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増殖するA、飛翔するP -お芋を貪るイェーガー- ◆k5V1srvipM




「くっ…やはり死んだか…」

「宙さん…」

「プラシド…」

放送を聞いた3人は死亡者や禁止エリアをメモしつつ彼の死に対する反応を露にする。

プラシド達3人は当初南へ向かっていたが、合流したアカツキ達から聞いた病院の青鬼の危険性、学校へ向かうという目的のもと、道を引き返していた。


「それにしても妙だな…」

「ああ」

プラシドとアカツキは放送に対して疑問に思った。
前回同様、同じ名前を二回呼ばれている参加者がいるのだ。
その名は青鬼。

そして松岡勝治という名前もなぜかまた呼ばれていた。
それも取って付けたかのように。

「青鬼はお前が倒したと言っていたな」

「ああ、確かに倒したはずだ」



「いや、まさか_」

アカツキは記憶を巡らせる。
最初に青鬼に出会ったのは早朝のF-08付近。
そして自分はその力を前に撤退を余儀なくされた。

逃走を続け、館から病院にたどりつく。
探索をあらかた終え、施設の地下に踏み入れようとした所で再びあの青鬼に遭遇した。
そこで自分は奴を閉鎖病棟に誘い出し、閉じ込めた。
その後で食事のためエレベーターで1階に向かった。
そこには_青鬼がいた。
腕を犠牲に電工機関を利用して辛くもその場を脱した後、空腹で倒れる。
そして二人に出会う。

ここで一つの可能性に気づく。
青鬼が2体以上存在していたという可能性。
常識的に考えればF-08付近と病院で出会った青鬼は探索していた時間を考えれば追いついてもおかしくはない。
しかし、閉鎖病棟に閉じ込めたにもかかわらず数分足らずで脱出し、階段から1階におりてエレベーターの前で待ち構えることなど普通はできるはずが無い。
つまり青鬼は2体以上存在し、その内一体はまだ閉鎖病棟に閉じ込められており、偶々近くにいたもう一体の青鬼が自分に襲いかかった。
一体はケイネス・エルメロイ・アーチボルトが倒した。
残りの1体はまだ閉じ込められているか、それとも脱出したか…

しかし、この仮説にはもう一つ辻褄が合わない所がある。
参加者欄には青鬼の名は一つしか無い。

だが、最悪の形とはいえ辻褄の合う考え方が一つある。

「あいつらは、_繁殖あるいは増殖をしているかもしれない」

あんな異形が何体にも増えている事など想像したくもないが一番考えられるのはこの説だ。

いつのまにか、彼の体は再び震えていた。


「松岡勝治…一体何者なんだ…」

プラシドはその名を口ずさむ。
アカツキの言う通り青鬼同様、この参加者も増殖の能力を持っているとすれば注意が必要かもしれない。



*  *




「ん?お前が持っているのはなんだ」

距離にして1エリア半ほど進んだ所でアカツキが隣の席から発せられるほのかに甘い匂いに気づく。

「『蒸かした芋』さ~
デイバックに丁度頃合いの物があったから!つい!」

「何故だ…
何故今……芋を食べだした?」

「さっき支給品を調べたらでてきて…
冷めてしまっては元も子もないしー…
今食べるべきだと判断したから」

「…!?

イヤ…わからないな
何故貴様は芋があるならもっと早く言わなかった?」


「え?」

「そいつをよこせ!早く」

アカツキが響のデイバックに手を伸ばす。

「さっきも食料食べたばっかじゃないかー!」

響きが一瞬デイバックをアカツキから遠ざけようとするが、仕方なくデイバックを開け、芋を取り出す。
アカツキは青鬼のデイバックの食料を既に車内で食べ尽くしていたがそれで収まるアカツキの腹の虫ではなく、響の芋を次々に奪い取る。
芋の量は意外に多く、腹持ちのよい物なので8割ほど食べた所でアカツキの食欲は収まった。

「やっと満腹だ」

「すごい食欲ですね…」

さりげなく芋を手に取りながら鬼子が言う。

「あー!さりげなくとるなんてずるいぞー!」

「呑気な物ね…」

ルカが呟く。
その顔には微かな笑みが戻っていた。

響の中の絶望も今は影を潜めている。



    +    +    +



「そういえば、3人の支給品を確認してないな」

「何?あんたまた人の支給品をかっさらう気なの?」

ルカが毒づく。

「この状態でそれができると思うか?」

プラシドが自分の体を小突く。
ちぎれた半身を見下すようにルカが言う。

「そうね…いい気味よ」

「おい貴様…!」

「まあまあ落ち着いてください二人とも…」

鬼子が二人をなだめる。

さっきまで鬼子はルカの運転の所為でグロッキーだったのだが、雛子の運転は安定しており、おかげでなんとか鬼子は回復していた

「取り敢えず支給品を確認して見覚えのある物や使えこなせそうな物があれば譲り合うなどすれば
戦力や団結力も大幅に上がるはずです」

鬼子の話は至極正論である。
二人はばつの悪い顔をしながらもデイバックを取り出す(プラシドの方は鬼子に手伝ってもらった)
それにあわせて鬼子と3人はデイバックを取り出す(同じく運転中の雛子の方はアカツキがデイバックを取り出した)




   ~      ~      ~




「___それからこの大量の武器、殺し合いに乗っている側からすれば大当たりな品でしょうね

それと司馬宙の_」

そういってルカはまだ確認していない司馬宙の最後の支給品を取り出す。


それは人形のような物だった。

「はずれか?」

「説明書によると《ふなっしー》って名前らしいわ」

プラシドが人形を見つめる。
なんだか不気味である。特に目が完全に薬物中毒者のソレだ。
ルカは無言でふなっしーをデイバックの奥底へしまった。


     ~~(中略)~~


「…次は雛子のデイバックだな」

プラシドが器用にデイバックを開ける。
基本支給品を取り出し、次にランダム支給品を取り出す。

「これは…」

プラシドが少し苦労して取り出したのは金属のパイプであった。
なんとかそれをを車内に立てかけ、説明書を取り出す。

「ただの鉄パイプのようだ、はずれだな」

「何度も何度もはずれとばかり…あんたは他の言葉を知らないの?」

「そうは言うが武器なんてお前の支給品でほとんど賄えてしまうだろう」

「そ…それはそうかもしれないけど…」

「それよりもう一つの支給品だ」

プラシドが再びデイバックをまさぐる。
すると急にプラシドが動きを止めた。

「……」

「どうしたの?早く出しなさいよ」

「カードだ…」

プラシドが支給品を取り出す。
そのカードには不思議な紋章が描かれていた。

「RUM-リミテッド・バリアンズ・フォース…」

「ちょっとあんた!!!また人の支給品を奪う気!?」

ルカがカードを取り上げようと手を出す。
プラシドはカードを奪われまいと上半身だけで動き回る。

「ちょっと!だしなさい!」

「あっ!貴様!HA☆NA☆SE!」

「二人ともこんな所で暴れないでください!」

「お前らおちつけ!」

アカツキと鬼子が二人を押さえる。

「あのー…私は別にカードを武器にしているわけではありませんので…よろしければあげてもかまいませんが…」

雛子はミラー越しに話す。

「いいのか?」

「はい」

「ふぅん、感謝する」

プラシドは雛子の支給品を元に戻し、そのカードを自分のデイバックにしまう。

「人から貴重な支給品もらってるのにいい気な物ね」

「フン、貴様の物でもないだろうに

何故止めようとした?」

「なによ!!「だから落ち着いてください」」


「二人とも仲がいいですね」

「は!?な、何言ってるの!!どんな見方したらこんな奴なんかと!!!」

「グホォァ!何故俺が叩かれる!」

「あ!ちょっとやめてください!」

「だからやめろって!」

オッデセイの運転が大きく蛇行する。
アカツキがルカをおさえるもしばらく暴走は続きそうだ。


「うっ…また気分が…」

「え?ちょっとここで吐くのはさすがにやめ「ゴボボーッ!」」







【C-06 道路/1日目・日中】

【プラシド@遊戯王5D's】
[状態]:上半身のみ、希望の番人化
[装備]:アノニムの二丁拳銃 弾数(5/6、6/6)(一丁のみ腰に差している)@アカツキ電光戦記
[道具]:基本支給品一式、インヴェルズ・ギラファ@遊戯王、 希望王セット@遊☆戯☆王ZEXAL、RUM-リミテッド・バリアンズ・フォース@遊☆戯☆王ZEXAL
[思考・状況]
基本行動方針:絶望の未来を変える
0:アカツキ達と情報交換。
1:気に食わないが戦力になりそうな不動遊星を探す。
2:愛用のDホイールと剣が欲しい。
3:不動遊星との決着は保留。
4:下半身♂を直したい。
5:宙……。
※シンクロの代わりとなるエクシーズに注目しています。
※歴史を改変しシンクロ時代の今をエクシーズの時代に変えようと思っています。
※ルカ達の話の食い違いについては一応思考中・・
※RUMと希望王セットのカードは一度使うと6時間使用できません。
※NO.の精神汚染は本ロワでは無効です。

【日本鬼子@日本鬼子ぷろじぇくと】
[状態]:健康、嘔吐
[装備]:白楼剣@東方Project
[道具]:基本支給品一式、儀式の人クリスマスパーティーセット@儀式の人シリーズ
[思考・状況]
基本思考:殺生無しに争いを鎮める方法を探したい
0:プラシドさんが目覚めて良かった
1:心を鬼に囚われた人を白楼剣で斬り、迷いから解放する
2:極力殺生はしたくないが、いざというときは……
3:また気持ち悪くなってきた…

【アカツキ@アカツキ電光戦記】
[状態]:疲労(中)、左腕に大きな噛み傷(応急処置済み)、満腹、かすり傷
[装備]:試作型電光機関@アカツキ電光戦記、阪本さんのスカーフ@日常、軍服(手で持っている)
[道具]:こんなところの閉鎖病室の鍵の束@チャージマン研!、銃火器予備弾薬セット@オリジナル、青鬼のデイバック(食料全て消費)
[思考・状況]
基本行動方針:殺しあうつもりは無い。
0:プラシド達と情報交換。
1:「不動遊星」とを探しに学校へ向かう。
2:メイトリックスを探し主催の事を聞きだす。
3:こんなところの地下が少し気になる。
4:すっかり満足(胃袋的な意味で)
5:二人の素性を聞きたい。
6:ケイネスの動向が少し気になる。
7:全身タイツを警戒。
※総統閣下シリーズの世界を知りました。
※別の世界から呼ばれたのだとギルガメッシュから聞きました。ほぼ確定だと考えています。
※第一放送を聞き逃しましが、情報交換の中で内容はほぼ把握しました。
※青鬼が3体以上いる可能性も視野に入れています

【四条雛子@MUGEN】
[状態]:健康
[装備]:ホンダのオデッセイ(ボディーに大量のヘコミとキズ、車内はゲロ臭い)@課金騎兵モバマス予告集
[道具]:基本支給品一式(一食消費、水残り70%)、不明支給品0~2
[思考・状況]
基本行動方針:真剣勝負を堪能する。相撲に勧誘する。
0:プラシド達と情報交換。
1:学校へ向かう。
2:「鬼柳京介」と「不動遊星」、ついでに強者を探す。
3:響を守り、一緒に相撲をする。
4:アサシンとの決着をつける。
5:余裕があればアカツキの腕をちゃんと治療したい。
6:また会えたらケイネスとも勝負したい。
7:お芋食べたいな…
※MUGENのアカツキと面識があります。その他にも何人かとは面識があるかもしれません。
 具体的に誰を知っているかは後の人におまかせします。
※響の素性を簡単に聞きました。
※アカツキが二人に介抱されるまで何をしてきたか把握しました。
※アカツキから、参加者は異世界から集められたと聞かされました。
 彼ほどではありませんがそう考えています。

【我那覇響@アイドルマスター(アニメ)】
[状態]:軽い打撲、死への恐怖
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式(一食消費、水少量消費)、ディエンドライバーとライダーカード(ディエンド)@仮面ライダーディケイド、
 蒸かした芋(8割ほど消費)
[思考・状況]
基本行動方針:生きて帰る。
1:アカツキと雛子に着いていく。
2:雛子に守ってもらう代わりに一緒に相撲をする。
3:何で自分の周りは超人だらけなんだ~!?
4:プロデューサーやアイドルのみんなに会いたい。
5:別の世界……なんかすっごいさ~
6:ディエンドライバーは絶対に使いたくない。戦いたくない!
7:でも万が一の時は……。
※参戦時期はアニメ15話終了時からです。
※雛子の素性を簡単に聞きました。
※雛子を頼りにする事で死への恐怖を薄れさせています。
※アカツキが二人に介抱されるまで何をしてきたか把握しました。
※アカツキから、参加者は異世界から集められたと聞かされました。
 彼ほどではありませんがそう考えています。

【巡音ルカ@VOCALOID】
[状態]:健康
[装備]:大口径拳銃@魔法少女まどか☆マギカ
[道具]:基本支給品一式、プラシドの下半身@遊戯王5D's、モンスターボール(バッフロン)
    もしかしてオラオラですかーッ!?@未来ガジェット研究所、ふなっしー@現実
[思考・状況]
基本思考:歌い続けるために生きる
0:響を警戒
1:鬼子に協力する
2:絶望には呑まれない
3:雛子の運転技術に少し嫉妬


【蒸かした芋@進撃の巨人】
サシャ・ブラウスが入団式の最中に調理場からかっぱらってきた物
教官に「貴様…何をやっている」と言われようが気にせず芋を食べ続け、
「なぜ今芋を食べだした」と聴かれれば「冷めてしまっては元も子もないので…今食べるべきだと判断しました」と答え、
教官が簡潔に「なぜ貴様は芋を食べた?」と問えば「それは…何故人は芋を食べるのか?という話でしょうか?」と未来的すぎる答えを出し、
同期の間で彼女に「芋女」というあだ名を定着させたいわくのある物である。

【ふなっしー@現実】
船橋市と名産の梨をモチーフにしたご当地キャラ。
何を考えているのかよく分からないような表情をしていながら、キメちゃってるとしか思えない震えっぱなしの動きや荒ぶる跳躍力を見せるギャップが人気の秘訣らしい。
ちなみにtwitterや二コニコのアカウントも持っている。

【鉄パイプ@コマンドー】
メイトリックスがベネットの胸に突き刺した物。

【RUM-リミテッド・バリアンズ・フォース@遊☆戯☆王ZEXAL】
通常魔法
自分フィールド上のランク4以下のモンスターエクシーズ1体を選択して発動する。
選択したモンスターエクシーズよりもランクが1つ高い「C」と名のついたモンスターエクシーズ1体を、
自分のエクストラデッキから、選択したモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚できる。

リミテッド(限定された)の意味通り、RUM-バリアンズ・フォースに比べて大きく能力が制限されている。
もちろんこのカードによってホープをランクアップさせる事は可能。
真月が「共にバリアンに立ち向かう」という約束と共に遊馬に渡したカードであったが…。



sm132:反逆 時系列順 sm134:槍兵の奇妙な四角関係とケンのパーフェクトにころわ教室
sm132:反逆 投下順 sm134:槍兵の奇妙な四角関係とケンのパーフェクトにころわ教室
sm122:下っ端の憂鬱 プラシド sm136:最悪の脚本(マッドスプリクト)
sm122:下っ端の憂鬱 日本鬼子 sm136:最悪の脚本(マッドスプリクト)
sm122:下っ端の憂鬱 巡音ルカ sm136:最悪の脚本(マッドスプリクト)
sm122:下っ端の憂鬱 我那覇響 sm136:最悪の脚本(マッドスプリクト)
sm122:下っ端の憂鬱 四条雛子 sm136:最悪の脚本(マッドスプリクト)
sm122:下っ端の憂鬱 アカツキ sm136:最悪の脚本(マッドスプリクト)




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