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私達はまだ本気出してないだけ ◆pdATIRVHfQ





「先程よりも移動速度が速くなった気がします。
 流石に遅すぎると思っていましたが、いったいどうなっているのでしょうか?」

ラミエルは思考する。
彼は元の姿でも結構遅い使徒であった。
巨大な分実際の速度はそれなりにあるのだが、遠目に見るとゆっくりと動いているように見える。
動きを長時間止める事も結構あるので尚更、遅いやつだと思われていることだろう。

今は主催者の制限のせいで小さくなっている。
元の大きさと同じ速度とはいかないまでも、頑張れば子供が走るくらいの速さは出せるだろう。
今は、人間の歩く速度よりも少し遅いといったところか。
さっきまでのラミエルはそれよりも遅い速度で移動していた。

だが今の彼は違う。
ビーム発射から十二分が経過したことで、制限が解かれたのだ。
これでようやく普通に移動することができる。


そしてし見晴らしのいい場所を探してG-Hエリアにさし当った時の事だ。

「おや? あちらから人の気配がします」

ラミエルは人の心が読める。
それに地獄耳だ。
なのだが……

「す……もう? なんだかよく聞こえませんね。これも主催の制限でしょうか。まあいいです。
 突然の私の攻撃でやられてしまうという、誰にも読めないオチを差し上げますよ!」

彼は生き残りたいのだ。
生き残るために他の参加者を倒す。至極当然のことではないか。

「先生、ちょっとだけ本気だしてみますよ」

ラミエルの体が変形する
体の一部が切り離され、ラミエルの周囲を回転し始める。
そしてエネルギーが充填されていった。

「アチョー☆」

二エリア分の射程を持つ熱線が北へと一直線に伸びて行く。
だが今回はそれだけでは終わらない。
ビームをそのまま横に回転させ、射程圏内の参加者を全滅させるのだ。


ラミエルがビームを横に移動させようとして、ラミエルの脳裏に一つの懸念が横切った。

(ちょっと待ってください。ここで大量殺戮なんてしちゃったら、私に報復が来ませんか?
 そういう悪役って、大抵正義の心や復讐の炎を燃やした方にやられちゃいますよねぇ!?)

非常にまずいです。
そんな見え見えのお約束展開にさせてなるものですか!

「ここは海に向かって移動させましょう」

北に向けて伸びる熱線が東に向かって移動する。
実はそっちにも参加者がいたりするのだがラミエルはそれを知らない。
陸地の多い西よりも、海に近い東の方が面積的に参加者が少ないと判断するのは当然のことであった。

「ふう。これくらいのことはできるようですね。
 まだ全力の本気を出していないとはいえ、安心しました。
 どうせ夢オチなんですが、張り切って誰にも読めないオチにしてやりますよお!」

ラミエルの攻撃で見晴らしがよくなったG-9周辺。
感じ取った気配は、動いていない……ような気がする。
よくわからない。

「すっと消極的でいてください。先生、贔屓しますから」

よくわからないが、ラミエルは豪華客船を目指すことにする。
消極的な人は好きだ。
追撃しないで贔屓しよう。
それに自分の攻撃がどこまで届いたのか見てみたいし、あっちは草原で豪華客船まで見えるくらいには見晴らしもいい。

「さて、さっそく行くとしますか」

移動しようとして。

「はっ! 私は重大な見落としをしていました!」

彼は気付いてしまった。

「放送で禁止エリアを知らされても、地図のない私はどこがどのエリアなのか知る術がありませんよ!
 あぁ、なんということでしょう!
 禁止エリアで死ぬしかないじゃないですか!」

彼は地図を自ら消してしまった。
そのため、自分がどのエリアにいるのか把握することができない。
これでは放送で発表される禁止エリアの場所がわからない。
自分のいるエリアが禁止エリアなのに移動できなかったり、最悪自分から禁止エリアに突っ込んでしまう可能性まである。

「絶望した! 私の軽率な行動に絶望した!!」

いつも死んでやると言っているラミエルだが本能では死ぬのを嫌がっている。
ちょっと生存戦略を考えてしまう。

「これは一刻も早く他の参加者から地図を見せてもらう必要がありますよ。
 ですがそんな親切な方なんているのでしょうか?
 仮に地図を見せてもらったとして、その後私はどうすればいいのでしょうか?」

ありがとう、死ね!
いやいやそれではありきたりな悪役です。オチが見えています。

「う~ん……難しいですねえ……ってあれ? また移動速度が遅くなっていますよ!?
 はっ! そういうことですか! ビームを撃つと遅くなるんですね!!」


絶望した!! 小さくなってビームも弱体化して遅くなる制限までかけられて禁止エリアもわからない状況に絶望した!!


そんなことを叫びながら、誰にも読まれない秀逸なオチを考えながら、ラミエルはとりあえずの目標である豪華客船を目指してゆっくりと移動していった。


【H-08 東部/一日目・黎明】

【ラミエル@新劇場版ヱヴァンゲリヲン・序(さよなら 絶望ラミエル)】
【状態】遅化、絶望した!
【装備】なし
【道具】なし
【思考・状況】
基本:全員殺す
1:禁止エリアがわからないじゃないですか! やだー!
2:誰かに地図を見せてもらいたいです。
3:見晴らしの良い場所を移動しますよ。
4:絶対読めないオチにしてやりますから! 絶対読めないオチにぃ!!
※力を使うと比例して移動スピードが遅くなることに気付きました。
※H-8東部から北に向けてビームを放ち、そのまま東に向けて薙ぎ払いました。
 そこにいるキャラがどうなったかは後の書き手氏にお任せします。






「私が本気さえ出せばあのような女、片手で軽くひねってくれるわ……」

アサシンは誰もいないところで一人呟いた。
そうだ、アサシンはまだ本気出していないだけだ。
本気を出せばアサシンに勝てる参加者は皆無のはずだ!

「さて、行くとするか」

休息もそこそこに、アサシンは移動しょうとする。
まだあの女も近くにいることだろう。
早急にこの島の全員を殺し、マスターのもとへと帰還せねば。

「……ん?」

その時、一筋の閃光がアサシンの視界に映った。
それは真っすぐとアサシン目掛けて突き進む。
いかなサーヴァントといえ、高速で発射されたラミエルのビームを避けることは───

「はぁっ!」

───できた。
なんかできた。
アサシンは持ち前の身軽さで華麗にラミエル☆ビームを回避したのだ。

しかしアサシンを狙う攻撃はこれで終わらない。
ビームは回避行動を行ったアサシンを追い掛けるように横にスライドしていく。

だが恐るるに足らず。
軽快な動きで飛び上がり、周りの建造物を足場にしながら動くビームを回避する。
その流れるようなステップは正にダンス!
少し本気出せばいかな攻撃であろうとアサシンに当てること敵わず。
ダンサーの適正をも持つハサンが一人、ザイードの妙技である。

ラミエルのビームが当たったゲームセンター中野は半壊、と言って良いのか。
ビームが当たったところは欠片も残さず蒸発している。
直撃していない所でも、熱線の近くは飴細工のように溶解していた。
ビームが遠く海まで移動した後も、熱を持ち赤く光を放っている。

「ほう……まさかこのような攻撃を行う参加者がいようとは……」

アサシンはビームが来た方角を見据える。
アサシンの視力にかかればラミエルの姿ははっきりと見て取ることができた。
磨き抜かれた八面体の奇妙な物体。
アレがビームを放ったとみて間違いない。

アサシンはしばし考えたあと、ラミエルとは逆方向、北に向けて移動することに決めた。
アレは放っておけば他の参加者を大いに殺してくれるに違いない。と考えての行動だった。

アサシンが本気を出せばどのような参加者も葬り去れるとはいえ、少しは楽もしたいのだ。
北へと向けて走り出したアサシン。
アサシンが本気出すのはいつだ!?


【G-08 /一日目・黎明】

【アサシン@Fate/Zero】
[状態]:右腕を負傷(中)
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、十六夜咲夜のナイフ×29、不明支給品0~2
[思考・状況]
基本:参加者の皆殺し、主催者も殺す。
1:いつか本気出す。
2:あの金髪の女(四条雛子)は絶対に殺す。
3:ランサーのマスターは確実に殺す。

※ゲームセンター中野TRFがラミエルのビームで半壊しました。
 位置的に呪いの館はラミエルのビームがギリギリで当たっていないかもしれません。
 野獣邸がどうなったかは後の書き手氏にお任せします。


【参考動画】
アサシン「そろそろ本気出す」
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm15893386

アサシンが本気を出せばご覧の通り、ギルガメッシュも石礫で葬り去れます。
ですが最初の崖を降りたところで失敗して死ぬ動画もあるのでうかれるのは危険です。





sm45:「ロボットか。どうしてゆっこはロボットに縁があるんだろう?」「知らんな」 時系列順 sm47:Ctrl+V
sm45:「ロボットか。どうしてゆっこはロボットに縁があるんだろう?」「知らんな」 投下順 sm47:Ctrl+V
sm11:物を掴めない恐怖 ラミエル sm64:ニコロワγのクウガが強すぎるやばい
sm27:響チャレンジ!バトルロワイアル編 アサシン sm76:見せてやるよ……暗殺者の意地って奴をよぉおおおお!!!!!




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