ゲマ、自殺やめるってよ


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思い出す。

深く思い出す。












嘲笑う。






古代遺跡、圧倒的な強さを誇りながらも、親子の情故に嬲られ、焼かれた父。
それを見た子。
嗚呼、なんと美しく無様な光景か。
私はその子を奴隷として生かしてやった。



デモンズタワー、かつて目の前で父を殺してやった少年は強く美しい青年となって、
父の仇の一人である私の部下を殺した。
一体、彼の胸には如何なる感情が広がったのだろう、
私は彼の下を訪れ、命は奪わず、妻共々石へと変えてやった。


ボブルの塔、とうとう彼は私に武器を向けるほどの強さを得た。
復讐に燃える目、鍛え上げた肉体。
殺さなかったのはミスだった、とリップ・サービスの一つも送りたくなる。


エビルマウンテン、彼も私も最後の決戦になるであろうことを理解している。
甲斐があった、初めての出会いから20と幾年、待ち続けた甲斐があった。


そう、それでこそゲームは面白く成る。



私は彼をゲームの駒として扱った。
復讐者を育てるというゲームの主人公して大切に扱ってやった。

決して殺さず、しかし火種を与えることを忘れず。
幸福を積み上げたならば、それを崩す。
より深い絶望を与えられるように、より強い憎しみを得られるように、

そして、彼は来る。
私を殺しに向かい来る。


そして、その彼を私は全力の力で持って叩き潰す。
彼の人生全てを否定する。
結局復讐などは無理だったのだ、そう心に刻みつけ、絶望の中、死を与える。


如何なるものか、その恍惚と高揚感。
臨場感を凌駕してリアルに於いて反映実現される、有質量の全ての結果。
巷に蔓延る子供騙しなぞ及びも付かぬ、この世で最も高尚な育成ゲーム。





本来ならば、そうなるはずだった。




煽り:完全覚醒ッ!リュカ仏血義理(ブッチギリ)夜露死苦(ヨロシク)!!

「ミルドラース、帝の器量にあらず!美しくなければ王とは言えぬ!」

妻を取り戻し、子供と共に戦い、母を見つけた彼の…………なんと吹っ切れたことか。

「グランバニア式火斗死来之魅ッ!!」

復讐ではなく、守るために戦うことを選んだ彼の…………なんと強きことか。


「G(ゴーレム)・会心!!」
「ぐっぐはあ……! あ 熱いぃ~っ! なんですかこの光は~っ!?こっ この私が こんな光に焼かれるなどと……そんな そんな ことが あっては……」
「外魔、最微塵(クオーク)と化す!」
「げぐぁ~っ!!」
「G(ゴーレム)・さらば!」



私は…………駒と見くびった相手に完全なる敗北を喫した。





「ほっほっほ…………ほほほほほほほほほほほほほっ!!」
古代遺跡、己を殺した相手との因縁を生んだ地で一人ゲマは己の醜態を思い出し、笑い続ける。

「つまり、そういうことなのでしょう!これは罰ッ!ミルドラース様が私にお与えなさった殺し合いという罰ッ!
次は遊ばずに仕留めろと…………そういうことなのでしょう!因縁を作ることはせずに、相手が誰であろうともすぐに殺せとッ!」




「拒否しますッ!断固断固断固断固断固断固拒否ですッ!!
ここからです!私の人生はまさにココから始まるのです!!!
そうでしょうリュカッ!!貴方は私を殺した!!
人間が…………か弱い虫けらの分際で私を真正面から討ち倒したッ!
ならば…………ならば私もまたッ!それを行おうではありませんかッ!!
この殺し合いを破壊し、裏に潜むであろうミルドラース様を…………ミルドラースを殺すッ!
リュカッ!私を殺したと言っても、貴方達の実力ではミルドラース様に一捻りにされてしまったのでしょう!?
わかりますよ!わかりますとも!私にはわかっておりますとも!!
だから私が代わりにミルドラースを殺しましょう!!
そしてその時こそ…………リュカッ!私が貴方を超えるのですッ!
最早それしかないッ!傷つけられた私のプライドを戻すにはそれしかないのですッ!」

「だから…………だから…………
せいぜい、貴方の杖は有意義に利用させて頂きますよ…………リュカ」





【エリアE-7/古代遺跡/1日目/深夜】

【ゲマ@ドラゴンクエストV 天空の花嫁】
[状態]:健康
[装備]:ドラゴンの杖
[道具]:基本支給品、不明支給品1~2
[思考・状況]
基本行動方針:この殺し合いを破壊し、黒幕であろうミルドラースを撃破し、リュカを超える。
[参戦時期]:死亡後

019:その感情の名を── 投下順 021:大爆発!これがワイアルドの魂だ!
019:その感情の名を── 時系列順 021:大爆発!これがワイアルドの魂だ!
初登場 ゲマ 037:Dragon Hello
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