愚星と立て看

あの夜、男爵会長、数理、もやし、愚星と国分寺界隈を
散策していた。
出発前、不安で一杯だった僕を励ましてくれたのは会長ではなく
他でもない同期の愚星君でした。

「俺たちの出来ることをやろう!!」
夕焼けに浮かんだ愚星の顔は輝いて見えた。

しかし、夜がふけていくにつれ彼の動きが挙動不審になっている。
そして国家の犬に捕まる事三回目、彼は言った。

「もう帰りましょうよぅー…。」

コイツ、びびってやがる…。

それから幾度となく逃げようとする愚星を励ますという
仕事が僕らには増えました。