※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

D.K. ディケイドは世界を紡ぐのか? 最終鬼畜ホモディーノ ◆FbzPVNOXDo



「あははははははあ!!!」
「くっ―――速い!?」
「遅い遅い。遅すぎよォ!」

プラシドの剣を振るうランサーに、それを次々といなしランサーへと拳を放つディーノ。
ランサーは歯噛みする。サーヴァントの全力を以ってしても、未だ人間一人仕留め切れないこの状況を。
ランサーもディーノの攻撃を紙一重で回避しているが、それでも自身が追い詰められていると自覚する。
基本人間はサーヴァントには勝てず、本来の武器ではないとはいえ、使い慣れた剣を手にして尚これだ。
自身の不甲斐なさび嫌気が差し、ホモの執念に軽く引く。

「何故だ? これ程の腕を持ちながら、どうしてこのような殺し合いに乗る?」
「決まってるでしょう! 私は掘りたいの!! いい男をね!!」

まるで話しにならない。
何らかの目的があるのかと思えば、ただ私欲を満たす為だけに殺し合いを利用しているだけの下郎。
ランサーはその事への怒りに任せ、力一杯プラシドの剣を振るう。
だが、そのような剣はただ直線的で大振りなだけ、隙の多い駄筋に過ぎない。
一目で剣の軌道を見切り、ディーノは体を後ろに傾け間合いを外す。
そしてディーノは、剣を振るいきったランサーが剣を引き戻す前に、開いた間合いを詰め拳を握る。

(馬鹿ね。感情に任せた一撃はかわしやすいものよ。これで―――)

ディーノの拳はランサーを捉え、ディーノの全力を以ってして叩き込まれた。
鐘を鳴らしたような鈍い轟音が鳴り、大気が振るえ、拳に痛みが走る。
―――しかし未だランサーは健在。
ディーノの拳が触れるよりも早く剣を手放し、ハイリアの盾を装備し拳を向かえ打った。
その結果起きたのは

「う、があああああああ!!」

腕に込めたエネルギーの逆流。
硬い物を素手で殴れば痛い。子供でも分かる当然の摂理。
今、それがディーノの手を襲っていた。

「はっ!」

更に痛みの悶絶するディーノの足を払いのけバランスを崩した後、放ったプラシドの剣を回収。
剣の切っ先をディーノに向け、何時でも止めを刺せるよう構える。

「一応、聞いておこう。考えを改める気は無いか?」
「改める! 改めるわ!! だから助けなさい!!」
「嘘だな。ホモ特有の眼光が消えてない」
「ふざけるんじゃないわよおおお!!」

やっぱホモは汚い(確信)。
意味の無い問答を終え、ランサーは剣でディーノを貫いた。

「何をやってる!?」

その前に声が響いた。
訴えているのは、現状の説明とランサーの剣の静止。
ランサーとディーノが怪訝そうに割り込んできた第三者を見る。

機械的なベルトを付け、こちらを警戒しながら近づく男。
門矢士は事態を見極められずにいた。
彼がことの一部始終を見ていたのは、ランサーがディーノへと止めを刺そうとしていた場面。
この時点では、どちらが殺し合いに乗っているのかも分からない。
放置というのも考えたが、そうもいかないと士の正義感が彼を突き動かした。

「待て、これh「助けて、助けてよ!!」

ランサーが事態の説明を行うより早くディーノが叫ぶ。
咄嗟にランサーは判断した。ディーノはこの青年を騙し、この窮地を脱しようとしているのだと。
しかし、分かったところで止める前にディーノはある事ない事を口に出す。

「こいつが、こいつがあそこで殺された子達と私を……」
「いやあれはお前が……」
「聞いた? 今あの子達の事“あれ”って言ったわよ!」

士から見れば一見ディーノが襲われて、ランサーは殺し合いに乗った悪意ある参加者に見える。
だがディーノが嘘を着いているという可能性も否定は出来ない。

「剣を持っているアンタはそいつから離れろ」
「……分かった。従おう」

故に先ずは二人から距離を取らせ、尚且つ自分は変身しどちらが妙な気を起こしても対処できるように備える。
二人から更に事細かく詳細を聞き、何が起きていたのか見極めようとする為の策だ。

「さて、じゃあ先ずは名を聞かせてくれ」
「俺はランサー」
「ディーノよ」

バックルに触れカードを持ち、何時戦闘が起きようが問題ない体勢。
ランサーとディーノも同じ、何が起きてもいいよう構える。

「話を聞いてもらおう―――」

ランサーはここに来てから、キルリア、キュウべえと出会い。
そして彼女らを惨殺したディーノと戦闘になった事を告げる。
対するディーノは、その反対。
ランサーが彼女らを殺し、それに激昂したディーノはランサーと戦闘になったと異議を申し立てる。

せめてこの場にケン、あるいは星君でも居れば目撃者として真実はすぐに明らかになっただろうが。
当の二人はここには居ない。その為、彼らの真相を証明できるものはない。

士は揺れる。
どちらが正しいのだろうか。
もうこれ以上、死者は出さない。
自分の手の届く範囲で誰も助けられない。救えないのはもう懲り懲りだ。

(だがどっちだ……。どちらが正しい?)

ランサーとディーノを交互に見た後、士は二匹の無残な死体を観察する。
白い犬のような、猫のような生き物。あれがキュウべえとやらだろう。
死因は顔を抉られた事によるショック死のようだ。
無残に散らばる肉片が、それを物語っている。

(剣なんかじゃこうはならない……。それにこの抉りようは、もしや蹴り殺したのか?)

咄嗟に士はランサー達の足元を見た。
先ずランサーの足は、多少土で汚れてはいるものの不審な点は無い。
しかしディーノはどうだ? その靴にはベッタリと赤い液体がこびりついている。
もしキュウべえを抉り殺したのが、本当に蹴りなのだとしたらこの赤い液体、血液もその時に付着した事になる。

「お前―――」
「良い推理ね。感動的ね。だが無意味よ?」

真実に気付いた士が見たものは、醜悪な笑みを浮かべ一瞬にして視界から消えたディーノ。
背後から感じる悪寒。生理的ななんか色々なモノが交じり合った恐怖。
首を腕で固定され、尻に硬い物を当てられる。
ディケイドに変身しようとするも、カードを持った手も拘束され自由に動かせない。

「貴様ァ!」
「フリーズ! 俗に言う動くなって奴よ! この子の尻がどうなってもいいの!?」

甘かったとランサーは自身の認識が誤っていたと悟る。
ディーノが暴挙に出ようとすること位は推測できたが、彼はそれを止められる自信があった。
少なくとも単純なスピードに関して、最速のクラスであるランサーの自分が遅れを取るなど思えなかった。
むしろ下手を打って士がディーノの本性に気付ければ、またとない好機だとさえ思っていた。

(甘かった……。つい先ほどまで俺と互角に渡り合っていたのはまぎれもない、あのホモだったというのに……!)

「ふふふ、やっと掘れそうね……」
「や、やめろ。気持ち悪い」
「直ぐ気持ちよくなるわよォ」
「待て、その青年には手を出すな……」
「あら? 優しいのね。他人の心配をするなんて」

士を心配するランサーを見て、ディーノの中の変なスイッチが入った。
自身の失態を嘆くランサーの表情は、とてもディーノの加虐心を擽った。

「脱ぎなさい」
「は?(憤怒)」
「この子を助けて欲しかったら脱ぎなさい。全て脱いで全裸になりなさい。
 そして跪くのよ」

ヤバイ。
ランサーの背筋を寒気が走る。
これはかなり妙な事になってきたというか、完璧にアダルトな展開だ。
普通こういうのは、もっとこう女の子が脱ぐべきなんじゃありませんかねえ。
なんで男なんだ……。

「いや、それはちょっと……」
「早く脱ぎなさいよォ! それともこの子のアナルが掘られても良いの!!」
「待て、話し合えば分かる」
「分からないから、言ってるんじゃない! あくしなさいよ。
 取りあえず土下座よ。それからケツこっちに抜けなさい。あくしなさいよ」

なんだこれは……。たまげたなあ。
ホモはせっかち。ディーノのペ○スが士のものへと迫っていく。
ランサーも内心脱ぐしかないか。いやしかしここで脱いではと葛藤に駆られる。
これが命令してるのが女だったら、速攻で脱いでると推測出来るにランサーはノンケだと分かる。

「……全部か?」
「全部よ!」
「流石に下は勘弁してくれないか」
「ふざけんじゃないわよ! あく全部脱ぎなさい! あくしなさいよ!!」

(俺は、一体何をしているんだ?)

士は何処か、他人事のように思う。
仮面ライダーとして戦う。
別に下手に正義を語るつもりは無い。
ただ目の前にある。救えるものは救いたかった。
けれども、この場での自分はただの道化と言っても良いほど無様だ。
仲間一人禄に守れず。挙句人質に取られ、変な事を言っているホモに好き放題されている。

(いや、結局俺には覚悟が、決意が足りていないのかもしれないな)

何を為すべきか。何を信じ貫くべきか。

……流されていただけだった。
ただ主催への怒りの感情に任せ、それらしい事を言い偽りの力を振るうだけ。
そんな自分に何が守れようか。何を打ち倒せようか。

ここは今までのような世界とは違う。
勢いに任せ敵を倒して、それで終わりじゃない。

(所詮俺はただの破壊者か……。何も紡げず何も為せず場をかき乱して死んでいく。
 お似合いだな……ヒーロー気取りの馬鹿には、おあつらえの最期かもしれない)

もういい。
このランサーという男には、自分に構わず後ろのホモを倒して欲しい。
別に悔いなど無いから。

「もう駄目だわ。挿れるわね? 挿れるわよ!」
「ま、待て。分かった下着一枚で妥協しよう。どうだ?」
「無理ね。……さあ、行くわよ。もう止まらないんだから!!」

(―――でも。例え間違ってたとしても、俺はただのヒーロー気取りだったとしても……)

ディーノが士を掘ろうと、腰を僅かに下げたその瞬間。
拘束は緩む。ほんの少し、時間も力も少しだけだがそれは最大の好機。

「う、おおおおおおおおお!!!」

ディーノの鳩尾へと肘打ちを叩き込み。
ディーノの体勢が崩れかけたところで、士は全身に全力を込めがむしゃらに前へと突き進む。
士を戒めていたディーノの拘束から抜け出し、よろけながらもディーノの間合いから外れた。

「やばっ」

少し前まで興奮してたのとは打って変わり、今度はディーノの背筋を冷や汗が伝う。
不味い。有利な状況から一転、不利に追い込まれた。
間合外の士に攻撃の態勢を取るランサー。
いくらディーノでも、ランサー相手にタイマンでは分が悪いのは最初の攻防で経験済み。
とすれば、今自分に残されたのは……

「逃げるのよォォォ!!」

逃亡。
だが速度という一点においては、それはランサーが一手も二手も上回る。
単純な逃走では駄目だ。そう何か足止めするものが無ければ。

「あー勿体無いわね!」
「何を?」

パンツから取り出した、棘棘しいキラキラ光るヒトデ型の物体。
それをディーノは投げた。
確かにこの棘棘しさなら、投げて当たれば一溜まりも無いかもしれない。
もっともランサーに、この程度の投擲かわせぬ道理は無く。無意味に終わってしまうが。

「こんなもの……」

かわされた。当たり前のように。
だがこれで良い。本命は……

「!? ぐあ、がはっ」

門矢士。
丁度胸に当たり深く刺さりこんでくれたのは不幸中の幸いだ。
恐らくあれなら足止めとしても十分。
現にランサーは足を止め、士へと向き直っている。

これならば逃げ切れる。

「―――変、身……」



KAMEN RIDE


D E C A D E ! !




FINAL ATTACKRIDE DDDDECADE



士が仮面を着けた偉業の戦士へと変わり。
ホログラム状のカードを突き抜け、その飛び蹴りを自らに当てた。
それが、最期にディーノが見た光景だった。

ランサーの目の前でディーノが爆散し炎が巻き上がる。
その爆炎の中から、ディケイドの変身を解いた士がふらつきながらも姿を見せた。

「大丈夫か? しっかりしろ!!」

ランサーの姿を見て士は安堵したのか、全身の力が抜け地面に倒れこむ。
胸に開いた血は止まる様子を見せない。先のディメンションキックの反動で更に傷口も開いている。

「待っていろ。すぐに治療の出来る場所に……」

―――ああ……今度は死なせずに済んだ。
それもほんの自己満足に過ぎない。
だけど、最期にこれだけは貫けた。

「世界なんて……大それたものは俺は紡げなかったが……」

小さい。あまりにもこれは小さい。
だが、それでも確かに紡げたものもあると士は信じる。
例え自己満足でも良い。この身に変えて紡いだものが、この殺し合いを破壊すると信じて……

「メイト、リックス……。俺の、仲、間……。近く、居る……。この、事……伝え……てくれ」

世界の破壊者。仮面ライダーディケイドの旅は終焉を迎える。
幾たびの世界を巡り彼が紡いだものが、何を為すのか今はまだ分からない。






「メイトリックス、か」

士の埋葬を終えランサーは数時間前、まどか達から知らされた情報を思い出す。
仮面を着けた男に最初に主催に逆らった男、メイトリックスが殺し合いに乗ったと聞かされたが、改めて疑問に思った。
断言は出来ないが仮面の男は恐らく士だ。
しかし、殺し合いに乗った様子では無かったし、メイトリックスもその仲間だという。

「会って見極めぬ事には始まらないか」

思考を止めた。
今ランサーの中では、まどかの証言より士の言葉の方が信用できた。
関わったのはほんの数分。だがその信念は嫌という程分かった。
そのような男が、殺し合いに乗るとは到底思えなかった。

真実を見極めどうするか決める。
更に何時の間にか消えたケン、そしてケイネスとの合流もある。
やる事は多い。休む暇など無い。

「行くか」

ディーノと士の支給品を回収した際、発見したゲイボルグを二、三度振るって士気を高める。

一人の戦士の勇姿を胸に刻み。
騎士は地を蹴り駆け出した。



【男色ディーノ@DDTプロレスリング】爆☆殺
【門矢士@仮面ライダーディケイド】死亡

【残り32人】



【H-04/1日目・午後】

【ランサー@Fate/Zero】
[状態]:疲労(中)、頬にかすり傷
[装備]:ハイリアの盾、ゲイ・ボルグ@Fate/stay night、プラシドの剣@遊戯王5D's
[道具]:基本支給品、シーザー・カエサル・エンペラー@人造昆虫カブトボーグ V×V
   グレーテルの基本支給品一式、コンビニ弁当、スター(ちょっと匂う。二日目早朝まで使用不可)@マリオシリーズ、北米化パッチ
   ディケイドライバー@仮面ライダーディケイド(2時間使用不可)、ライダーカード一式@仮面ライダーディケイド
   ライダーカード(スペランカー)@ニコニコワールド、ライダーカード(イーノック)
   其為右手@真夏の夜の淫夢(残り使用回数7回)、
[思考・状況]基本:殺し合いには乗らず主催を討ち取る。
1:ケイネス、ケン、メイトリックスを探す。
2:まどかの証言に疑問。
※参戦時期は不明ですが少なくともセイバーと戦った後です。




sm141:世紀末吸血主 時系列順 sm145:三人寄ればなんとやら……
sm142:私気になります! 投下順 sm144:暇を持て余した神々の遊び
sm134:槍兵の奇妙な四角関係とケンのパーフェクトにころわ教室 ランサー sm155:おかげさまでフランク達はドラゲナイことになってるんです
sm134:槍兵の奇妙な四角関係とケンのパーフェクトにころわ教室 男色ディーノ GAME OVER
sm113:ニコロワγ~破壊者と野獣と時々、使徒~ 門矢士 GAME OVER




| 新しいページ | 編集 | 差分 | 編集履歴 | ページ名変更 | アップロード | 検索 | ページ一覧 | タグ | RSS | ご利用ガイド | 管理者に問合せ |
@wiki - 無料レンタルウィキサービス | プライバシーポリシー