魔法の兵器で♪素敵な~対主催を~♪ずどどど~ん♪ ◆yWmiaE64Fc
「あ~おもろかった~」
きりの良い所でゲームを中断した有野は
腕を上に伸ばし屈伸をしながらリラックスをしていた。
コリコリと関節が鳴る音と共に体がほぐれていく感覚は心地よい。
有野がゲームを止めた頃、聖は何か役に立つ物が入っているのかも知れないと考え
自分のディバッグの中身を確認していた。
すると中で蠢く青い物体の姿があり、聖の顔を見るや否や
ハイテンションでディバッグの中から飛び出してきた。
腕を上に伸ばし屈伸をしながらリラックスをしていた。
コリコリと関節が鳴る音と共に体がほぐれていく感覚は心地よい。
有野がゲームを止めた頃、聖は何か役に立つ物が入っているのかも知れないと考え
自分のディバッグの中身を確認していた。
すると中で蠢く青い物体の姿があり、聖の顔を見るや否や
ハイテンションでディバッグの中から飛び出してきた。
「バトルドーム!!」
ディバッグから出てきたのは青いカラーリングの玩具、バトルドームであった。
かつて世界中でブームを巻き起こし一世を風靡した大人気の玩具であり
他の参加者の支給品として扱われたドラえもんの片割れである。
かつて世界中でブームを巻き起こし一世を風靡した大人気の玩具であり
他の参加者の支給品として扱われたドラえもんの片割れである。
「ウェ!?」
「うわーなんやこれー!玩具?」
「私のバッグに入っていた支給品ですが何なのでしょう?」
「ツクダオリジナルから3Dアクションゲームの超エキサイティン!!なバトルドーム登場!!」
「うわーなんやこれー!玩具?」
「私のバッグに入っていた支給品ですが何なのでしょう?」
「ツクダオリジナルから3Dアクションゲームの超エキサイティン!!なバトルドーム登場!!」
ピョンピョンっと有野達の周りを飛び跳ねながらバトルドームは自己紹介をする。
「こんなの役に立つのカ?」
「ちょwwwバトルドーム!!は相手にボールをシュウウウウウウウ!!して超エキサイティン!!」
「ワケワカンネーヨ!!それにしても腹減ったナー」
「ツクダニ!ツクダニ!」
「ちょwwwバトルドーム!!は相手にボールをシュウウウウウウウ!!して超エキサイティン!!」
「ワケワカンネーヨ!!それにしても腹減ったナー」
「ツクダニ!ツクダニ!」
早速役に立つ時が来たと言わんばかりにバトルドームははしゃぎ
海苔佃煮の入ったビンをエイラの足元に射出した。
海苔佃煮の入ったビンをエイラの足元に射出した。
「これ『ごはんですよ』やん、でも今は米が無いから美味くないで」
「他に何か食べる物出せないのカ?」
「他に何か食べる物出せないのカ?」
バトルドームが体を横に振ると、エイラにツカエナイナーと言われ少し落ち込んでいた。
聖は引き続きディバッグの中を探ると大量の袋が次から次へと出てきた。
聖は引き続きディバッグの中を探ると大量の袋が次から次へと出てきた。
「有野さん、これはなんでしょうか?」
「これはインスタントラーメン言うて、お湯で煮ただけで作れるお手軽な食品や
これならすぐ作れるからゲームでもやりながら待っといてや」
「これはインスタントラーメン言うて、お湯で煮ただけで作れるお手軽な食品や
これならすぐ作れるからゲームでもやりながら待っといてや」
聖に渡された二つ目の支給品、それはハウス食品のインスタントラーメンうまかっちゃん一年分である。
これは不況の煽りを受けたジャムおじさんのパン工場閉鎖の危機から救うべく
WBCに参加したアンパンマンが勝利して得た賞金の副賞として扱われていた現物である。
これは不況の煽りを受けたジャムおじさんのパン工場閉鎖の危機から救うべく
WBCに参加したアンパンマンが勝利して得た賞金の副賞として扱われていた現物である。
有野は建物内にある調理室へ行くと
コンロの上に水を入れた大き目の鍋を置いて火を付ける。
水が沸騰して熱湯になったらうまかっちゃんを三袋分入れて茹でる。
コンロの上に水を入れた大き目の鍋を置いて火を付ける。
水が沸騰して熱湯になったらうまかっちゃんを三袋分入れて茹でる。
麺が柔らかくなったらスープを入れ混ぜ合わせたら火を止めて
ラーメンを丼に入れれば有野お手製うまかっちゃんの完成です。
ラーメンを丼に入れれば有野お手製うまかっちゃんの完成です。
「おーいエイラちゃん、聖はん ラーメン出来たで一緒に食べよう~」
「おー、いい匂いダナー」
「では頂きますわ」
「バトルドーム!!」
「おー、いい匂いダナー」
「では頂きますわ」
「バトルドーム!!」
少女とおっさんと少女?食事中…
『──おはよう、参加者の諸君
三人が食事を楽しんでいる所でサイレンが鳴り響き、第一回目の放送が告げられた。
「あかん!急いでメモ取らんと!」
放送が開始される中、主催者はまず進入禁止エリアを告げた。
有野は内容を聞き漏らさぬように集中してメモを取る。
放送中はバトルドームも空気を読んで黙っていた。
有野は内容を聞き漏らさぬように集中してメモを取る。
放送中はバトルドームも空気を読んで黙っていた。
進入禁止エリアの発表を終えた主催者は
今度は死亡した参加者の名を告げた。
今度は死亡した参加者の名を告げた。
『松岡勝治、
イワーク・ブライア
ヴェルタースオリジナルのおじいさん』
イワーク・ブライア
ヴェルタースオリジナルのおじいさん』
次々と名を呼ばれていく参加者達
たった六時間の間でこれだけの命が本当に失われたのか?
信用したくない気持ちもあった。
たった六時間の間でこれだけの命が本当に失われたのか?
信用したくない気持ちもあった。
『レミリア・スカーレット、
寅丸星、
美樹さやか、
寅丸星、
美樹さやか、
以上の十六名だ。 』
「…………ッ!?星が……」
「知り合いが呼ばれたんか?」
「ええ……」
「そっかぁ……それは気の毒やわ……」
「知り合いが呼ばれたんか?」
「ええ……」
「そっかぁ……それは気の毒やわ……」
星の名を聞いた聖は驚きを隠せずにいた。
昔の時代から共に同じ道を歩んできた大事な家族なのだから
それを失ったショックはあまりにも大きい。
昔の時代から共に同じ道を歩んできた大事な家族なのだから
それを失ったショックはあまりにも大きい。
「大変だー!」
「な、なんや!」
「サーニャも……サーニャもこの島にいるんだ!早く助けに行かないと!」
「な、なんや!」
「サーニャも……サーニャもこの島にいるんだ!早く助けに行かないと!」
エイラは島に連れてこられる以前に主催者が発言した言葉を思い出し
ディバッグから参加者名簿を取り出して確認していた。
すると主催者の言葉通りに白紙だった紙から参加者の名前が浮かび上がり
エイラの親友であるサーニャの名を発見したのだ。
ディバッグから参加者名簿を取り出して確認していた。
すると主催者の言葉通りに白紙だった紙から参加者の名前が浮かび上がり
エイラの親友であるサーニャの名を発見したのだ。
「そうですね、そろそろ私達も探索に行きましょう」
「もうええんか?」
「はい、星もそれを望んでいるはずですから」
「もうええんか?」
「はい、星もそれを望んでいるはずですから」
本当は今でも胸が張り裂けそうなぐらい悲しい。
だが歩みを止め、いつまでも嘆いていては星に会わせる顔が無い。
あの真面目な星の事だ、この殺し合いを止める為に最善の行動を取り
その末で命を落とした筈なのだから。
だが歩みを止め、いつまでも嘆いていては星に会わせる顔が無い。
あの真面目な星の事だ、この殺し合いを止める為に最善の行動を取り
その末で命を落とした筈なのだから。
星の犠牲を無駄にしない為にも、一人でも多くの参加者達を救うべく
仲間達と共に島を探索し協力者を集めて脱出する。
それが星にとって一番の供養になるはず。
仲間達と共に島を探索し協力者を集めて脱出する。
それが星にとって一番の供養になるはず。
三人は他の参加者達を探すために島を反時計回りするように行動を開始した。
木の生い茂る山々の中に入るより、見晴らしの良いエリアを中心に探索した方が
人探しに向いていると考えたからである。
木の生い茂る山々の中に入るより、見晴らしの良いエリアを中心に探索した方が
人探しに向いていると考えたからである。
「サーニャー!!サーニャー!!」
「誰かおらんかー!!」
「私達は殺し合いに乗っていません!怖がらずに出てきてください!」
「誰かおらんかー!!」
「私達は殺し合いに乗っていません!怖がらずに出てきてください!」
建物内で怯えているかもしれない参加者達に呼びかけをしながら
C2エリアまで移動して橋を渡った。
C2エリアまで移動して橋を渡った。
「…………けて」
「今、人の声が?」
「ほんまか?」
「たす……けて……!」
「間違いありません!あの破壊された建物の方から助けを求める声が聞こえます!」
「じゃあ助けに行かなきゃ!」
「今、人の声が?」
「ほんまか?」
「たす……けて……!」
「間違いありません!あの破壊された建物の方から助けを求める声が聞こえます!」
「じゃあ助けに行かなきゃ!」
D2へ向かった先にある全壊した建物から声を聞き
三人は声のする方へと向かった。
声の聞こえた場所に辿り着くとそこは、瓦礫がいくつも積まれており
瓦礫の隙間から聞こえる声でやっと生存が確認出来る状態であった。
三人は声のする方へと向かった。
声の聞こえた場所に辿り着くとそこは、瓦礫がいくつも積まれており
瓦礫の隙間から聞こえる声でやっと生存が確認出来る状態であった。
「大変や!瓦礫の下に人がおる!」
「誰かいるの?お願い助けて!瓦礫が重くて動けないの!」
「安心しろ、すぐに出してやるからナー」
「誰かいるの?お願い助けて!瓦礫が重くて動けないの!」
「安心しろ、すぐに出してやるからナー」
三人は力を合わせて一つずつ瓦礫を除去していき
後は一際大きな瓦礫を一つ残すのみとなった。
後は一際大きな瓦礫を一つ残すのみとなった。
「あとはこれだけや」
「私が持ち上げますから二人とも離れてください」
「お、おう!」
「私が持ち上げますから二人とも離れてください」
「お、おう!」
肉体強化魔法を使い身体能力を上げた聖は瓦礫を軽々と持ち上げると
瓦礫の下にはバレリーナの服装をした二足歩行のウサギが
黄色い槍を持って構えていた。
瓦礫の下にはバレリーナの服装をした二足歩行のウサギが
黄色い槍を持って構えていた。
◆
もこみち達を逃がしたありがとウサギは
最初の放送を聞き終えた後で再び捜索を開始した。
殺し損ねた者が自分の危険性を周囲の参加者に言いふらし
集団で対抗されれば勝ち目は薄くなる。
時間が立てば立つほど自分は不利になるのだ。
一刻も早く殺害しなければならない。
最初の放送を聞き終えた後で再び捜索を開始した。
殺し損ねた者が自分の危険性を周囲の参加者に言いふらし
集団で対抗されれば勝ち目は薄くなる。
時間が立てば立つほど自分は不利になるのだ。
一刻も早く殺害しなければならない。
「サーニャー!!サーニャー!!」
「誰かおらんかー!!」
「私達は殺し合いに乗っていません!怖がらずに出てきてください!」
「誰かおらんかー!!」
「私達は殺し合いに乗っていません!怖がらずに出てきてください!」
その時、聞こえてきたのが他の参加者達に呼びかける三人の声だった。
彼らが言葉通りに殺し合いに乗ってないのは、状況的にすぐ判断出来た。
なぜかと言うと、殺し合いに乗るような奴がわざわざ大声を出して
自分の存在をアピールするのはリスクが大き過ぎて普通ならやらない。
陰から様子を見た感じ、戦闘その物が目的の快楽殺人者達とも思えない。
一番可能性が高いのは、仲間を出来る限り多く集めて脱出しようとしているお人良し組なのだろう。
彼らが言葉通りに殺し合いに乗ってないのは、状況的にすぐ判断出来た。
なぜかと言うと、殺し合いに乗るような奴がわざわざ大声を出して
自分の存在をアピールするのはリスクが大き過ぎて普通ならやらない。
陰から様子を見た感じ、戦闘その物が目的の快楽殺人者達とも思えない。
一番可能性が高いのは、仲間を出来る限り多く集めて脱出しようとしているお人良し組なのだろう。
ならばその、お人良しさを逆手に取ってやろう。
三人が移動しようとしている場所には先程、自らが壊した建物がある。
小さな体を利用して瓦礫の下で身を隠し、動けなくなった振りをして隙を突く。
瓦礫が遮蔽物となって、相手はこちらが武器を持っていることすら気づかせない。
三人が移動しようとしている場所には先程、自らが壊した建物がある。
小さな体を利用して瓦礫の下で身を隠し、動けなくなった振りをして隙を突く。
瓦礫が遮蔽物となって、相手はこちらが武器を持っていることすら気づかせない。
◆
ザシュッと刃物が肉を突き刺す嫌な音が聞こえた。
心の臓を射抜かんと、放たれた槍を
聖は反射的に後方へ下がった為に胸が貫ら抜かれる事は無かったが
完全には避け切れずに右肩に命中した。
心の臓を射抜かんと、放たれた槍を
聖は反射的に後方へ下がった為に胸が貫ら抜かれる事は無かったが
完全には避け切れずに右肩に命中した。
「うう……っつ……」
「聖はん!」
「聖さん!」
「聖はん!」
「聖さん!」
ありがとウサギは槍を引き抜き、再び攻撃するべく全身する。
「シュウウウウウウウウウウウウ!!!」
突如、黄色い弾幕がありがとウサギに向かってばら撒かれ、
全身に被弾して吹き飛ばされた。
よく見ると聖の足元で守るように立ち塞がるバトルドームがいた
全身に被弾して吹き飛ばされた。
よく見ると聖の足元で守るように立ち塞がるバトルドームがいた
「大丈夫か?聖はん!」
「はい、この程度の傷なら問題ありません」
「イキナリナニスルンダー!」
「はい、この程度の傷なら問題ありません」
「イキナリナニスルンダー!」
バトルドームの弾幕をまともに食らったありがとウサギだが
弾幕の威力は当たれば痛いが我慢すれば耐えられる程度であり
戦闘不能にさせるほどの効果は無かった。
弾幕の威力は当たれば痛いが我慢すれば耐えられる程度であり
戦闘不能にさせるほどの効果は無かった。
それでも常に食らい続けていられるほど無視出来る攻撃では無い。
ありがとウサギは追撃を諦め、一時撤退を選んだ。
ありがとウサギは追撃を諦め、一時撤退を選んだ。
「バトって相手にボールをシュウウウウウウウウ!!」
それを許さないバトルドームは弾幕を放ちながら
ありがとウサギを追いかけていった。
どうやら自分の主である聖を騙まし討ちした事に怒りを覚えたらしい。
ありがとウサギが交差点を左折し、バトルドームも遅れながら続いて進み
一匹と一台の姿は見えなくなった。
ありがとウサギを追いかけていった。
どうやら自分の主である聖を騙まし討ちした事に怒りを覚えたらしい。
ありがとウサギが交差点を左折し、バトルドームも遅れながら続いて進み
一匹と一台の姿は見えなくなった。
「早く手当てしなきゃあかんで」
「これぐらいの傷なら治癒魔法で十分治せますわ」
「色んな魔法が使えるんダナー」
「これぐらいの傷なら治癒魔法で十分治せますわ」
「色んな魔法が使えるんダナー」
聖が左手で右肩の傷口を抑えて治癒魔法を詠唱した。
だが本来はそれで塞がる筈の傷が一向に治る気配がしない。
だが本来はそれで塞がる筈の傷が一向に治る気配がしない。
ズドドドドドド!!
「ちょwwwちょwwww相手が超エキサイティン!!なボールをシュウウウウウウ!?」
傷が感知しない謎が解決されないまま、どこからか銃声が鳴り響き
バトルドームが慌てふためきながらこちらに戻ってきた。
その背後には大きな白いロボットが機銃を撃ちながら近づいてくる。
バトルドームが慌てふためきながらこちらに戻ってきた。
その背後には大きな白いロボットが機銃を撃ちながら近づいてくる。
「なんやあれ!ちょっとかっこいい!!」
「アレは…ウォーロック!?」
「知っとるのかエイラちゃん!?」
「うむ…あいつは昔に皆で一緒に戦って破壊した兵器なんダヨ」
「そーだったんかー」
「アレは…ウォーロック!?」
「知っとるのかエイラちゃん!?」
「うむ…あいつは昔に皆で一緒に戦って破壊した兵器なんダヨ」
「そーだったんかー」
◆
バトルドームによる素早い対応によって
奇襲による殺害が失敗に終わったありがとウサギは
苦虫を噛み締めた表情で一時離脱し、次の作戦へと移行した。
バトルドームが飛び跳ねながら追ってくるが、動きが遅く
簡単に距離を離つ事が出来た。
奇襲による殺害が失敗に終わったありがとウサギは
苦虫を噛み締めた表情で一時離脱し、次の作戦へと移行した。
バトルドームが飛び跳ねながら追ってくるが、動きが遅く
簡単に距離を離つ事が出来た。
グレートありがとウサギに変身して戦う事も考えたが
肉体にかかる負担が大きく、激しい疲労によって今後の戦闘に支障を残す事を危惧し
別の策に頼る事にした。
好都合な事にありがとウサギにはゲイ♂ボウの他にも強力な支給品を隠し持っている。
肉体にかかる負担が大きく、激しい疲労によって今後の戦闘に支障を残す事を危惧し
別の策に頼る事にした。
好都合な事にありがとウサギにはゲイ♂ボウの他にも強力な支給品を隠し持っている。
それはブリタニア軍空軍大将マロニーの手によって製造されたウォーロックである
その性能は高火力且つ高機動で
それを見たマロニーは、量産化成功の暁には自分が特別な存在になれると考えられるほどでした。
その性能は高火力且つ高機動で
それを見たマロニーは、量産化成功の暁には自分が特別な存在になれると考えられるほどでした。
今ではありがとウサギの支給品として活用されています。
なぜなら主催者達はこのウォーロックは
殺し合いを促進させるほどに役立つ特別な兵器だと考えたからです。
なぜなら主催者達はこのウォーロックは
殺し合いを促進させるほどに役立つ特別な兵器だと考えたからです。
バトルドームから距離を離し、弾幕の届かない所まで避難したありがとウサギは
早速、ウォーロックを取り出し機体に乗り込んだ。
本来のウォーロックはネウロイのコアを使った無人兵器なのだが
主催者達によって、ネウロイのコアは取り除かれ
パワードスーツのように参加者が身に纏って戦えるように改良されていた。
早速、ウォーロックを取り出し機体に乗り込んだ。
本来のウォーロックはネウロイのコアを使った無人兵器なのだが
主催者達によって、ネウロイのコアは取り除かれ
パワードスーツのように参加者が身に纏って戦えるように改良されていた。
その理由はネウロイのコアを使って自動操作に任せっぱなしだと
『参加者同士』が殺し合っているように見えず
さらにコアに自我が宿れば支給品であるウォーロックが独立して
持ち主からの制御を振り切って行動してしまうからである。
『参加者同士』が殺し合っているように見えず
さらにコアに自我が宿れば支給品であるウォーロックが独立して
持ち主からの制御を振り切って行動してしまうからである。
少し考えて見てほしい、参加者達が殺し合いを促進させる為に渡している筈の支給品が
参加者を蔑ろにしてまで支給品単体が大暴れしていては本末転倒ではないか?
あくまでメインは首輪を付けられた哀れな参加者達なのだ。
特に誰に言っている訳では無いがそこを吐き違えてはならない。
それがウォーロックからネウロイのコアを除去した理由なのである。
参加者を蔑ろにしてまで支給品単体が大暴れしていては本末転倒ではないか?
あくまでメインは首輪を付けられた哀れな参加者達なのだ。
特に誰に言っている訳では無いがそこを吐き違えてはならない。
それがウォーロックからネウロイのコアを除去した理由なのである。
「システム、オールグリーン……ありがとウォーロック行くぞ」
起動を開始したウォーロックがホバー移動しながら
仕留め損ねた参加者達を殺害する為に
逃げてきた道を引き返した。
仕留め損ねた参加者達を殺害する為に
逃げてきた道を引き返した。
「バトッ!?」
遅れてやってきたバトルドームと鉢合わせするが今では何の脅威でも無い。
バトルドームが弾幕を放って仕掛けるが
このウォーロックに対しまともにダメージを与えるなど不可能なのだから。
バトルドームが弾幕を放って仕掛けるが
このウォーロックに対しまともにダメージを与えるなど不可能なのだから。
「ちょ……」
戦争の為に開発された兵器であるウォーロックと
子供達が遊ぶ為に作られた玩具であるバトルドームでは
あまりにも戦力に差が有りすぎた。
子供達が遊ぶ為に作られた玩具であるバトルドームでは
あまりにも戦力に差が有りすぎた。
「超エキサイティンッ!!」
敵わないと知るや速攻でバトルドームは逃げ出し
それを後ろから追いかけるウォーロック
先程とは全く逆の立場になっていた。
それを後ろから追いかけるウォーロック
先程とは全く逆の立場になっていた。
機銃でバトルドームを狙うも的が小さく、やたらぴょこぴょこ飛び跳ねるせいで
なかなか銃弾が命中しない。
逃げ回っている内にバトルドームは持ち主の方へと辿り着く。
なかなか銃弾が命中しない。
逃げ回っている内にバトルドームは持ち主の方へと辿り着く。
「ここは私に任せてくれませんか?」
「え?」
「近づいちゃ駄目ダ!」
「え?」
「近づいちゃ駄目ダ!」
聖は有野にディバッグを渡し、何も持っていない状態でウォーロックに歩み寄った。
ありがとウサギはそんな聖の行動に疑問を感じつつ銃口を向ける。
ありがとウサギはそんな聖の行動に疑問を感じつつ銃口を向ける。
「怖がらなくても大丈夫です、私はあなたを決して傷つけたりはしません」
「な、何を言ってるんダ?あいつは聖さんに襲い掛かったんだゾ!」
「それはきっと死への恐怖にかられて衝動的に攻撃したからです
彼女が本心で殺人を望んでいる筈がありません」
「な、何を言ってるんダ?あいつは聖さんに襲い掛かったんだゾ!」
「それはきっと死への恐怖にかられて衝動的に攻撃したからです
彼女が本心で殺人を望んでいる筈がありません」
(なんだこいつ……本気で言っているのか?それとも綺麗事で訴えれば
殺される事はありえ無いとたかをくくっているのか?)
殺される事はありえ無いとたかをくくっているのか?)
「相手を殺さなければ自分が殺されると思ったのですね
だから怖くなって望まぬ殺し合いに身を投じるしか無かったのですね
ですが、それではこの殺し合いを目論んだ人達の思う壷です
お願いです、どうかこの無意味な争いを止める為に私達に力を貸してください!」
だから怖くなって望まぬ殺し合いに身を投じるしか無かったのですね
ですが、それではこの殺し合いを目論んだ人達の思う壷です
お願いです、どうかこの無意味な争いを止める為に私達に力を貸してください!」
(君は正しいよ、何一つ間違っちゃあいない、正に聖者と呼ぶべき思考だよ
だが甘い、歯がとろけそうなぐらい甘すぎる、その考えでは絶対に生き残れない
他者を疑おうとせずに信じるのは素晴らしい事だろうが
この場においては騙され、計られ、利用され、切り捨てられ
最期はその気高い意思が報われる事無く命を落とすのが関の山だ!)
だが甘い、歯がとろけそうなぐらい甘すぎる、その考えでは絶対に生き残れない
他者を疑おうとせずに信じるのは素晴らしい事だろうが
この場においては騙され、計られ、利用され、切り捨てられ
最期はその気高い意思が報われる事無く命を落とすのが関の山だ!)
言葉など交わす必要は無い。
抗いようのない現実を受け入れ、自分が理想とした正義を捨ててまで
生きる事を選んだありがとウサギとは真逆な聖の思想は
虫唾が走る程にうっとおしいものだった。
抗いようのない現実を受け入れ、自分が理想とした正義を捨ててまで
生きる事を選んだありがとウサギとは真逆な聖の思想は
虫唾が走る程にうっとおしいものだった。
(なら引導を渡してやろう、僕が君を殺す事で
僕の選んだ道こそが最善であったと証明してやるんだ)
僕の選んだ道こそが最善であったと証明してやるんだ)
ズドドドドド!!
「聖さん危ない!」
獣の耳と尻尾がにゅるんと生えたエイラが聖を突き飛ばし
ウォーロックの銃撃を外させた。
ウォーロックの銃撃を外させた。
「エイラさん…」
「気を付けるんダ!次がくるゾ!」
「気を付けるんダ!次がくるゾ!」
(ちっ……余計な真似を)
「ミギダナ、ヒダリダナ」
「ミギダナ、ヒダリダナ」
聖への攻撃を妨害したエイラに怒りを覚え
狙いを変えるが、まるでどこから来るのか分かっているかのような動きで
銃弾を全て回避していく。
狙いを変えるが、まるでどこから来るのか分かっているかのような動きで
銃弾を全て回避していく。
(どうして当たらない?うわっ…!)
側面から飛んできたロケットランチャーの弾が直撃し
衝撃でウォーロックが転倒した。
攻撃された方向を見るとロケットランチャーを担いだ有野が立っていた。
衝撃でウォーロックが転倒した。
攻撃された方向を見るとロケットランチャーを担いだ有野が立っていた。
「二人とも今の内に「超!!」逃げるで!」
「よくやったゾおっちゃん!」
(このままでは逃げられる!)
「よくやったゾおっちゃん!」
(このままでは逃げられる!)
急いで起き上がろうとするが、去り際に有野がロケットランチャーを
更に一発打ち込み、直撃は避けた物の爆風で視界が遮られて
ありがとウサギは相手を見失ってしまう。
更に一発打ち込み、直撃は避けた物の爆風で視界が遮られて
ありがとウサギは相手を見失ってしまう。
(見失ったが、このウォーロックの速度ならすぐに追いつける)
ウォーロックの体勢を立て直したありがとウサギは
注意深く、周囲に気を配りながら三人の追跡へ向かった。
注意深く、周囲に気を配りながら三人の追跡へ向かった。
◆
「すみませんでした、私が勝手な事をしたばかりに二人を危険な目に合わせてしまって……」
「そんなの言いっこ無しや、俺達は仲間なんやから助け合うのは当然や
それに俺も聖はんの支給品を勝手に使うてしもうたからな」
「おっちゃんの言う通りダ」
「そんなの言いっこ無しや、俺達は仲間なんやから助け合うのは当然や
それに俺も聖はんの支給品を勝手に使うてしもうたからな」
「おっちゃんの言う通りダ」
ウォーロックから距離を取った三人は近くの建物で身を隠して
ありがとウサギへの対処で話し合っていた。
ありがとウサギへの対処で話し合っていた。
「彼女を放置していけば犠牲者は増えてしまいます
ですから私は彼女を止めるために、これからあのからくりを破壊しに行きます
それまでの間、二人はここで待機してくれませんか?」
「ちょっと待ってや聖はん、破壊って無理や!
あのロボット、ロケットランチャー当たったのに壊れなかったんやで」
「それでも私なら出来ます、魔力を拳に集中させれば打ち砕いてみせます」
「私も行くヨ、大丈夫私なら敵の動きを先読み出来るからやられたりしない」
「それなら俺も手伝うで、一人じゃ難しくても三人で力を合わせればなんとかなるで!」
「バトルドームも!!バトルドームも!!」
「エイラさん……有野さん……ありがとうございます……」
ですから私は彼女を止めるために、これからあのからくりを破壊しに行きます
それまでの間、二人はここで待機してくれませんか?」
「ちょっと待ってや聖はん、破壊って無理や!
あのロボット、ロケットランチャー当たったのに壊れなかったんやで」
「それでも私なら出来ます、魔力を拳に集中させれば打ち砕いてみせます」
「私も行くヨ、大丈夫私なら敵の動きを先読み出来るからやられたりしない」
「それなら俺も手伝うで、一人じゃ難しくても三人で力を合わせればなんとかなるで!」
「バトルドームも!!バトルドームも!!」
「エイラさん……有野さん……ありがとうございます……」
三人はありがとウサギの凶行を止めるべく、ウォーロックの破壊を決断したのであった。
◆
(この辺りに生体反応が……近いな)
ウォーロックのレーダーが参加者の反応をキャッチしたのを見て
やり過ごされない様、速度を落として慎重に移動を開始した。
やり過ごされない様、速度を落として慎重に移動を開始した。
「コッチダ!」
(自分から出てきた?その手に持つショットガンでどうにか出来ると思ったか?馬鹿め!)
(自分から出てきた?その手に持つショットガンでどうにか出来ると思ったか?馬鹿め!)
ウォーロックの両腕の機銃から放たれる銃弾を回避しながらエイラは突き進む。
度重なる能力の使用で疲労が押し寄せてきたがまだ耐えられる。
度重なる能力の使用で疲労が押し寄せてきたがまだ耐えられる。
「ソコダー!」
目の前まで移動したエイラは手に持つ銃をウォーロックへ向け、引き金を連続で引き
ケフィアが放出されてウォーロックの全身に浴びせかけた。
ケフィアが放出されてウォーロックの全身に浴びせかけた。
「な…!モニターが!」
カメラ部分がケフィア塗れになり、ありがとウサギの視界が封じられる。
「おっちゃん今ダ!」
「よっしゃ任せとき!」
「よっしゃ任せとき!」
エイラが離れるのと同時に二発のロケットランチャーがウォーロックに直撃し
バランスを崩させた。
バランスを崩させた。
(まずい!このままでは狙い撃ちにされてしまう!)
「はぁあああああ!!」
聖が全速力でウォーロックへ向かって駆け抜けると
その勢いを拳に乗せ、思いっきり振りかぶって殴りつけた。
その勢いを拳に乗せ、思いっきり振りかぶって殴りつけた。
「南無三!!!」
轟音と共に突風と砂埃が舞い起こり、エイラと有野は反射的に
両腕を顔の前に出して砂に目が入らないように動いた。
聖が放った拳の威力は凄まじく一瞬、地面から振動が伝わる程であった。
両腕を顔の前に出して砂に目が入らないように動いた。
聖が放った拳の威力は凄まじく一瞬、地面から振動が伝わる程であった。
「……いません」
聖がポツリと呟くと共に、砂埃が晴れて地べたが見えるようになった。
そこには亀裂の走ったアスファルトがあるのみでウォーロックの姿は無かった。
そこには亀裂の走ったアスファルトがあるのみでウォーロックの姿は無かった。
「上ダ!」
エイラが指した先には上空へと飛び上がったウォーロックがいた。
視界が映らなくなり焦ったありがとウサギは急いで上空へ飛んで
聖の拳から逃れる事が出来たのだ。
視界が映らなくなり焦ったありがとウサギは急いで上空へ飛んで
聖の拳から逃れる事が出来たのだ。
(モニターが使えない状況ではこちらが不利……勝負はお預けだ!)
人型から航空機型へと変形したウォーロックは
東の方角へ向かって飛び去っていった。
東の方角へ向かって飛び去っていった。
「いけません!彼女を止めなければ被害が……うう……」
「ツクダ!?」
「聖さんしっかり!」
「少し……立ち眩みしただけです……」
「何言うてんや!腕から血が流れ取るやないか!」
「ツクダ!?」
「聖さんしっかり!」
「少し……立ち眩みしただけです……」
「何言うてんや!腕から血が流れ取るやないか!」
有野の言う通り、聖の腕からは一筋の血が流れており
指先からポタポタと血が零れ落ちていた。
ありがとウサギが突き刺して出来た肩の傷が未だに塞がっていなかったのだ。
指先からポタポタと血が零れ落ちていた。
ありがとウサギが突き刺して出来た肩の傷が未だに塞がっていなかったのだ。
参加者達の救出を優先させる為に、聖は肩の傷の事をあえて言わなかったが
ウォーロックを破壊する為に放った大技のせいで消耗し
立ち眩みが起こる程の疲労が襲ってきたのであった。
ウォーロックを破壊する為に放った大技のせいで消耗し
立ち眩みが起こる程の疲労が襲ってきたのであった。
「黙っていてすみません、ですがこの程度の傷なら治療をしたらすぐに探索を開始して」
「あかん!探索は聖はんの体をしっかり休ませてからや」
「ですが、それではその間、人探しが出来なくなってしまいます」
「気にするナ、サーニャも大事だけど聖さんをほうってはおけないヨ
それにサーニャなら私がこうする事を望むだろうからナ」
「やシュウウウウウウウむ!!やシュウウウウウウむ!!」
「聖はん、こんな状況で誰かを助けようとするのはすごい事やと思う
だけど自分の体も大事にせなあかんで、あんたが死んだら悲しむ人もおるんやから」
「わかりました、では…お言葉に甘えて少し休ませて貰いますね」
「あかん!探索は聖はんの体をしっかり休ませてからや」
「ですが、それではその間、人探しが出来なくなってしまいます」
「気にするナ、サーニャも大事だけど聖さんをほうってはおけないヨ
それにサーニャなら私がこうする事を望むだろうからナ」
「やシュウウウウウウウむ!!やシュウウウウウウむ!!」
「聖はん、こんな状況で誰かを助けようとするのはすごい事やと思う
だけど自分の体も大事にせなあかんで、あんたが死んだら悲しむ人もおるんやから」
「わかりました、では…お言葉に甘えて少し休ませて貰いますね」
二人の説得により聖は自分の身の休息を優先する事にし
近くにある建物内へと入っていき
せめてこれ以上血が零れ落ちないよう、応急処置を施して寝室で休ませた。
近くにある建物内へと入っていき
せめてこれ以上血が零れ落ちないよう、応急処置を施して寝室で休ませた。
「今、聖はんが寝てるから静かにな~」
「バトルドーム…」
「大丈夫って言ってたけど、やっぱり相当疲れが溜まってたナ」
「そうやな……聖はんは自己犠牲精神の塊みたいな人で危なっかしいから
俺達でフォローしながら頑張ろうや」
「ああ、困った時もチームプレイで行けば乗り越えられるサ」
「バトルドーム…」
「大丈夫って言ってたけど、やっぱり相当疲れが溜まってたナ」
「そうやな……聖はんは自己犠牲精神の塊みたいな人で危なっかしいから
俺達でフォローしながら頑張ろうや」
「ああ、困った時もチームプレイで行けば乗り越えられるサ」
結果的に見れば殺し合いに乗った参加者を止められず
仲間が負傷してしまう喜ばしくない結果であった。
だが共に死線を潜り抜けた事で出会ったばかりであるにも関わらず
三人の絆はより固く結ばれていくのを確かに感じられたのだった。
仲間が負傷してしまう喜ばしくない結果であった。
だが共に死線を潜り抜けた事で出会ったばかりであるにも関わらず
三人の絆はより固く結ばれていくのを確かに感じられたのだった。
【D-2/1日目朝/市街地 建物内】
【有野晋也@現実】
[状態]:疲労(小)
[装備]: 無し
[道具]:基本支給品、M202ロケットランチャー(説明書付き)@コマンドー、ネシカ筐体@現実、恥ずかしい映像が再生されるリモコン@DDTプロレスリング
[思考・状況]
基本:嫁の下にかえらんとなぁ
1:聖が元気になるまで待機。
2:殺し合いはしない。
[状態]:疲労(小)
[装備]: 無し
[道具]:基本支給品、M202ロケットランチャー(説明書付き)@コマンドー、ネシカ筐体@現実、恥ずかしい映像が再生されるリモコン@DDTプロレスリング
[思考・状況]
基本:嫁の下にかえらんとなぁ
1:聖が元気になるまで待機。
2:殺し合いはしない。
【エイラ・イルマタル・ユーティライネン@ストライクウィッチーズ】
[状態]:疲労(中)
[装備]:ボム@東方×3
[道具]:基本支給品、ケフィア入り水鉄砲、不明支給品0~2
[思考・状況]
基本:殺し合いはしない
1: 聖が元気になるまで待機。
2:サーニャを探し出す。
3:殺し合いはしない。
[状態]:疲労(中)
[装備]:ボム@東方×3
[道具]:基本支給品、ケフィア入り水鉄砲、不明支給品0~2
[思考・状況]
基本:殺し合いはしない
1: 聖が元気になるまで待機。
2:サーニャを探し出す。
3:殺し合いはしない。
【聖白蓮@東方Project】
[状態]:右肩に刺し傷(治癒不可)睡眠中
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、うまかっちゃん一年分@アンパンマンのパン工場救済計画、バトルドーム@バトルドーム
[思考・状況]
基本:弱きものを助ける。殺しはしない
0:………………
1:弱き人を助ける。
2:もう早とちりはしない。
3:右肩の傷が治らない事に疑問。
[状態]:右肩に刺し傷(治癒不可)睡眠中
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、うまかっちゃん一年分@アンパンマンのパン工場救済計画、バトルドーム@バトルドーム
[思考・状況]
基本:弱きものを助ける。殺しはしない
0:………………
1:弱き人を助ける。
2:もう早とちりはしない。
3:右肩の傷が治らない事に疑問。
【支給品紹介】
【M202ロケットランチャー(説明書付き)@コマンドー】
一般人であるシンディが説明書を読んだだけですぐに使用出来たロケットランチャー
説明書を読めば重火器の素人でも扱える仕様になっている。
一般人であるシンディが説明書を読んだだけですぐに使用出来たロケットランチャー
説明書を読めば重火器の素人でも扱える仕様になっている。
【うまかっちゃん一年分@アンパンマンのパン工場救済計画】
ファイトマネーを稼ぐためにアンパンマンが参加したWBCの副賞として用意された食品
ファイトマネーを稼ぐためにアンパンマンが参加したWBCの副賞として用意された食品
参考動画
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm17037130
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm17037130
【バトルドーム@バトルドーム】
バトルドームとは、最近流行中の超!エキサイティン!!な玩具である。
ロワにおいては意思を持ち弾幕も放てるなど
さらに超!エキサイティン!!な仕様になっている。
バトルドームとは、最近流行中の超!エキサイティン!!な玩具である。
ロワにおいては意思を持ち弾幕も放てるなど
さらに超!エキサイティン!!な仕様になっている。
◆
「くそぅ……どうして誰も殺せない!」
ウォーロックを着陸させたありがとウサギは怒りを抑え切れないまま
目立ちやすいウォーロックをディバッグにしまって次の獲物を探していた。
目立ちやすいウォーロックをディバッグにしまって次の獲物を探していた。
(あの女の生き様の方が正しいと言うのか!?いや…それはありえない
これだけ周到な用意がされているんだ、いくら足掻いた所で主催者を出し抜くなど
夢物語のような妄想に過ぎない、ただの現実逃避だ
たしか…聖と呼ばれていたか?見ていろよ
世間体的には彼女の思想が正しいだろうが、この島の中に限っては
僕の行き方こそが正しいというのを生き延びる事で証明してやる)
これだけ周到な用意がされているんだ、いくら足掻いた所で主催者を出し抜くなど
夢物語のような妄想に過ぎない、ただの現実逃避だ
たしか…聖と呼ばれていたか?見ていろよ
世間体的には彼女の思想が正しいだろうが、この島の中に限っては
僕の行き方こそが正しいというのを生き延びる事で証明してやる)
ありがとウサギの中で聖の言葉は本人が想っている以上に影響していた。
それはこの島でで生き延びる為に捨てた、正義を愛する心を
聖が失う事無く持ち続けているのを見て、とても嫌な感覚が胸の中で蠢いていたからである。
もし聖の生き様が正しかったとすれば
正義の味方の名を無に帰してまで選んだありがとウサギの生き様は
何の意味も無くなり、ただの道化となってしまう。
それだけは我慢ならなかった。
それはこの島でで生き延びる為に捨てた、正義を愛する心を
聖が失う事無く持ち続けているのを見て、とても嫌な感覚が胸の中で蠢いていたからである。
もし聖の生き様が正しかったとすれば
正義の味方の名を無に帰してまで選んだありがとウサギの生き様は
何の意味も無くなり、ただの道化となってしまう。
それだけは我慢ならなかった。
ありがとウサギは戦い続ける。
自分の選んだ修羅の道が正しいと信じ続けて。
自分の選んだ修羅の道が正しいと信じ続けて。
【C-6 森の中/1日目・朝】
【ありがとウサギ@あいさつの魔法】
[状態]:疲労(中)、通常状態
[装備]:必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)@Fate/Zero
[道具]:基本支給品、ウォーロック@ストライクウィッチーズ、ランダム品(0~1)
[思考・状況]基本思考:優勝し生き残る。
1:遊星、研、もこみち、ムラクモを探し殺す。
2:生き残る事で、自分の正しさを証明する。
[状態]:疲労(中)、通常状態
[装備]:必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)@Fate/Zero
[道具]:基本支給品、ウォーロック@ストライクウィッチーズ、ランダム品(0~1)
[思考・状況]基本思考:優勝し生き残る。
1:遊星、研、もこみち、ムラクモを探し殺す。
2:生き残る事で、自分の正しさを証明する。
【支給品紹介】
【ウォーロック@ストライクウィッチーズ】
ブリタニア軍空軍大将マロニーが捕獲したネウロイのコアを使い、軍上層部にも秘密裏に製造した無人人型航空兵器。
ロワにおいてはネウロイのコアは使用されておらずパワードスーツとして改良されている。
戦闘力は装着者の持つ魔力の素養の有無で変わり、魔力が有ればシールド展開による防御や
ビーム兵器による攻撃が可能となっている。
ブリタニア軍空軍大将マロニーが捕獲したネウロイのコアを使い、軍上層部にも秘密裏に製造した無人人型航空兵器。
ロワにおいてはネウロイのコアは使用されておらずパワードスーツとして改良されている。
戦闘力は装着者の持つ魔力の素養の有無で変わり、魔力が有ればシールド展開による防御や
ビーム兵器による攻撃が可能となっている。
sm80:GOD GAME~どうか終わる事無き旅を | 時系列順 | sm82:SUMOUとポニテとチャーシュー麺 |
sm80:GOD GAME~どうか終わる事無き旅を | 投下順 | sm82:SUMOUとポニテとチャーシュー麺 |
sm37:煩悩恥遊戯 | 有野晋也 | sm95:保健室へどうぞ!! |
sm37:煩悩恥遊戯 | エイラ・イルマタル・ユーティライネン | sm95:保健室へどうぞ!! |
sm37:煩悩恥遊戯 | 聖白蓮 | sm95:保健室へどうぞ!! |
sm42:グレートの魔法 | ありがとウサギ | sm102:もげ!もげ!もげ!【プラシドの半身を】……もげ! |