんのケーキがあります。それを「食べてしまいま


した」と「食べました」って何が違うと思う?


食べてしまったは失敗しちゃったって感じ!      物語に上手く生かせていない。


 やってはいけないことをしてしまった!         言葉の意味にとらわれすぎてな


そうだよね。つまりさるは蝋燭と花火を間違えてしま  んで思い込んでしまったのかと


ったってことだね。                   いう所を落としてしまった。


じゃあ次にいくよ。


「猿はそれを大事に持って帰りました」ってあるね。


Qその時猿はどんな気持ちだったのかな?


早くみんなに見せたい!


Qその蝋燭を山へ持って帰ったら山ではどうなった?


大へんな騒!


Qじゃあ何で大へんな騒ぎになっちゃったの?


山の動物達はまだ1度も花火を見たことがなかったか


ら!


そうだね。まだ1回も見たことないものを猿が持って


きてびっくりしたんだよね。


で、「ほう、すばらしい」「これはすてきなものだ」っ  「蝋燭をみて山の動物達はなんて


て動物達が言いました。                 言ったかな?文章中で探してごら


「鹿や猪や兎や亀や鼬や狸や狐が押し合いへしあい   ん」って聞いて会話を引き出せばよかった。
して赤い蝋燭を覗きました」ってあるけど

Q押し合いへしあいってどんな感じかな?         そこから、動物達はどういう行動


おしくらまんじゅうみたい!             をしたかに繋げればよかった。


うん。でもおしくらまんじゅうみたいにお尻とお尻を  おしくらまんじゅうを否定しなく


合わせると蝋燭が見えなくなっちゃうね。だから、ここ  てよかった。子ども自身はぎゅうぎ


(机の中央の開いている所を指差して)蝋燭がある感じ  ゅうする感じをイメージしていたの


でみんなが早く見たくて集まる感じだね。        だろう。「ぎゅうぎゅうくっつくかんじ?」と聞けばよかった。


すると猿は「危ない危ない。そんなに近寄ってはいけ


 ない。爆発するから」て言ってるよね。


 Qあれっ?猿や山の動物達は何見てるんだっけ?


花火!                       猿や山の動物達の目線で考えると


花火見てるんだっけ?ちょっと思い出してみようか。 花火でも正解。けれど否定してしま


猿は里で蝋燭を拾ったんだよね。けれどそれを花火と  った聞き方を変えればよかった。


間違えてしまってるんだよね。            例えば・・・


Qと、いうことは今見ているのは何なんだろう?     猿や山の動物達は今何を見てる


蝋燭!                       つもりなのかなぁ?」


そうだよね。今見ているのは蝋燭だね。蝋燭って爆発  .花火!


 するかな?                    「じゃあ実際には何を見ているの?」


しない!だって仏壇とか・・・            .蝋燭!


そうだよね。誕生日ケーキに蝋燭さして爆発しちゃっ といった感じに順をおえばよかった。


 たら大変だよね。けれど、動物達は花火だと思ってる


から、爆発すると思い込んじゃったんだよね。


「みんなは驚いて後込しました」ってあるよね。    その猿のセリフを聞いてみんなは


 Q後込ってどういう感じかな?            どうなったのかという引き出す問


ビックリした感じ!                 いかけをすればよかった。


そうだね。みんな見たい見たいって蝋燭に寄って行っ


 たんだけど、猿が爆発するよって言ったからみんなビ


 ックリして後ろに下がるイメージだね。


じゃあ次に進もう。そこで猿はみんなに花火のことを   そこで、山で1匹だけ花火のこ


 説明したんだよね。で山の動物達は猿の話を聞いて花  とを知っている。猿はどうした?と


 火を見てみたいっていう気になったね。        いう問いかけをするべきだった。


 じゃあみんなも聞いた人が花火を見たいって思えるよ


 うな花火の説明をしてみよう。


いろんな色でキラキラしてる。


 ヒュ~ドーンって鳴る。


で猿は「それなら、今晩山の頂上に行ってあそこで打  猿はどんな提案をしたかな?


 上げて見よう」と言って、みんなは大変喜びましたっ


 てあるけど、みんなはどんな気持ちだったかな?     それを聞いてみんなはどうしたか


早く見たい!                    な?という発問がよかった。


 綺麗なんだろうな!


そうだね。


そしてみんなは花火を思い浮かべてうっとりしました。


うっとりって何?


うっとりっていうのはね・・・何かに心が奪われる感


 じだね。ふわぁ~って感じ。


心は奪われないよ!自分の中にあるよ!


そうだなぁ~


じゃあ国語辞典で引けばいいじゃん。         子ども達に助けられました。


そうだね!分からない言葉は辞書で引こう。      いろいろな言葉の意味を知ってな


なんて書いてあった?                ないとだめですね。


美しいものなどに心を○われて○いさまって書いてあ


 るよ。漢字読めない。


美しいものなどに心を奪われて快いさまという意味で


 す。





以上で物語の前半が終了。





反省点はご指摘があったように、教師の発問に子ども達が答えながら物語の流れをみていかなければならないのに途中から自分で文章を読んで進めてしまった。そのため、物語がぷつぷつと切れてしまっているような感じがする。もっと発問を多用して、発問による子ども達の答えで物語が展開していくような授業展開をすればよかった。


また、途中で児童の意見を否定するような感じになってしまったがあれは完全に教師のミスであり、ありきたりな、決まりきった考えに押し込めてしまおうとした結果である。私自身がちゃんと文章を把握していなかったことが一番の原因である。教師は教材をよく読みこんで、しっかりと理解したうえで指導しなければ、本当に伝えたいことが子ども達に伝わらないと感じた。





しかし実際に初めて模擬授業をやってみて、反省点・改善点はいろいろあるけれど、とても楽しかった。教師自身も子ども達から新しい発見をさせてもらえることを実感した。この反省を次回に活かしていきたい。 泉水

 

赤い蝋燭・・・後半                     (620日)                  

                                      

模擬授業の様子を、少し省いて簡単に紹介します。

 

T:では、みんなで段落読みをしましょう。

C:段落ってなんですか?

T:行の頭がへこんでいるところです。段落に区切ってみましょう。

C:「ほう、すばらしい」のところはへこんでいるって言いますか?

T:鍵括弧は、文章を書くときに一升目の下のほうに書くからへこんでいるように見えるけど、一升目から使っているので段落は変えません。

C:14個?

C:あれ?14??・・・あぁ、わかった。

T:でははじめてください。

C:(段落読み)

T:はい、では今日は7段落目から始めます。

 場面が変わっていますね。夜になりました。「みんな」と「猿」は、どんな気持ちですか?

C:「胸をおどらせてって、どういう意味ですか?」

T:(説明に困る。適切な説明ができずに次に進む。)★1

C:(それぞれが、どういう気持ちか答える。)楽しみだな。早く見たい。怖いなぁ。★2

T:はい、ではこの場面を、猿と他の動物になって演じてもらいたいと思います。

 (TとCで、演じる)★3

T:けれども、困ったことが出てきました。それは何ですか?どうしてですか?★4

    ・

    ・

    ・

T:亀と鼬と猪が火をつけに行きます。この様子からこの3匹はどんな性格か考えてみましょう。まず、亀は?

C:首が引っ込んで出てこない。

C:びびり!

T:びびり??臆病者ってことかな?

T:今度は、鼬の性格を考えてみましょう。どんな性格ですか?

C:亀よりまし。

C:「幾分」ってどういう意味ですか?

T:辞書で調べてみましょう。

C:「ある程度。いくらか。」

C:よくわかんない。

T:(例を挙げようとするが思いつかず、)少しという意味です。★5

(猪も同じように)

    ・

    ・

    ・

T:花火だと思っていたのに、蝋燭だったから、「ぽんともいわずに静かに燃えているばかり」でしたよね?このあとの猿とみんなの気持ちはどんなだったかな?前に出てやってみてください。★6

(抽象的過ぎて中途半端な支持になってしまう。まとめも、中途半端に終わる。)

 

 

【指摘】

    発問を2つしてしまうところがあった。

 

    自分で話を進めてしまっていた。

 

    矛盾した2つの意見が出てきたのに、そのまま流して進めてしまっていた。

 

    「みんな花火を見ることは好きでしたが火をつけにいくことは、好きではなかったのであります。」の部分に注目していなかった。

 

【反省】

    1 胸がおどる、という言葉を説明できず、いつも友達と話しているような感覚で、自分なりのイメージで説明してしまって適切ではなかった。

    胸が高鳴る、心が弾む、などという言葉を出したり、例を挙げるなどして慌てずに展開すべきだった。

 

    2 一つの発問に「楽しい」と「怖い」という気持ちが出てきているので、その複雑な気持ちだということを、児童とともに確認する作業が必要。

 

    3 突然、前に出して猿の気持ちになって話を進めるということは児童には難しい。しっかりと明確な指示と考えが必要。活動には、なんらかの意味がなければならない。

 

    4 2つのことを同時にしてしまっていた。発問はひとつずつ間をおいて、児童のペースに合わせる。

 

    5 語句の説明では、私の場合、事前に例文を考えてきたほうがよさそうだと思った。

 

    6 もっと細かく見て、じっくり考えさせてから演じさせるべきだと思った。即興では無理だし、私の考えていた結果が出るとは限らない。一人ひとり異なる話の続きを思い描いてよい。

 

 

指導案(練り直してみました。)

学習活動

発問

指導上の留意点

 

場面が変わったことを捉える

 

 

登場動物の気持ちに寄り添おう

 

 

火をつけられないのはどうしてか考える

 

 

 

 

 

 

 

くじを引いて火をつけるまでの劇を作ろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

劇作り

 

 

・・・・・・・・・・・

劇作り

発表

音読

その後の話を作ってこよう

発表

●どんな場面ですか。

「夜」「花火をする前」「山の頂上」「ドキドキしている」

 

●困ったことになったのは、どうしてですか。

「怖くてみんな、火をつけられなかった。」

●どうして火がつけられなかったのですか。

「花火が爆発するかもしれないから」

「怖くて誰も近づけない、火をつけることはみんなが初めてで、初めてなことには勇気がいる」

「誰も勇気がなかった」   

 

●花火を見たことがないのに、どうして火をつけるのが好きでないと決め付けているのですか。

「初めてだからこわい。」

「話によると、危険そうだから。」「勇気がないから。」

●火をつけられなかった亀の台詞をプリントのふき出しに書きましょう。

「こわいよー。」

「どうしても首が出せない。」

「僕にはできない。」

●鼬はどうして火をつけられなかったのか。

鼬の様子と台詞をプリントのふき出しと四角に書いてみましょう。

「うーん?どこにあるんだ?

「なにも見えないぞ、確かこの辺りなのに。」

「きょろきょろと周りを見渡す。」

    猪が走っていってつけたときの気持ちはどんな気持ちですか。

「もう待っていられない。」

「みんな早く見たがっているんだ。」

「臆病者め。オレがつけてやる。」

●今書き込んだプリントを元に、班で火をつけに行く様子の劇を作ってもらいたいと思います。相談しましょう。

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劇作り

時間、場所、気持ち        

 

 

 

 

 

 

    

 

 

 

 

 

 

 

           

 

 

場面の状況をよく考えて、亀、鼬、猪になってプリントを埋める。表現する。   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

班で台詞を考える

体の動きも真似してみる。

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劇作り