戦前に

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チームを結成した七武海のメンバーはそれぞれ拠点となる真木波探偵事務所で運営から送られると言う業務連絡が来るまでの間、自由時間となった。 行動は各々違い、デッキを見直すものもいれば事務所にあった食べ物を食べる者、ふかふかのソファで寝るものもいた。 少年、木下遊吉朗は自身の『本当』の精霊である、久遠の魔術師ミラと対話していた。 [しっかし、こんな所でマスターに会えるとは思っても見なかったぜ?] 二カッと笑いながらミラは言う。彼女の表情から見るに本当に嬉しかったのだろう。 「うん、僕も嬉しいよ。嬉しいけど……デッキは違う。」 そう、今遊吉朗が所持しているデッキは仮面ライダーという何ともネタ過ぎるデッキ。これならまだ知らないシリーズのデッキのほうがマシだったというくらいの残念デッキなのだ。 「でも、ミラ。君を絶対に取り戻してみせる。」 真剣な表情で遊吉朗は言う、ミラも笑って頷くが、すぐにその表情は曇る。 [――でもよマスター。七武海は今さっき同盟を結んだじゃねーかよ。それで直ぐに銀河と闘うってのも反感を買うんじゃねーのか?銀河自身も自分からデュエルはしないって言ってたし。] 「残念だけど――闘う気は無いよ。自分が使っていたから分かる。あのデッキ【エターナルソフィア】は強い。こんなデッキじゃ絶対とは言い切れないけど勝てるとは思えないよ。たとえ内容を知っていたとしても。」 このままでは分が悪い。返り討ちにあうのが目に見えているだろう。 [じゃあどうやって……] ミラは首を傾げる。遊吉朗は表情を変えずに何かを紙に書きとどめている銀河を見ながらミラにだけ聞こえる音量で告げる 「やっぱり手っ取り早いと言えば盗む。かな。」 [なッ――] 遊吉朗の言葉にミラは絶句する。 [おい、マスターそれはいい案とはいえないぜ?盗む事によってペナルティが発生するかもしれねぇし、もしマスターが盗んだってバレたら信用を失う。] 「それが、心配なんだよね……」 そんな話がされているとは微塵も思っていない銀河は紙を取り出し何かを書き留めている。 「何を書いている?遊宙銀河。」 背中から重みのある言葉がのしかかる。振り返ってみるとパンを片手に持っている織田信凪だ。 銀河は信凪を見るや否や眉を寄せ、不快感を少し見せ作業に戻る。 「このルールで気になった事を書いているの。もしかしたら抜け道があるかもしれないから。」 「ほぅ。」 信凪は興味を持ったように感嘆の声を漏らし、銀河の脇から紙をのぞきこんだ。 ・デッキの暴力による強奪はペナルティ発生→暴力を振るわなければペナルティは無いのか。ペナルティとは何がおきるのか ・デュエル開始の合図は何か→もしかして冗談でも起動の可能性がある。しない間は「デュエル」は別の表現に変えるといいかもしれない。 ・運営はこのゲームにどう干渉するのか。→D-PADのみか。それとも直接話す事も可能なのか。 ・街の住人はいるのか→ここ自体も人の気配が無かった。というかいなかった。様々な世界の町並みを再現しているのか。 「ふむ。」 信凪が紙を見ながら軽く頷いた。確かにこの紙に書かれているの予想はあながち間違いじゃ無さそうなのも多い。 だが、信凪には一つ疑問があった。この紙に関してじゃない。銀河に対してだ。 「遊宙銀河。貴様は我が嫌いか?」 「嫌いだね。」 間髪いれず銀河が答える。その返答に信凪はニィと口角を上げる。 「理由を聞こう。」 「……君の口調等が嫌いだから。じゃダメ?」 「ダメではないな。寧ろ面白い。同じ軍の者に肯定ばかり、好意ばかり示すのはつまらん。反発する奴を納得させてこそ最強の軍と言うものは出来る。」 尊大口調でそういう信凪にまた不快感を示す銀河。 「言っておいていいよ。七武海としては強力を惜しむつもりは毛頭無いけど、君に従い、ひれ伏すなんて絶対にしない。」 銀河は信凪に明らかな敵意を示し、再び紙に視線を戻す。 自身が最初に書いたデッキの強奪についてだ。 「まさか、ね……」 一瞬よぎった不安感を脱ぎ払おうとし、銀河は目を閉じた。自分の心の支えとなっていたコズミックを思いながら。 { f5―1日目 5:50【真木波探偵事務所@遊戯王―round―】} 【新谷遊輔@遊戯王Symphonic】 [時間軸] 大会前夜 [状態]軽度の疲労 [デッキ] スクラップ(巧@遊戯王ASS) [思考、状況] 1、(描写して無いため不明) 【織田信凪@遊戯王e-Squire】 [状態] 健康 [デッキ] ウォリアー(十河 蓮@遊戯王championship) [思考、状況] 1、天下を取る 2、チームを結成したため、次の放送後から運営打倒のために行動を開始する 3、今の七武海メンバーのことを知りたがっている [備考]特になし 【不老不死@championsip】  [参戦軸]SHADOW最終決戦の前日  [状態]健康  [デッキ]闇属性戦士族(神薙 遊真@GS)  [思考・状況]  1・(描写して無いため不明)  【木下 遊吉郎@遊戯王e-Squire】  [参戦軸]カグラ戦前  [状態]眠気  [デッキ]仮面ライダー@オリジナル  [思考・状況]  1・信凪に天下を取らせる  2・銀河からミラを取り返す  3・チームを結成したため、次の放送後から運営打倒のために行動を開始する  [備考] 今現在考えている案は「盗む」ことただペナルティやその後を考えて実行するか悩んでいる。  【神薙 遊真@遊戯王GS】  [参戦軸]対幽真戦直後  [状態]健康  [デッキ] ガスタ@寺海 千明(遊戯王ASS)  [思考・状況]  1・(描写して無いため不明) 【遊宙銀河@Duel garden】 【状態】疲労 【デッキ】エターナルソフィア(木下 遊吉郎@e-Squire ) 【思考・状況】 1、チームを結成したため、次の放送後から運営打倒のために行動を開始する 2、気付いた事を紙に書き込む。 3、眠い。 【備考】 基本、デュエルは必要に応じて。自発的には行いません。 【高槻 遊善@Night School】 【参戦時間軸】本編開始から数ヶ月前。誠宜が入院する以前。 【状態】オカルト的事象に出会えた高揚 【デッキ】堕天使(遊戯王Symphonic・椎名 葵) 【思考】 1.(描写して無いため不明)
チームを結成した七武海のメンバーはそれぞれ拠点となる真木波探偵事務所で運営から送られると言う業務連絡が来るまでの間、自由時間となった。 行動は各々違い、デッキを見直すものもいれば事務所にあった食べ物を食べる者、ふかふかのソファで寝るものもいた。 少年、木下遊吉朗は自身の『本当』の精霊である、久遠の魔術師ミラと対話していた。 [しっかし、こんな所でマスターに会えるとは思っても見なかったぜ?] 二カッと笑いながらミラは言う。彼女の表情から見るに本当に嬉しかったのだろう。 「うん、僕も嬉しいよ。嬉しいけど……デッキは違う。」 そう、今遊吉朗が所持しているデッキは仮面ライダーという何ともネタ過ぎるデッキ。これならまだ知らないシリーズのデッキのほうがマシだったというくらいの残念デッキなのだ。 「でも、ミラ。君を絶対に取り戻してみせる。」 真剣な表情で遊吉朗は言う、ミラも笑って頷くが、すぐにその表情は曇る。 [――でもよマスター。七武海は今さっき同盟を結んだじゃねーかよ。それで直ぐに銀河と闘うってのも反感を買うんじゃねーのか?銀河自身も自分からデュエルはしないって言ってたし。] 「残念だけど――闘う気は無いよ。自分が使っていたから分かる。あのデッキ【エターナルソフィア】は強い。こんなデッキじゃ絶対とは言い切れないけど勝てるとは思えないよ。たとえ内容を知っていたとしても。」 このままでは分が悪い。返り討ちにあうのが目に見えているだろう。 [じゃあどうやって……] ミラは首を傾げる。遊吉朗は表情を変えずに何かを紙に書きとどめている銀河を見ながらミラにだけ聞こえる音量で告げる 「やっぱり手っ取り早いと言えば盗む。かな。」 [なッ――] 遊吉朗の言葉にミラは絶句する。 [おい、マスターそれはいい案とはいえないぜ?盗む事によってペナルティが発生するかもしれねぇし、もしマスターが盗んだってバレたら信用を失う。] 「それが、心配なんだよね……」 そんな話がされているとは微塵も思っていない銀河は紙を取り出し何かを書き留めている。 「何を書いている?遊宙銀河。」 背中から重みのある言葉がのしかかる。振り返ってみるとパンを片手に持っている織田信凪だ。 銀河は信凪を見るや否や眉を寄せ、不快感を少し見せ作業に戻る。 「このルールで気になった事を書いているの。もしかしたら抜け道があるかもしれないから。」 「ほぅ。」 信凪は興味を持ったように感嘆の声を漏らし、銀河の脇から紙をのぞきこんだ。 ・デッキの暴力による強奪はペナルティ発生→暴力を振るわなければペナルティは無いのか。ペナルティとは何がおきるのか ・デュエル開始の合図は何か→もしかして冗談でも起動の可能性がある。しない間は「デュエル」は別の表現に変えるといいかもしれない。 ・運営はこのゲームにどう干渉するのか。→D-PADのみか。それとも直接話す事も可能なのか。 ・街の住人はいるのか→ここ自体も人の気配が無かった。というかいなかった。様々な世界の町並みを再現しているのか。 「ふむ。」 信凪が紙を見ながら軽く頷いた。確かにこの紙に書かれているの予想はあながち間違いじゃ無さそうなのも多い。 だが、信凪には一つ疑問があった。この紙に関してじゃない。銀河に対してだ。 「遊宙銀河。貴様は我が嫌いか?」 「嫌いだね。」 間髪いれず銀河が答える。その返答に信凪はニィと口角を上げる。 「理由を聞こう。」 「……君の口調等が嫌いだから。じゃダメ?」 「ダメではないな。寧ろ面白い。同じ軍の者に肯定ばかり、好意ばかり示すのはつまらん。反発する奴を納得させてこそ最強の軍と言うものは出来る。」 尊大口調でそういう信凪にまた不快感を示す銀河。 「言っておいていいよ。七武海としては強力を惜しむつもりは毛頭無いけど、君に従い、ひれ伏すなんて絶対にしない。」 銀河は信凪に明らかな敵意を示し、再び紙に視線を戻す。 自身が最初に書いたデッキの強奪についてだ。 「まさか、ね……」 一瞬よぎった不安感を脱ぎ払おうとし、銀河は目を閉じた。自分の心の支えとなっていたコズミックを思いながら。 { f5―1日目 5:50【真木波探偵事務所@遊戯王―round―】} 【新谷遊輔@遊戯王Symphonic】 [時間軸] 大会前夜 [状態]軽度の疲労 [デッキ] スクラップ(巧@遊戯王ASS) [思考、状況] 1、(描写して無いため不明) 【織田信凪@遊戯王e-Squire】 [状態] 健康 [デッキ] ウォリアー(十河 蓮@遊戯王championship) [思考、状況] 1、天下を取る 2、チームを結成したため、次の放送後から運営打倒のために行動を開始する 3、今の七武海メンバーのことを知りたがっている [備考]特になし 【不老不死@championsip】  [参戦軸]SHADOW最終決戦の前日  [状態]健康  [デッキ]闇属性戦士族(神薙 遊真@GS)  [思考・状況]  1・(描写して無いため不明)  【木下 遊吉郎@遊戯王e-Squire】  [参戦軸]カグラ戦前  [状態]眠気  [デッキ]仮面ライダー@オリジナル  [思考・状況]  1・信凪に天下を取らせる  2・銀河からミラを取り返す  3・チームを結成したため、次の放送後から運営打倒のために行動を開始する  [備考] 今現在考えている案は「盗む」ことただペナルティやその後を考えて実行するか悩んでいる。  【神薙 遊真@遊戯王GS】  [参戦軸]対幽真戦直後  [状態]健康  [デッキ] ガスタ@寺海 千明(遊戯王ASS)  [思考・状況]  1・(描写して無いため不明) 【遊宙銀河@Duel garden】 【状態】疲労 【デッキ】エターナルソフィア(木下 遊吉郎@e-Squire ) 【思考・状況】 1、チームを結成したため、次の放送後から運営打倒のために行動を開始する 2、気付いた事を紙に書き込む。 3、眠い。 【備考】 基本、デュエルは必要に応じて。自発的には行いません。 【高槻 遊善@Night School】 【参戦時間軸】本編開始から数ヶ月前。誠宜が入院する以前。 【状態】オカルト的事象に出会えた高揚 【デッキ】堕天使(遊戯王Symphonic・椎名 葵) 【思考】 1.(描写して無いため不明)

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