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早苗と権兵衛の、バトルロワイアル演義 ◆/cS70rty7s



「…はぁ。殺し合い、なんて冗談にもなりませんよ…。」

闇の中で私、東風谷早苗は途方に暮れながら呟いた。
ついさっきまで神奈子様にあんな服やこんな服を着せて信仰を集めようとしていたのに、ふと目が覚めれば見知らぬ場所に集められていきなり大勢の人と殺し合いをしろ、なんて言われた挙げ句に目の前で人が殺された。

「神奈子様と諏訪子様が巻き込まれてなければ良いのですが…」

先程の場所では確認出来無かった、命より大切な“家族”――――神奈子様と諏訪子様にもしもの事があれば私はどうすれば良いのか…。
一応お二人ともかなり強いお方ですし、私が心配した所でどうにかなる物でもありません。が…

「神奈子様、諏訪子様。どうかお二人だけでも無事でいて下さい――――。」

それでもお二人の無事を祈らずにはいられません。
祈り終えた私は気分を変えようと外人さんの言っていた支給品を確認しようとし「ガサッ!!」…今、何か後ろから音がしたような…?
振り返るとそこには――――。


   _ノ⌒ヽ
  /    \
  /  ≡≡  |
 ( r==、ッノ=<|
 丿<●> <(●ノ イ
 |  ̄ノ )| ̄ |
 ヽ_ノ\Lノヽ_ノ
  ヽヽー―-イノ
  /\_二_/\
  / / ≡≡ ヽ  ヽ
 (_/|    |ヽノ

「…………いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

何!?何ですかあれ!?何なんですかあのブルーベリーみたいな色の全裸の巨人は!?いくらオカルトが好きだからってこれは無理ですって!!小傘さんも裸足で逃げ出しますよこんなの!!
いや違うとにかく今は逃げないとでも腰が抜けてうわぁぁぁぁぁぁぁぁ

…申し訳ありません、神奈子様、諏訪子様。早苗は先に逝きます。どうかお二人だけでもご無事で。

次の瞬間、私の体は宙を舞い堅い地面に叩きつけられ――――。


あれ、痛くない?まだ生きてる?ここは何処?何かモフモフしてる。

「手荒い真似をして申し訳ありませんでした。お怪我はありませんか?」

…え?犬?犬が喋った?






「殺し合い、ですか…」

夜闇にまぎれて歩きながら私は一人呟いた。
あの外国人の男、彼が言うにはここは殺し合いの場らしい。先程の場所でざっと数えただけでも70人近い人々(無論私のような人外もいた訳だが)が集められていた。それだけの人数がいればあの男の言葉、「何でも願いを叶えてやる」を鵜呑みにして殺し合いに参加する者が確実に現れるだろう。
が、逆もまた然り。当然殺し合いに反抗する者も現れる。ならば彼らと集団を組むことで、この“首輪”が爆破されることは極力避けることが出来るはず。何故ならあの男達(仮に「主催者」と呼ぶ)が先程首輪を爆破した目的はあの女性の殺害ではなく、権力誇示と恐怖心を煽るため。その光景を目にしておきながら反抗しようと考えるのはかなりの精神力の持ち主のはずである。
そんな彼らが集まった場で誰か一人の首輪を爆破すればどうなるか。当然反抗を決意した者達の結束は更に強まるだろう。
主催者としてもそれは避けたいはず。ならば集団の内の一人がいきなり首輪を爆破される事態はほぼ無いと考えられる。
次に集団の全員が首輪を爆破されるという可能性だが、これは人数が増えれば増えるほど確率が下がる。主催者は「殺人」ではなく「殺し合い」が目的なのだ。それはわざわざ私達を気絶させた状態で集め、手間の掛かる「ルール」まで制定している事から分かる。
反抗する者達を片端から殺害していけば、当然殺し合いも成立しなくなる。それは主催者の本意では無い。
よって反抗を決意した人数が多ければ多いほど個人の危険度は下がるという訳である。

「とりあえずはあの男性を探すべきでs「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

!!??
突如響いて来た叫び声に私は考察を止め、辺りを見回した。叫び声ということは…と嫌な予感がするが助けずにはいられない。声のした方角に向かって走る。
程なくして叫び声を上げたと思しき少女と怪物(今の私が言えた義理でも無いが)を見つけたのだが…こちらの怪物はどう見ても話の通じる相手では無さそうだ。なんというか、触れただけでとんでもないことになりそうな気がする。

「とりあえずは逃げた方が良さそうですね…」

私は惚けてしまったらしい少女を咥えて背中に乗せ、再び走る。幸いにも怪物は頭があまりよろしくないらしく、木々の間をジグザグに走っただけで撒けたようだ。
少し時間が経ち、後ろの少女が落ち着いてきたところで私は告げる。

「手荒い真似をして申し訳ありませんでした。お怪我はありませんか?」






喋る犬の背中で、私は困惑していた。

「えと、はい、大丈夫です…助けていただいてありがとうございました。ところであなたは何者なんですか?喋る犬の妖怪なんて聞いたことがありませんし…」
「…私は変な犬で、名前は権兵衛と言います。はじめまして、よろしくお願いします。よろしければ、あなたのお名前を聞かせていただけますか?」
「私は東風谷早苗、守矢神社の巫女です。こちらこそよろしくお願いしますね、権兵衛さん。」

神奈子様、諏訪子様。ここに来てからまだ一時間も経っていませんが、私には一つ分かったことがあります。それは――――。



この会場では常識に囚われてはいけないのですね!

\  /  
●  ●  
" ▽ "



この短時間でブルーベリーみたいな色の全裸の巨人に襲われ、喋る犬に助けられました。これからとんでもない経験が待ち受けていそうですが、守矢の巫女として出来る限りの事をして、信仰を集めてみせます。
ですから、再びお会い出来る時までどうかご無事で――――。





チルノさん、貴女はここに居るのでしょうか?
もし居るのなら、早急に合流したいところですが…
私は可能な限り努力し、なんとしても殺し合いを止めてみせます。

つらい事があっても、例え殺し合いだとしても、私もいつまでもメソメソしている訳にはいきませんからね。
“努力すれば何とかなる”そう思わなくちゃやってられませんから。

【D-05 川原/一日目・深夜】

※早苗の叫び声が周囲に響きました。


【権兵衛@東方Project派生[幻想入り]】
[状態]健康、背中に早苗を乗せている
[装備]無し
[道具]基本支給品、ランダム支給品0~3個
[思考・状況]
基本行動方針:殺し合いを止めるため仲間を探す。
1:東風谷さんと安全な場所まで移動。
2:男性(メイトリックス)の捜索。
3:チルノさんが心配。

※参戦時期は11話開始直後です。なお、この時点で面識のある東方キャラはチルノ、慧音、射命丸、妹紅、紫です。また、早苗の知っているチルノらとは性格が違っています。

※自身の能力に気付いていません。





【幻想入り】
様々な人物や物品が幻想郷に入りこむ現象の事。
ニコニコ動画では2008~2009年にかけてブームとなった。
権兵衛氏もその内の一匹で、卓越した文章力と独特の雰囲気で「名作」として名高いが、同時に設定改変等の問題も抱えており原作重視の方は視聴に注意が必要。

参考動画
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm2040276

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm3679808

またはこちらのスレを参照
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/10924/1224777267/

ニコニコ大百科
ttp://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%81%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%81%A8%E6%A8%A9%E5%85%B5%E8%A1%9B%E3%81%AE%E3%80%81%E5%B9%BB%E6%83%B3%E9%83%B7%E6%BC%94%E7%BE%A9

【東風谷早苗@東方Project[守矢一家コスプレ劇場]】
[状態]健康、若干の混乱、権兵衛乗車中
[装備]無し
[道具]基本支給品、ランダム支給品0~3個
[思考・状況]
基本行動方針:権兵衛さんと行動する。殺し合いには乗らない。
0:この会場では常識に囚われてはいけないのですね!1:権兵衛さんと安全な場所まで移動。
2:神奈子様と諏訪子様が凄く心配。
3:守矢の巫女として信仰を集める。

※出展の都合で天然度と神奈子&諏訪子に対する信仰度が増加しています。

※制限に気付いていません。





【守矢一家コスプレ劇場】「アドン丸」氏による東方手書き劇場シリーズの通称。
事あるごとに神奈子と諏訪子にコスプレをさせようとするド天然な早苗さんが特徴。

参考動画
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm6863866

ニコニコ大百科
ttp://dic.nicovideo.jp/a/%E5%AE%88%E7%9F%A2%E4%B8%80%E5%AE%B6%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E5%8A%87%E5%A0%B4


【E-06 森林/一日目・深夜】

【青鬼@青鬼】
[状態]健康?
[装備]不明
[道具]基本支給品、ランダム支給品0~3個
[思考・状況]
不明




sm11:物を掴めない恐怖 時系列順 sm13:お前らのような主人公がいるか
sm11:物を掴めない恐怖 投下順 sm13:お前らのような主人公がいるか
東風谷早苗 sm36:難儀を引き寄せる程度の能力
権兵衛 sm36:難儀を引き寄せる程度の能力
青鬼 sm34:青鬼ごっこ




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