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**本山の宝探し 昨年の冬合宿同様、雪山に来てテンションの上がってしまった本山君。 転びまくりながらも笑顔でボードを楽しんでいた彼に、よもやこのような悲劇が訪れようとは・・・。 これは、暫亭本山の愛と涙の物語である。 ある程度滑ったところで休憩所に向かう途中、何かが無いことに気付く。 「??・・・・携帯!?」←本山 徐に駆け出す本山。 皆の制止を振り切り、単身再度リフトで上へ。 記憶を頼りに、先程滑ってきたコースを辿る。 いつにも増して激しく転びまくる本山。 地を這い、それでも前へ向かおうと転ぶ本山。 コース外に突っ込む本山。 彼にはもう、限界が近づいていた。 奮闘空しく愛しき携帯は見つからない。 仕方なく、疲れた足で休憩所に向かう。 室内に入るが早いか、そこにとどめを刺すかのようなどしゃ降りの雨が! 「・・・もうムリポ_| ̄|○」←本山 絶望的だった。 「もとやんが携帯なくした!?マジでぇ!!?超ウケる!(>o < )」←カンナ 「これで合宿らしくなってきましたなぁ( ̄ー ̄)」←青菜 「(・・・ここの人間は血も涙もないのか!)」←本山 昼食後、皆が更に上に向かう中、 一人雪山にリベンジを挑もうとする男。 だが彼の目にはもう・・・ そのときだ。 夫人さんと男爵さんが一緒に探してくれると申し出てくれた。 おお、神よ。 まだ僕を見捨ててはいないのですね。 僕にはまだ、味方がいるんだ。 男の目に、再び希望の光が宿った。 程なくして二人と共に捜索を再開した矢先。 「あれ、これじゃない?」←夫人 夫人さんが拾い上げた手には黒く光る物体。 それはまさしく、僕の愛しき携帯電話だった。 この数時間、数多に想いを馳せ探していたそれは、いともたやすく発見されたのである。 「ありがとうございますっっ!!(涙)」←本山 歓喜の後、安堵の息をもらす本山。 「(神様、ありがとう。)」←本山 心底そう思い、立ち上がった次の瞬間。 夫人さんの手より僕の愛しきマイハニーは、明後日の方向に弧を描いていた。 その後無事携帯を取り戻して帰った本山君。 そのホクホク顔を見たカンナさんの舌打ちで、この物語は幕を閉じるのだった。
**本山の宝探し 昨年の冬合宿同様、雪山に来てテンションの上がってしまった本山君。 転びまくりながらも笑顔でボードを楽しんでいた彼に、よもやこのような悲劇が訪れようとは・・・。 これは、暫亭本山の愛と涙の物語である。 ある程度滑ったところで休憩所に向かう途中、何かが無いことに気付く。 「??・・・・携帯がない!?」←本山 徐に駆け出す本山。 皆の制止を振り切り、単身再度リフトで上へ。 記憶を頼りに、先程滑ってきたコースを辿る。 いつにも増して激しく転びまくる本山。 地を這い、それでも前へ向かおうと転ぶ本山。 コース外に突っ込む本山。 彼にはもう、限界が近づいていた。 奮闘空しく愛しき携帯は見つからない。 仕方なく、疲れた足で休憩所に向かう。 室内に入るが早いか、そこにとどめを刺すかのようなどしゃ降りの雨が! 「・・・もうムリポ_| ̄|○」←本山 絶望的だった。 「もとやんが携帯なくした!?マジでぇ!!?超ウケる!(>o < )」←カンナ 「これで合宿らしくなってきましたなぁ( ̄ー ̄)」←青菜 「(・・・ここの人間は血も涙もないのか!)」←本山 昼食後、皆が更に上に向かう中、 一人雪山にリベンジを挑もうとする男。 だが彼の目にはもう・・・ そのときだ。 夫人さんと男爵さんが一緒に探してくれると申し出てくれた。 おお、神よ。 まだ僕を見捨ててはいないのですね。 僕にはまだ、味方がいるんだ。 男の目に、再び希望の光が宿った。 程なくして二人と共に捜索を再開した矢先。 「あれ、これじゃない?」←夫人 夫人さんが拾い上げた手には黒く光る物体。 それはまさしく、僕の愛しき携帯電話だった。 この数時間、数多に想いを馳せ探していたそれは、いともたやすく発見されたのである。 「ありがとうございますっっ!!(涙)」←本山 歓喜の後、安堵の息をもらす本山。 「(神様、ありがとう。)」←本山 心底そう思い、立ち上がった次の瞬間。 夫人さんの手より僕の愛しきマイハニーは、明後日の方向に弧を描いていた。 その後無事携帯を取り戻して帰った本山君。 そのホクホク顔を見たカンナさんの舌打ちで、この物語は幕を閉じるのだった。

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