(2) PHPの基本
PHPスクリプトは前の項で書いたように
<?php ←ではじまり、 :開始タグ
print "Welcome"; ←この最後は「;」で区切られ、
?> ←で終わる :終了タグ
●HTMLタグを挿入する
<?php
print "SQLカフェに";
print "<br />";
print "ようこそ!";
?>
結果)
SQLカフェに
ようこそ!
●コメントアウト
PHPでのコメントアウトは
// 一行全部コメントアウトする場合
/* またはこういう形式 */
/////////// またはこのような //////////
/*
複数行の場合は↑コレ↓
*/
php関数
それぞれ、先のtest.phpのSQL文を書いた行を書き換えてやってみてください。
phpinfo();
phpの情報が出ます。
exec("SHUTDOWN -s -t 10")
execを使うとコマンドプロンプトの入力替わりになるので、
サーバ側のシステムを10秒後にシャットダウンする。
date()
date("g") →12時間単位の「時」
date("h") →12時間単位の「時」(2ケタ)
date("G") →24時間単位の「時」
date("H") →24時間単位の「時」(2ケタ)
date("F") →現在の月名 例)December
date("n") →現在の月 例)1
date("j") →現在の日 例)28
date("l") →現在の曜日 例)Saturday
date("s") →秒(2ケタ)
date("Y") →年
date("y") →年(2ケタ)
例)
<?php
print "今日は".date("Y")."年".date("m")."月".date("j")."日です";
?>
そのほか
関数名 |
内容 |
die |
コマンドの実行を中止する |
exec |
コマンドを実行する |
mysql_connect |
MySQLサーバーに接続する |
mysql_close |
MySQLサーバーから切断する |
mysql_select_db |
使うデータベースを指定する |
mysql_query |
SQL文を発行する |
mysql_fetch_array |
MySQLの実行結果から結果の行を取り出す |
mysql_error |
最後に起こったエラーを返す |
getenv |
環境変数を得る |
gethostbyname |
ホスト名からIPアドレスを得る |
gethostbyaddr |
IPアドレスからホスト名を得る |
phpの変数
<?php
$a= "ようこそ!";
print $a;
?>
ここでの変数は$aで、代入されて結果は以下のようになります。
ようこそ!
●定義済み定数
M_PI |
円周率 |
PHP_VERSION |
PHPのバージョン |
PHP_OS |
動作しているOS |
●文字列を結合する
<?php
$a= "こんにちは";
$b= "ようこそ!ものづくりカフェ";
print $a.$b;
?>
「.」でつなぐことにより、文字列を結合できる。
また、"や'を表示させたいときは、
¥" や¥' などとします。(エスケープ処理)
または、'"' や、"'" としても表示できます。
""と、''を使い分けるといいみたいです。
ただし、
<?php
$a= 123;
★
?>
ここで★:print "$a"; とすると、結果は「123」になります。
ここで★:print '$a'; とすると、結果は「$a」になります。
''で囲うと、文字列として表示されます。
※ XAMPP 1.7.7 [PHP: 5.3.8] での設定項目です。
最終更新:2012年01月31日 19:30