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オリーブの恨みは恐ろしいって、ハッキリわかんだね ◆FbzPVNOXDo



「駄目です。この辺には碌なものがありませんでした」

とある民家から、ドアを開け姿を見せたシャロは溜息混じりに呟いた。
何故、彼女がこんな空巣染みた真似をしているのか
それはいつもの4人が海東と共に行動するようになってから、しばらくした頃リュウセイが民家を探索してみようと言ってみたのがきっかけだった。
もしかしたら支給品以外に何か役に立つものがあるかもしれないという事で、暫く市街地に留まる事になったのだ。

「そろそろ他の場所へ移動しませんか? ここは殆ど探索しましたし」

海東がここで探索の打ち切りを提案してきた。
元々全員何か役に立つものがあればいいなあ、程度にしか考えていなかったのだろう。
特に反対意見も無かった。

「で、何処に行くんだ? あの博麗神社ってとこか?」
「ええ、そうしたいのも山々ですが、まだあのヘルメットの男が近くをうろついてる可能性もありますし、別の場所を巡った方がいいかもしれません」
「ならば、一つ私の行きたい場所へ付き合って頂けないでしょうか?」

海東はそう言うと地図を広げ4人に見えるようにある場所を指差す。
そこには光写真館と記されていた。

「写真館?」
「はい、私の仲間である仮面ライダーが関係する場所でして……出来れば少し見ておきたいのです」
「まあ俺はどっちでもいいけど」
「私も」
「リュウセイさんとシャロさんがいいのなら、私もいいですけど」
「ありがとうございます」

光写真館。確かディケイドに関係する場所だ。
海東は詳しい事は知らないが、少し寄ってみる価値はあるのではないかと考えていた。

(光写真館、何か海東は狙っているのか?)

その海東の動向に権兵衛は目を光らせる。
あの張り付いた笑顔の奥に何が潜んでいるのか、それを見極めるまでは油断できない。

そんななか、何も知らないリュウセイ、シャロ、早苗の三人が踵を返し光写真館へと足を踏み出そうとした瞬間だった。

「助けてください!!」

一人の幼い少年がやってきた。
その足取りはふらついていて右足からは血が垂れていた。

「大変! 足を怪我してますよ!!」
「落ち着いてくださいシャロさん。先ずは手当てですよ!」

慌てるシャロをなだめ早苗は少年の方へ駆け寄ると足元へ顔を近づけ怪我の具合を確認する。
見れば最初から応急手当はしてあるようだが、無理に歩いたせいか傷口が再び開き出血してしまったのだろう。

「おい、誰にやられたんだよ?」

リュウセイが少年に近づき質問を投げかける。
こんな大怪我を自分でしたとは考えづらいし転んだなどの事故的な事も考えづらい。
ならば殺し合いに乗った参加者に襲われたと考えるのが妥当だった。

「オリーブオイル塗れのオリーブオイル臭い長身の男で確か……速水もこみちって言ってた……」
「ん? オリーブオイル塗れ? オリーブオイル臭い? 長身の男?」

リュウセイの脳内で一人の男が浮かび上がった。
名前こそ知らないが、殺し合いが始まってから数時間もしない内にシャロと共に襲われたあの変質者だ。

「リュウセイ君、知っているんですか!」
「間違いない! アイツだ!!」

権兵衛の問いにリュウセイは即答すると追い討ちをかけるように更に少年に迫っていく。


「アイツは何処だ!?」
「MOCO'Sキッチンで襲われてそこから逃げてきたんだ……」

ここからMOCO'Sキッチンはそれなりの距離がある。
ましてや子供がしかも足を怪我しているのだ、その逃走にはどんな恐怖や苦痛があったかは知る由も無い。
見れば服もブカブカで下はメイド服を着用している。
本当に形振り構わずここまで逃げてきたという事が分かった。

「アイツ……。こうなったらMOCO'Sキッチンに殴り込みだ!!!」

リュウセイの怒りは既に許容量を上回っていた。
彼の脳裏に浮かぶのは、ただのパスタにオリーブオイルをぶっかけただけの通称素パスタを美味しそうに平らげる三人の兄妹。
姉が作った素パスタを絶対に不味いのに無理して美味しそうに食べている妹と弟だ。

そうオリーブオイルは貧乏な家庭に夕食をもたらすもの、断じて殺しで使っていいような代物ではないのだ。

気付けばリュウセイは走り出していた。
最早この身はオリーブオイルを殺しの為に使用した速水もこみちを倒す事でしか収まらない。
そして何より見てるだけで胸焼けしそうな、オリーブオイル男にクレームを付けないと気が治まらない。
実を言うとリュウセイはもこみちと戦ったせいかずっと服がオリーブオイル臭かったのだ。
これは文句の一つや二つ付けても罰は当たらないだろう。
それにあの時の借りも返しておきたいし危険人物は出来る限り潰すに限る。

伝説のクレーマー始動である。


【F-02/一日目・午前】

【天野河リュウセイ@人造昆虫カブトボーグV×V】
[状態]:疲労(小)、オリーブオイル臭い、もこみちに怒り
[装備]: トムキャット・レッド・ビートル@人造昆虫カブトボーグV×V
[道具]:基本支給品、スコップ@現実
[思考・状況]
基本:殺し合いに乗るつもりはない。
1:MOCO'Sキッチンに殴り込みに行きもこみちにクレームを付け倒す。
2:ケン、勝治……






「待ってください! リュウセイ君!!」

リュウセイを追おうと権兵衛が足を踏み出そうとした、ところで彼はその足を止めた。
今自分がリュウセイを追ったら誰が海東を見張るのだ。
そっと後ろを見てみると早苗とシャロは少年の看病に夢中で今、権兵衛が走っても追いかけてくる事は無いだろう。
そしてその場には海東が、危うく自分は無垢な少年と少女達を海東の毒牙に晒すところだったのだ。

(リュウセイ君は気になりますが……海東を放っておく訳にも……)

「権兵衛さん、この子思った以上に傷が深いみたいです。ですから無闇に動かすことは出来ません。
 だから私はここに残りますから権兵衛さんはリュウセイさんをお願いします」
「いえ、それは……」
「大丈夫ですよ! 私も一緒に行きますから!!」

リュウセイを追う気満々のシャロに自分は残ると言い出す早苗。
だがそれでは駄目だ。どちらかを海東の元へ残していくなんて危険すぎる。
かといって少年の面倒は自分と海東で見るから、シャロと早苗にリュウセイを追わせる訳にも行かないし逆もまた然りだ。
あの周辺には神社で権兵衛達を襲ったジャギがまだ居るかも知れないのだ。
それにジャギ以外にも、殺し合いに乗った参加者は沢山居る。
せめてリュウセイの様にボクシング東洋太平洋チャンピオンを倒せるくらいの実力があればともかく
こんな場所に、こんな無垢な少女二人を放り出すのは危険すぎる。
下手すれば死よりも悲惨な目に……ということもあるかもしれない。

「安心して下さい権兵衛さん。仮面ライダーとして私が必ず早苗さんをお守りします」

相も変わらず気持ち悪い笑顔で海東はそう言い放つ。
仮に海東にリュウセイを追えと言ったところで、今度はリュウセイが危ない。
出来る限り、権兵衛は海東を自分の目の届く領域に置いておきたい。
だが現状ではそれはかなり困難になるだろう。

(どうすれば……あの少年が居る以上全員で動く訳にも行かない。かといって少年と海東を残すのも少年が危険だ……。どうする?)



【F-02 市街地/一日目・午前】


【チーム:いつもの四人】基本思考:殺し合いを破壊し主催者を捕まえる
共通思考
1:殺し合いに反抗しようとする者を探す。
2:互いの知り合いの捜索。
3:メイトリクスの捜索。


※それぞれの世界及び知り合いについての情報を交換しました。
※幻想郷とミルキィホームズの世界、カブトボーグの世界がそれぞれ異なる世界だと気付きました。
※早苗と権兵衛は自分達が別の幻想郷から来ていることに気付いていません。
※川が危険な事に気付きました。



【権兵衛@幻想入り】
[状態]軽傷、少し疲労
[装備]無し
[道具]基本支給品、ランダム支給品0~2個
[思考・状況]
基本行動方針:殺し合いを止めるため東風谷さんと共に仲間を探す。
0:リュウセイを追う……?
1:出来る限り海東は自分の目の届く場所に置いておきたいが……
2:男性(メイトリックス)の捜索。
3:海東純一を警戒
4:博麗神社は後で改めて訪れたい。
5:かわいそうなボルガ博士……

【東風谷早苗@守矢一家コスプレ劇場】
[状態]軽傷
[装備]無し
[道具]基本支給品
    VGカード『幸運の運び手エポナ』@カードファイト!!ヴァンガード(1時間使用不能)、権兵衛の考察メモ
[思考・状況]
基本行動方針:権兵衛さんと行動する。殺し合いには乗らない。
1:少年の手当てをする。
2:神奈子様と諏訪子様が凄く心配。
3:守矢の巫女として信仰を集める。
4:仮面ライダーに出会えて感激!
5:博麗神社は後で改めて訪れたい。
6:\  /
7:●  ● この会場では常識に囚われてはいけないのですね!
8:" ▽ "


※出展の都合で天然度と神奈子&諏訪子に対する信仰度が増加しています。
※制限に気付いていません。
※ボルガ博士のことは、良く出来たロボット爆弾か何かだと思っています。

【シャーロック・シェリンフォード@探偵オペラミルキィホームズ】
[状態]:疲労(小)
[装備]: なし。
[道具]:基本支給品、手鏡@現実、ランダムアイテム0~1
[思考・状況]
基本:探偵として主催者を捕まえ殺し合いを終わらす。
1:リュウセイを追う。
2:居るなら他のミルキィホームズや知り合いを探す。
3:それにしても、この少年何処かで見たような気が……




(まさか、この少年のお陰で権兵衛と離れやすくなったとはな。
 まあ、手駒が一つか二つ消える可能性があるが、そこは妥協点だ他から補充すればいい)

海東は内心笑みを浮かべていた。
そう権兵衛さえ居なくなれば後はこちらのものだ。
言葉巧みにシャロや早苗を誘導し手駒として扱い暗躍出来る。
出来れば権兵衛を殺したかったがそれは後に回せばいい。
そもそも、権兵衛はまだ海東が殺し合いに乗ったという証拠も掴んでいないのだ。
離れはしたいが無理に殺す必要はまだ無い。

(この少年に感謝しておかないとな)



【F-02 市街地/一日目・午前】

【海東純一@仮面ライダーディケイド】
[状態]:( ^U^)申し訳ございません、このような健康体で。
[装備]:グレイブバックル@仮面ライダーディケイド、電磁サイリウム@COBRA THE IDOLM@STER
[道具]:基本支給品、電光戦車@エヌアイン完全世界、外部AI@MUGEN、AT-4@魔法少女まどか☆マギカ
[思考・状況]
基本:優勝して、元の世界を支配する。
 1:表向きは対主催として振る舞い、集団の中に潜む。
 2:【チーム:いつもの四人】と行動を共にする。
 3:権兵衛を警戒。可能ならば排除したい。
 4:ノーリスクで殺人が可能な武器が欲しい。
 5:グレイブバックルの制限を何とかしたい。
 6:ディケイドにも制限が?
 7:AIを搭載した電光戦車は切り札。
 8:光写真館に少し興味。
※「ディエンドの世界」編終了後からの参戦
※鬼柳とさやかを死んだと思っています。
※大変胡散臭い表情をしていますが、本人はそれに気付いていません。
※グレイブバックルは一度使うと2時間使用不可になります。
※電磁サイリウム@COBRA THE IDOLM@STER、AT-4@魔法少女まどか☆マギカを早苗から譲り受けました
※早苗のことは別の世界の仮面ライダー住民だと思っています。






少年ことムラクモは早苗に介抱されながら内心自分の演技力に驚いていた。
まさか体が縮んでいるとはいえ、初対面の連中はともかく一度会ったリュウセイ達まですんなり騙せるとは思えなかった。

今から遡る事、数十分前ゲキド街の薬屋でムラクモは目を覚ました。
横には自分を助けた者が書いたと見られるメモがあったが関係ない。
元よりムラクモは主催含めた全員を皆殺しにする気だ。
ましてや何故か女物のスカートを履かせてきたのだ、例え自分を救った恩人だろうと関係ない。
ムラクモは自分を救った不動遊星、松岡勝治を殺す為にゲキド街を歩み始めたのだが……。

(まさか足の傷が開き何処かで休もうと、無我夢中で歩いた末にこの連中に会うとは……)

いつもの4人達を見つけたムラクモは既に戦うという選択肢を消していた。
ショタになっただけならともかく、こんなボロボロの体ではもう戦いは極力避けるに越した事は無い。
そこで自分の容姿を利用しもこみちの悪評を広げつつ、自分の怪我の手当てをしてもらう事に成功したのだ。
気付けば一人が勝手にもこみちを倒しに向かってくれた。
そのまま共倒れが理想だが、ダメージを与えてくれるだけでも十分だ。

(ふん、ともかく暫くは無力な少年を装いこいつらと共に行動を共にし、隙を見て支給品を奪い殺すのがベストだな)



【F-02 市街地/一日目・午前】

【ムラクモ@アカツキ電光戦記】
[状態]:貧血、疲労(大)、ダメージ(中)、右足に刺し傷(傷が開いた)、身体が十二歳程になっています
[装備]: 六〇式電光被服@アカツキ電光戦記、十六夜咲夜のスカート
[道具]:基本支給品、マッド博士の整形マシーン、ポラロイドカメラ
[思考・状況]
基本:主催も含めて皆殺し。
1:無力な少年を装いいつもの4人と行動を共にして隙を見て支給品を奪い殺す。
2:怪我の回復にも専念する。
3:もこみちはいずれ始末する。
4:オリーブオイルを入手しておきたいが……



sm100:未来を選択する意思 時系列順 sm102:もげ!もげ!もげ!【プラシドの半身を】……もげ!
sm100:未来を選択する意思 投下順 sm102:もげ!もげ!もげ!【プラシドの半身を】……もげ!
sm84:ほほえみの爆弾 天ノ河リュウセイ sm119:激戦の!ソウル・バーニングバトル!
sm84:ほほえみの爆弾 シャーロック・シェリンフォード sm124:必ず無事で……
sm84:ほほえみの爆弾 東風谷早苗 sm124:必ず無事で……
sm84:ほほえみの爆弾 権兵衛 sm124:必ず無事で……
sm84:ほほえみの爆弾 海東純一 sm124:必ず無事で……
sm80:GOD GAME~どうか終わる事無き旅を ムラクモ sm124:必ず無事で……




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