太陽の下の少女(人探し開始)


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彼女は孤独を長い間、忘れていた。

 学校では友達や、あこがれの優希先輩もいる。

 しかし、ここにはだれもいない。

 見渡す限りの砂漠。

 時間は過ぎ、とっくにもう午前5時を回った。

 それゆえ、機会に作られた本物となんら差し支えない太陽は昇り、さんさんと照りつけていた。

 「はぁ、ホントここ、どこなんだろ?優希先輩、巧先輩もどこ行っちゃったの?」

 少し小さめの身長、特徴的な赤がかった茶髪の少女、寺海千明は途方に暮れていた。

 体感型デュエルゲーム、CCD。

 ひょんなことから優希、巧とともにこのゲームを始めたが、予想外の出来事に遭遇してしまった。

 自分のデッキ≪ガスタ≫と、行動を共にしていた優希、巧とはぐれてしまった。

 「私のデッキもどこに行ったのかな?」

 千明は自分のD・パッドにセットされたデッキを見てぼやく。

 「≪リチュア≫、か。使い方は難しいって聞くけど、イラストが可愛くない!もう、最悪だぁ」

 彼女はこれから使用しなければならなくなるであろう、デッキ、≪リチュア≫を見て嘆く。

 彼女は可愛いものが好きであり、≪ガスタ≫を使用している理由もイラストが可愛いからだ。

 そんな彼女に呪われた海の生き物の姿は、なんというか酷であろう。

 「このD・パッドってのも気になるし、≪ガスタ≫も取り戻したいし。まずは誰かと合流したい。一人がこんなに寂しいなんて」

 彼女はとりあえずの自分の目標を口に出して確認する。

 「あ、あとミッションってのはやめておこう。このデッキに慣れるまで極力デュエルは控えたいし」

 最後に一つ、そう自分の中で取り決める。

 そして、目標を決め、歩く。

 すると彼女は人2人分の足跡を見つけた。

 「足跡……これをたどっていけば誰かに会えるはず」

 そして彼女はすぐに行動に移す。

 誰のかもわからない足跡を追い、誰かと合流する。

 それが彼女のとりあえずの目標となった。

{E-8 1日目 午前5時21分}
【寺海千明@遊戯王ASS】
[時間軸]本編、VS勢櫻終了後
[状態]少しパニック、そしてナーバス
[デッキ]リチュア(叶@遊戯王Symphonic)
[思考・状況]
1.見つけた足跡の人(勢櫻、叶)との合流が第一
2.自分の≪ガスタ≫と取り戻す
3.とりあえずミッションやデュエルは控える
[備考]
優希、巧がこの空間にいることを把握。速いところ合流したいが……


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