らいど・おん・みー!?/コメントログ

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    【著作:サバンバ】 【あらすじ】  ロリ・オタ・ヘタレなもやしなおにいちゃん高瀬敦と、  おにいちゃんを椅子にするのが趣味のドSな妹恋慕が、  乗ったり踏んだり喧嘩したりしながら世界の危機に立ち向かう、  ラブコメサイキックアクション! §第一話「敦は美少女に『おにいちゃん』と呼んで欲しいタイプの人間なのである」☆1 ☆2 §第二話「市街地上空のドッグファイト」 §第三話「棚ぼたハッピーと唯一の誤算」 コメント一覧 名前 コメント ...
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    メニュー トップページ 掲載作品 【著作:サバンバ】 らいど・おん・みー!? 【著作:山田中ミキヤ】 シネマね!~剣とナゴヤがB級ホラー~ 【著作:アンダーソン・ノスリー=ディナ  翻訳:中野加奈】 ショーン=コラージの冒険 雑談・連絡 BBS リンク @wiki @wikiご利用ガイド ここを編集
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    味噌煮込みノベルスへようこそ!  このサイトではサークル【味噌煮込みプロジェクト】がwiki形式を利用して自作小説を掲載しています。  一同未熟では御座いますが、少しだけお時間を頂けると幸いです。  また、作品、ページの見やすさなどの感想なんかを頂けると励みになります。 掲載作品一覧 【著作:サバンバ】 らいど・おん・みー!? 【著作:山田中ミキヤ】 シネマね!~剣とナゴヤがB級ホラー~ 【著作:アンダーソン・ノスリー=ディナ  翻訳:中野加奈】 ショーン=コラージの冒険 雑談・連絡 BBS 更新履歴 取得中です。
  • らいど・おん・みー!?p4
    §第三話「棚ぼたハッピーと唯一の誤算」  ハッと覚醒した。  フローリングの上……先ほどの住宅街の上空ではない。  敦は自分の部屋に戻ってきたのだ。  もっともそれは体感上の話で、実際はここで仰向けになっていただけなのだろうが。 「おはよー、おにーちゃん」  ベットに腰をかけ、恋慕がこちらを見下ろしている。  うぅん、あの組んだ脚の向こうにさっきのしましまパンツが……くっ、もうちょっとで見えそうなのに。 「あんな疑似体験した直後でもパンツの方が大事なのかい」  恋慕の隣に居るアパルだ。呆れた顔で覗き込んでいる。  一方の恋慕は心得てやっているようで、「あはは」と笑っていた。 「美少女のパンツは万国共通の宝なんだよ」  そう教えてやると、アパルは、なにか可愛そうなものを見る目で見つめてきた。  まったくもって失礼...
  • らいど・おん・みー!?p1
    §第一話「敦は美少女に『おにいちゃん』と呼んで欲しいタイプの人間なのである」 ☆1  夏のある日。突然だが、高瀬敦(たかせあつし)に妹が出来た。  普通ならばそういうと、 「そりゃーめでたい、お父さん似ですか? お母さん似ですか?」  などと祝辞の一つも頂戴しようものだが、残念ながらそういうまともな話ではない。  敦が異変に気付いたのは、母親が夕食の仕度に駆け回っているリビングでの出来事だった。  本日のメニューはデミグラスソースのふんだんにかかった手作りハンバーグである。  高校二年生にもなると、やったー、わーい、ハンバーグだぁ……と万歳をしながら喜んだりはしないが、  それでもまあ、好物が夕飯とわかると心躍るものがある。  そこで敦は妙な事に気付いた。ハンバーグの盛られた皿が四枚ある。  高瀬家は父、母と一人息子の自分で三人家族だから、...
  • らいど・おん・みー!?p3
    §第二話「市街地上空のドッグファイト」  ああ、父さん母さん、放蕩息子はついにやってしまいました。  敗因がアニメ見過ぎゆえの軽率さとか、字面だけなぞるとへんな誤解を招く最後ってちょっと情けないです。  走馬燈は見られませんでしたが、でも恋慕ちゃんのパンツは見れました。  縞パンです。  よくわかってると思います。  冥土の土産に目に焼き付けていこうと思います。  ああ、光が見えてきた……これがあの世への道しるべ?  父さん母さん、敦は生まれ変わったら、今度こそ二次元美少女をお嫁さんにしたいです。  ありがとう、本当にありがとう、さよ~なら~――――――――――――――。  グワシャアアアアアアアアァァーーーーーーーーンッ!! 「!?」  轟音が敦の耳をつんざく。  浮遊するようなふわついた意識がいま、はっきり...
  • らいど・おん・みー!?p2
    §第一話「敦は美少女に『おにいちゃん』と呼んで欲しいタイプの人間なのである」 ☆2  こういった場合、主人公と呼ばれるだいたいの人物の反応は、 「一体どうなってるんだ? 分かったぞ、これはどっきりカメラだな!」 と来ても良さそうなものだが、敦の場合は違った。  彼はちょっとしたオタクだったからだ。 〝ちょっとした〟の酌量は人によって差があるが、敦はとりあえず自己紹介の際に 『ちょっとしたオタク』と名乗ることにしている。  休日の朝にテレビ画面に食いつき、特撮や魔法少女など、対象年齢が低めに設定されている番組を細かくチェックしているオタクが〝ちょっと〟なのかは自分でもたまに疑問だが、まあ、それはさておくとしよう。  彼はオタクという趣向の持ち主であるがゆえ、  自分でも驚くほどこの状況に対して冷静だった。  まあ、こういう...
  • BBS/コメントログ
    test -- (msnkm) 2012-05-16 23 28 39 よし、うまくいったぞ!! -- (msnkm) 2012-05-16 23 28 59 携帯からも書き込めるぞ! -- (管理者) 2012-05-16 23 29 54 テスト -- (3gou) 2012-05-16 23 34 32 乙~ 管理者用パスってやっぱり別で用意した方がいいのかなぁ -- (msnkm) 2012-05-16 23 38 19
  • BBS
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  • ショーン=コラージの冒険
    【著作:Anderson-Nosre=Dna:アンダーソン・ノスリーニ=ディナ   翻訳:中野加奈】 【あらすじ】  今から100年ほど昔――……。  どこかにある宿場町、リーンに彼は住んでいた。  彼と彼の無二の親友が立ち向かう冒険の数々。  近代ヨーロッパ風の世界観を舞台にしたファンタジーノベル。 ショーン・コラージと二人の少女 §プロローグ:ねずみと囚われのお姫様 §1:恐るべき真実 §2:素晴らしき親友 §3:老人と銅鏡 §4:悪魔との対決 §5:異国の祭壇 §6:ジムのやりかた §エピローグ:祈り コメント一覧 名前 ...
  • シネマね!~剣とナゴヤがB級ホラー~
    【著作:山田中ミキヤ】 【あらすじ】 「今夜、私は名古屋を出ていく――!」  家出同然で上京しようとする少女、須藤大樹。  そして彼女に襲いかかる有名ホラーの殺人鬼  ジェ●ソン・フ●ディ・●イケル・チャッ●ー……、  ……のコスプレをした謎の美少女軍団?  名古屋を舞台に、スプラッターホラーパロディの女の子が大暴れする  誰得アクション逃走劇!  果たして大樹は無事に名古屋を脱出することが出来るのだろうか!? §序章 映画とういろうと妹分☆1 ☆2 §1章 名駅ホームでまもなく列車が♪だだんだんだだん!☆1 ☆2 ☆3 §2章 十三日の金曜日は28日後・・・(ウソ)☆1 ☆2 ☆3 §3章 ホテル街の悪夢☆1 コメント一覧 名前...
  • シネマね!~剣とナゴヤがB級ホラー~p1
    §序章 映画とういろうと妹分 1  三月の末。時刻は二十三時を過ぎたころ。  星の少ない名古屋の空に、月がぽっかり浮かんでいた。  オフィス街は寝静まり、反対に繁華街が夜の喧騒に沸いている。  金のシャチホコで有名な名古屋城から南西へ徒歩数十分、  一対に聳え立つタワーズがトレードマークの巨大な駅がある。  名古屋駅だ。  その十四番線、東京行きの新幹線専用ホームにて、 「ジョン・スミス大佐、自分、この作戦必ず成功させてみせるでありますっ」  ──寒空で白く濁る鼻息を荒くしながら、縁もゆかりもまったくない特攻野郎に  妙な誓いを立てて意気込んでいる女の子が居る。  春というにはまだ肌寒いこの時期らしい、分厚いガウンに、  足元には大きなスポーツバッグを置いている。  艶のある黒髪はストレートヘアで、時折寒風に流れて揺れていた。 ...
  • ショーン・コラージと二人の少女p4
    §3:老人と銅鏡  アルトック山に向かうには、とにかく市街地を抜けなくてはならない。  リーンの市街地は中規模な街だ。  すぐ側の港町との交流があり、また、山の向こうの農村から作物を買い付けた行商人が足を休める姿が多い。  アルトック山と対になって並ぶガナメン山は炭鉱として発展しており、そこからも多くの石炭と食料が往来している。  リーンは港町への中継地点の宿場町として、様々な物流が交差する町として栄えていた。  そういったわけで、人が多い市街地は端から端まで10マイルほどあり、足では少しばかり時間がかかる。  市街地の中心を抜けたあたりで、休憩を申し出たのはショーンだった。 「まってくれ、ジム。ただ急ぐばかりでは、事は良く進まないぞ。  そこにあるカフェで一息入れよう」  一刻も早く先に進みたいジムだったが、ショーンの言うとおり、  この先何が起こるか分からないの...
  • シネマね!~剣とナゴヤがB級ホラー~p9
    §3章 ホテル街の悪夢 1  中区栄は、昼間であればオアシス21やテレビ塔で賑わう名古屋の繁華街だ。  そこから西へ進んだ地区、錦三丁目は転じて夜の繁華街である。  ビルというビルの至る所に居酒屋やキャバクラの看板が掲げられ、怪しいネオンと激しく点滅する白熱灯が深夜を煌々と照らしていた。  午前二時を過ぎたというのにもかかわらず、飲み歩く人々でごった返し、それをタクシーが除雪車のように掻き分けて広い道路を目指す。  決して歩行者天国ではないのだ。  客引きが調子良いリップサービスを巧みに使って人を呼び止める。  中にはノロノロと進むタクシーの客席にまでアプローチをかける猛者までいた。  そんな有象無象の混雑の最中に、二人の少女が紛れていた。  大樹と葵だ。 「話には聞いたことあるけど、すごいわね」  大樹はやや気後れしながら呟いた。 ...
  • ショーン・コラージと二人の少女p8
    §エピローグ:祈り 「しかし、クローバーはどうしてあの時君に変わってしまったのだろう。  もう少し話がしたかったのにな」  下山をしながら、ジムはシャーレに問いかけた。 「あら、ジム。わからないのかしら?」 「君は知っているんだね。教えてくれないか」 「それはできないわ。彼女に失礼ですもの」  シャーレはご機嫌な様子で、ステップを踏むように先へ行ってしまった。  ジムはうぅんと唸り、首を傾げた。そこにショーンが割ってはいる。 「野暮とは思うが、今ひとつ至らない君に、僕の男性としての推測を披露しよう」 「浮いた話の一つもない、ショーン=コラージがかい? 参考ぐらいになればいいけどね」 「認知の足らない君よりマシだろう。……彼女はね、それは愛らしいことに、君に泣き顔を見られたくは無かったのさ」  ジムはせせら笑った。 「まさか。泣くような事はなにもないじゃないか」...
  • シネマね!~剣とナゴヤがB級ホラー~p5
    3  白い壁で覆われた無機質な室内に、コッチコッチと無情に時間を刻む時計。  腰が冷えそうなパイプ椅子に冷たいデスク。その上にはライト。  背にはブラインドカーテン、正面には小さな扉……次にあそこを潜れるのは果たしていつになるのだろうか? 「オイ、どこ見てるんだ?」  凄みを効かせた声に注目すると、対面している厳ついおっさんが目に入る。  警察署内の取調室だ。  もう一時間ほどこのおっさんとにらめっこをしていた。 「いいかげん、ちゃんと話をしてくれよ。  あのショットガンはどこで手に入れたんだ?  バイクに乗ってた奴との関係は?  そもそも君たちは何をしようとしてたんだ?」 「だーかーらー……」  大樹はがっくしと頭を垂れて、デスクの冷気を感じながら答えた。 「いきなり名古屋駅で襲われたんですって。  女の子に銃を向けら...
  • シネマね!~剣とナゴヤがB級ホラー~p2
    2  大樹と葵の出会いは、今から一年ほど昔に遡る。    *  不吉な霧の立ち込める夜の田舎町を、少女は走っていた。  流れていく景色を確認する暇は無く、とにかく急いて、急いて、急いて!  美しかったブロンドヘアーは乱れ、青い瞳には絶望と涙が浮かんでいる。  パステルピンクのカーディガンにスパッタリングされた鮮血が、  言葉よりも雄弁に惨劇を物語っていた。  吐く息が荒い、だが、彼女は止まるわけにはいかない。  立ち止まれば奴に捕まる。マスクを付けた殺人鬼に!!  ボーイフレンドのマイクも、友達だったアリスも、ジョークが得意なアレックスも、  みんなみんな惨たらしく殺されてしまった。  都市伝説は本当だったのだ。この町に近づいてはいけなかったのだ。  ……後悔してももう遅い。  少女はとにかく走る。  生きるんだ……生き残るんだ!!  そう強...
  • シネマね!~剣とナゴヤがB級ホラー~p10
    2  さて、たっぷりとリフレッシュいたしましたので。  風呂上りの大樹はバスローブを着て、ベッドの上で腕を組んでいた。  今宵の騒動を反芻することにしたのだ。  考えることは山ほどある。  葵の言う、大樹をねらう組織とやらから送られてきた刺客達。  ターミネーターもどきの女の子と、ジェイソンもどきの女だ。  なんで彼女たちはB級ホラーモンスターのコスプレをしているのか。  それから、意味深なことを告げて去っていった男。  あるときはちゃらちゃらとしたお兄ちゃんで、またあるときは親切な刑事さん。  しかしその実態は……定かではない。事件の真相を知っている素振りだったが……。  不可解なのは大樹に映画の話を持ちかけたタイミングだ。  彼は事件の発生する直前にアクションを起こす。  まるで、そう、この次に何が起きるかコマ割り単位で...
  • ショーン・コラージと二人の少女p2
    §1:恐るべき真実  一体どういう理由があるか知らないが、シャーレは個室に幽閉されていた。  ジムは彼女に何度か理由を聞いたが、ただそれが父親の命令であるという事以外は、どうやらシャーレも知らないらしい。  外に出た記憶がほとんど無いというシャーレは、ジムの話す外界の話を、童女がおとぎ話に聞き入るようにうっとりと堪能していた。  ジムは彼女に様々なことを話した。  叔母がハロウィンに作ったカボチャのパイは、大きすぎて食べきれなかったこと。  日曜学校ほど面倒な行事はないということ。  リム・リーン川にいる魚を、友人と素手で捕る勝負をしたこと。  シャーレも、ジムが聞いたことのない本を、彼が判るように優しく読み上げてくれた。  ジムはシャーレが好きだったし、きっと彼女も、ジムのことを嫌ってはいないと信じていた。  だがしかし、そんな日々は、あるとき鉄槌でのめされたように...
  • シネマね!~剣とナゴヤがB級ホラー~p4
    2  大樹は混乱していた。  あの少女はなんなんだ。  ショットガンでブチ抜かれてピンピンしているとはどういうことか。  というか、泣き虫の葵がショットガンを握ってカイル・リースのごとく飛び込んで窮地を救ってくれるとはどういうことか。  あ。なんかむかつく。葵のクセに。  車は桜通り線を千種方面へ走っていた。  ちょうど、丸の内に差し掛かったあたりだ。  側面はでこぼこに傷つき、左のライトは潰れ、フロントガラスには穴が開いているというひどい有様だった。正面から入ってくる風が異様に冷たい。 「大樹ちゃん……怪我はない?」  少しだけ落ち着いたころ、ハンドルを握る葵が大樹を心配して尋ねた。  その一言で大樹カチンときた。 「……ありえねぇ……」 「え? なに?」 「私がお前に助けられたってのがありえねー...
  • シネマね!~剣とナゴヤがB級ホラー~p8
    3 「どーこーいってたんだこのどたわけぇぇぇっ!!」 「ほ、ほっぺた、ちぎれる、ちひれるぅぅぅっ!!」  少し落ち着いた後、大樹は葵を折檻していた。 「停電起きたときに探したのよ! 取調室にも居ないし!  あいつらと戦って怪我でもしたんじゃないかって心配したのよ!」 「えへへ、心配してくれたんだー」 「ニヤニヤすんなうつけがぁぁぁぁ!!」 「むぐぅッ!! 鼻、もげる、もへるぅぅーっ!!」 「……ったく。ホントなにやってたのよ」 「うーんと……」  大樹が捜索していた間、葵が何をやっていたかはすぐにわかった。  葵は先の女子トイレに戻りたいと言い出し、しぶしぶそうしてやる。  入り口に脱出時には気が付かなかった荷物が置いてあった。  大樹のスポーツバックだった。  名古屋駅で放置して以降、しばらくぶりだ。  そういえば押収し...
  • シネマね!~剣とナゴヤがB級ホラー~p3
    §1章 名駅ホームでまもなく列車が♪だだんだんだだん! 1  夜空に銃声がこだまする。  その様子を大樹はあぜんとして見守っていた。  無抵抗に転がった……皮ジャンの少女。  ──どうなったんだ? 女の子に銃を突き付けられて、ドンッて音がして……。  すとんっと力が抜けた。臀部が冷たい床に着く。 「大樹ちゃんッ!!」  聞き覚えのある高い声で、彼女がホームに入ってきた。  長い一本のおさげ髪がちょっと垢抜けない感じがする、童顔の少女。  おさげのさきっちょにはピンク色のリボンが結んである。  服装は茶色いミンクのコートに、手には硝煙の登るショットガンを握っていた。  葵だ。──さっきまでメールの応酬をしていた大樹の友達だ。 「大丈夫!? 危ないところだったよっ!!」 「お前っ! ここでなにしてんのよっ!!」...
  • ショーン・コラージと二人の少女p3
    §2:素晴らしき親友  翌朝ジムは、重たい体を引きずり、自宅にも帰らずある人物を訪ねていた。  煉瓦をタールで覆った住処を見つけると、木戸を打ち鳴らす。 「ショーン! ショーン=コラージ! 開けてくれ、ジムだ!」  するとまもなく扉が開かれる。  迎えたのはジムと同い年の少年だ。  ぴしっとしたYシャツの上にチョッキを被せ、チェック柄のズボンも着崩れが無い。  金髪は整髪剤で整えられ、精悍な顔つきにある鋭い眼光は、同年代の少年達とは違う精力的な輝きを持っていた。  彼こそがショーン=コラージ。リーン随一の偏屈者として知られる男だ。  彼はジムを少し観察すると、喜びをこめてこう言った。 「やあ、ジム! すばらしき我が親友よ!  その顔は、なかなかおもしろいやっかい事を持ちこんできてくれたようだね!!」 「その通りだ、ショーン。君にとって最高で、僕にとって最悪の出来事...
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