『世界ふしぎ発見!』29年目で初の“クイズなし”(2015-01-28)


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2月7日に放送されるTBS系の長寿番組『世界ふしぎ発見!』(毎週土曜 後9:00)の特別版『世界で出会ったステキな日本人79分スペシャル』(後9:00~10:19)が、クイズを出題せず、トークとVTRのみでの構成で放送されることが27日、わかった。クイズが出題されないのは1986年4月の放送開始以来、初めての試みとなる。

 今回は、絶景でもミステリーでもなく、世界で活躍している日本人4人を紹介し、成功までの道のりなどを届ける。これまでにもニュージランドで「星空を世界遺産にしよう」と提案した日本人の物語も扱ったが、パネラーなどから「もっとスタジオで、その人のことを知りたい、トークしてほしかった」との意見が寄せられた。また一部の出演者からも「もっとトークをしたい」との声があったため、“クイズなし”を踏み切った。

 クイズを取り入れない理由について、佐藤寿一チーフディレクターは「今回は、人物を扱うので、VTRからクイズというよりも、その人のことをもっと知ろうとするのが自然の流れだと思った」と説明し、「感動的なVTRがあっても、クイズ番組の宿命として、感想を言わずにクイズコーナーに移ってしまうと、これまでの余韻が言えないときもある」とした。“クイズなし”には「葛藤はなかった」というが「今後クイズがなくなるということは、もちろん考えていない」と話している。

 国外で活躍する日本人を取り上げる番組は他局でも放送されているが、佐藤氏は「他番組の差別化として、そこで“何かを成し得た人”に取材対象を絞った」といい、「我々の自負としては『こんなところに日本人が住んでいるの?』ではなく、現地の人に評価されるまでの人に出ていただくのがいいと判断し、一歩踏み込んだものにしたかった」と語った。

 今回のスペシャルでは、内戦後のカンボジアで水道水を飲めるように下北九州市上下水道局の木山聡氏、日本人ではじめてローマ法王の銅像を作ったイタリア在住の彫刻家・奥村信之氏、エクアドルで糖度20という世界一甘いいちご「はるかルビー」を育てた西川公一郎氏、カンボジアで絹織物を復活させた友禅職人・森本喜久男氏の4人を紹介する。

 ゲストには、同番組初出演となるパラリンピック陸上女子の佐藤真海のほか、知花くらら、武井壮、陣内智則を迎える。