本山の墓の上にカンナサク事件



プロローグ

時は2009年8月7日。
テスト期間も終わりを告げ待ちに待った夏休みの到来した蒸し暑い夏の夕暮れ時に開催された工部飲み。
飲み会の匂いをかぎつけぞろぞろと集まる部員の中には院試を控え重要な時期に差し掛かっている数理の姿もあった。
酒とつまみ、そして今回の飲み会の趣旨を何も知らないメインディッシュの暫亭 本山を準備し始まる宴、酒池肉林。

繰り出されるトランプマンの恥部に湧き上がる聴衆。
部員の前で自らの恥部を晒され、しだいに紅潮し動きが堅くなり怪しげな雰囲気をかもし出すトランプマン
宴は1回目のピークに差し掛かりNEXT STEPの真の意味が解明されトランプマンのエクスタシーも最高潮に達する。
我慢しきれずにトイレに駆け込み、エゴや欲望に穢れ濁りきった液体を吐き出すトランプマン

欲の塊を放出し疲れきった彼はその後赤子のように部室で眠りについた。


メインディッシュを食べ終え、買出しに出かける面々。
部室に残された祇園、八嶋、政の3人は皆の帰りを首を長くして待っていた。
そのとき突然何やら慌しい様子で血相を変えた来訪者が・・・・。

「金指さんが大変な事に・・・!?」

その一言を聞くや否や祇園は八嶋を連れ部室を飛び出していた。

(金指って誰だ・・・?)

そんな疑問を思いながら現場に到着した祇園の目には信じられない光景が飛び込んできた。


雨で濡れた泥だらけの路面。
自販機から漏れ出す微かな光。
4、5人の人だかり。
道に横たわる人の形をした何か。

そして物語は波乱の第2幕を迎えることになる。