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*肝試し@夏合宿'10
―プロローグ―
時:2010年の夏合宿3日目昼。肝試しを企画する落研人
場所:民宿「[[新平]]」
ルール:くじで決めた男女ペアで[[新平]]近くの流人墓地をまわり決められた番号の書かれたペットボトルのキャップを見つけ、持ち帰る
(緞帳アゲ)
くじを引くも男女比の関係でロンさん、北、政の男3人組ができてしまう。落研人、困惑。
政、おもむろに
政「僕は運営にまわりますから、お二人で行って来て下さい」
感謝する落研人。どっちにしろ変わらないロンさんと北。
(暗転)
―第一幕―
時:その夜。民家は皆寝静まり、蝉の声も聞こえぬ蒸し暑い夜
場所:民宿「[[新平]]」
トップバッター、マダムさん、ユニ。政案内の元、スタート地点である流人墓地入り口へ。
飲み会を開きつつそれを見送る落研人。
(暗転)
場所:流人墓地入り口。辺りは不気味なほどの静けさ。所々墓に立てられた蝋燭の火が揺らめき、人魂のよう。
政、笑顔でルール説明(上記)。マダムさん、ユニ、懐中電灯を頼りにスタート。
(暗転)
―第二幕―
時:第一幕から数十分後
場所:民宿「[[新平]]」
いっこうに戻らぬ二人を心配する落研人。そこへ息を切らした政がやってくる。政、苦しげに
政「いないんです…2人がどこにも……戻ってきてませんか?」
騒然とする落研人。たまらず、二番手であるノゾムさん、シャムが政とともに捜索へ。
不安に駆られながら飲み会を続ける落研人。
(暗転)
時:さらに数十分後
場所:民宿「[[新平]]」
再び息を切らしてやってくる政。政、訳が分からないといった表情で
政「ノゾムさんとシャムが…肝試しついでに探してくるって…2人で行ったっきりで……
マダムさんとユニもまだ戻ってこなくて……」
慄然とする落研人。痺れを切らし、三番手であるサンゴ、つるぎが政とともに捜索へ。
焦燥に駆られながらも飲み会はやめぬ落研人。
(暗転)
―第三幕―
(以下同じパターンを繰り返し、[[新平]]に残ったのは青菜さんとコンコのみ)
会長「くそっ!一体どうなってるんだ!!誰も帰って来ない!!」
日本酒を飲み干す会長。
コンコ「もぐもぐ」
ポテチをほおばるコンコ。そこへ政が帰還。今までと違い、顔には微笑を浮かべている。
会長、その様子に戸惑いつつ政に
会長「政!え、うそ1人!?誰か見つかった!?」
政、微笑のままわざとらしくうなだれ
政「いいえ…誰も。それより青菜さん…この世の中で本当に怖いもの、ご存知ですか?」
会長「何唐突に?…本当に怖いもの?それより皆を―」
政、後ろ手に何かを掴みながら
政「それは―」
政、隠していたスコップを振りかぶり、今まで誰も見たことのないような笑顔で
政「―人間ですよ」
(暗転)
(スポットライト点灯。舞台上政のみ)
政が客席に語りかける
政「皆さんいかがでしたか?真夏の夜の孤島で起きた世にも奇妙な物語。楽しんでいただけたでしょうか?
……楽しめなかった?それは残念。……え?なぜかって?だって次は―」
ポケットからくじを取り出し
政「貴方の番ですから」
(暗転)
―エピローグ―
(てれれれれん♪てれれれれん♪てれれれてってん♪てれれれれーん♪)
お馴染みのBGMとともに舞台上には1人、ポテチをほおばりながら回転するコンコ
コンコ「もぐもぐ」
(緞帳サゲ)
―終劇―
*肝試し@夏合宿'10
―プロローグ―
時:2010年の夏合宿3日目昼。肝試しを企画する落研人
場所:民宿「[[新平]]」
ルール:くじで決めた男女ペアで[[新平]]近くの流人墓地をまわり決められた番号の書かれたペットボトルのキャップを見つけ、持ち帰る
(緞帳アゲ)
くじを引くも男女比の関係でロンさん、北、政の男3人組ができてしまう。落研人、困惑。
政、おもむろに
政「僕は運営にまわりますから、お二人で行って来て下さい」
感謝する落研人。どっちにしろ変わらないロンさんと北。
(暗転)
―第一幕―
時:その夜。民家は皆寝静まり、蝉の声も聞こえぬ蒸し暑い夜
場所:民宿「[[新平]]」
トップバッター、マダムさん、ユニ。政案内の元、スタート地点である流人墓地入り口へ。
飲み会を開きつつそれを見送る落研人。
(暗転)
場所:流人墓地入り口。辺りは不気味なほどの静けさ。所々墓に立てられた蝋燭の火が揺らめき、人魂のよう。
政、笑顔でルール説明(上記)。マダムさん、ユニ、懐中電灯を頼りにスタート。
(暗転)
―第二幕―
時:第一幕から数十分後
場所:民宿「[[新平]]」
いっこうに戻らぬ二人を心配する落研人。そこへ息を切らした政がやってくる。政、苦しげに
政「いないんです…2人がどこにも……戻ってきてませんか?」
騒然とする落研人。たまらず、二番手であるノゾムさん、シャムが政とともに捜索へ。
不安に駆られながら飲み会を続ける落研人。
(暗転)
時:さらに数十分後
場所:民宿「[[新平]]」
再び息を切らしてやってくる政。政、訳が分からないといった表情で
政「ノゾムさんとシャムが…肝試しついでに探してくるって…2人で行ったっきりで……
マダムさんとユニもまだ戻ってこなくて……」
慄然とする落研人。痺れを切らし、三番手であるサンゴ、つるぎが政とともに捜索へ。
焦燥に駆られながらも飲み会はやめぬ落研人。
(暗転)
―第三幕―
(以下同じパターンを繰り返し、[[新平]]に残ったのは青菜さんとコンコのみ)
会長「くそっ!一体どうなってるんだ!!誰も帰って来ない!!」
日本酒を飲み干す会長。
コンコ「もぐもぐ」
ポテチをほおばるコンコ。そこへ政が帰還。今までと違い、顔には微笑を浮かべている。
会長、その様子に戸惑いつつ政に
会長「政!え、うそ1人!?誰か見つかった!?」
政、微笑のままわざとらしくうなだれ
政「いいえ…誰も。それより青菜さん…この世の中で本当に怖いもの、ご存知ですか?」
会長「何唐突に?…本当に怖いもの?それより皆を―」
政、後ろ手に何かを掴みながら
政「それは―」
政、隠していた鉈を振りかぶり、今まで誰も見たことのないような笑顔で
政「―人間ですよ」
(暗転)
(スポットライト点灯。舞台上政のみ)
政が客席に語りかける
政「皆さんいかがでしたか?真夏の夜の孤島で起きた世にも奇妙な物語。楽しんでいただけたでしょうか?
……楽しめなかった?それは残念。……え?なぜかって?だって次は―」
ポケットからくじを取り出し
政「貴方の番ですから」
(暗転)
―エピローグ―
(てれれれれん♪てれれれれん♪てれれれてってん♪てれれれれーん♪)
お馴染みのBGMとともに舞台上には1人、ポテチをほおばりながら回転するコンコ
コンコ「もぐもぐ」
(緞帳サゲ)
―終劇―