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クチバシティジムに足を踏み入れるサトシとピカチュウさん。
そこに人の気配は無く、机の上に手紙が何通か置いてあるだけだった。
サトシ「なんだ・・・ここは・・・ジム?」
ピカチュウ「気配がしねぇ・・・マチスも・・・ライチュウも居ない・・・どういうことだ?」
手紙と中にチケットのようなものが・・・
手紙にはこうある。
『勇気ある挑戦者よようこそ。
私はジムリーダーのマチスである。
私とのジム戦を望むなら同封の船のチケットを持ってサントアンヌ号まで来られたし。
なお、私は選ばれた一人としか戦わないことと決めている。
私と戦うにはトーナメントで勝ちあがることだ。
健闘を祈る。                       マチス』
ピカチュウさんは憤慨してこうおっしゃった。
ピカチュウ「舐めた真似を・・・いくぞサトシ・・・」
敵のトーナメント、サントアンヌ号、明らかにマチス有利の小細工と知りつつ
も出向くしかないという事実は変わらなかった。


チケットを見せ、船に乗り込む。
広く豪華な客船の広間で予選が行われたが、ピカチュウさんが無傷で予選を抜けたのは言うまでもない。
ただ、楽しみはマチスと戦うまでにもあった。
豪華な設備と食事もそのひとつだが、シゲルが別ブロックに居るのだ。
おそらく決勝で当たる事となるだろう・・・
シゲルのヒトカゲはピカチュウさんも一太刀受けて以来一目置いている。
ピカチュウ「最初は癪に障っていたこのトーナメントもボロ雑巾のおかげでいい暇つぶしが出来そうだ・・・ククク」
悪そうな笑みを浮かべるピカチュウさん。この貌も今となっては微笑ましい。
ひと通りザコを倒し、いよいよ決勝。そこにはやはりシゲルの姿が。



ハナダシティで会ったきりの二人、前に負けたのが気に入らないのか少し挑戦的にシゲルは言う。
シゲル「よお、またあったな・・・すげえ囃し立てられてんな、お前。気疲れすんだろ~?だがな・・・その気疲れもここまでだッッ!!お前の行進はここで終了だよ・・・」
サトシ「・・・」
ピカチュウさんはあきれた顔でこうおっしゃった。
ピカチュウ「ボロ雑巾と同じで威勢がいいな・・・さっさとはじめようぜ、くらいでかわしとけ。」
クールだ。ピカチュウさんは相手にすらしていない風だが、ヒトカゲと早く戦いたいように見えた。
サトシ「さっさとやろうぜ・・・」
シゲル「余裕って感じだなッッ!!後でほえ面かくなよ・・・こっちもマチス前のウォーミングアップだぜ!!ピカチュウさんよぉッッ!!」
ちゃんでなくさんだったのがピカチュウさんの逆鱗には触れなかった


今までの敗者が見守る中、船の甲板で決勝は行われた。
シゲル「いくぜ・・ヒトカゲ!!」
相変わらず隻眼のヒトカゲは息荒くピカチュウさんにモノ申す
ヒトカゲ「よぉ・・あの時は片目に慣れてなかったが、今は違うぜぇ・・・覚悟しなッッ!!」
この程度の挑発に乗るほど安いピカチュウさんではない。
まるで聞いていないかのようにサトシに言う
ピカチュウ「・・・30秒あれば片付く」
ピカチュウさんの身体はいつもと同じく神々しい電光に包まれた。
それをみてヒトカゲも尻尾の炎を青く染める。



                    • 隙を伺っているのだ、お互いに。
約10秒間沈黙は続いた。
9秒・・・10、と言うところでヒトカゲが仕掛ける。
低い体制から下段に切り裂き攻撃、ピカチュウさんはそれを飛びかわし空から牽制の電撃を放つがヒトカゲの火炎に打ち消される。
ピカチュウさんの着地を待って。再び沈黙・・・
        • 12・・13・・・14・・・
今度は長い
          • 21・・・22秒・・・2・・というところで
ピカチュウさんが鋭く電撃を放つ。ヒトカゲは電撃を尻尾の炎でいなし、そのまま後ろへ下がる。
また沈黙があったが、この沈黙は短くこれで勝負が決まった。
      • 23・・・24・・・25・・・26秒・・・27・・というところで、ピカチュウさんが仕掛ける。
28秒・・・・・ヒトカゲの体制が崩れた。
      • 29秒・・・そこに電磁波を穿ち、麻痺させる。この時点で勝負はついた。
30秒・・・しかしヒトカゲはあきらめなかった。不自由な腕でピカチュウさんに殴りかかるも背後を取られる。
      • 31秒・・・ピカチュウ「俺の勝ちだ・・・ボロ雑巾」と耳もとで囁かれた彼は
      • 32秒・・スッと意識を失った。
ピカチュウ「終わったぞ・・・30秒きっかりってとこか?」
サトシは恐る恐るピカチュウさんに真実を告げる。
サトシ「・・・32秒です」
ピカチュウ「チッ・・・そうか・・・よくやった方だな。ボロ雑巾・・・いや、ヒトカゲ・・・」
こうしてライバル、シゲルとの二度目の戦いは終わった。


シゲルを下し、いよいよマチスとの戦いへ。
サントアンヌ号船長主催ののトーナメント祝宴会が催されたがピカチュウさんの意向でそれには出ず、船長から言伝を受けた。もちろんマチスからだ。
船長「まずは優勝おめでとう。見事君は私と戦う権利を手に入れた。
しかし、あくまで権利だ。義務ではない。望むなら明日朝クチバジムに来られたし。では楽しみにしている。とのことです。では・・・」
マチスは頭脳派だ、大方この船の戦いを録画し、戦略を練っているのだろう。
ピカチュウ「フン・・・小物のやりそうな事だ・・」
船長室にあるカメラに向かってサトシにこう言わせた
サトシ「首を洗って待ってく・・ろ!」
サトシは相変わらず言い切れていなかった。
ピカチュウさんはあきれて電撃を流されたが、どうやらこれがピカチュウさん流の突込みらしい。
こうしてサトシとピカチュウさんはサントアンヌ号を後にした。