「槍兵の奇妙な四角関係とケンのパーフェクトにころわ教室」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「槍兵の奇妙な四角関係とケンのパーフェクトにころわ教室」(2015/02/14 (土) 18:04:30) の最新版変更点
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*槍兵の奇妙な四角関係とケンのパーフェクトにころわ教室 ◆FbzPVNOXDo
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「ゲイ――ジャルグ!!!!」
「チャイナクック・マーベラス・チャーハン! バージョン! エレクトリカル・スピードワゴン!!!!」
あらゆる魔法を打ち破る槍と、何か背後に青色の(恐らく機体が別の物なせいだろうが)食欲が失せるチャーハンを出現させながら、突き進むカブトボーグ。
二つの激突は僅かな拮抗の末、崩れる。
一瞬にして、チャージが切れたかのように吹っ飛ばされ転がり落ちる、エレクトリカル・スピードワゴン。
これが破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ) の力。良く分からない理屈が働き、ボーグが発揮するパワーも魔法として認識し打ち消す。
「変な槍使いやがって!」
「人間は、皆死ね!!!」
焦って、エレクトリカル・スピードワゴンを回収するケンに、キルリアは追撃の槍を放る。
崩れた体勢ながらも、ケンは転ぶように前へ回避し、槍は服を掠めただけで済んだ。
出来れば、すぐさまボーグを叩き付けてやりたいところだが、そうもいかない。
破魔の紅薔薇により、チャージを打ち消されたエレクトリカル・スピードワゴンは、再度チャージをしなければならないが、その時間をキルリアは与えてくれない。
この戦いで、キルリアもボーグの力がチャージによって生み出されるモノだと、気付いたのだろう。
「死ね!死ね!死ね!」
乱雑に振り回される槍。
それは、本来の担い手であるディムルッドであれば、瞬時に槍筋を見切れるくらい遅く、予測の立てやすいもの。
しかし、ケンにとっては違う。かわせない事も無いが、流石にボーグ無しで応戦も出来ない。
このままでは、ジリ貧で確実にケンの方がスタミナ切れを起こし、槍の餌食になる。
「――まあ、チャージ無しでもボーグは使えるんだけどさ」
「え?」
光り輝く閃光。
それが、後に爆破を誘うものだと気付いた時には、既にキルリアは吹っ飛び、地面に叩き付けられていた。
別に、カブトボーグはノーチャージでも、使用することは出来る。
素人ならともかく、ケン程のボーガーならば並みのボーグを蹴散らす位の威力も見込める。
「フッ、勝ったぜ」
勝利の笑みを浮かべ、ケンはエレクトリカル・スピードワゴンを天高く掲げる。
キルリアは、すぐさま立ち上がろうともがくが、体を強く打ちすぎたのか上手く動いてくれない。
頼みの破魔の紅薔薇も、爆発で吹き飛ばされた時に手放してしまい、今はケンの近くにある。
「止め――「何をしている、ケン!」
もう駄目かと、目を瞑ったその瞬間。
救いは来た。
人並みはずれた体裁きで、ケンを組み伏せキルリアの窮地を救った美青年。
右目の泣き黒子が、とても印象に残る男の名はランサー。
「離せよ! あいつが悪いんだぞ!!」
「いや、俺は最初から見ていたが、お前が悪い」
「見てたんなら、助けろよ!!」
組み伏せられ、地に顔を着けながらも喚くケンに当身を食らわせ気絶させると、ランサーはキルリアの方へと向き直る。
「お怪我は? 大丈夫ですか」
「は、はい///」
キルリアの目に入ってきたのは、愛の黒子。
彼と対峙した女性は、彼に強烈な恋愛感情を抱く。それは、キルリアも例外ではない。
ケンが聞けば欲しがりそうな能力であるが、それを快く思わない者も居た。
(あの尻軽女め、やっぱり僕の睨んだ通りか)
未だ気絶したフリをしながら、星君は心の中で舌打ちをする。
キルリアの人間を恨む気持ちは、突発的なものだとは分かっていたが、こうも心変わりが激しいとは。
下手をすれば、自分を裏切り襲い掛かってくる可能性もある。
「何よ、この女! ランサー!!!」
そして星君以外にも、この事態を快く思わない者が声を荒げた。
まどか、ほむら、マミという友よりもランサーを取った女、キュウべえ☆どもえ!である。
キュウべえは、気に入らなかった。ランサーは、自分のモノだというのにこの泥棒猫ときたら。
「何ですか貴女! 彼女面しちゃって!!」
それはキルリアも同じだ。
人の初恋に、いきなり現われた無粋な邪魔者。
なんとしても、排除したいところだ。
そんな二人が、激突するのに時間は掛からなかった。
口を開けば、出るわ出るわ罵声の数々。
その可愛らしい容姿から、どうやってそんな汚い言葉を生み出せているのか。
何だか、妙な事になってしまったと、頭を悩ませるランサー。
「あら、いい男じゃない! でもね、アンタ達みたいなビッチには勿体無いわよ!!!」
何処からやってきたのか、男色ディーノも口論に加わり、ランサー争奪戦は熾烈を極めた。
今まで、何度か女性絡みで碌な目に合わなかった事は少なくないが、こんなのは初めてだ。
その疑問も、当然ではある。
ようは理性の問題だ。
人間に愛の黒子が効いても、ある程度は理性を保つ事が出来て行動を抑制出来る。
だが、今愛の黒子の虜になっているのは、キュウべえという畜生に擬人化したとはいえ所詮は獣のキルリア。
発情すれば、理性などかなぐり捨て本能のまま動く。
愛の黒子の効き目が、いつもと違うのも無理は無い。
あとホモは知らん。
ホモだしね? うん。
まあそんなこんなで今、奇妙な四角関係が生まれてしまった訳だ。
ゴキャリッ
肉が歪み、骨が砕けた鈍い音。
キルリアから、その音が鳴っているとランサーが気付いた時には既に遅い。
ディーノの腕から、キルリアが人形の様に崩れ落ち、ただの肉塊になっていた。
そのまま、続けさまにキュウべえの顔面に蹴りをぶち込み、顔面から頭に至るまで爪先で抉り殺す。
宙を舞ったキュウべえの死体は、血と肉片を撒き散らしながら、二、三度地面を転がっていくと、もう二度と動かなくなった。
「貴様ァ! 何をしている!!」
「何って? これは、そういうゲームでしょ。悪いけど私は、このアナル♂ロワイアルに勝利しなきゃならないのよ。
だから、フフッ穿らせて貰うわよ? 貴方の、アナルをねええええええ!!!」
奇妙な四角関係も長くは続かない。
ディーノによって、二つの小さな命は無残に奪われ、そして新たな闘争の幕が開こうとしていた。
&color(red){【キルリア@ポケットモンスター】死亡}
&color(red){【キュゥべえ@魔法少女ほむ☆どもえ!】死亡}
【H-04/1日目・日中】
【ランサー@Fate/Zero】
[状態]:疲労(中)、頬にかすり傷
[装備]:ハイリアの盾、プラシドの剣@遊戯王5D's
[道具]:基本支給品
[思考・状況]基本:殺し合いには乗らず主催を討ち取る。
0:ディーノを倒す。
1:ケイネスを探す。
2:ケン……生きてたのか。
3:メイトリックス、門矢士(名前を知らない)を警戒。
4:タドコロ……すまない。
※参戦時期は不明ですが少なくともセイバーと戦った後です。
【男色ディーノ@DDTプロレスリング】
[状態]:ダメージ(小、尻穴だけ重傷)、疲労(中)、男の体を触りたい、舐めまわしたい、いれたい。
[装備]:シーザー・カエサル・エンペラー@人造昆虫カブトボーグ V×V
[道具]:グレーテルの基本支給品一式、コンビニ弁当、スター(ちょっと匂う。24時間使用不可)@マリオシリーズ
北米化パッチ
[思考・状況]
基本思考:アナル♂ロワイアルの優勝者となる。
0:ランサーを掘る♂
1:襲撃者に備えつつ、いい男を探しに行く。
2:ギルガメッシュは必ず掘りグレーテルは殺す。
3:カズマとケイネスも掘りたい。
4:青鬼を警戒。出来れば、誰かに倒されていて欲しい。
5:ヨシヒコ……。
「フン、ホモの相手なんか御免だ」
ランサーとディーノが互いに気を取られている隙に、その場から離脱した星君は心底嫌悪しきった声で呟いた。
まったくもって、ホモというのは理解できない人種だ。種族を増やさない性行為に、何の意味があるというのか。
だが、ある案も浮かんだ。地球人を同性愛者だらけにし、子孫を根絶やしにするという恐るべき計画が。
この殺し合いから抜け出せた後、早速その計画を提案してみる事にしよう。
「もっとも、その前に殺し合いから抜け出せないとだな」
そう言い、手にある一つの石を握っていった。
地の石だ。キルリアが持っていた物だが、どさくさに紛れ盗み出すことに成功した。
どうやら、己が肉体に絶対の自信でもあったのか、ディーノは他者の荷物を奪うという事に、あまり拘っていなかった事が吉と出た。
この石を使って更なる強化を図り、いずれはあのチャージマン研も……。
「っと、その前に」
星君を追う様に飛び出した人影。
それは龍昇ケン、その人の者だった。
「あのガチムチ共も、ランサーもどいつもこいつも……。俺ばかり、こんな目に……。
そ、そうか……。俺が天才だから、思い返せば――」
『はあはあ……この殺し合い……俺は果たして生き残れるのか?』
『ふっ、良く来たな龍昇ケン』
激戦を潜り抜け、消耗しきったケンの前に現われたのは、中国風の衣装に身を包んだ女性。
『あ、アンタは……』
『言わずとも、分かっておる』
「――そうだ、俺は数々の激戦を勝ち抜き、今や天才となった!
俺を騙していたのは、奴らが俺に着いて来れないからだ……。
皆、俺に着いて行けずに……皆、離れていくんだ。……なんて事だ、これが天才の孤独なさだめと言う奴なのか?」
「……いや、意味が分からない」
「ああ、そうだろうな。今や、この俺を理解出来るのは同じ天才である、天野河リュウセイただ一人!
それ以外は全て前座だ。皆、ぶっ倒してアイツを誘き出してやる! 元々、これはそういうゲームなんだからな!!!」
ケンは己が武器、エレクトリカル・スピードワゴンを構え、星君を見据える。
「先ずは、お前から血祭りに上げてやる!!!
俺が、この殺し合いの末に編み出した奥義、チャイナクック・マーベラス・満漢全席でな!!!!!」
「丁度良い。この、地の石とやらの力を試してみるか」
【G-04/1日目・日中】
【龍昇ケン@人造昆虫カブトボーグ V×V】
[状態]:疑心暗鬼 激しい怒り、天才、 奥義チャイナクック・マーベラス・満漢全席を取得
[装備]:エレクトリカル・スピードワゴン@人造昆虫カブトボーグ V×V
[道具]:なし
[思考・状況] 基本:皆、俺に着いていけないのでボコボコにする。
0:星君をぶっ倒す。
1:色んな奴をボコボコにして天野河リュウセイを誘き出す!
2:さっきのオッサン達もボコボコにする。
※松岡勝治が死んだと思っています
※正気に戻りましたが、錯乱しています
※この会場にいる女は全員、男か謎の生物が化けたものと思っています
※幾多の激戦を潜り抜けた事により、チャイナクック・マーベラス・満漢全席を取得しました。
何時の間に? 中国衣装の女って? 知らんな。
【星君@チャージマン研!】
[状態]:右手に野獣先輩のアレが付着
[装備]:金属バット@現実 、キリン装備@モンスターハンター、地の石@仮面ライダーディケイド
[道具]:基本支給品、双子シグナーカードセット@遊戯王5D's、謎の白い液体@THE 世界遺産、王宮内で手に入れた食料と武器、フランクのカメラ@デッドライジング、
射命丸のカメラ(30/30)@東方Project、士のカメラ(30/30)@仮面ライダーディケイド、射影機(30/30)@零~zero~、カメラのバッテリー@現実×2、十四式フィルム(30/30)@零~zero~×2、フィルム@現実(30/30)×3
[思考・状況]基本思考:母星や仲間のために殺し合いに乗る。
0:ケンを倒す。
1:キルリアを利用。使いないようなら石を奪う。
2:チャージマン研は最優先で抹殺する。
3:チャージマン研、アルセーヌ(名前は知らない)を警戒(特にチャージマン研)。
4:これから毎日、不意討ちしようぜ!
※参戦時期は不明。あとの人にお任せします。
※制限により姿は星君のままです。
※ジュラル星人には感情が無いので、キルリアは感情を読み取る事が出来ません。
※キルリアのコレまでの経緯を聞きました
|sm133:[[増殖するA、飛翔するP -お芋を貪るイェーガー-]]|[[時系列順>第一回放送までの本編SS]]|sm135:[[幕間]]|
|sm133:[[増殖するA、飛翔するP -お芋を貪るイェーガー-]]|[[投下順>00~50]]|sm135:[[幕間]]|
|sm114:[[邪神×ウィッチ×騎士、泉にて]]|ランサー|sm143:[[D.K. ディケイドは世界を紡ぐのか? 最終鬼畜ホモディーノ]]|
|sm120:[[A.O.青鬼は死なないのか? 最終鬼畜化け物青鬼]]|男色ディーノ|sm143:[[D.K. ディケイドは世界を紡ぐのか? 最終鬼畜ホモディーノ]]|
|sm129:[[真実]]|龍昇ケン|sm:[[]]|
|sm129:[[真実]]|星君|sm:[[]]|
|sm129:[[真実]]|キルリア|&color(red){GAME OVER}|
*槍兵の奇妙な四角関係とケンのパーフェクトにころわ教室 ◆FbzPVNOXDo
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「ゲイ――ジャルグ!!!!」
「チャイナクック・マーベラス・チャーハン! バージョン! エレクトリカル・スピードワゴン!!!!」
あらゆる魔法を打ち破る槍と、何か背後に青色の(恐らく機体が別の物なせいだろうが)食欲が失せるチャーハンを出現させながら、突き進むカブトボーグ。
二つの激突は僅かな拮抗の末、崩れる。
一瞬にして、チャージが切れたかのように吹っ飛ばされ転がり落ちる、エレクトリカル・スピードワゴン。
これが破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ) の力。良く分からない理屈が働き、ボーグが発揮するパワーも魔法として認識し打ち消す。
「変な槍使いやがって!」
「人間は、皆死ね!!!」
焦って、エレクトリカル・スピードワゴンを回収するケンに、キルリアは追撃の槍を放る。
崩れた体勢ながらも、ケンは転ぶように前へ回避し、槍は服を掠めただけで済んだ。
出来れば、すぐさまボーグを叩き付けてやりたいところだが、そうもいかない。
破魔の紅薔薇により、チャージを打ち消されたエレクトリカル・スピードワゴンは、再度チャージをしなければならないが、その時間をキルリアは与えてくれない。
この戦いで、キルリアもボーグの力がチャージによって生み出されるモノだと、気付いたのだろう。
「死ね!死ね!死ね!」
乱雑に振り回される槍。
それは、本来の担い手であるディムルッドであれば、瞬時に槍筋を見切れるくらい遅く、予測の立てやすいもの。
しかし、ケンにとっては違う。かわせない事も無いが、流石にボーグ無しで応戦も出来ない。
このままでは、ジリ貧で確実にケンの方がスタミナ切れを起こし、槍の餌食になる。
「――まあ、チャージ無しでもボーグは使えるんだけどさ」
「え?」
光り輝く閃光。
それが、後に爆破を誘うものだと気付いた時には、既にキルリアは吹っ飛び、地面に叩き付けられていた。
別に、カブトボーグはノーチャージでも、使用することは出来る。
素人ならともかく、ケン程のボーガーならば並みのボーグを蹴散らす位の威力も見込める。
「フッ、勝ったぜ」
勝利の笑みを浮かべ、ケンはエレクトリカル・スピードワゴンを天高く掲げる。
キルリアは、すぐさま立ち上がろうともがくが、体を強く打ちすぎたのか上手く動いてくれない。
頼みの破魔の紅薔薇も、爆発で吹き飛ばされた時に手放してしまい、今はケンの近くにある。
「止め――「何をしている、ケン!」
もう駄目かと、目を瞑ったその瞬間。
救いは来た。
人並みはずれた体裁きで、ケンを組み伏せキルリアの窮地を救った美青年。
右目の泣き黒子が、とても印象に残る男の名はランサー。
「離せよ! あいつが悪いんだぞ!!」
「いや、俺は最初から見ていたが、お前が悪い」
「見てたんなら、助けろよ!!」
組み伏せられ、地に顔を着けながらも喚くケンに当身を食らわせ気絶させると、ランサーはキルリアの方へと向き直る。
「お怪我は? 大丈夫ですか」
「は、はい///」
キルリアの目に入ってきたのは、愛の黒子。
彼と対峙した女性は、彼に強烈な恋愛感情を抱く。それは、キルリアも例外ではない。
ケンが聞けば欲しがりそうな能力であるが、それを快く思わない者も居た。
(あの尻軽女め、やっぱり僕の睨んだ通りか)
未だ気絶したフリをしながら、星君は心の中で舌打ちをする。
キルリアの人間を恨む気持ちは、突発的なものだとは分かっていたが、こうも心変わりが激しいとは。
下手をすれば、自分を裏切り襲い掛かってくる可能性もある。
「何よ、この女! ランサー!!!」
そして星君以外にも、この事態を快く思わない者が声を荒げた。
まどか、ほむら、マミという友よりもランサーを取った女、キュウべえ☆どもえ!である。
キュウべえは、気に入らなかった。ランサーは、自分のモノだというのにこの泥棒猫ときたら。
「何ですか貴女! 彼女面しちゃって!!」
それはキルリアも同じだ。
人の初恋に、いきなり現われた無粋な邪魔者。
なんとしても、排除したいところだ。
そんな二人が、激突するのに時間は掛からなかった。
口を開けば、出るわ出るわ罵声の数々。
その可愛らしい容姿から、どうやってそんな汚い言葉を生み出せているのか。
何だか、妙な事になってしまったと、頭を悩ませるランサー。
「あら、いい男じゃない! でもね、アンタ達みたいなビッチには勿体無いわよ!!!」
何処からやってきたのか、男色ディーノも口論に加わり、ランサー争奪戦は熾烈を極めた。
今まで、何度か女性絡みで碌な目に合わなかった事は少なくないが、こんなのは初めてだ。
その疑問も、当然ではある。
ようは理性の問題だ。
人間に愛の黒子が効いても、ある程度は理性を保つ事が出来て行動を抑制出来る。
だが、今愛の黒子の虜になっているのは、キュウべえという畜生に擬人化したとはいえ所詮は獣のキルリア。
発情すれば、理性などかなぐり捨て本能のまま動く。
愛の黒子の効き目が、いつもと違うのも無理は無い。
あとホモは知らん。
ホモだしね? うん。
まあそんなこんなで今、奇妙な四角関係が生まれてしまった訳だ。
ゴキャリッ
肉が歪み、骨が砕けた鈍い音。
キルリアから、その音が鳴っているとランサーが気付いた時には既に遅い。
ディーノの腕から、キルリアが人形の様に崩れ落ち、ただの肉塊になっていた。
そのまま、続けさまにキュウべえの顔面に蹴りをぶち込み、顔面から頭に至るまで爪先で抉り殺す。
宙を舞ったキュウべえの死体は、血と肉片を撒き散らしながら、二、三度地面を転がっていくと、もう二度と動かなくなった。
「貴様ァ! 何をしている!!」
「何って? これは、そういうゲームでしょ。悪いけど私は、このアナル♂ロワイアルに勝利しなきゃならないのよ。
だから、フフッ穿らせて貰うわよ? 貴方の、アナルをねええええええ!!!」
奇妙な四角関係も長くは続かない。
ディーノによって、二つの小さな命は無残に奪われ、そして新たな闘争の幕が開こうとしていた。
&color(red){【キルリア@ポケットモンスター】死亡}
&color(red){【キュゥべえ@魔法少女ほむ☆どもえ!】死亡}
【H-04/1日目・日中】
【ランサー@Fate/Zero】
[状態]:疲労(中)、頬にかすり傷
[装備]:ハイリアの盾、プラシドの剣@遊戯王5D's
[道具]:基本支給品
[思考・状況]基本:殺し合いには乗らず主催を討ち取る。
0:ディーノを倒す。
1:ケイネスを探す。
2:ケン……生きてたのか。
3:メイトリックス、門矢士(名前を知らない)を警戒。
4:タドコロ……すまない。
※参戦時期は不明ですが少なくともセイバーと戦った後です。
【男色ディーノ@DDTプロレスリング】
[状態]:ダメージ(小、尻穴だけ重傷)、疲労(中)、男の体を触りたい、舐めまわしたい、いれたい。
[装備]:シーザー・カエサル・エンペラー@人造昆虫カブトボーグ V×V
[道具]:グレーテルの基本支給品一式、コンビニ弁当、スター(ちょっと匂う。24時間使用不可)@マリオシリーズ
北米化パッチ
[思考・状況]
基本思考:アナル♂ロワイアルの優勝者となる。
0:ランサーを掘る♂
1:襲撃者に備えつつ、いい男を探しに行く。
2:ギルガメッシュは必ず掘りグレーテルは殺す。
3:カズマとケイネスも掘りたい。
4:青鬼を警戒。出来れば、誰かに倒されていて欲しい。
5:ヨシヒコ……。
「フン、ホモの相手なんか御免だ」
ランサーとディーノが互いに気を取られている隙に、その場から離脱した星君は心底嫌悪しきった声で呟いた。
まったくもって、ホモというのは理解できない人種だ。種族を増やさない性行為に、何の意味があるというのか。
だが、ある案も浮かんだ。地球人を同性愛者だらけにし、子孫を根絶やしにするという恐るべき計画が。
この殺し合いから抜け出せた後、早速その計画を提案してみる事にしよう。
「もっとも、その前に殺し合いから抜け出せないとだな」
そう言い、手にある一つの石を握っていった。
地の石だ。キルリアが持っていた物だが、どさくさに紛れ盗み出すことに成功した。
どうやら、己が肉体に絶対の自信でもあったのか、ディーノは他者の荷物を奪うという事に、あまり拘っていなかった事が吉と出た。
この石を使って更なる強化を図り、いずれはあのチャージマン研も……。
「っと、その前に」
星君を追う様に飛び出した人影。
それは龍昇ケン、その人の者だった。
「あのガチムチ共も、ランサーもどいつもこいつも……。俺ばかり、こんな目に……。
そ、そうか……。俺が天才だから、思い返せば――」
『はあはあ……この殺し合い……俺は果たして生き残れるのか?』
『ふっ、良く来たな龍昇ケン』
激戦を潜り抜け、消耗しきったケンの前に現われたのは、中国風の衣装に身を包んだ女性。
『あ、アンタは……』
『言わずとも、分かっておる』
「――そうだ、俺は数々の激戦を勝ち抜き、今や天才となった!
俺を騙していたのは、奴らが俺に着いて来れないからだ……。
皆、俺に着いて行けずに……皆、離れていくんだ。……なんて事だ、これが天才の孤独なさだめと言う奴なのか?」
「……いや、意味が分からない」
「ああ、そうだろうな。今や、この俺を理解出来るのは同じ天才である、天野河リュウセイただ一人!
それ以外は全て前座だ。皆、ぶっ倒してアイツを誘き出してやる! 元々、これはそういうゲームなんだからな!!!」
ケンは己が武器、エレクトリカル・スピードワゴンを構え、星君を見据える。
「先ずは、お前から血祭りに上げてやる!!!
俺が、この殺し合いの末に編み出した奥義、チャイナクック・マーベラス・満漢全席でな!!!!!」
「丁度良い。この、地の石とやらの力を試してみるか」
【G-04/1日目・日中】
【龍昇ケン@人造昆虫カブトボーグ V×V】
[状態]:疑心暗鬼 激しい怒り、天才、 奥義チャイナクック・マーベラス・満漢全席を取得
[装備]:エレクトリカル・スピードワゴン@人造昆虫カブトボーグ V×V
[道具]:なし
[思考・状況] 基本:皆、俺に着いていけないのでボコボコにする。
0:星君をぶっ倒す。
1:色んな奴をボコボコにして天野河リュウセイを誘き出す!
2:さっきのオッサン達もボコボコにする。
※松岡勝治が死んだと思っています
※正気に戻りましたが、錯乱しています
※この会場にいる女は全員、男か謎の生物が化けたものと思っています
※幾多の激戦を潜り抜けた事により、チャイナクック・マーベラス・満漢全席を取得しました。
何時の間に? 中国衣装の女って? 知らんな。
【星君@チャージマン研!】
[状態]:右手に野獣先輩のアレが付着
[装備]:金属バット@現実 、キリン装備@モンスターハンター、地の石@仮面ライダーディケイド
[道具]:基本支給品、双子シグナーカードセット@遊戯王5D's、謎の白い液体@THE 世界遺産、王宮内で手に入れた食料と武器、フランクのカメラ@デッドライジング、
射命丸のカメラ(30/30)@東方Project、士のカメラ(30/30)@仮面ライダーディケイド、射影機(30/30)@零~zero~、カメラのバッテリー@現実×2、十四式フィルム(30/30)@零~zero~×2、フィルム@現実(30/30)×3
[思考・状況]基本思考:母星や仲間のために殺し合いに乗る。
0:ケンを倒す。
1:キルリアを利用。使いないようなら石を奪う。
2:チャージマン研は最優先で抹殺する。
3:チャージマン研、アルセーヌ(名前は知らない)を警戒(特にチャージマン研)。
4:これから毎日、不意討ちしようぜ!
※参戦時期は不明。あとの人にお任せします。
※制限により姿は星君のままです。
※ジュラル星人には感情が無いので、キルリアは感情を読み取る事が出来ません。
※キルリアのコレまでの経緯を聞きました
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|sm129:[[真実]]|星君|sm149:[[自分から騙されていくのか(困惑)]]|
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