死者物語<ま行>

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**ミカエル 登場作品:【真・女神転生Ⅰ】 登場話数:1 死亡話:[[明けない夜を行け]] 彼──否、彼等天使は人を救うための手段を選ばない。 故に、救われるべき一人の少年に天使達は否定された。 殺戮の場にて蘇った彼は、だからといって己を曲げはしない。 彼は考える。 天の使いである我々ではなく、神直々に人間を裁くことにしたのだ。 そして不甲斐ない私にも、また慈悲を下さった。 殺戮の場にて、彼は問われた。 「なぜ、お前は戦う?」 彼は答えた。愚かな人間共を導き、永く生き長らえらせるため。 再び彼は否定される。 「人間は一人でも歩いて行ける」 故に、彼は死ぬ。 彼は必要ではないのだから。 **恵魅 登場作品:【覚悟のススメ】 登場話数:1 死亡話:[[その感情の名を──]] 戦術鬼である彼女の生きる意味は、献愛<ボランティア>である。 女性関係に恵まれていなさそうな哀れな男に、 己の魅力を恵んでやることに生きがいを感じていた。 殺戮の場所でも、それは変わらない。 彼女は献愛<ボランティア>を行う。 献愛するということ、それは対象を自らの下に置くこと。 楽しくてしょうがない。 だから、彼女は笑う、嗤う。 故に、彼女は無償奉仕の代償を己の命で支払うこととなった。 見下す者は、頭上への死に気付けない。
**ミカエル 登場作品:【真・女神転生Ⅰ】 登場話数:1 死亡話:[[明けない夜を行け]] 彼──否、彼等天使は人を救うための手段を選ばない。 故に、救われるべき一人の少年に天使達は否定された。 殺戮の場にて蘇った彼は、だからといって己を曲げはしない。 彼は考える。 天の使いである我々ではなく、神直々に人間を裁くことにしたのだ。 そして不甲斐ない私にも、また慈悲を下さった。 殺戮の場にて、彼は問われた。 「なぜ、お前は戦う?」 彼は答えた。愚かな人間共を導き、永く生き長らえらせるため。 再び彼は否定される。 「人間は一人でも歩いて行ける」 故に、彼は死ぬ。 彼は必要ではないのだから。 **恵魅 登場作品:【覚悟のススメ】 登場話数:1 死亡話:[[その感情の名を──]] 戦術鬼である彼女の生きる意味は、献愛<ボランティア>である。 女性関係に恵まれていなさそうな哀れな男に、 己の魅力を恵んでやることに生きがいを感じていた。 殺戮の場所でも、それは変わらない。 彼女は献愛<ボランティア>を行う。 献愛するということ、それは対象を自らの下に置くこと。 楽しくてしょうがない。 だから、彼女は笑う、嗤う。 故に、彼女は無償奉仕の代償を己の命で支払うこととなった。 見下す者は、頭上への死に気付けない。 **モズグス 登場作品:【ベルセルク】 登場話数:2 死亡話:[[天を仰いで]] 僧侶たる彼は断罪を躊躇わなかった。 故に、彼は血の経典と呼ばれた。 今日も彼の手で血の雨が降る。 殺戮の場に呼ばれた彼は、 早速一人の神敵を断罪した。 彼の知る由もないことであるが、その男は悪魔召喚士であった。 同じ場所にて彼は、迷える三千の魂を成仏させた。 彼の手は血塗れで、そして暖かさを持っていた。 そんな彼の死は突然であった。 己の死に気づく間もなく、一瞬にして燃え尽きた。 皮肉にも彼を葬ったのは悪魔の力を持った少女だった。 彼は悪魔を殺し、悪魔に殺された。

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