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仙豆だ! 食う! ◆mCRgh0K4g2



毘沙門天の代理である寅丸星(とらまる しょう)は憤慨していた。
一刻も早く大切な物を見付けなければならないのに、こんな所で足止めをくらっているからだ。
あれは大事な物なのに……。
聖(ひじり)……。
「こうなったら殺し合いに優勝して……」
あれは有象無象の命よりも尊いもの。
優勝して大事な物を見付けてしまおうかと考えた時だった。
「…ん?」
前方に見える海の家が何やら騒がしい。
何かあったんだろうか?







時間は少しだけ遡る。
「う……」
衛宮士郎が目を覚ます。
隣でかき氷を食べていた佐倉杏子がそれに気付くと、急いで士郎に呼びかけた。

「おいっ! 気が付いたのか? 怪我の具合は大丈夫なのかよ?」
「怪我? ……っ」

目覚めたばかりでぼやけていた思考が次第に覚醒し始め、つい数十分前の出来事を思い出した。
そして自分がどういう状況になったのかを自覚すると同時に体に痛みが走る。
仙豆の効果により回復中とは言え、まだ火傷の跡は色濃く残っている。
上半身の衣服は焼けてしまって消えており、焼けた左腕はまだ上手く動かすことができない。
右腕も軽度の火傷が残っており、普段より数段力が入らなくなっていた。
顔面の火傷も酷く、左目の視力が未だ回復していない。

「しっかりしろ!」
「いや、大丈夫だ。それより……」

士郎は疑問に思った事を杏子に問うた。
あの異形の攻撃によって、士郎は瀕死の重傷を負ったはずだ。
だが今の自分の体はその時より傷の具合が良くなっていた。

「ああ、それは私の支給品を使ったんだよ。仙豆って言ってさ、どんな傷も治るって書いてあったからそれを食べさせたのさ」
「そうか……。大事な支給品を俺なんかのために使わせてすまない」
「なっ、何言って──」
「だけどそのおかげで助かった。ありがとう」
「──っ! べっ、別に礼を言うのはこっちの方だよ! お前が助けに入ってくれなきゃ、あたしはあいつに殺されてた。これはそのお礼さ」

「言っただろ。俺は正義の味方を目指してるんだ」

あんな目に遭っておいてまだお前はそんな事を言っているのか! と杏子は怒鳴りそうになったが、自分の死も顧みずに他人の為に身を投げ出した士郎の姿を思い出してしまい、何故か口を開いたまま何も言うことができなかった。
目が覚めたら自分の命を何だと思っているんだと説教してやろうと思っていたのに、不思議とその気が失せてしまった。

「? なんだ、口なんか開けてぼーっとして」
「! あ、いや、これはかき氷を食べる準備をしてたんだよ!」

杏子は手に持っていたかき氷を急いで口に運びごまかした。
急いでかき氷を食べたせいだろう、頭がきんと痛くなり頭を押さえる。

「つっ……!」
「あはは! 何やってるんだよ」
「うっさい! 笑うことないじゃないか! ……そうだ、向こうにまだかき氷が残ってるんだ。良かったら……食うかい?」

他人の好意を無碍に断るわけにもいかない。
士郎は「ああ、頼む」と快諾した。

「それじゃあ待ってな。今直ぐに持ってきてやるから」

そう言って杏子はカウンターの向こうに移動し、冷蔵庫から氷を取り出しかき氷機にセットする。
かき氷を作る杏子を見ながら、士郎は支給品の確認がまだだった事を思い出した。
支給品の確認を行う前に戦闘音が聞こえ、デイバッグを開けている場合じゃないと杏子と異形が戦っている方へ駆けだしたからだ。
士郎が周囲を見渡すと、手の届く場所にデイバッグが一つ置いてあった。

「なあ、これって俺のデイバッグか?」
「ん? ああそうだね。そっちがアンタので、椅子の上に置いてある方があたしのだよ」

杏子に確認をとり、これが間違いなく自分のデイバッグであると確信すると左手で掴み引き寄せる。
そして中身を確認するために右腕をデイバッグに突っ込んだ。

次の瞬間、士郎の右腕に火傷とはまた別の痛みが走った。

「が……っ!」
「!? どうしたんだ士郎! ……なっ!」

開いたデイバッグから黄色く細長い何かが飛び出してきた。
それは黄色い体に愛らしい顔を持ち、手足を持たない長い触手の胴体を有する生物。そう、クマ以外の何物でもない。
士郎の右腕の肘から先を食い千切り飛び出したクマは、まだ腹を空かせている状態なのか口を大きく開き士郎の頭部目掛けて遅い掛かる。
杏子が飛んで行っても間に合わない。

士郎、マミってしまうん?

いいや、そんなことはない。

デイバッグの外にクマと一緒に跳び出した物があったからだ。
クマが飛び出す時に押し出されたものだろう。
士郎の左手に偶然収まったそれは毘沙門天の槍。
この槍を持つ物には毘沙門天のご利益があるという、ありがたい槍だ。
士郎が仙豆で回復したのも、士郎の手に槍が偶然収まったのも、このありがたい毘沙門天の槍のおかげであるに違いない。

士郎は左手に持った槍を頭上に掲げ、クマの一噛みを辛うじて防いだ。
クマの素早い動きに負傷した状態で対応できたのも毘沙門天の槍のご利益だ。

「士郎!」

クマの動きを必死に抑えている士郎に向かって杏子が駆け寄ろうとする。
仙豆の力で回復しているとは言え士郎は病み上がり。
それに利き腕である右腕を失い、左腕一本でクマを凌いでいる状態だ。
毘沙門天の槍のご利益があろうと、あと数瞬で士郎に限界が来るのは明白だった。
一直線に士郎の許へ駆け付けたい杏子だったが、カウンターが邪魔をする。
一度カウンターに飛び乗り、そこからクマ目掛けて跳躍しようとした、その時だ。


「うおぉ、私の槍だぁ!!」


海の家に一人の人影が飛び込んできた。
その人影の正体は毘沙門天の弟子で縁起
が良い事に定評のある寅丸星。
彼女は聖から貰った大切な槍を見付けたことで、一目散に海の家目掛けて突進したのだ。
星は青年がクマの攻撃を槍で防いでいる光景を見るや否や、我を忘れて飛び掛かる。

「あなた私の槍で何してくれてんですかぁ!!」

「ぎゃっ!」

自分の槍を勝手に使っている賊に宝塔の右ストレートが炸裂した。
一緒にクマも吹き飛ばし、士郎の腕から大切な槍を剥ぎ取る。

「わあぁ、ようやく見付けましたぁ!!」

「テメェ、よくもっ!!」

大切な槍を取り戻した事で感激の涙を流す星に対して、士郎を殴り飛ばした事に激昂した杏子が突撃する。
しかし、考えてみてもらいたい。
ご利益をもたらす毘沙門天の槍は星の手に収まっている。
そして星はこの槍の本来の持ち主。
槍がご利益を発揮するのは、偏に『毘沙門天の代理である星の持ち物』である事が最大の要因だ。
槍が星の手に収まった今、そのご利益は最大限発揮される事になった。

「ガーッ!!」
「ッ!! 士郎っ!!」

クマが士郎に今のも襲い掛かろうとしている。
今し方乱入してきた男……いや女?は……

「いやぁホント見つかって良かったぁ!!」

奪い取った槍を大きく掲げ感涙に咽び泣いているばかりで、他に何かをする気配はない。

それよりも今は士郎の方が一大事だ。
宝塔の右ストレートを受けて脳震盪を起こしたのか。
士郎の体は上手く力が入らず、立ち上がることも動かす事もできない。
毘沙門天の槍のご利益は星を守りはするが、もう槍を持たない士郎を守りはしないのだ。
こんな状況では杏子が闖入者にかまけている暇はない。
杏子は急激な方向転換をすると、士郎の許へと跳躍した。
そして自らの槍でクマの攻撃を防いだ。

「くそっ、何なんだコイツは! 魔女の手下なのか?」

胴の長いクマの力は強く、さっきまで激戦をしていた杏子は少しずつだが熊に押されてしまっていた。
この状態でさっき来た奴にも警戒しなければならない。
急いで先程の闖入者の方を見た杏子は驚愕し目を見開いた。
闖入者はこの状況がアウトオブ眼中なのか、何事もないかのように海の家から出て行こうとしているからだ。

「おいっ! そこのお前!」
「あぁ、これで安心してウチに帰れますよ」
「虎柄の恰好してるお前だよ!!」

槍が見つかった感動に涙を流していた星が、ここでようやく杏子に反応をしめした。

「…何でしょうか?」
「頼む! 私に加勢してくれ!!」

星が殺し合いに乗っているのか乗っていないのか、杏子にはわからない。
しかしここは賭けをするしかなかった。
つい数刻前に取り戻した本来の魔法。
それを使うことも考えたが、それを使ってしまうと魔力の消費が大き過ぎてソウルジェムの濁りがかなり進行してしまう。
そうなって魔女になってしまえば、この魔女の手下(いいえそれはクマです)よりも厄介な存在になり、士郎を危険に晒してしまう。


杏子できるだけ魔力消費を抑えた戦いを……強いられているんだ!(集中線)


「…何をやっているんですか?」

「見てわかるだろ! コイツに襲われてんだよ!!」

賭けに失敗したら失敗したで、死に物狂いで状況を打破する覚悟が杏子にはある。
魔女の手下(だからクマだってクマ)と睨みあいながら虎柄の闖入者の返事を待つ。

「ああ、そうなんですか? でも、あなたが喧嘩を仕掛けた可能性も否めませんね。喧嘩両成敗という言葉があります。良いですか? 喧嘩する程仲が良いという言葉も世の中にはありますが、そもそも問題の解決を暴力に訴えるという考え自体が間違って「こっちは殺されかけてんだよ!!」

星のありがたい言葉を遮り杏子が叫ぶ。

「仕方ありませんねぇ……。それではこの毘沙門天の代理であり縁起の良いことに定評のある私が直々にその不思議生物に折檻してさしあげましょう」

「なんでも良いから早くしてくれ!!」

「では私が相図をしたら避けてくださいね」

「ああ!」

星は右手に持った宝塔を掲げると、相図を送った。

「今です」

星の相図と共に渾身の力で熊を突き飛ばし、杏子が脇に跳び退いた。
そして星の文言が紡がれる。


「宝塔『レイディアントトレジャー』!!」



 しかし、なにもおこらなかった!



「どういうことだおい!」

「……おや?」

本来なら宝塔からレーザーが放たれ、クマを黒焦げにしてるはずだった。
だがその肝心の宝塔にはひびが入っており、『ガ、ガゴ…ガガガ…』と壊れたような音が出るばかりだ。

「…一体どうしたのでしょうか? 全く反応がありません」
『ガ…ガガ…』
「もしや先程の衝撃で壊れてしまったのでしょうか?」

先程の衝撃というのは、士郎を宝塔の右ストレートで殴りつけた時の事だ。

「あぁ、何ということでしょう。折角の私の活躍がこれで台無しですよ」
『ガ…ガガガ…』
「困りますねぇ毘沙門天様こんな使えない物を私に寄こしたのですか」

ナズーリンが聞いたら顔を真っ赤にして怒りそうな台詞をぽんぽん吐く星。
星の言葉から賭けが失敗に終わった事を知った杏子は死力を尽くしてクマに飛び掛かる。
せっかく助けた命をむざむざ散らせてたまるかと、槍の切っ先を熊に向けて全力の突進を仕掛けたのだ。

「ああ、やっと出ました」
『ビー』

やはり壊れているのだろう。
一条の光線を放つはずが、宝塔は二条の光線を放ってしまっていた。
一つはクマに、もう一つは杏子の胸の前をギリギリでかすめて壁に焦げ跡を付けた。

「アウッ!?」

宝塔の一撃を受けたクマは頭の周りをこんがりと焦がし悲鳴をあげた。
そして触手の体をくねらせ海の家を飛び出し、どこかへと去っていってしまった。

「おや? やはり壊れていますね。再起不能になる程度の威力は出したはずですが」

宝塔は相手を黒焦げにして不快にさせる程度から相手をピチュらせる程度の威力まで、自由自在にレーザーを放つことのできる、毘沙門天様が星に授けてくださったありがたい宝だ。
今回のレーザーは一つ、威力は相手を気絶させる程度のつもりで放ったのだが、レーザーは二つ出た上にクマは表面が黒焦げ……というより煤塗れみたいな状態になっただけでどこかへ行ってしった。
ある程度のダメージは与えたはずだが、あの程度のダメージなら伝家の宝塔「右ストレート」をかました方がましだったような気もする。
けど逃げ出したってことは結構痛かったんでしょうね。
次はレーザーをもう少し強めに出そうと星は思った。

「おいっ! しっかりしろ!」

脳震盪が治った士郎が杏子の許に駆け付け、杏子の体を揺り動かす。
しかし杏子は床に倒れ伏したままぴくりとも動かない。
首に手を当ててみると、脈がなかった。

「どういうことだ……おい! 杏子が死んでるじゃないか! お前、杏子に……何を……した!」

士郎は傷口を抑えながら、息も絶え絶えに星を睨みつける。
二人のやり取りは霞む意識の中でも断片的に聞いていた。
ひいき目に見ても、星の行動は杏子の邪魔しかしていないような印象しか受けない。

しかも杏子は宝塔から放たれたレーザーが体のそばを通り抜けた後に、糸の切れた人形のように倒れ落ちたのだ。
疑われる要素は十分にあり過ぎた。

「何ですかその言い方は! まるで私が彼女を殺したみたいに! 不愉快です!」

「そうじゃ……ないのか? お前が……ビームを撃った後に……杏子は倒れた、んだぞ!」

「馬鹿なことを言わないでください! あぁ、怒られてしまう、嫌だなぁ、と思ったりしましたがぎりぎりで当たらなかったじゃないですか!! ほら! どこにも傷がありませんよ! 言いがかりはやめてください!!」

 (⌒⌒⌒)
   l | l

 丿   ヽ
 三  三
 # フ

星は頭から湯気を出しながら抗議する。
確かに杏子の体に外傷はない。
強いてあげるとすれば、胸のブローチがレーザーで壊れているくらいか。

「お前以外に誰がいるって言うんだ!!」

それでも士郎は星を信じない。
人が死んでいるのを見て笑顔を絶やさない人物を信じられるわけがない。

「なんと! 毘沙門天の代理であるこの私をまだ疑いますか! 私の目をご覧なさい。これが嘘を吐いている者の目に見えますか?」

毘沙門天とは古代インドの財宝の神クベーラが仏教に帰依した仏神だ。
この徳の高い仏様の代理を勤める者が嘘を言う事など確かにあり得ない。
だがどうだろう。
星の顔は三本の横線を引いたような目に、フに見えるにやけた口をしている。
↓こんな感じ。

 丿   ヽ
 三  三
   フ

まずこの顔が士郎を激昂させた。
死んだ人間を前にしてする顔じゃあない。
こいつが杏子を殺した。
あの宝塔が宝具だと仮定すれば、クマだけを殺さず杏子だけを傷一つ付けずに殺すという本来あり得ない現象も可能に違いない。
自分の支給品も奪われたままだ。
許すわけにはいかない。
士郎の瞳に怒りの火が灯る。
しかし士郎はまだ病み上がりで失血も酷い。
戦いを挑んでも負けるのは確定的に明らか。

「…じゃあ、私はこれで」

目的の物を手に入れた星は海の家を出ようと士郎に背を向けた。
敵がこっちを見ていない今がチャンスと士郎は近くに転がっていたデイバッグ二つを調べる。
士郎のデイバッグから出てきたのは薄汚れた白い小袋。
士郎は説明書を読み、小袋の中身を取り出すとそれを口に運んだ。
するとどうだろう。
右腕の傷が見る見る塞がり、体にも活力がみなぎってきた。
さすがに腕は生えてこないが視力も回復し、火傷も気にならない。
小袋から取り出したものは何か。
それはつい数十分前にも士郎の命を救った奇跡の豆。
そう、仙豆だ。

仙豆を食べて回復した士郎はすぐさま杏子のデイバッグも調べる。
中から出てきたのは青い鞘に収められた一振りの剣。
士郎は剣を左手に握ると、星に向けて駆け出した。

「ん?」

気配を感じた星が振り返る。
その時にはもう士郎が剣を振り下ろした後だった。
士郎が剣を振り下ろしたのは星より手前の海の家の床。
海の床に剣が振り下ろされた瞬間、星の下から氷塊が生まれた。
氷塊は星の体を包み込み、完全に氷漬けにしてしまう。

「はあ───はあ───よし!」

士郎が使った剣の名はアークエネミー『氷剣ユキアネサ』。
統制機構第4師団の師団長ジン=キサラギ少佐が使う武器だった。
この剣は冷気を操る氷の刃。
使用者を選ぶ武器だが士郎は選ばれたようだ。

士郎は氷漬けの星に近付き、己の支給品の槍を星の手から取り返した。
危険な宝塔も取り上げる。
デイバッグも取ろうとしたが、星のデイバッグは氷塊の中にあり手を出すことができない。
仕方なくデイバッグは諦める。
流石に左手一本では氷塊を砕くことはできない。

仇は討った。
士郎は杏子に近付くと、彼女を優しく背負い上げた。
体温が残っていて、まだ生きているように錯覚してしまう。
杏子をこんな場所に放置してはおけなかった。
どこか静かな場所に移動したら、丁重に弔おうと思う。
流石に砂浜ではだめだろう。
土のある場所まで移動しなければ。
杏子を背負った士郎が海の家を出る。

「もう、お前みたいな奴を出したりしない……」

もう誰も死なせはしない。
この手で一人でも多くを救うと決意して。
正義の味方は再び歩き始めた。

【佐倉杏子@魔法少女まどか☆マギカ 死亡確認】


【I-04 砂浜/1日目・黎明】

【衛宮士郎@Fate/stay night】
[状態]:健康、右腕の肘から先を欠損(傷口は仙豆の効果で塞がりました)
[装備]:佐倉杏子の死体
[道具]:基本支給品×2、ゲイ・ボルグ@Fate/stay night、氷剣ユキアネサ@BLAZBLUE、毘沙門天の槍@Project、宝塔(罅が入っている)@東方Project
[思考・状況]
基本思考:殺し合いを止めて、皆を助ける。
0:杏子のような死者をもう出さない。
1:一人でも多くをこの手で救う。
2:殺し合いを止める手段を探す。
[備考]
※参戦時期は、アーチャーとの決闘後です。
※毘沙門天の槍は寅丸星の手から離れたためご利益の効果を失いました。





氷漬けの寅丸星は死んだのか。
実はまだ死んでいない。
氷漬けのため意識は途切れているが凍結状態が解ければ復活するだろう。
だがいつまでもつだろうか。
この氷は普通ではない。
凍らせた対象を徐々に蝕み最終的には死に至らしめる。
いかに毘沙門天の代理だろうと長時間の凍結状態は危険だ。
もしかしたらユキアネサに制限がかけられているかもしれないが、はたして……。

氷に包まれた星の頭に小さな異変が起きていた。
それは小さな小さな植物の芽。
いつか成長し花を咲かせるだろうそれは、彼女の頭に元々乗っていたものとは違う植物。
幻想郷の秋の山で妖怪に芽吹く、ちょっと遅咲きの彼岸花。
名前を『ヒーさん』と言った。


【I-04 海の家れもん/1日目・黎明】

【寅丸星@凄蓮船】
[状態]:凍結状態、頭に彼岸花の芽
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×1
[思考・状況]
基本思考:槍を探す
[備考]
※参戦時期は『【東方手書き】凄蓮船・後の祭り その1』で槍を探しに命蓮寺を飛び出した後です。
※凍結状態は時間の経過や攻撃を受ける、ユキアネサの使用者に攻撃を当てる等で解除されます。
 凍結状態が続くと死亡してしまう危険性があります。

※クマ@四方山よもやまがどこかへと行ってしまいました。


【クマ@四方山よもやま】
衛宮士郎に支給。
愛くるしい顔に手はあるのに足は無く、長い触手の胴を持つ黄色い熊。
目を見るだけでは良い熊に見えますが、猛スピードで襲い掛かってくる凶暴な性格をしています。
胴を切られると死にます。

【毘沙門天の槍@東方Project】
衛宮士郎に支給。
寅丸星が持つ槍。
星が毘沙門天の代理に任命された記念に聖が買ってくれた大切な物。
見た目は真理沙曰く骨董品屋とかで投げ売りされてそうな感じだそうです。
毘沙門天の代理である星の持ち物の為か、この槍は持つ者にご利益を与えてくれます。
ただし本来の持ち主である星の手元から離れるとその効力は消えていきます。


【宝塔@東方Project】
寅丸星に支給。
レーザー状の弾幕を放つ毘沙門天の宝塔。
ナズーリンの弾幕と星の弾幕を比べるに、毘沙門天の代理を勤める星以外が使うと威力は下がってしまうようです。
凄蓮船では大事にされずよく壊れます。
でもアロンアルファで直ります。

【ユキアネサ@BLAZBLUE】
佐倉杏子に支給。
アークエネミーと呼ばれる事象兵器です。
ジンの身長ほどある日本刀です。
鞘が青く白の突起がついており、柄は緑のシンプルなフォルムとなっています。
冷気を操る効果があり、相手を凍結させることができます。
ユキアネサから発せられる氷は普通の氷ではなく、凍らせた対象を徐々に蝕み最終的に死に至らしめるものです。

刀身は溶けない氷、それ以外は基本的にセラミックか金属製。これから低温を発しています。
なので対策をしないと長時間の使用はできません。
使用者の精神に大きな負担をかけ、人格が変わることがあります。


【ヒーさん@八雲系2】
寅丸星に支給。
妖怪に寄生するちょっと遅咲きの彼岸花です。
宿主に力を与えてくれるようです。





sm34:青鬼ごっこ 時系列順 sm36:難儀を引き寄せる程度の能力
sm34:青鬼ごっこ 投下順 sm36:難儀を引き寄せる程度の能力
sm08:「あたしは絶対認めない」 佐倉杏子 GAME OVER
sm08:「あたしは絶対認めない」 衛宮士郎 sm48:士郎から寅丸星は大変な槍を奪い返しに来ました
寅丸星 sm48:士郎から寅丸星は大変な槍を奪い返しに来ました
クマ sm117:(そのときふしぎな事が起こっちゃ)いかんのか?




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