ubuntu LiveUSB のページの内容( LiveUSB を LIveUSB 上でカスタマイズする )を 9.10 で行うときのメモです。
最終更新日時: 2010/01/26
概要
- バージョン
- ubuntu-9.10-desktop-amd64.iso
- uck_2.0.10-0ubuntu1_all.deb
- ubunutu の起動
- CD-DOM からブートし 次のオプションを選んで起動する。
Language English / keymap Japan
※ keymap は F3キーを押して選ぶ。
- CD-DOM からブートし 次のオプションを選んで起動する。
- synaptic の設定
- リポジトリ のチェックボックスの指定を変更する。
- サーバを変更する。
- リロードする。
- uck のインストール
- Applications - Ubuntu Software Center を開いて uck を検索し
その website を開いて new release を sorceforge からダウンロードし
インストールする( ~/Downloads 内の deb を右クリック )。
- Applications - Ubuntu Software Center を開いて uck を検索し
- uck の作業フォルダ tmp を作る( 容量 5GB )。
- ターミナルから
mkdir tmp ; sudo mount tmpfs tmp -t tmpfs -o size=5g - メモリが 5GB に足りなければ swap も確保する。
- ターミナルから
- uck を実行する。
- Not an ISO Image というダイアログが表示されるが OK で構わない。
- カスタマイズする。
( UCK Customization console を開くとき GConf Error が表示されるが 無視して構わない。 )- UCK Package Manager の Repository の チェックボックス と サーバー を変え リロード する。
- timezone を 日本 に変える。
- uck をインストールする( 途中表示される追加パッケージもインストールする )。
- System - Preferences - Startup Application を開いて
~/.config/autostart/my_setup.sh.desktop を作り
gedit で Exec="パス" を修正して
tmp/remaster-root/etc/xdg/autostart にコピーする。 - UCK Package Manager で smbfs , ssh などをインストールする。
- 適当なところで Continue building を選んで OK する。
- カーネルなどをアップグレードすると 更新された initrd は initrd.gz となるので
事前に tmp/customization-scripts/cutomize_iso スクリプト内の
initrd.gz を initrd.lz に変えておく。
( この方法は 起動しなくなるのを防ぐ応急処置。よい方法かどうかは不明。 )
- iso , uck の deb , my_setup.sh などを適当なところにコピーする。
アップグレードでの注意
- tzdata をアップグレードしたあと dpkg-reconfigure tzdata を実行する
( time-zone の設定 )。 - grub-pc のアップグレードは UCK Package Manager 内ではエラーが表示される。
UCK Package Manager で一度 grub-common を削除し
改めて UCK Customization console を開いて grub-common , grub-pc を
gdebi でインストールすると エラーは表示されないよう。 - uck のコンソールの中で sudo nautilus を使うと クラッシュすることが
あるので注意する。
追加のカスタマイズ
- apache2 , samba , system-config-samba , php5 , php5-gd は
Package Manager でインストールできる。 - mysql-server はパスワード入力が必要なので
Package Manager で deb のみダウンロードして
Customization console から gdebi でインストールする。
php5-mysql は Package Manager でインストールできる。 - wine は UCK Package Manager で
wine1.2 , wine1.2-dev をインストールするとよい。 - fuseiso , nautilus-gksu は Package Manager でインストールできる。
- netatalk はうまくインストールできないようなので Package Manager では
必要なパッケージのみインストールし netatalk はダウンロードだけにしておき
my_setup.sh の中で gdebi でインストールする。
( /cdrom を rw にしてから echo "y" | sudo gdebi ・・・ )
LiveHD での注意
- 起動しないときは 以下を試す。
- sudo syslinux /dev/xxxn を 新しいバージョンで再実行する。
- iso の中に .disk という見えないフォルダがあるので それもコピーする。
( mac のときは ターミナルでコピーする。 )
- CD-ROM からブートしても HD から起動するときは 以下を試す。
- HD 内の casperフォルダ を _casper などにリネームする。