優しい魔王 ◆9qwAMfxUKA
私がこの会場に送られて初めて見たものは謎の呻き声が聞こえる館でした。
その不気味な館と首に光る冷たい首輪は私は本当に殺し合いに巻き込まれてしまったと再認識させられてしまいました。
あの時の出来事は恐怖で常軌を逸していて、
このようなバトルロワイアルに巻き込まれてしまう私は不幸な存在なのだと感じました。
その不気味な館と首に光る冷たい首輪は私は本当に殺し合いに巻き込まれてしまったと再認識させられてしまいました。
あの時の出来事は恐怖で常軌を逸していて、
このようなバトルロワイアルに巻き込まれてしまう私は不幸な存在なのだと感じました。
しかし、恐怖で震えていても何も始まりません。
私はあの男が言っていたランダムのアイテムというものを確認しようとデイバックの中を見ました。
そこに入っていたのはヴェルタースオリジナル。私が4歳の時、私のお祖父さんから初めてもらったキャンディです。
その味は甘くてクリーミィで、こんな素晴らしいキャンディを貰える私はきっと特別な存在なのだと感じたものです。
少しこのキャンディに不思議な感覚を覚えたのですが恐らく気のせいでしょう。
私はあの男が言っていたランダムのアイテムというものを確認しようとデイバックの中を見ました。
そこに入っていたのはヴェルタースオリジナル。私が4歳の時、私のお祖父さんから初めてもらったキャンディです。
その味は甘くてクリーミィで、こんな素晴らしいキャンディを貰える私はきっと特別な存在なのだと感じたものです。
少しこのキャンディに不思議な感覚を覚えたのですが恐らく気のせいでしょう。
「そこのお前!貴様はこの殺し合いにのっていりゅのか!?」
他の支給品も確認しようとした私の目の前に現れたのは、明らかに人ならざるものでした。
その外見は、アニメにでてくる悪の親玉のような姿で、いかにも殺し合いを行いそうで
そんな人(?)に見つかってしまった私は、やはりとても不幸な存在なのだと感じました。
その外見は、アニメにでてくる悪の親玉のような姿で、いかにも殺し合いを行いそうで
そんな人(?)に見つかってしまった私は、やはりとても不幸な存在なのだと感じました。
「い、いいえ、私は殺し合う気などはありません。あなたは一体どなたでしょうか?」
「私はジュラル星の魔王である!知らぬ訳ではあるまい!」
「私はジュラル星の魔王である!知らぬ訳ではあるまい!」
知らんな、と言いたくなりましたが言ってしまえば命が無くなると感じたので黙っていることにしました。
「殺し合いをするつもりはないのだな?
よし、貴様は今から私の配下になるのだ!若貴!?
地球人ごときが魔王であるこの俺に仕えられることを光栄に思うがいい!!」
よし、貴様は今から私の配下になるのだ!若貴!?
地球人ごときが魔王であるこの俺に仕えられることを光栄に思うがいい!!」
いつのまにか私は彼の配下にされてしまいました。
ジュラル星という星は聞いたことも無いし、ましてやそこの星の王ということは
その星に住んでいる宇宙人もいるということでしょうか。
次から次に出てくる常識外の出来事に私の頭はパーンしてしまいそうだと感じました。
ジュラル星という星は聞いたことも無いし、ましてやそこの星の王ということは
その星に住んでいる宇宙人もいるということでしょうか。
次から次に出てくる常識外の出来事に私の頭はパーンしてしまいそうだと感じました。
「ついてこい!取り敢えずはチャージマン研を探すぞ!奴とは再び一時休戦DA!
我がジュラル星人の科学力とチャージマン研の戦闘能力を合わせれば主催の奴らを殺して脱出することなど動作もないわ!」
我がジュラル星人の科学力とチャージマン研の戦闘能力を合わせれば主催の奴らを殺して脱出することなど動作もないわ!」
「すみません、お尋ねしますがチャージマン研とはどなたでしょうか?私はあまりそのようなことに詳しくないもので…」
「何?貴様はチャージマン研を知らぬのか!?
我々があの場に集められたときにディアジュなる地球人に楯突いていた憎々しい小僧DA!
早く行くぞ!俺は一刻も早く脱出し、我がジュラル星の民の平和と繁栄の為地球侵略を再開せねばならぬのDA!」
我々があの場に集められたときにディアジュなる地球人に楯突いていた憎々しい小僧DA!
早く行くぞ!俺は一刻も早く脱出し、我がジュラル星の民の平和と繁栄の為地球侵略を再開せねばならぬのDA!」
彼の話を聞いて私はあの場にいた少年達のことを思い出しました。
私は先の短いおじいさんですが、彼らは私の孫より少し年上くらいの子どもです。
そのような子ども達もこのような理不尽な殺し合いに巻き込まれ、命を落していく。
そう思うと、私はとても腹正しく、やりきれない気持ちになりました。
私は先の短いおじいさんですが、彼らは私の孫より少し年上くらいの子どもです。
そのような子ども達もこのような理不尽な殺し合いに巻き込まれ、命を落していく。
そう思うと、私はとても腹正しく、やりきれない気持ちになりました。
「ジュラルの魔王であるこの俺を巻き込むとは愚かな連中だ!
奴らに我がジュラル星人の恐ろしさ、思う存分思い知らせてやりゅわ!ハッハッハ!!」
奴らに我がジュラル星人の恐ろしさ、思う存分思い知らせてやりゅわ!ハッハッハ!!」
私のようなおじいさんに何ができるのかは分かりません。
しかし私はこの殺し合いから子どもたちを一人でも多く守ろうと決意しました。
何故なら彼らの未来を奪ってしまうこのような殺し合いなどあってはならない存在だからです。
【F-08 呪いの館近く/1日目・深夜】
【ジュラルの魔王@チャージマン研!】
[状態]:健康
[装備]:無し
[道具]:基本支給品、ランダム品(1~3)
[思考・状況]基本思考:一刻も早く殺し合いから脱出し、地球侵略を再開する。
1:手早く脱出するために研とは一時休戦する。
2:配下を増やす。地球人でも構わない。
3:部下も巻き込まれていたら合流する。
※参戦時期は11話以降です
※ランダム品は未確認です
[状態]:健康
[装備]:無し
[道具]:基本支給品、ランダム品(1~3)
[思考・状況]基本思考:一刻も早く殺し合いから脱出し、地球侵略を再開する。
1:手早く脱出するために研とは一時休戦する。
2:配下を増やす。地球人でも構わない。
3:部下も巻き込まれていたら合流する。
※参戦時期は11話以降です
※ランダム品は未確認です
【ヴェルタースオリジナルのおじいさん@ヴェルタースオリジナル】
[状態]:健康、決意
[装備]:無し
[道具]:基本支給品、ヴェルタースオリジナル一袋@現実、ランダム品(1~2)
[思考・状況]基本思考:殺し合いを止め、子ども達を守る。
1:ジュラルの魔王と行動。
2:孫も巻き込まれている可能性もあるかもしれない。
3:地球侵略?
※呪いの館には入っていません
※本人は気づいていませんがヴェルタースオリジナルを両手に一つづつ持つと魔王に変身できます
その能力、制限等は次の書き手の方に任せます
[状態]:健康、決意
[装備]:無し
[道具]:基本支給品、ヴェルタースオリジナル一袋@現実、ランダム品(1~2)
[思考・状況]基本思考:殺し合いを止め、子ども達を守る。
1:ジュラルの魔王と行動。
2:孫も巻き込まれている可能性もあるかもしれない。
3:地球侵略?
※呪いの館には入っていません
※本人は気づいていませんがヴェルタースオリジナルを両手に一つづつ持つと魔王に変身できます
その能力、制限等は次の書き手の方に任せます
【ヴェルタースオリジナル一袋@現実】
森永製菓から販売されている甘くてクリーミィなキャンディ。
特別な存在に渡したい一品。
森永製菓から販売されている甘くてクリーミィなキャンディ。
特別な存在に渡したい一品。
「しかし魔王さん、先ほど脱出は動作もないと言っておられましたが
どのように脱出するのでしょうか?それとこの首輪もどうにかしなければなりませんが…」
どのように脱出するのでしょうか?それとこの首輪もどうにかしなければなりませんが…」
「気にするな!!!」
sm06:あい殺(さつ)の魔法 | 時系列順 | sm08:「あたしは絶対認めない」 |
sm06:あい殺(さつ)の魔法 | 投下順 | sm08:「あたしは絶対認めない」 |
ジュラルの魔王 | sm31:ループ実装! ゴンさんを守れ! | |
ヴェルタースオリジナルのおじいさん | sm31:ループ実装! ゴンさんを守れ! |