prepress-tips
カンプ出力の自動化
最終更新:
prepress-tips
-
view
最終更新日時: 2008/05/23
adobe reader を使う
- コマンドラインでPDFファイルを印刷する その2 その3
これらの頁を読むと adobe reader を使って コマンドラインから印刷ができるみたい。試しに サンプルを作ってみた。
- 実行法は次の通り。
- ソースをコピーして test.js に保存する( プリンタ名は適切に変えておく )。
- "C:\WINDOWS\system32\wscript.exe" のエイリアスを作って
プロパティを開き 次のように変える。- リンク先 → 後ろに test.js sample.pdf を追加
- 作業フォルダ → 空欄にする
- エイリアスをダブルクリックすると sample.pdfが印刷される はず。
- adobe reader のコマンドライン・オプションについては 以下の頁が参考になった。
Adobe Reader 8.1の起動オプション, エクセルからPDFファイルを印刷する - 動作は Adobe Reader のバージョンに依存するらしく、
Adobe Reader 8.1 では動いたが Adobe Reader 8.0 では動かなかった。
psファイルに出力する
- しかし これでは設定をいろいろと変えることができないので、専用のプリンタ
ドライバを用意し かつ 出力をいったんファイルに書くよう 工夫してみた。
- 部数は うまく変わるが、
用紙サイズの自動変更は ほとんどのプリンタでうまく動かない。
perlスクリプト と perl で
- perlスクリプト と pelr で書き直してみた。
- 実行は ソースをコピーして test.pls に保存し 次の通り。
C:\WINDOWS\system32\cscript.exe //nologo test.pls sample.pdf
- 実行は ソースをコピーして test.pl に保存し 次の通り。
perl test.pl sample.pdf
AdobePS と acrobat用ppd を使って
- プリンタドライバをいくつもインストールするのは面倒。用紙サイズの自動切り替えもうまくいかないので、AdobePSプリンタドライバ と acrobat用ppd を使って 少し工夫してみた。
- AdobePSプリンタドライバは Adobeダウンロード からダウンロード。
( Windows 用ユニバーサルインストーラ1.0.6日本語版 ) - ppdは acrobat distillerフォルダの xtrasフォルダの中の J の付いたものを使用。
- プリンタドライバのインストールは oki ml3050cvの場合とほぼ同じ。
- 部数は 2部( 部単位のチェックははずす )。
- oki ml3050cv を使うときは 言語レベルを 2 にする。
- AdobePSプリンタドライバは Adobeダウンロード からダウンロード。
- Adobe Reader のプリントアウトの設定は 次のようにする。
- [ 部単位で印刷 ] のチェックをはずす。
- [ 自動回転と中央配置 ] のチェックを入れる。
- [ ページサイズに合わせて用紙を選択 ] のチェックを入れる。
- これらは レジストリエディタ で設定することができる。
- 以下の レジストリ設定 の内容をコピーし ユニコードで test.reg に保存する。
- 次のコマンドを実行する。 regedit /s test.reg
- Adobe Reader が設定する用紙サイズは プリンタによっては 定型の用紙サイズとして認識されないので 補正する。
- ps中で 次の行を検索し さらにその次の行を補正する。
%%BeginFeature: *CustomPageSize True
- ps中で 次の行を検索し さらにその次の行を補正する。
- 用紙サイズ変更時 センタリングの位置が変わってしまうので 補正する。
- ps中で 次の行を検索し さらにその次の行を補正する。
Adobe_AGM_Core/driver_check_media_override gx
- ps中で 次の行を検索し さらにその次の行を補正する。
- プリンタによっては psファイルの前後に PJLコマンドを付ける必要がある。
- 前に: <esc>%-12345X@PJL JOB<lf>
@PJL ENTER LANGUAGE = POSTSCRIPT <lf> - 後ろに: <eot><esc>%-12345X@PJL EOJ<lf>
- 前に: <esc>%-12345X@PJL JOB<lf>