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ムラクモの姿 ◆ei404TFNOs



月明かりの差す森の中。リュウセイは川沿いを歩きながら、自分がトムキャット・レッド・ビートルと共にしてきた戦いの事を話していた。

 ビッグバン・オーガニゼーション総帥、ビッグバンとの激闘。
 現実的な男、ドクターネオとの町を賭けた戦い。
 地球へ向かって落下してくる軍事衛星の撃墜。
 暗黒魔道の使い手、エンペラーカーンとの長い戦いの決着。
 魔界復活を目論むブラック牧師との、十字架デスマッチ。
 そして、闇組織、デスバレーのアジトで行われた七日間戦争。

 それら、偉業の数々をシャーロックは目を輝かせて聞いている。
「凄いです。リュウセイくん、かっこいいです!」
「よせよ。照れるじゃないか」
 リュウセイは興奮気味のシャーロックを見て、自分の作戦の成功を感じた。
 リュウセイがこんな話しを始めたのには理由がある。
 自分がトムキャット・レッド・ビートルと共に、歩んできた道を話す事によって、いかにトムキャット・レッド・ビートルのことを大切に思っているかわからせようとしているのだ。
「ホントに凄いですリュウセイくん。リュウセイくんはずっとトムキャット・レッド・ビートルさんと一緒に戦ってきたんですね」
「ああ。そういうわけだから、トムキャット・レッド・ビートルは返してもらうぞ」
「それはダメです」
 リュウセイはトムキャット・レッド・ビートルの方へ手を伸ばした。
 シャーロックはそれを遮る様に背中を向けた。
「おい、俺とトムキャット・レッド・ビートルが長年一緒に戦った相棒同士って、わかっただろ。何でまだ返してくれないんだよ」
「だって、リュウセイくんその相棒を捨てようとしてたじゃないですか」
「うっ、それはついカッとなって……」
「カッとなっただけで、長年の相棒を捨てようとする人には渡せません」
 どうやら、話しをしたのは逆効果だったらしい。
 トムキャット・レッド・ビートルが相棒だと知ったことによって、捨てようとした行為が余計に悪く思われてしまった。
「なんだよ。さっきは俺のこと、かっこいいって言ったのに」
「それとこれとは話しが別です」
 リュウセイはふてくされたい気分になったが、なんとか気持ちを抑えた。
 今は殺し合いの会場の居るのだ。早くトムキャット・レッド・ビートルを返してもらわないと、命が危ない。
 リュウセイは別の方面から攻めることにした。
「じゃあ、トムキャット・レッド・ビートルのことは置いといて、お前がここに来る前、どんなことしてたのか教えてくれよ」
「え、私ですか?」
「ああ。俺の話しはしたんだ。今度はそっちが教えてくれたっていいだろ」
「でも、私はリュウセイくん程、凄い話しはないですよ」
「別にいいって。興味本位で聞きたいだけなんだから」
 無論そうではない。相手の人となりを知ることによって、交渉の道を探そうとしているのだ。
 そうとも知らず、シャーロックは「そうですか、じゃあ」と言って、自分の話しを始めた。

「つまり、トイズという超能力を使って、悪事を働くのが怪盗。同じくトイズを使い怪盗を捕まえるの探偵。
 そしてお前はヨコハマにあるホームズ探偵学院の生徒で、有名らしいミルキィホームズの一員、ってことでいいのか?」
「はい。そんなところです」
 リュウセイはシャーロックの話しに驚いていた。
 生まれてからずっとカブトボーグ一本で生きてきたリュウセイは、探偵やら怪盗やら聞いたことがなかったからだ。
「大探偵時代か。いつの間にか世界がそんな事になっていたなんてな」
「リュウセイくん、本当にしらないんですか。探偵も、怪盗も、トイズも」
「全然しらん。小学生は世情に興味がないからな」
 自分の常識を覆す様な話しを、リュウセイはその一言で片付けた。シャーロックも「それなら仕方ないですね」と納得している
「そんな事より、そのトイズってやつは探偵なら誰でも使えるんだろ。シャーロックはどんな能力持ってるんだ」
「それが、なぜだか私はトイズを失ってしまって……」
「なんだ使えないのか。使えねえなあ」
 トイズがあれば誰かに襲われた時にも、対抗出来るかと思ったのだが。
「それじゃ結局、俺達の身を守るものはトムキャット・レッド・ビートルだけか」
 その言葉にシャーロックは、ハッとした。
「あっ。そういえば私、まだ自分の支給品見てませんでした」
 未だに支給品を確認していないことに、リュウセイは少し呆れた。
 だが、同時に期待もした。もしかしたらその中に武器になる物が入っているかもしれない。
 シャーロックは背負っていたデイパックを下ろし、中を改め始めた。
「どうだ。武器になりそうな物はあるか?」
「ちょっと待って下さい……あっ、ありました!」
「なに。ホントか!」
 リュウセイは期待を膨らませた。
「ジャーン。スコップです!」
「……は?」
「どうですか。これで叩けば武器に使えますよ!」
 シャーロックはスコップを振り回しながら自信満々に言う。
 たしかに使えなくはないが、武器というにはかなり心もとなかった。
「そういえばリュウセイくんは今丸腰なんですよね。
じゃあトムキャット・レッド・ビートルさんを預かってる代わりにこれをあげます」
「……おう。サンキュー」
 正直、トムキャット・レッド・ビートルの代わりとしては甚だ不満だ。
 しかし、何もないよりはマシだ。
 リュウセイは素直にスコップを受け取る。
 シャーロックは再びデイパックの中を漁り始める。次に出てきたのは手鏡だった。
 一人の人間に渡される支給品は、基本的な物を除けば最大で三つ。その内二つがスコップと手鏡だ。
 リュウセイは碌な支給品がない事に落胆した。その時だ。
 一人の男が、川の向かい側から吹き飛んできた。



 ムラクモはオリーブオイルを失って狂乱したもこみちと相対していた。
 だが、彼はこの現状を窮地とは捉えていない。
 自分は最新式の電光機関を持つ現人神。対するもこみちは、オリーブオイルへの執念は凄まじいものがあるが、それだけだ。
 所詮何の装備も持たない只の人間、自分が負ける道理はない。。
 実際その考えは当たっている。
 今が彼の思った通りの状態ならば、負けることはないだろう。
 だが、彼は一つ間違えている。もこみちを何の装備もないと評したが、そうではない。
 もこみちは今鎧を纏っているのだ。オリーブオイルという名の鎧を。
 しかし、その事に気づいていないムラクモは、もこみちを侮り、何の変哲もない殴打を繰り出した。
 身体能力に物を言わせただけの単純な一撃は、それでも一撃でもこみちを倒せる威力を持っている。オリーブオイルがなければの話しだが。
 ムラクモの拳がもこみちに身体に触れた。だが、その拳はめり込むことはなかった。
 もこみちが身体に掛かったオリーブオイルによって、ムラクモを拳を滑らせたのだ。
 勢い余って体制を崩したムラクモに、もこみちは追い打ちをかける。
 デイパックから何かを取り出し、それをムラクモの口に突っ込んだ。途端。
 「うぐっ!」
 ムラクモは身体中が熱くなり、骨が溶ける様な感覚に襲われた。
(これは……毒か!)
 全身から力が抜けていき、立つ事も辛くなってくる。
 その隙をつき、もこみちは容赦なく、ムラクモの腹に拳を叩きこむ。
 オリーブオイルを破壊された怒りで、極限まで高められた一撃は、ムラクモを容易に川の対岸へと運んだ。
 ムラクモは着地すらままならず、地面に身体を打ち付ける。
 ムラクモは戦慄した。
 現人神である自分がただの人間にいいようにやられている。信じられない出来事だった。
 それでもムラクモの頭が冷静に働いたのは、ひとえに経験の賜物だろう。
 もこみちは毒に身体を蝕まれた状態で、勝てる相手ではない。ひとまず撤退するべきだ。
 そう判断したムラクモは逃走手段を考える。
 幸い今はたまたまあった茂みによって、もこみちの視界から外れている。
 だが、奴はすぐこちらに来る。茂みに隠れてやり過ごすのは無理だろう。囮でもいれば別だが。
「大丈夫ですか!?」
 その時、一人の少女が駆け寄ってきた。
 心配そうな目でこちらを見ている。おそらく殺し合いに乗っていない参加者だろう。
 本来ならすぐに殺している所だが、生憎今はこんな少女にかまっている暇はない。早急にもこみちから、離れなければならない。
(……まてよ)
 ムラクモは閃いた。あの支給品を使えば逃げられるかもしれない。
 普通の相手には通じないだろう。だが、狂乱している今のもこみちになら通じるかもしれない。
 絶対とは言えない。しかし、ムラクモはその策に賭ける事にした。
 自分のデイバックからそれを取り出し、目前にいる少女にかぶせる。



 目の前には流れの速い川がある。落ちたら簡単には戻ってこれないだろう。
 しかし、そんなもの怒りに染まったもこみちには障害にならない。
 もこみちは川に向かって走り、助走をつけると飛び上がった。
 その身体は安々と川を越え、対岸に足をつける。
 あたりを見這わすが、ムラクモの姿は見えない。
 いるのは赤いジャンバーを着た少年と、ヘルメットの様な機械をかぶった子供だけだ。
 少年は川を飛び越えて着た自分に、驚いた様子だったが、そんなものはどうでもいい。
 今、探しているのはムラクモだ。それに以外の者に意味はない。
 もこみちはすぐそこにある茂みを調べようと足を向けた。その時。
「ぷはー」
 かわいらしい声を出し、子供が機械を外した。
「もお。何なんですか、いきなりこんな物かぶせて」
 もこみちは機械をかぶっていた『男』の顔を見て動きを止めた。
 開いていた拳を握り、身体を男の方へ向ける。
「お、おい、お前その顔」
「え? 顔? ってなんですかこれ!?」
『男』が手鏡を見て驚いている。もこみちはそんな事、気にも止めない。
 目の前に標的が居る以上、あとはそいつを殺すだけだ。
「どういう事なんですか!? さっきの人は!」
「さっきの奴はそこの茂みに……おい! 後ろ!」
「え? キャア!」
「OLYYYYYYYYYYYYYYYYYY!」
 もこみちは『男』に飛びかかった。



 ムラクモは茂みの中に隠れて、外の様子を伺っていた。
 先程機械をかぶせた『少女』はもこみちの攻撃を辛うじて避ける。
 標的を失ったその一撃は地面に当たり、深く突き刺さった。
『少女』はその威力に恐れを抱いたのか、少年と共に逃げ出した。
 もこみちも拳を抜いて、その後を追い、あとにはムラクモだけが残った。
(どうやら……上手くいったようだな)
 ムラクモは息も絶え絶えになりながら、作戦の成功を確信する。
 彼が少女にかぶせた機械は、マッド博士の整形マシーンという物だ。
 マッド博士の整形マシーンは、かぶせた相手の顔を、予めインプットした写真の顔に作り変える事が出来る。
 ムラクモは説明書でそれを読んだ後、もしもの時の為に、一緒に支給されたポラロイドカメラで自分の写真を撮っていたのだ。
 そのかいあって、少女の顔を整形することで、もこみちを欺く事が出来た。
(よし、今の内にMOCO'sキッチン収録スタジオに行き、オリーブオイルを……)
 もこみちのいない間に、移動しようとする。
 だが、ムラクモは立ち上がる事が出来なかった。無理もない。
 常人なら飲んですぐ意識を失う様な毒を飲んだのだ。むしろここまで動けたムラクモが異常と言えるだろう。
 ムラクモの視界がだんだんとぼやけていき、やがて意識を失った。




「OLYYYYYYYYYYYYYYYY!」
 シャーロックは今の状況に、混乱していた。
 川の向こうから吹っ飛んできた男に近づいたら、いきなり変な機械をかぶせられ、
 それを外すと自分の顔がその男の顔に変わっていて、突然、奇声を上げる男に襲われたのだ。混乱するなという方が無茶だろう。
「いったい何なんですかあの人は! どうして追いかけてくるんですか!」
「俺がしるか!」
 この会場では殺し合いが行われているのだ。積極的に他の参加者を殺そうとする者がいてもおかしくない。
 だが、後ろの男からはそれとは違う、何か狂気じみた憎悪が感じられた。
 まるで家族か恋人の敵にでも、向ける様な憎悪だ。
「リュウセイくん。どこかで、あの人に恨まれるような事してませんか?」
「してねえよ! そんな事よりシャーロック、 俺にトムキャット・レッド・ビートルを渡せ!」
「えっ?」
「このままじゃ何れ、追いつかれる! だからトムキャット・レッド・ビートルでアイツを倒す!」
「で、でも」
 たしかにリュウセイの言うとおりだ。
 今は何とか逃げられているが、足は向こうの方が速い。このままではいずれ追いつかれてしまうだろう。
 しかし、だから言ってトムキャット・レッド・ビートルを渡していいのだろうか。
 相手はトムキャット・レッド・ビートルを、川に捨てようとした人だ。それもカッとなっただけで。
 そんな事で長年の相棒を捨てようとしたのだ。また何かの拍子に酷い事をするかもしれない。
「だめです。やっぱり渡せません!」
 そう叫んだ瞬間、思考に頭を使っていたのがいけないのか、シャーロックは木の根元に足を引っ掛け、転んでしまった。
 幸い地面はあまり硬くなく、痛みはほとんどなかった。
 だが、起き上がろうとする間にも男は走っている、シャーロックが立った時にはすぐ後ろにいた。
「……あ」
 シャーロックは男の怒り狂った形相を見て、自分はこの男に殺されるんだと思った。
 男は拳を強く握り締めると、それをシャーロックの顔面に向かって振り下ろす。
「OLYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!」
「うらあああああぁぁぁぁぁぁぁ!」
 拳がシャーロックに当たる直前、リュウセイが男にスコップを叩きつけた。
 男はシャーロックにしか気がいってなかったのか、その一撃をまともに受ける。
「リュ、リュウセイくん」
「シャーロック、トムキャット・レッド・ビートルを返せないんなら、お前が持って逃げろ。アイツが俺が止める」
「えっ」
 シャーロックは言葉を失った。
「勘違いすんなよ。お前の為じゃない。トムキャット・レッド・ビートルの為だ。
一度は捨てようとしちまったけど、やっぱりトムキャット・レッド・ビートルは俺の相棒だからな。俺は相棒を守る為にアイツと戦う」
 男が立ち上がりこちらを見る。リュウセイはスコップを構えた。
「それと、悪かったな。まるでお前が盗んだみたいに言っちまってたけど、そもそもお前がいなかったら、今頃トムキャット・レッド・ビートルは海の上だ」
 そう言い残し、リュウセイは男の元へと走る。
「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!」」
「リュウセイくん!」
 無茶だ。スコップ一本じゃどうやったってあの男に勝てるわけない。
 リュウセイは自分とトムキャット・レッド・ビートルを逃して死ぬつもりだ。
「私のせいだ……」
 自分が素直にトムキャット・レッド・ビートルを渡していれば、こんな事にはならなかった。
 トムキャット・レッド・ビートルに酷い事をするなんてとんでもない
 リュウセイは誰よりも、トムキャット・レッド・ビートルを大切に思っている。
 なのにそのリュウセイがこのままでは死んでしまう。自分のせいで。
 何とかして助けなければ。だが、トイズも持たない自分に何かできるのだろうか。
(いいえ、リュウセイくんはスコップで頑張ってるんです! だったら私のもなにか……)
 その時、シャーロックは横にある川を見た。かなりの急流だ。
 落ちれば簡単には上がれないだろう。方法は決まった。


「わあああああああああああ!」
 シャーロックはトムキャット・レッド・ビートルを置くと駆け出した。リュウセイとの攻防で出来た男の隙を狙って。
 ガードの甘い腹部へ、タックルを仕掛ける。
 男はそれを防ぐ事が出来ず、モロにくらった。
 あとはシャーロックの目論み通り、男は一瞬の浮遊の後川に落ちる。だが一人でではない。シャーロックと共にだ。
 シャーロックの力では男を川に落とすのに、全力を尽くさなければならなかった。
 だから、シャーロックの身体もまた、川の上に出てしまう。
 自分も落ちる事を覚悟した、すてみの攻撃だったのだ
 だが、シャーロックの身体が水に触れる直前、リュウセイが足を掴み、引っ張り上げた。
 下が川から地面に変わり、シャーロックは落ちることはなかった。
「がああああああああああああ!」
 直後、川に落ちた男は、まるで炎にでも焼かれてるかのような悲鳴をあげた。。
 そのまま男は川を流れていき、やがてシャーロックとリュウセイの視界から消える。
「どうなってるんですか?」
「見た目じゃわかんないけど、この川は普通じゃないって事だろう」
 シャーロックはしばらく呆然と川を見たあと、ふとおれいを言っていない事に気づいた。
「あの、ありがとうございました。助けてくれて」
「気にすんなよ。そんなのお互い様だ」
 シャーロックはその言葉を聞くと立ち上がり、置いておいたトムキャット・レッド・ビートルのもとへ向かった。
「それから、トムキャット・レッド・ビートルさんをお返しします」
 トムキャット・レッド・ビートルをリュウセイの方へ差し出す。
「いいのか?」
「はい、リュウセイくんはトムキャット・レッド・ビートルさんに、酷い事しないってわかりましたから」
「そっか。サンキュー」
 リュウセイはトムキャット・レッド・ビートルをその手に受け取る。
 シャーロックにはどことなくトムキャット・レッド・ビートルも喜んでいるように見えて、少し微笑ましく思った。

【E-4 川の近く/ 一日目・黎明】
【天野河リュウセイ@人造昆虫カブトボーグV×V】
[状態]:疲労(中)
[装備]: トムキャット・レッド・ビートル@人造昆虫カブトボーグV×V
[道具]:基本支給品、スコップ@現実
[思考・状況]
基本:殺し合いに乗るつもりはない。
1:とりあえずシャーロックと一緒に行動するつもり。
2:勝治やケンも居るのであれば探す。
※:川が危険な事に気づきました。
※:シャーロックの素性を簡単に聞きましたが、違う世界の住人である事に気づいてません


【シャーロック・シェリンフォード@探偵オペラミルキィホームズ】
[状態]:疲労(中) 顔がムラクモ(三時間程で、もどります)
[装備]: なし。
[道具]:基本支給品、手鏡@現実、ランダムアイテム0~1
[思考・状況]
基本:探偵として主催者を捕まえ殺し合いを終わらす。
1:とりあえずリュウセイと一緒に行動するつもり。
2:居るなら他のミルキィホームズや知り合いを探す。
※:川が危険な事に気づきました。
※:リュウセイの素性を簡単に聞きましたが、違う世界の住人である事に気づいてません




 もこみちは海に入るギリギリの所で、川から出る事が出来た。
 その身体はダメージこそ受けているものの、目立った爛れなどはない。
 カエンダケの毒が流れる川に入っていたのに、何故平気なのか。
 オリーブオイルの力だ。
 もこみちの身体に掛かったオリーブオイルが、水を弾き、ダメージを最小限に抑えたのだ。
 ムラクモは言っていた。MOCO'sキッチン収録スタジオでオリーブオイルを回収すると。
 ならば、もこみちもそこへ向かう。憎き、オリーブオイルの仇、ムラクモを殺す為に。
 もこみちはゆっくりと歩き出した。


【C-2 川の河口付近/一日目・黎明】
【速水もこみち@現実】
[状態]:ダメージ(中)、疲労(中)、首輪解除。
[装備]: なし。
[道具]:基本支給品、速水もこみち御用達調味料一式@現実
[思考・状況]
1:ムラクモを殺す為、MOCO'sキッチン収録スタジオへ向かう。



 川の近くの茂みの中、ムラクモは生きていた。
 本来なら死ぬはずの毒を飲んだが、奇跡的に生きていたのだ。
 ムラクモの意識が徐々に覚醒していく。
 川の流れる音に、ムラクモが目を覚ますと、


 身体が縮んでしまっていた!


【D-3 川の近く/一日目・黎明】
【ムラクモ@アカツキ電光戦記】
[状態]:疲労(大)、身体が十二歳程になっています
[装備]: 六〇式電光被服@アカツキ電光戦記
[道具]:基本支給品、マッド博士の整形マシーン、ポラロイドカメラ。
[思考・状況]
基本:主催も含めて皆殺し。
1:身体が縮んでいしまっている!



【支給品紹介】
【マッド博士の整形マシーン@HUNTERXHUNTER】
 なりたい顔の写真をインプットすればその通りに整形してくれる。何度でも手術可能だが、5%の確率で失敗し、1%の確率マシーンそのものが壊れる。
 今回は制限により三時間程で元の顔に戻る。
 ちなみに原作ではその形は書かれていない。ヘルメットの様な機械というのはオリジナル。


【APTX4869@名探偵コナン】
 本来は一切の証拠を残さずに相手を殺す毒だが、稀に死なずに幼児化する事がある。
 なお、幼児化は本来の効用ではなく、事故の様なもののため、制限はかかっていない





sm:38ゴンさんは滅びんよ、何度でも蘇るさ 時系列順 sm:41夜のG-03を行く/逝く
sm:38ゴンさんは滅びんよ、何度でも蘇るさ 投下順 sm:41夜のG-03を行く/逝く
sm:04ボーガーオペラミルキィボーグズ 天野河リュウセイ sm67:こいつらは最初からずっと一緒に行動してただろ!いい加減にしろ!
sm:04ボーガーオペラミルキィボーグズ シャーロック・シェリンフォード sm67:こいつらは最初からずっと一緒に行動してただろ!いい加減にしろ!
sm:14モコミチ橄欖戦鬼 速水もこみち sm42:グレートの魔法
sm:14モコミチ橄欖戦鬼 ムラクモ sm42:グレートの魔法




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