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邪神様の機嫌の悪さで周りがやばい ◆NgpPbOWd9I



「はー、安心しました」
ラミエルは心の底から安堵していた。自分の周りに禁止エリアがなかったためである。
勿論現在いるエリアの一つ下にに禁止エリアがあるが、一マス離れているということだけでも安堵できるほどラミエルは追いつめられていた。

「流石に撃ちすぎましたね…」

自分にかけられた遅化の制限。それを無視してまでビームを撃ち続けたらどうなるのか。
車にブレーキをかけると車は遅くなり、最後には停止する。それと同じことが現在ラミエルに起こっていた。
普通に回転できたので気付くのが遅れたが、この制限は移動スピードにかけられた制限なのだ。
よって現在ラミエルはこのエリアから離れることができない。
なので周囲に禁止エリアがない現状は僥倖といえた。

「れいとうビームを覚えることができたのも、こう考えると神からの贈り物としか言いようがありません」

ビームはリスクが高すぎる。れいとうビームは通常のビームと比べると見劣りするが、それでも中々の威力を持つ攻撃だ。
当面はビームは控えてれいとうビームで攻撃したほうが良いだろう。

「おや?」
そこまで考えてラミエルは人がこのエリア内に入ってきていることに気付いた。
といってもその気配は微弱だ。おそらくエリアとエリアのちょうど境目にいるのだろう。
このままエリアの中に入れば今よりもましに読心できるかもしれないが、何かあったのかじっとして動かない。
隣でキルリアも赤い角をピクピクさせているが、距離が遠すぎて人がいるということも解らなかったようだ。

このエリアから感じる気配はその微弱な気配のみ。ここからビームを撃って仕留めるのもアリだが、先ほど自重すると決めたばかりだ。
しかしもしこのまま近づいてくるなら、どんな相手なのか事前に調べておきたい。どんな相手か知らないと知ってないのとでは大違いだからだ。
自分の読心能力を対象のみに集中させれば、ノイズ交じりでも多少は読み取れるだろう。
幸いここにはキルリアもいる。読心能力を一部分に集中させても、他の参加者が近づいたら知らせるよう頼めば当面は大丈夫だろう。

その旨をキルリアに伝え、了承を得た彼は早速その対象に能力を集中させた。

のちに彼はこの行為を激しく後悔することになる。

○●

私たちは当初、まどかが襲われたというI-4に向かうつもりだった。
すぐ真横にあるエリアなのでまだ件の二人がいるうちに倒してしまおうということになったのだ。
ところがそのエリアに向かおうとした矢先に、背後から戦闘音が聞こえてきた。
それだけなら無視していたが、突然現れた巨人を見た際まどかが「ちょっと違うけど、私を襲ってきた仮面の人に似てる気がする」と言ったのである。

仲間と出会ったのかもしれないと思った私たちは、急いで戦闘区域に向かった。
この戦闘に乗じて件の二人を殺すためである。戦闘が終わって彼らに離れられたら追いつくのが困難になる可能性もあった。
本当は可能な限り時間を停止しながら向かえればよかったのだが、制限の影響で長く時間停止ができない上魔力をかなり消費するため、使えなかった。
グリーフシードがあれば別だったのだが、残念ながら二人の手持ちにはなかった。
この際、まどかが舌打ちしたような気がしたが、すぐに笑顔を浮かべたので気のせいだと思うことにした。

サイレンが鳴り響く中、私たちは戦闘区域へ急いだが結局闘いに割り込むことはできなかった。
それでもなにかしら手がかりはないかと、その場所に向かおうとした直後に放送が行われた。

死亡者の中にはあの詐欺師の名前が入っていた。気付かなかったが参加していたようだ。
だが今はどうでもいい。問題は彼女の親友の名前も入っていたことだ。放送が終わった後、まどかが膝をついた。

「…大丈夫?」

おそらく彼女は親友の死に嘆いているのだろう。私はひとまず彼女を慰めることにした。

「…ねぇ、ほむらちゃん…」
「なに?」
「ほむらちゃんって私のこと好きなんだよね?」
「…?…ええ、そうよ…?」

ところが彼女の口から親友のことは出てこなかった。予想したものと全然違う言葉が飛び出したことで一瞬頭が真っ白になる。
しかし答えないのは彼女に失礼だと思い、その問いに答えた。

「…だったらなんで、レアちゃんは生きているのかなぁ…」
「…!」

言われるまで気付かなかった。確かにレアの名前は呼ばれていない。
自分の中では殺したつもりだったが、まだ生きていたのか?
もしそうなら早急に始末しなければ、彼女の口から私たちが殺し合いに乗っていると広められてしまう。
こちらはそのつもりで動いてないにしても、彼女を襲ったのは事実なのだから。

「…ごめんなさい、仕留め損ねたみたいね。すぐに始末してくるわ」
「…ほむらちゃんってさ、実はお馬鹿さんなんだね♪」
「え」

「あれからどれだけ時間が経過してると思ってるの?そもそもほむらちゃんには途中のサイレンが耳にはいらなかったのかな?
 あれだけの音が鳴って目を覚ましていないなんてことありえると思う?ありえないよねー。
 今からあそこに向かったとしてもレアちゃんはとっくに逃げ出しちゃってるよ」

「え…?あ…」
その通りだ。
いや、いつもの私ならこの程度のことにすぐ気付けるはず。
何故あのようなことを言ってしまったのだろう?

「ほむらちゃんってさ、」
ああ、そうか。私はただこの言葉を聞きたくなかったのかもしれない。
「本当に役に立たないよね」
自分が彼女にとって必要ない者だと確信させる言葉を。

▲△

「…私はなにをこんなにおびえているのでしょうかね?」

ラミエルはビームの発射体制を整えていた。かと思ったら元の形態に戻ったりを先ほどから繰り返している。
最初こそキルリアは驚いていたが、踊りの一種かと思ったのか隣でクルクル回っている。
ある意味興奮してはいるから、踊り出す気持ちもわからないでもないが。
そもそも彼はビームは自重しようと決めたばかりである。何故ビームを撃とうとしているのだろうか。

理由は明確。心を読んだ相手が、危険すぎると感じたからだ。

彼女の心は一種のカオス状態になっていた。
キュゥべえに対する怒り。さやかを自分の手で仕留められなかった悔しさ。レアを殺し損ねたほむらの不甲斐なさ。
それらが混ざり合い、しまいには激しい怨嗟が心の中で蠢いていたのだ。

流石にそこまで詳しく読むことはラミエルにはできなかったが、怨嗟で塗れていることは理解できた。
そしてそれを見たとき、ラミエルは件の相手と対面して勝てる自信がないと確信したのだ。
なにより格が違いすぎる。自分が盾を兼ね備えた要塞ならば、彼女はその要塞を管理している国ごと破壊しつくす兵器だ。
たとえ現状自分が有利になっていたとしても、あれは自分を負かすまでしつように追ってくるだろう。

「―っ!!やっぱり撃ちます!」

故にここで潰そうと考えた結果の行動なのだが―ならば何故撃つのをやめようともしているのか。

「―…やっぱり撃てません!外れたことを考えると恐ろしくて仕方ありませんよこれ!?」

それは彼がチキンだからである。
この一撃で仕留めれば万々歳だが、そんな簡単に獲れる人物とは思えないのである。
故に彼は変形したり、元に戻ったりを繰り返しているのである。

「絶望した!邪神と同じエリアにいながら逃げ出せない自分に絶望した!」

そんな風に嘆いていたからか、ついぞ彼は気付くことはできなかった。
件の少女が何時の間にやらこのエリアから退出しているということに。

【H-06 クレーター内部 /一日目・早朝】

【ラミエル@新劇場版ヱヴァンゲリヲン・序(さよなら 絶望ラミエル)】
【状態】遅化
【装備】なし
【道具】なし
【思考・状況】
基本:優勝して生き残る
1:絶望した!…本編にもあるからスルースルー。
2:早く動けるようになりたい。
3:キルリアさんがいて助かりました。
4:…あれ、なんか(まどかの)気配消えてないですか?
5:見晴らしの良い場所を移動しますよ。
6:絶対読めないオチにしてやりますから! 絶対読めないオチにぃ!!
※力を使うと比例して移動スピードが遅くなることに気付きました。
※あまり使用しすぎると動けなくなります。
※百メートル以内なら心を読む能力は十全に働きます。
※まもるを覚えました。
※れいとうビームを覚えました。


※キルリアがおきみやげを忘れ、まもるを覚えました。
 キルリアがラミエルのA.T.フィールドをトレースしました。


※基本支給品×2、モンスターボール(キルリア)@ポケットモンスター、ビッグライト@ドラえもん、地の石@仮面ライダーディケイド、不明支給品×1(確認済み)はデイバッグに入っています。
 デイバッグはキルリア@ポケットモンスターが持っています。
※キュゥべえの肉体が首輪ごと消滅しました。
※わざマシン13@ポケットモンスターブラック・ホワイトが破壊されました。
 わざマシン17@ポケットモンスターブラック・ホワイトが破壊されました。
※H-06に激しい戦闘の痕が残されています。


○●

結局まどかたちはレアと別れたエリアに戻ることにした。ほむらが次こそは上手くやるからと泣き頼んだためである。
キュゥべえ、さやかを自分で殺せなかった怒りなどでイライラしていたまどかだが、レアをこのまま生かしておくことがまずいということも解っていた。

今までは姿を変えて戦っていたのだ。たとえ自分を見かけてもそれは自分の名前を偽った他人であると言ってやり過ごせばいい。
パッチのことはほむらに口止めしておけば漏れることはないのだから。しかし、レアは自分と出会って豹変したほむらのことを知っている。
なにより彼女は自分がパッチを使って姿を変える場面を目撃してもいる。生かしてなどおけはしない。

幸いレアは血塗れだ。移動したとしても、血の跡で移動した方角はわかるだろう。
あとは見つけ出して、殺すだけだ。

だが正直な話、まどかはほむらに失望してもいた。今までも役に立ったことなどないからこの評価は変わってはいないのであるが。
それでも彼女の知っているほむらなら役に立たないなどと言われ泣きこそはすれ、すがり寄ってくるほどではなかったはずだ。

(これが時間軸の違いってやつなのかなぁ…)

あるいは依存させ過ぎた結果か。とりあえずこの調子では手駒としては不安である。
やはり新たな手駒が必要だろう。

(マミさん、早く会えないかな…)

邪神は新たな手駒を望む。

【I-05/1日目・早朝】
【鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ(クズなまどかシリーズ)】
[状態]:疲労(中)、魔力消費(小)、イライラ
[装備]:ソウルジェム
[道具]:基本支給品一式、世紀末魔法少女パッチ@MUGEN、キングクリムゾン@ニコニコ動画、不明支給品0~1
[思考・状況]
基本:ゲームからの生還
0:ほむらちゃんと一緒に行動。あまり役に立たないようなら捨てる。
1:レアを殺す。マミさんと合流。
2:利用できる者は利用し、邪魔になる者は殺す。ただし士、メイトリックスは必ず殺す。
3:行動に出る際はパッチを利用してなるべく自分の悪評が広がることはないように動く。
【備考】
※クズなまどかVS逆襲の魔法少女スーパーさやかちゃん【前編】直後の参戦です。



醜態をさらした際、ほむらはまどかが自分をごみでも見るような目で見られるのが耐えられなかった。
故に次こそはそのようなことがないようにうまく立ち回ると決意する。そして彼女に褒めてもらうのだ。
「さすがだね、ほむらちゃん」と。

その一言だけで自分は生きていける。だからもう役立たずだなんて言わないで。

彼女の依存は続く。


【暁美ほむら@魔法少女まどか☆マギカ】
[状態]:疲労(中)、涙目、マドカァー
[装備]:ソウルジェム
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本思考:マドカァー!!
0:何があってもまどかを守る。
1:レアを殺してまどかに認めてもらう。
2:もう役立たずだなんて言われたくない。
2:まどかに危険を及ぼしうるものは全て排除する。


【備考】
※思考力が低下しています。








sm73:Homo party? 時系列順 sm75:恐怖の終わり/恐怖の誕生
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sm64:ニコロワγのクウガが強すぎるやばい ラミエル sm113:ニコロワγ~破壊者と野獣と時々、使徒~
sm50:まどほむはいいねぇ、虚淵が生み出した文化の極みだ 鹿目まどか sm91:「こんなのほむほむじゃないわ!ただのヤンデレよ!」「だったら萌えればいいだろ!」
sm50:まどほむはいいねぇ、虚淵が生み出した文化の極みだ 暁美ほむら sm91:「こんなのほむほむじゃないわ!ただのヤンデレよ!」「だったら萌えればいいだろ!」




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