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シオンタウンに到着したサトシとピカチュウさん。 早速カラカラのお母さんの眠る墓へ。カラカラを外に逃がしてやり、ここが母の墓だと伝える。 サトシ「ここがお母さんのお墓だ・・・」 カラカラ「お母さんの分まで立派に生き抜いていきます!!」 ピカチュウ「その意気やよしッッ!!・・・貴様も余生身体を愛うがよい」 相変わらずピカチュウさんは子どもに対しても高圧的だ・・・ 少しおびえながらカラカラはありがとうございました。と言い残しポケモンタワーに消えていった。 サトシとピカチュウさんがタワーから出ると、そこにはおかしな笛を吹きながら踊るおかしなおじいさんが。 彼の名前はフジ老人。 そこでサトシはなりゆきでフジ老人に不思議な依頼をされる・・その依頼とは??
シオンタウンに到着したサトシとピカチュウさん。 早速カラカラのお母さんの眠る墓へ。カラカラを外に逃がしてやり、ここが母の墓だと伝える。 サトシ「ここがお母さんのお墓だ・・・」 カラカラ「お母さんの分まで立派に生き抜いていきます!!」 ピカチュウ「その意気やよしッッ!!・・・貴様も余生身体を愛うがよい」 相変わらずピカチュウさんは子どもに対しても高圧的だ・・・ 少しおびえながらカラカラはありがとうございました。と言い残しポケモンタワーに消えていった。 サトシとピカチュウさんがタワーから出ると、そこにはおかしな笛を吹きながら踊るおかしなおじいさんが。 彼の名前はフジ老人。 そこでサトシはなりゆきでフジ老人に不思議な依頼をされる・・その依頼とは?? フジ老人「キエェェ・・・悪霊退散ッッ!!」 おかしな老人は群がる町の住人に笛を指し踊りを続ける。 サトシをみつけた老人は、いきなりこう物申した。 フジ老人「おぬし・・・デキルッ!!なんか知らんがデキル子じゃぞーッッ!!」 会って早々わけのわからないことを言う老人にあきれながらサトシは周りのひとに聞く サトシ「なんなんです?このおじいさん・・・」 住人「あぁ、祈祷師のフジ老人といってね・・・なにかあるたびにこうやって踊りだすんだ・・・多分シオンの北におっきな居眠りポケモンが降りてきたんでこんなになってんじゃないかな?」 サトシ「そうなんですか・・・」 あまりの老人の醜態が逆鱗に触れたピカチュウさんは顔をこわばらせこういう。 ピカチュウ「サトシ・・・なんだこのサルの干物は・・・鬱陶しい・・・」 サトシ「さぁ・・・祈祷師らしいですけど、余生も短いんで殺さないでくださいよ・・・」 フジ老人「わしはまだ現役じゃぁぁぁー」 笛を吹きながらひたすら踊り続け。ワンコーラスが終了すると、動きを止めた。 フジ老人「少年よ、おぬしこの笛を吹いてみてくれぬか?安心せい、口はつけておらん」 サトシ「はぁ?いいですけど・・・」 するとサトシは綺麗な音色を奏でる。リコーダーの授業はいつもまじめに受けていた。 フジ老人「し・・神童じゃあーーー!!おぬし、わしの頼みを聞いてくれぬか!?」 血相を変えて話し出す老人にサトシは言う。 サトシ「落ち着いてください、過呼吸で死にますよ?じじい。」 こうして、とりあえず話を聞いてみた。 フジ老人「簡単に説明すると、街の北に突然現れたポケモンを追っ払ってほしいんじゃ、以上。」 サトシ「あんだけ神童とか振っといてそれっすか?あの笛の意味は?」 フジ老人「あぁ、あれはじゃな・・・ポケモンの笛といって、寝てるポケモンを起こすために使うモンなんじゃが・・・寝てるほうが倒すにも都合がいいじゃろ?」 サトシ「とどのつまり・・・」 フジ老人「意味はない!!」 ピカチュウ「・・・」 サトシ「・・・」 フジ老人「・・・」 こうしてサトシとピカチュウさんはポケモンの笛を手にカビゴン討伐へ向かうのであった。

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