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伏線回収した淫夢くんUC ◆J/0wGHN.4E






閃光。



それは、白昼堂々地上に現れた第二の太陽とも言える位のまばゆい光。
修正テープ、もといDイーグルに搭乗する遊星の背後を光が覆う。

「!」

「何だ!?」

その威圧に押され、遊星は思わずDイーグルのスピードを緩める。
無意識に振り返る頃には既にその閃光は消え去っていた。
だが、天を覆わんとする巨大なキノコ雲は、閃光の正体が爆発による物だと理解させ、そしてのその爆発の威力の凄まじさを十分すぎる程物語っていた。

「なんてことだ…」

遊星は畏怖する。
あれだけの爆発に参加者が巻き込まれては骨どころか塵も残らないだろう。


ここは殺し合いの場だ。

そんな主催者の声が聞こえてきそうなほどこの爆発は遊星に現実を痛感させた。

(まずい…あの方角は…)

距離的に考えて先程の東豪寺麗華と美木さやかの二人には大きな被害は無いだろう。
しかし権兵衛達と別れた場所は爆発のあったエリアに近い。もしかすると巻き込まれているかもしれない。

引き返すべきか、進むべきか。
遊星は苦渋の選択を強いられる。



「勝治、すまない」

遊星は爆発の様子より少年の探索を先回しにした。
爆発の規模こそ尋常ではないがあちらには複数の人がいる。
対する少年は一人かもしくは誰かに連れ去られている状態だ。
ならば急いで少年を見つけ出し一刻も早く勝治と合流するのが一番良い手段だと遊星は考えた。

何度か人に出会い、遅れを取ってしまったが相手は怪我人である。自ら歩いているならそう遠くへは行っていない筈。
しかし、今となってはそれは考えにくい。
今や少年がいなくなってから2時間近くが経とうとしている。
他の参加者と情報交換を行い自分も探してなお見つからないというのはさすがにおかしい。
そもそも5分足らずの間に自分たちの視界に入らない程遠くまで歩けるだろうか。
そういう考慮から、現在遊星は少年が誰かに連れ去られたと考えていた。

運が良ければ彷徨い歩いている所を誰かが保護した可能性も無い訳ではない。
そうであれば協力者も増えることになり一番良いのだがこの場所の性質上、それは期待しない方が良いだろう。
むしろ誰かの人質にされている可能性もあるし、そうなれば場合によって戦闘もあり得る。
最悪の事態も十分に考えられた。


(俺は…どうしたらいい…?)




 :::





「おおきいねぇ…」

それがエスポワール号を見た相性祐子の最初の一言だった。

所変わってここは豪華客船エスポワール号の前。
人に出会えた喜びからテンション上がりまくりでつい走って辿り着いた二人。

その大きさたるや例えるならマンションを2個纏めたかのような大きさである。
(映画版のカイジにて撮影に用いられた客船ふじ丸は全長167m、全幅24m、デッキ8層、総トン数23235トンに及ぶ日本最大級の客船である。一応参考程度に)
(恐らくゆっこはそんなことは知るはずもないだろうが)
自分がこんなに大きな船を操るのかと思うと改めて認識し、緊張した。

「早く乗ろうよ!時間がないよ!」

ゆっこが支給された時計を確認すると13時06分。
既にこの場所が禁止エリアに指定されるまで1時間を切っている。
止めていた足を船内へと再び進める。

もしかするとここに他の参加者も避難しているかもしれない。
そう思うとゆっこは自然とまた急ぎ足になった。










「また貸し切りみたいだね」

「うん!てかもう慣れた!」

やはりというかまたしても船内は誰もいないようだった。
ぼっちに関してもはや何も言うことが無い。

迷子になりそうな程広い船内だったが幸い入り口に地図があったのでそれほど迷うこと無く操舵室にたどり着けた。
豪華客船というだけあってか個室や調理場等めぼしい場所もたくさんあったが今はあまり時間がないので後で調べることにした。




’’’’’



「なぁにこれぇ」

そんな訳で操舵室に来たのだが、その操舵室の光景に二人は困惑せざるをえなかった。
豪華客船と名がつくだけあり、操舵室もまさに豪華客船であったのだ。
6つの座席を180度囲んだ機器の山脈。
奇妙な文様が映し出されたモニターの雲。
難解なボタンとキーボードの海。
見ただけで脳が理解を拒否するような計器の数々。
思わずゆっこが真顔で呟く。

「えっと…どうすればいいんですか」

「なんで他人行儀になるのさ」

バリカンが突っ込みを入れる。

変に弄って自爆スイッチを押すなんてことは無いだろう。
だがどこがどうなっているかがわからないうちは余り触らないようした方がいいかもしれない。


(まだだ…まだあきらめるな相生祐子!)


動かす方法が無いのではない。動かす方法が見つからないだけだ。
ではその動かす方法を探せば良い。
多少暴論かもしれないが自分みたいな船の操作方法を知らない人間もこの争いに参加させられている以上、誰でも船の操作ができるようになっているべきではないのか。
ボタン一つで操作できるとか船の操作マニュアルがどこかに存在する可能性もある。
ゆっこは状況的に前者はまず無いと考え、後者の可能性に賭けることにした。

「よし!説明書を探そう!」

「エ゛ェー!?」

本日4回目のバリカンのエ゛ェー!?である。



現在時刻13:23分。
ゆっこ達は説明書を探し当てられるのだろうか。あるいは最初から…


【H-1/1日目・日中】


【相生祐子@日常】
[状態]:疲労(軽微)、死への恐怖とそれに伴う悲しみ(若干克服)、若干希望を持ちつつある。ぼっち脱却
[装備]:バリカン
[道具]:基本支給品、一本満足バー×28inファミマの袋@アサヒフードアンドヘルスケア、
バトルロワイアルガイドブック@ニコロワγ
スポンジボブ@ハッキョーセット、でかいきんのたま@ポケットモンスターBW
キチガイレコード@チャージマン研!
[思考・状況]
基本行動方針:殺し合いには乗らない
0:何だったんだろう今の人?
1:説明書を探す
2:研君を探しに行きますか
3:危険地帯…恐るべし…!
4:もっといい道具が欲しかった
5:研君の そこにシビれる 憧れる
6:なのちゃんに続く新しいロボットの知り合いができて嬉しい
7:………死にたくないよ
※ジュラル星人と研の関係、泉家の家族構成を簡単に知りました。
※精神がわずかに不安定になっている可能性があります。
※民家の地下でニコニコ危険地帯を発見しました

【バリカン@チャージマン研!】※意思持ち支給品
[状態]良好、首輪なし、愛称で呼ぶ程度にはゆっこを信頼
[思考]
基本行動方針:ゆっこと一緒に研を探す。見つけたら保護してもらう。
0:さっきのは何だったんだろう?
1:何か胡散臭そうな船でゲス
2:ゆっこと行動。
3:終わったらゆっこがジュラル星人の存在を知らない事について話し合う
※機能に何らかの制限が課せられているかもしれません。
※ゆっこの交友関係を軽く知りました。
※星君を警戒対象に入れてないのは、彼がジュラルであることを知らないからです
※参戦時期は最終回よりも前のどこか。魔王については面識があるか見たことはあります


共通:ガイドブックで見逃している箇所があるかもしれません。









逡巡する遊星とそれを見つめる小さな者が一匹。


遊星はなぜか小さなそれに気づいた。


なんだろうか、そう思う意識さえ持てず。


気がつけば遊星はDイーグルを停め、降り、歩み寄っていた。


何が遊星をそうさせたのだろうか。


それは一体何なのか。


そう。




「ヴォー・・・」




それはクッソ汚い淫獣に他ならなかった。

朝方、星君の襲撃から生き残った淫夢くんはたまたまここまで移動していたのである。

野獣先輩、そしてディーノ、このロワで参加者のホモは死滅したが、一方で支給品によるホモは未だ健在なのだ。


猿とも栗鼠ともムササビとも見られる奇妙な動物だ、見ればどこか愛らしさもある。
遊星としてもどこかこの獣を放っておけないでいた。
よく考えてみればこの島にはなぜか植物こそ辺り一面に生い茂ってはいるが、野生動物の類いは虫さえも存在していないのだ。
今まで余りそういったことは気になっていなかったが、初めて動物を見ると大きな意味がある事のようにも思えた。

(!)

そして遊星に一つの考えが浮かぶ。
もしかするとこの場所は天然の島ではなく、人為的に作られた島なのではないか。
もしくは惑星、次元単位で主催者が作り出した可能性もある。
ならば何故ここに動物がいるのか。首輪は無いので恐らく参加者でもない。
そうなると支給品、あるいは他の参加者が何らかメッセージを送る目的でこの動物を利用したのだろうか。


「ヴォー・・・」


淫夢くんが声を上げると、素早く飛び上がり遊星の肩にちょこんと乗った。
そして、おもむろに背負ったデイバックを叩く。

「…連れて行ってほしいのか?」

「ヴォー・・・」

淫夢くんがうなずく。
元々メ蟹ックな遊星は動物には詳しくないのだがこの動きで人懐きがよく、知能の高い動物だとわかった。
遊星は淫夢君をひょいと持ち上げ体を探る。これといって特別な物は無いようだ。
単純に誰かが逃がしたか、或は用済みなのか。
捨てる訳にもいかないので遊星はデイバックのチャックを開けると、淫夢君がサッと体を入れ、遊星のデイバックから首だけ出した状態になった。

「気に入ってくれたようだな」

安住の地を得られた喜びからか、淫夢くんはゆっくりと腕を上げガッツポーズをとった。

完全勝利の瞬間である。

3回目の寄り道を終えた遊星は三度Dイーグルに跨がり、アクセルをかけ発進する。



【F-02 南東/一日目・日中】



【不動遊星@遊戯王5D's】
[状態]:疲労(小)、主催者達に怒り
[装備]:デルタイーグル@遊戯王5D's(操縦中)
[道具]:基本支給品、サイバーZ一号のベルト@真夏の夜の淫夢関連、レッド・デーモンズ・ドラゴン@遊戯王5D's(二日目午前まで使用不可)
ライダーズカード一式@仮面ライダーディケイド、沈黙の騎士ギャラティン@カードファイト!! ヴァンガード
大量の玩具@現実、玩具を弄る為の工具@現実、武器になりそうな物@現実(包丁や鋸など)、鬼柳のハーモニカ@遊戯王5D's
[思考・状況]基本思考:殺し合いの打破
1:少年のもとへ向かう。
2:海東純一を警戒。先程の爆発との関連も考慮
3:ありがとウサギを止める。
4:先ずは首輪を解除する。
5:自分のカード達や仲間を探す。
6:勝治を攻撃した誰かに警戒。
7:許せ、少年
8:少年を見つけたら勝治のもとへ急いで戻る
※勝治が今までしてきたことを聞きました。ただし、アルセーヌを覗き見してたことは聞いてません。
 また、田所(野獣先輩)が勝治に一服盛ったと思っています。
 また、ケンが生きてると言う勝治の説に疑心的です。
※勝治の首輪には不具合が起きていると推測しています。
※主催側に何か不都合な事が起きていると推測しています。
※権兵衛からリュウセイと少年(ムラクモ)の現状、危険人物の話を聞きました
※麗華達と情報交換しました。
※この会場が人工的に作られた物では無いかと考えています。


【淫夢くん@真夏の夜の淫夢】
[状態]:疲労(微小)
[思考]:基本思考:ヴォー・・・
0:ヴォー・・・
1:ヴォー・・・・
2:ヴォー・・・・・
3:ヴォー・・・・・・




sm148:幕間2 時系列順 sm158:アンハッピーリフレイン
sm149:自分から騙されていくのか(困惑) 投下順 sm151:妖怪(プラ/シドがテケテケ的に)競演
sm135:幕間 不動遊星 sm163:レ陰謀クルーズ(前編)
sm130:何だ!ルシフェルっていい奴じゃん! 相生祐子 sm158:アンハッピーリフレイン




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