注意点と既知の不具合

オリジナルのモデルファイルは必ずバックアップをとっておいてください。
何らかの原因でモデルファイルが壊れる可能性があるかもしれません。


不正なモデルになった場合、MMD側の読み込み時に固まることがあります。
この場合もMMDを再起動してください。これでMMD自体が壊れることはまずないと思いますが、場合によってはシステム全体に影響が残る可能性があります。
→モデル情報によっては短時間ですがシステムが固まる現象が発生することがありました。


スキンメッシュ(Xファイル)の場合、必要ないボーン構造も読み込まれる場合があります。
Xファイルの仕様なので、不必要なボーンは削除してしまって問題ありません。
どのボーンに対して影響があるかは、MMD上で確認することが可能です。
→PMDViewやTransformViewにて本ツール上でも確認することが可能になりました。


テクスチャパスが正しく読み込まれないことがあります。
特にPMDの仕様上テクスチャ領域は20byteしかないので、日本語の場合だと(拡張子を除いて)7文字程度しか使えません。
またフォルダ以下のパス指定になっている場合も、同様に制限を超えてしまうことがあります。
スフィアテクスチャも同領域で共用なので、併用する場合は特に注意してください。
(フォルダ指定の場合はパスが正しく読み込まれない不具合が別でありますのでご注意下さい。下記参照)


階層指定でテクスチャファイルのパスが指定されていた場合(例:aaa\bbb.jpg)に、そのモデルファイルを RokDeBone2 からXファイルでボーン入れ出力すると、テクスチャパスが正しく設定されない不具合?があるようです(要追加調査)


MMD側の仕様で.pmmファイルの読み込み時に、対象モデルのボーン構造やIK、表情が増減しているとそのままMMD自体が落ちます。モーション移植で対処は可能ですが、IKやモデル表示など記録されない項目もあるので、モデル改変時はご注意下さい。


モデル表示側で頂点などの編集を行ったり、材質の順序を変更した場合、頂点や面などリストに表示されている値と実際の値が整合しなくなります。
表示値が異なっていても内部的には特に問題ありませんので、気になる場合は[編集]-[リストの表示更新]で再度更新することが可能です(一々更新すると重くなるだけなのでこのような仕様になっています)→0.0.2.0以降、一部を除いて自動更新するようになりました。反面重くなる場合もあるので適宜選択してください。


頂点編集などの機能は全体的に重い処理になっています。
負荷をかけすぎると万が一落ちることがあるかもしれませんのでご注意ください(製作環境では未確認)


0.0.4.4以降、MMDver6での仕様変更にあわせ、MMDver5仕様と同様のToonテクスチャファイルをPMDエディタ側へ直接同梱しております(樋口Mより許可を頂いております)→前verなどで必要だったToon参照先の設定は不要となりました。


リスト表示が65535件以上になった場合、右側スクロールバーのドラッグ移動操作などで不具合が発生するようです。
→表示がループする。離しても正しいスクロール位置で表示されないなど。
OS側の仕様によるものと推測されます(要追加調査)


一部の環境によっては、拡張編集(ナイフ/各オブジェクト追加他)が実用に耐えない可能性があります。
→開発環境(C2D-E6600/GF9800GT(実装当時))では限界付近(頂点数6万超/面数数十万)のPMDモデルで数秒程度のオーダーになっていますが、実行環境によっては数十秒以上のオーダーになるかもしれません。


既に頂点/面の多い状態で拡張編集の頂点-面作成を繰り返すとメモリを大量に消費することがあります。
その場合エディタ編集メニュー内の「Undo用バッファクリア」で対処をお願いします。
→エラー報告がない場合でもメモリ/リソースの枯渇により以降の動作に支障が出る場合があります。


拡張編集のボーン作成で既存ボーンを系列に組み込んだ場合、そのボーン以下とのIndex順序が不正になることがあります。


モデルのデータサイズによっては、メモリ不足により編集が継続できなくなる場合があります(表示が不正になったりデータ追加が不能になったりなど)
おおよそ編集可能な頂点数は20~30万程度が限界となるようです。

内部データ的には100万頂点を超えるモデルを作成することも可能ですが、PMDエディタ上では編集できない可能性が高いのでご注意ください。
※スクリプト機能からモデルデータ作成→VMDViewへ渡し運用、といった方法での運用状態は確認

本アプリケーションは32bitアプリケーションとして動作するので、使用可能なメモリ量は最大で2Gまでとなります。
搭載メモリが十分余っている場合や64bitOS上での運用でも、OSの動作制限から上記が限界となります。
(.NETの仕様なのか 1Gあたりを越えると不安定になる確率が上がる様子)

※DirectXの使用が前提なので、アプリケーションの64bit対応は(不可能ではありませんが)少々難しい選択と思われます。


OS側のフォントサイズを標準(サイズ9)から変更している場合、自動レイアウト機能により配置が不正になる場合があります(表示枠など)


PMX化にともない多くの仕様が変更になりました。チェックしきれていないので細かい不具合などが大量に残っている可能性があります。

最終更新:2012年06月29日 05:36