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*シャーロックを探せ ◆hNcxfpVp3Q
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D-1エリア、ヨコハマ埠頭から、アンリエット・ミステールの姿は消えていた。
そこに居るのは一人の怪盗。
偵都ヨコハマを震撼させる怪盗集団『怪盗帝国』の首領、怪盗アルセーヌその人である。
最初の六時間はアンリエットとして行動していたアルセーヌだったが、
放送後、名簿に名前が浮き上がった事によりその行動は終わりを告げた。
名簿にはホームズ探偵学院生徒会長アンリエット・ミステールの名は無く、
怪盗アルセーヌの名が記されてあったからだ。
アルセーヌの恰好でここに拉致されたのだから、当然と言えば当然の結果だろう。
名簿にアルセーヌとある以上、アンリエットとしての行動はできない。
アンリエット・ミステールとして行動してしまえば、
他の参加者と出会った時に名簿にない人物として怪しまれてしまう。
アルセーヌとして行動することで警戒はされるだろうが、名簿にない名前で行動する人物、
つまりは嘘を吐いて行動している信用のならない参加者として行動するより遥かにましだろう。
まだ半信半疑ではあるが、並行世界の人物の事もある。
賭けになるが、信用を勝ち得る可能性はゼロではない。
それに、アンリエットとして行動してしまえば、幻惑のトイズは封印しなければならない。
アルセーヌとして行動するならば、トイズを隠す必要は無くなる。
制限はかけられているが、いざという時に気兼ねなくトイズを使用できるのは強味になるはずだ。
名簿にはシャーロック・シェリンフォードの名が記されていた。
スリーカードや、ミルキィホームズの他の三人の名は名簿にはない。
心強い五人の協力が得られない事に落胆するが、
それよりも殺し合いに巻き込まれていないという事実に安堵する。
と同時にシャーロックを殺し合いに巻き込んだ主催者に怒りが沸き立った。
もしもシャロが死ぬような事になったら……。
「………ふ。今考えるような事ではないですわね。
それよりも……」
アルセーヌの視線が埠頭の先に向けられた。
そこに広がるのは血のように赤い海。
水平線の向こうまで広がるそれは、実に不気味な物だった。
陽の登る前に埠頭を確認したアルセーヌだったが、その時の海はまだ青かったと記憶している。
その海が、ほんの数十分の内に赤い海へと変貌してしまっていた。
いつの間にか霧も出てきている。
空模様も怪しい。
主催者の仕業だろうか?
だが人工的に赤く染めたにしては在り得ない早さだ。
ではトイズによる幻覚か?
可能性としては一番納得がいくが、海を赤く見せる主催者の意図がわからない。
「そう言えば放送の死者読み上げも、同じ人物が二回読み上げられていましたわね。
しかもそれを含めて十六人が死亡と発表……随分と適当な放送です事。
何か意味があるものと考えるべきでしょうか?
それとも、主催者の悪ふざけと一蹴すべきか……」
考えるが、今はまだ答えは出ない。
考え事に没頭して、いつまでも立ち止まっているわけにもいかない。
疑問は頭の隅に留める事にして、アルセーヌはシャーロックを探しに歩き出した。
地図上の施設を巡り、調査し、協力者を増やし、首輪を外し、主催者を打倒し、
願いを叶える方法を盗み出し、シャロと共に元の場所へと帰る。
全部やらなくっちゃあならないってのが“怪盗”の辛いところだな。
【D-1 ヨコハマ埠頭/一日目・朝】
【アルセーヌ(アンリエット・ミステール)@探偵オペラミルキィホームズ】
[状態]:健康、アルセーヌの怪盗服
[装備]:洞爺湖@銀魂
[道具]:基本支給品、ランダム品×1、 シャロの探偵服@探偵オペラミルキィホームズ
[思考・状況]基本思考:殺し合いを壊し主催から願いを叶える方法を盗み出す。
1:施設を巡り調査する。
2:シャーロック・シェリンフォードを探し出す。
4:アルセーヌとして行動するが、協力者を集める。
4:男声の女(譲治)とロックオンを警戒。
5:自分の推測が正しいか確かめる為、情報を集める。
6:黒幕は神……そんなわけないですわね。
※幻惑のトイズは制限により弱まっています。
※トイズの制限に気付いています。
※デッドライジング、スクライド世界の話を聞きましたが半信半疑です。
|sm71:[[やっぱり今回も譲治が犯人だったよ]]|[[時系列順>第一回放送までの本編SS]]|sm73:[[Homo party?]]|
|sm71:[[やっぱり今回も譲治が犯人だったよ]]|[[投下順>00〜50]]|sm73:[[Homo party?]]|
|sm58:[[埠頭のアルセーヌ]]|アルセーヌ(アンリエット・ミステール)|sm:[[]]|
*シャーロックを探せ ◆hNcxfpVp3Q
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D-1エリア、ヨコハマ埠頭から、アンリエット・ミステールの姿は消えていた。
そこに居るのは一人の怪盗。
偵都ヨコハマを震撼させる怪盗集団『怪盗帝国』の首領、怪盗アルセーヌその人である。
最初の六時間はアンリエットとして行動していたアルセーヌだったが、
放送後、名簿に名前が浮き上がった事によりその行動は終わりを告げた。
名簿にはホームズ探偵学院生徒会長アンリエット・ミステールの名は無く、
怪盗アルセーヌの名が記されてあったからだ。
アルセーヌの恰好でここに拉致されたのだから、当然と言えば当然の結果だろう。
名簿にアルセーヌとある以上、アンリエットとしての行動はできない。
アンリエット・ミステールとして行動してしまえば、
他の参加者と出会った時に名簿にない人物として怪しまれてしまう。
アルセーヌとして行動することで警戒はされるだろうが、名簿にない名前で行動する人物、
つまりは嘘を吐いて行動している信用のならない参加者として行動するより遥かにましだろう。
まだ半信半疑ではあるが、並行世界の人物の事もある。
賭けになるが、信用を勝ち得る可能性はゼロではない。
それに、アンリエットとして行動してしまえば、幻惑のトイズは封印しなければならない。
アルセーヌとして行動するならば、トイズを隠す必要は無くなる。
制限はかけられているが、いざという時に気兼ねなくトイズを使用できるのは強味になるはずだ。
名簿にはシャーロック・シェリンフォードの名が記されていた。
スリーカードや、ミルキィホームズの他の三人の名は名簿にはない。
心強い五人の協力が得られない事に落胆するが、
それよりも殺し合いに巻き込まれていないという事実に安堵する。
と同時にシャーロックを殺し合いに巻き込んだ主催者に怒りが沸き立った。
もしもシャロが死ぬような事になったら……。
「………ふ。今考えるような事ではないですわね。
それよりも……」
アルセーヌの視線が埠頭の先に向けられた。
そこに広がるのは血のように赤い海。
水平線の向こうまで広がるそれは、実に不気味な物だった。
陽の登る前に埠頭を確認したアルセーヌだったが、その時の海はまだ青かったと記憶している。
その海が、ほんの数十分の内に赤い海へと変貌してしまっていた。
いつの間にか霧も出てきている。
空模様も怪しい。
主催者の仕業だろうか?
だが人工的に赤く染めたにしては在り得ない早さだ。
ではトイズによる幻覚か?
可能性としては一番納得がいくが、海を赤く見せる主催者の意図がわからない。
「そう言えば放送の死者読み上げも、同じ人物が二回読み上げられていましたわね。
しかもそれを含めて十六人が死亡と発表……随分と適当な放送です事。
何か意味があるものと考えるべきでしょうか?
それとも、主催者の悪ふざけと一蹴すべきか……」
考えるが、今はまだ答えは出ない。
考え事に没頭して、いつまでも立ち止まっているわけにもいかない。
疑問は頭の隅に留める事にして、アルセーヌはシャーロックを探しに歩き出した。
地図上の施設を巡り、調査し、協力者を増やし、首輪を外し、主催者を打倒し、
願いを叶える方法を盗み出し、シャロと共に元の場所へと帰る。
全部やらなくっちゃあならないってのが“怪盗”の辛いところだな。
【D-1 ヨコハマ埠頭/一日目・朝】
【アルセーヌ(アンリエット・ミステール)@探偵オペラミルキィホームズ】
[状態]:健康、アルセーヌの怪盗服
[装備]:洞爺湖@銀魂
[道具]:基本支給品、ランダム品×1、 シャロの探偵服@探偵オペラミルキィホームズ
[思考・状況]基本思考:殺し合いを壊し主催から願いを叶える方法を盗み出す。
1:施設を巡り調査する。
2:シャーロック・シェリンフォードを探し出す。
4:アルセーヌとして行動するが、協力者を集める。
4:男声の女(譲治)とロックオンを警戒。
5:自分の推測が正しいか確かめる為、情報を集める。
6:黒幕は神……そんなわけないですわね。
※幻惑のトイズは制限により弱まっています。
※トイズの制限に気付いています。
※デッドライジング、スクライド世界の話を聞きましたが半信半疑です。
|sm71:[[やっぱり今回も譲治が犯人だったよ]]|[[時系列順>第一回放送までの本編SS]]|sm73:[[Homo party?]]|
|sm71:[[やっぱり今回も譲治が犯人だったよ]]|[[投下順>00〜50]]|sm73:[[Homo party?]]|
|sm58:[[埠頭のアルセーヌ]]|アルセーヌ(アンリエット・ミステール)|sm112:[[渚先生「あらにちょり君。まだ早いですよ」]]|
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