赤の雄叫び


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

「な、なんでだああぁぁぁぁあああ!」

ある街の中、周りの人にじろじろ見られながら茶髪の少年はそう雄叫びを上げていた。

数十分前。

デュエルアカデミアに新たに設置されたCCDという体感型オンラインデュエルシステム。

そのゲームに参加していた彼はその世界の市街地をぶらぶらしていた。

何十分か、ぶらぶらしている内に用事を思い出した為、ログアウトしようとするが出来ない。


そんな予想外な事が発生した為、彼は雄叫びを上げてしまった。

雄叫びを上げた彼は考える。

たくっ、一体どうなってんだ?

ログアウト出来ないなんて・・・。

その時、彼のD・パッドにメッセージが表示される。

「ん、何々?」

彼がメッセージに目を通すとこのゲームの特別エリアでするべき指示や内容についての説明であった。


「はぁ~、そんな事知るかよ!俺は早くログアウトして友達と会わなきゃいけないんだよおおおおお!」

彼が大きな声でそう言っていると周りの人達が再び彼をじろじろと見る。

それに気付いた彼は若干、顔を赤くし苦笑いする。


「い、いやぁ・・・。ハ、ハハハ。」

苦笑いした後、彼は真剣な表情に変わる。


まっ、文句言った所で進展する訳でも無いか。

そういや、メッセージにデッキを配分するって表示されてたけど俺は自分のデッキを持ってログインしたはず。

確認してみるか。


彼はそう思い自分のデッキケースを開けた時、中から輝く1枚のカードがあった為、先にそれを見る。

「へぇ、これがエントリーカードって奴か。」

次にデッキを確認すると彼の表情は引き攣る。

「げっ、まじでデッキの中身変わってるし。」

彼のデッキは本来、炎属性・ドラゴン族デッキなのだが今のデッキはE・HEROであった。

「ドラゴンなんか1体も入って無いし・・・。E・HEROか。融合を使用するデッキを使った経験が無いから使いこなせるか不安だけどしょうがないか。」

彼はそう言うと周りを見る。


まっ、せっかく市街地にいるんだ。

まずは情報収集でもするかな。

それに俺のデッキの行方も気になるしな。


彼、紅赤也はそう決めると早速、情報を集める為に歩きだした。


{e3ー0:20分}
【紅赤也@遊戯王スペシャル Spirit】
[時間軸]精霊界に行く前。
[状態]取りあえず早くログアウトしたい。
[デッキ]E・HERO
[思考・状況]
1.早くログアウトしたい。
2.取りあえず情報収集。
3.自分のデッキがどこにいったか気になる。
[備考]特に無し。


時系列順 [←前へ|次へ→]

投下順 超・カオス空間に潜む悪役←前へ|次へ→無題6

キャラ別
紅 赤也 ←前へ|次へ→最初の脱落者