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最終鬼子一部吐く ◆/cS70rty7s



夜明け。
それまで会場を覆っていた闇を取り払うように朝日が昇る。その柔らかでいながら強い光が古代ギリシア語で「長き冒険旅行」という名を冠された鋼鉄の野獣の美しく伸びやかなラインを照らし出した。
この鋼鉄の野獣、名を「ホンダ・オデッセイ」と言う。
ミニバンブームの火付け役ともなった本田技研工業の誇る名車だがそんな事はどうでもいい(ステマ乙)。

今、このオデッセイとその搭乗者はかつてない危機に陥っていた。

ベキッ!
「ちょ、ちょっとルカ様!?今何か折れた音がしたんですけどォ!!!」
「う、うるさいわね!!こっちは必死なんだから話し掛けないで!」
「でも今のって明らかに何か折れてますって!!!!これで何回目ですか!もっと速度を緩めに…」
ゴリゴリゴリッ!
「………………」
「………な、何よ!言いたいことが有れば言いなさいよ!」

運転手である巡音ルカの運転技術はお世辞にも良い物とは言えなかったのである。

そんな彼女が大型のミニバンで闇夜に峠道を走るなど自殺行為も甚だしいが、今の今まで重大な事故を起こさなかったのは幸運と言えよう。
だがちょっと待ってほしい。
彼女はあくまで重大な事故を起こさなかっただけで、小さな事故、例えば縁石に乗り上げたりガードレールにぶつけたり、は大量に起こしている。果たしてこれは幸運なのだろうか。まあ、少なくとも自分が運転した場合よりはマシだろう。
そんな事を思案しながら角を生やした少女はふと窓の外に目を遣る。

「あの殿方…彼らも鬼に憑かれた者なのでしょうか?そうであれば私が彼らの鬼を退治しなくてはなりません。」

運転に必死になりすぎて何も聞こえないといった様子のルカの隣で呟く。
その名と頭の角が示す通り、彼女――――日本鬼子は鬼である。しかし、彼女は鬼でありながら人の心に巣食う鬼を退治する者。
鬼に憑かれた人間がいるのならば、その者の心の鬼を退治するのが己の使命。
どのような状況であれ己の使命を果たすことに変わりは無い。変わりは無いのだがこの状況で自分がどうすれば良いのかは全く分からない。


そもそも殺し合いをしろと言っていた彼らの心に巣食っている鬼がどれ程の力を持っているのかさえ分からない。少なくともいつも相手をしているヒワイドリやヤイカガシとは全く比べ物にならないだろう。
殺し合いなどという残虐極まりない行為を強制させる事からも相当な力を持った鬼が関わっているのが伺える。
例えどれ程手強い相手であろうと己の全力を持って闘い、退治しなければならない。それは分かっている。
しかし…仮にその鬼達と全力で闘ったとして自分はその鬼を倒せるのか。


自分一人で出来る事などたかが知れている。だからといってルカに鬼退治の手伝いをさせる訳にもいかない。
不安とジレンマに迷う胸の内にふと何かが込み上げてくるのを覚え、鬼子はルカに向けて叫んだ。

「ルカ様!」
「今度は何よ…」
「止めて下さい!!」
「!!??何を?」
「この機械をです!!」
「え、あ、ちょ、ええっ!!」
ゴワッギャアアアア!!!

豆腐屋も真っ青なドリフトを決めたオデッセイから鬼子は一本の矢となって飛び出し―――――。





盛大に嘔吐した。

【D-07 道路上/一日目 早朝】

【巡音ルカ@VOCALOID】
[状態]:健康
[装備]:大口径拳銃@魔法少女まどか☆マギカ
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1〜2、
    ホンダのオデッセイ(ボディーに大量のヘコミとキズ)@課金騎兵モバマス予告集
[思考・状況]
基本思考:歌い続けるために生きる
0:鬼子…私の運転ってそこまで酷い?
1:オデッセイを運転して北の山道を通り、天界の書記室を目指す
2:鬼子に協力する
3:絶望には呑まれない



【日本鬼子@日本鬼子ぷろじぇくと】
[状態]:健康、グロッキー
[装備]:白楼剣@東方Project
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0〜1
[思考・状況]
基本思考:殺生無しに争いを鎮める方法を探したい
0:気持ち悪い…(嘔吐中)
1:オデッセイに同乗して北の山道を通り、天界の書記室を目指す
2:心を鬼に囚われた人を白楼剣で斬り、迷いから解放する
3:極力殺生はしたくないが、いざというときは……

※ 設定は概ね公式に準じますが、完全に鬼化した状態は制御不能の暴走として扱います。

※ 主催者が鬼に取り憑かれていると思っています




sm62:攻略せよ呪いの館 第一章 時系列順 sm64:ニコロワγのクウガが強すぎるやばい
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sm15:紅二葉 巡音ルカ sm93:絶望と希望が交差する時、物語が始まる!
sm15:紅二葉 日本鬼子 sm93:絶望と希望が交差する時、物語が始まる!




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