輝く月下の衝撃


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「ここはどこだ?」

 少し濃いめの茶髪の少年、与優希は突如自分の身に起こったことに混乱を隠せないでいた。

 まずその1。このCCDで共にいた巧、千明の失踪。

 その2。管理人らしき人物から送られてきた、『このエリア内ではデュエルし頂点を競い合ってもらう。敗北したものは配布されたデッキとエントリカードを相手に譲渡する。すべてのエントリーカードを集めたものが優勝となる』というメッセージ。

 そしてその3。自分のデッキの変更。

 とりあえず、その1と2は無視できるが、その3は無視できない。

 どうしてか?簡単な話である。

 ≪氷魔獣≫などと言うカテゴリのカードを彼は聞いたこともなければ、見たこともない。

 「全く、どうやってこのデッキ動かすんだよ」

 そんなボヤキをしていると突然、デッキのカードのうち2枚が光を放つ。

 「!?」

 そして、現れた1体の龍と1人の少女。

 (よう、あんちゃん。あんたが俺の新しいパートナーか?)

 「グナエウス、そんな軽いノリで行ったら多分この人ついてこれないよ?」

 突然現れた龍と少女にも驚きを隠せないが、それらが話しだしたとなればもう何が何だか分からない。

 とにかく、現状を整理するために優希は深呼吸し声に出してそれを口に出す。

 「突然、CCDの運営側のミスでログアウトできなくなって千明、巧とはぐれた」

 (おうおう。それで?)

 グナエウスと呼ばれた龍は相槌する。

 「んで、デッキが変更。≪サイレント≫ではなく≪氷魔獣≫なるデッキに変更」

 「うんうん。それで?」

 次は青髪の少女が相槌を入れる。

 「それで、突然カードが光って龍と女の子が出てきた。そんで喋り出した……」

 (そうだな)

 「そうだね」

 「どうなってんだああああああああああああああああああああああ!?」

 優希は耐えられなくなって大声でシャウトしてしまった。

 近くに黒い短髪の青年、ブレイド・ハーヴェストがいるとも知らずに。

◆◆

 「どうなってんだああああああああああああああああああああああ!?」

 「あ?なんだ?」

 突如、大声を聞いたブレイド。

 その声からは、相当な苛立ちが感じられる。

 それもそのはずか。

 不本意ながら職場の命令でこのCCDに入り、優希や他の参加者と同様に自分のデッキを失ったのだから。

 「だから、この運営側の話によると参加者全員を燃やせば万事OKってことか」

 彼は自分のD・パッドに映し出された運年からのメッセージを読み、そう呟く。

 「とりあえずは、俺のデッキの回収。こんなデッキじゃ誰も燃やせないな」

 彼はデッキの中身を確認しながらいう。

 彼のデッキは植物族デッキ。

 仕事上様々なデッキについては知っておかなければならないが、彼は自分のデッキにしか興味がなかった。

 「とにもかく、このデッキとはさっさとおさらばして俺の真紅眼を見つけないとな」

 そう言って彼は歩き始める。

 先ほど優希の声がした方へ。

 「さぁて、遊真を倒して、優勝するのも良いがとにかくさっきの声のやつを燃やす!」

 彼は、歩き出した。優希とグナエウス、エリアのいる方へと。


{g-1 1日目 午前0時40分}
【与優希@遊戯王ASS】
[時間軸]本編、VS勢櫻終了後
[状態]突然のグナエウス、エリアの登場にパニック。
[デッキ]氷魔獣(セスナ@遊戯王Xs)
[思考・状況]
1.現状の確認
2.現状の確認
3.現状の確認
[備考]
とにかくパニック。
デッキの回し方を試したいなんて考えは全くない。


{g-1 1日目 午前0時40分}
【ブレイド@遊戯王GS】
[時間軸]本編、遊真がアカデミアに入学する前
[状態]とにかく誰かを燃やしたい。
[デッキ]植物(遊璃@遊戯王Symphonic)
[思考・状況]
1.聞こえた声のやつを燃やす
2.真紅眼を見つけ、その持っていた奴を燃やす
3.遊真や他の参加者を燃やす
[備考]


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キャラ別
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