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サカキ10歳。
トキワシティで生まれ育った彼は勇猛果敢で優秀なポケモントレーナーだった。
そんな彼がロケット団結成を目論んだ経緯をお話しよう。
サカキには一匹お気に入りのポケモンがいた。幼い頃からいつも一緒でバトルに明け暮れ日々鍛錬を積んでいた。
サカキ「今日も連戦連勝ッッ!!お前は強いな~!ディグダっ」
ディグダ「なぁサカキ~明日はチョット行きたいところがあるんだっ」
サカキ「んーいいぜぇ・・どこだよっ??」
ディグダ「ボクの故郷、クチバの近くのディグダの穴、ってとこ」
サカキ「まぁ、たまには仲間に会いたいよな・・・わかった。じゃあ今日は早く寝ようか!!」
このディグダの穴での一件が後のサカキの人生に大きな影を落とし、ロケット団結成に至る事は、彼の心に永遠に秘められた真実となる。
次の日、ディグダの穴。
ディグダの生息するこの穴はトキワの森周辺からクチバシティまでつながっており。
温厚な性格のディグダの群れは穴に隠れて人前に現れることは滅多に無かった。
サカキ「じゃあ、俺は外で待ってるから・・・」
ディグダ「うん・・悪いなぁ、2時間もしたら戻ってくるよ」
申し訳なさそうに、しかし嬉しそうにディグダは故郷へ小帰省へ。
一時間・・・二時間・・・約束の時間を過ぎても帰ってこない。
心配になったサカキは穴の入り口を覗く。
すると、トンネル内からうっすら煙の臭いが・・・
サカキ「うっ!!ディグダは・・!?」
トンネル内は白い煙で覆われ視界が悪い。
奥のほうから人の声が聞こえる。
軍人だ・・・迷彩服を着て暗視ゴーグルをつけた集団がトンネル内に居る。
サカキ「ディグダ・・・居る?」
サカキの声に気付いたディグダはひょっこり土から姿をあらわす。
ディグダ「・・・ごめんごめん、遅くなっちゃって・・・」
サカキ「なんか様子が変だよ・・早く帰ろう・・・」
ディグダ「この煙・・何?」
サカキ「わかんない・・」
すると軍人が駆け寄り、大声で叫ぶ
軍人「いました!!ディグダです!!」


するとあっという間に軍人がサカキとディグダを取り囲む。
軍人「君・・そのディグダはたった今から軍の所有物となる。おとなしく引き渡しなさい。」
サカキ「嫌だ!!ディグダはぼくの友達だ!!誰がお前らなんかに・・・」
ディグダ「サカキ、さっさと逃げよう。」
サカキ「うん!!」
軍人「・・待ちなさい・・!!」
幼いサカキは鍛えられた軍人から逃れることは出来なかった。
ディグダ「サカキッ!!」
ディグダは軍人に向かいすなかけをする。
軍人「うわっこいつ・・・!!捕まえろッッ!!」
必死に抵抗するサカキとディグダ。
サカキ「させるかッ!!おまえら・・ディグダを連れてって研究に使うつもりだろ!?知ってるぞ!!ニュースで見たことあるんだ!!」
軍人「大人の事情に口を挟むんじゃないっっ!!」
サカキ「ディグダ、ボクはいいからモンスターボールに!!」
軍人「このガキがぁ!!」
軍人はサカキを蹴り飛ばす。二回、三回と蹴りつける。
サカキ「・・・うぅ・・」
ボールの中からみていられなくなったディグダが飛び出す。
ディグダ「!!・・・サカ・・・!!・・・キ・・」
そのときだった。軍人が威嚇射撃で放った銃弾が、サカキを庇いに入ったディグダを貫いた。


軍人「ちッ・・・殺してしまったか・・・捜索は明日に延期だ・・あぶり出しからやり直すぞ・・・」
サカキは目の前の光景が信じられず、激昂した。
サカキ「う・・・うわぁぁぁぁぁぁぁ・・・うわぁぁぁぁッッ!!!」
ディグダ「・・・サカキ・・・このことを・・・早く地下の皆に・・・」
サカキ「何言ってんだ!!早くセンターに行こう。まだ・・まだ・・間に・・」
ディグダ「・・・もうボクは・・・」
サカキ「もういい・・喋らなくていい・・急ごう・・なあっ」
ディグダ「サカキ・・・君といた時間は本当に楽しかったよ・・・その思い出だけで・・ボクは浮かば・・・れる・・・」
ディグダの穴を後に、トキワのポケモンセンターに急ぐサカキ。
サカキ「あきらめるな!!絶対・・・絶対助けてやる・・!!」
ディグダがモンスターボールの中で息を引き取った事も知らず、ひた走る。
そして・・・
皮肉にもトキワのセンターに到着した時、その命の終わりを知る。
その夜、サカキは眠ることをしなかった。
夜の闇がサカキを悪の道へと誘う。
サカキ「軍・・・必ず潰してやる・・・よくもディグダを・・・」
幼いサカキに憎しみの火がともる。
その日を境にサカキは変わった。強さを求め、学をつけ、悪の道へ着実に歩を進める。
全ては軍への報復のため・・・
幼い頃のサカキとは打って変わり、軍に対抗すべくポケモンの生体研究、改造に没頭する。
全てはディグダの無念を晴らすため・・・はじめは心痛んだ良心も悪に染まる。
そしてサカキ30歳、軍への憎しみを糧にマフィアの幹部となった彼は絶対的なカリスマ性で直属の部下ムサシ、コジロウとその末端を引きつれロケット団を結成。
その5年後、シルフカンパニー本社を占拠、今に至る。