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542 名前: 勇者ニート ◆.u3RuvgSYY 投稿日:2007/04/22(日) 00:03:23 0
ククク、と不気味に笑う。おばけありくいは愚かだった。地球上で最悪な人間『喪男』にあんな言葉を吐いて
どういう結果を齎すか考えが及ばなかったのだろうか? ましてや、積もり積もった憎しみを
破壊に変えて遊んでいる俺に「出て行ってくれ」などと抜かしやがって…。
悪いが、受けた言葉の暴力は20年経っても忘れはしない。おばけありくいのようにそれが些細な言葉であっても
一生根に持つだろう。例え言葉の綾だとしても、無意識の底で俺のことを見下しているから言える言葉だ。
厳格な父に言葉を滑らせることが出来るだろうか? 無理だろう。何故なら無意識の底で恐れているからだ。
あらゆるコンプレックスを抱えて生きてきた24年間。そりゃあ数々の侮辱を受けてきた。
コミュニケーションにおいてちょっとした言葉の間違いなんて気にしてはやっていけないというだろうが
侮辱に対する心の底までこびり付いた静かな怒りがそれを許しはしない。
それは正常に生きてきた余裕のある人間がいう言葉だ。
俺は現実世界で自分を常に「蛆虫」として位置を置いている。
糞を垂らすことしか能のない、肥料になることも出来ない害悪な「蛆虫」だ。
働けず、外見醜悪、運動神経0、知能も低く何の特技もない、部屋でくねくね動いてメシを貪る虫ケラ。
社会に対する憎悪は増すばかり。だが如何に怒りを高めたところで、虫けらが出来ることと言ったら何もない。
苦労して見つけるなら、妄想――。歪んだ妄想の世界で好き勝手に暴れ回ることしか出来ない。

545 名前: 勇者ニート ◆.u3RuvgSYY 投稿日:2007/04/22(日) 00:48:50 0
スライムに教えて貰った墓に向かう。十字架が一本立っていた。その下に花束が置かれている。
花束を蹴飛ばし、地面を手で地道に掘り始める。
骨が見えた。棺が無かったのか、神父の服も一緒に出てきた。
頭蓋骨を取り出し、服も一緒に持って帰ろうとした。
これであのブリトニーも動揺し、徐々に陥落していくだろう。
驚愕している表情を想像すると、笑みが零れて来た。
「くくくっくくうくくくう」
「勇者!」
後ろでドルイドが険しい顔で俺の名前を叫んだ。
「あ?」
「…お前は、必ず光の者に倒される」
「はあ? お前も昔俺と同じように暴れてたんだろうが」
「確かにわしはお前と似ていた。だが、お前の出現により過ちに気付いた。
神のような力を持つお前の圧倒的暴力を前にわしらは悲しみを知った。
そのとき、わしらが強さに頼って弱者を支配していたことを省みて初めてわかったのだ」
ドルイドの強き時代を聞かされて、いつの時代にも俺には強い時が無かったことを思い返された。
「糞みたいなこと言いやがって!!」
ドルイドの頭を乱暴に鷲づかみし、俺の顔に近づけて
「自慢か? 今のは。俺がいなかったらテメェ、何も束縛されない好き放題な生活を
送ってたんだろうが。何も脅えずに不安もなく仲間と一緒に夢のような生活が出来てたんじゃねぇか」
手に力を送る。
ドルイドは死を予感したのか、短い手足をバタバタさせている。
「地獄に落ちろ!」
これ以上自由を与えてはならぬとばかりにドスを込めて言った。
指がドルイドの頭蓋骨を砕き、脳に達した。そのまま頭を押し潰してペシャンコにした。
手が万歳の格好で絶命している。まるでこの世を満喫し終えたかのような死に方が俺は気にくわなかった。
手を顔から引き抜いてやった。ざまあみやがれ。
モンスターはもう周りにいない。またもやレーベは静寂に包まれた町となった。

547 名前: 勇者ニート ◆.u3RuvgSYY 投稿日:2007/04/22(日) 01:54:52 0
アリアハン城の嘔吐の間に戻る。
人数が2人増えていた。
トロルと、ソフィアだった。
ソフィア。優秀な元僧侶。今はプライドが高い四足歩行するただの牝豚。
「…じゃあもう、料理出されても朝は食べないわ」
「ケケケ~、そしたら無理やり食わせるまでだ~」
二人で何か言い合っている。
どうしたんだ、と聞くと淡々と事情を話してくれた。
「ニート君~。朝ですね~、ソフィアに珍しく豪華な美味い朝食を食わせてやって~
食べた直後にソフィアの口に人差し指を突っ込んで無理やり吐かせてやったんですよ~。
ほら~、幸せそうな顔が一気に歪むギャップがいいじゃないですか~」
頭の悪そうな喋り方だが発想はいいと思った。
「ソフィアをボロボロにしてやれ」
ぽんぽん、とトロルの大きな背中を叩いた。
それよりブリトニーだブリトニー。
椅子に座っている白濁に塗れたブリトニーに近寄り、反応を待った。
俺の持っている頭蓋骨と服と教典のシュリー教セットを見せ付ける。
頭蓋骨をじっと見つめている。明らかに顔の色が変わっていた。
「その骨…」
指を指したいところだろうが、もう手は無い。
唇を戦慄かせている。
「その様子だとレーベの神父さんとは、親しかったのかな?」
バカ正直にこくん、こくんと頷く。
お願いだから神父さんの骨に変なことしないで。
そんな叫びが聞こえてきそうな震え方。
ニヤニヤしながら眼窩の空洞にゆっくりペニスを挿入し、ブリトニーの反応を見る。
「いやっ…」
ブリトニーの今の思いを言葉に表すなら…
(子供の頃から親しかった神父さんにそんな気持ち悪いことしないでよ
お願いやめて私にペニス入れてもいいから何でもするからイヤイヤイヤ)
といった感じだろうか。
やはりレーベに行って正解だった。こんなにも慌てるブリトニーを見れるなんてな。
笑いを堪えながら今度は頭蓋骨を床に置き、足でグリグリ踏みつける。
「くっくっく…」
「そんなこと…しないで…やめてええ」
「もうちょっと体重を乗せれば頭蓋骨が壊れちゃうよ~?」
「お願い! 私を壊していいから! それだけは」
ミキミキッ
「ほらほら、壊れる壊れる。どうする?どうする?」
「やめっ、やめっ!」
バキベキボキ!!
頭蓋骨がバラバラになった。
「あーーーーっ!! いやああああああ!!!!」
「ぐはははははははははははははは!!!」
腹を抱えて床に蹲って大笑い。抱腹絶倒だ。
「俺がやめるわけねぇだろうが! あっははっははは」
ブリトニーは椅子の上で号泣した。

548 名前: 勇者ニート ◆.u3RuvgSYY 投稿日:2007/04/22(日) 01:55:22 0
続きはまた明日 

569 名前: 勇者ニート ◆.u3RuvgSYY 投稿日:2007/04/22(日) 22:56:51 0
「オラオラオラオラオラオラオラー!」
頭蓋骨を何度も何度も踏みつけ、粉砕させる。
この1週間は寝込んでしまいたいはずの衝撃的な光景を
ブリトニーは涙を流しながらも凛々しい顔つきで目を反らさなかった。
「なんだその目は~?」
若干軽蔑の念が込められたような目つきにイラッときた。
肉達磨風情が調子に乗りやがって。
砕けた骨の破片を拾い、ガリガリ噛み砕く。トロルとカンダタにも骨を与え、食わせた。
「う~ん、まずい! 偽善で金を稼いでいた大悪党の骨ってここまでまずいんですかね!
こりゃ生ゴミ以下の味だ!」
カンダタが嬉々とした口調でそんなセリフを吐いた。
トロルは骨を飲み終えると興味なさそうにそっぽを向いた。
再びソフィアの口に極太のペニスを捻じ込み、大量の吐瀉物を吐かせた。
「カンダタ! この服着てみろよ!」
遺品である神父の服をカンダタに投げる。ガタイが良すぎるカンダタに合う服なんぞ滅多にない。
カンダタは服を着ようとするとすぐに破け、ただの布切れと化した。
「あらら。破けてしまいました」
「だ、そうだ」
卑しい笑いをして、ブリトニーを二人で観察する。
「カンダタ! この本読んでみろよ!」
今度はシュリー教の使い古された教典をカンダタに渡した。
「えーと…。俺、字ぃ読めないんで、捨てていいですか?」
「そうだな、ブリトニーの目の前で破ってからゴミ箱に捨てろ」
カンダタがブリトニーの前までやってきて、教典を自慢の怪力で引き裂いた。
「あっ、ニート君。これ捨てるんじゃなくて、糞拭くときに使いましょうよ!」
なんという名案。カンダタはこういう発想にかけては天下一品だ。
「じゃあ便所に後で置いとけ」
「へへへ、そうですね」
会話のやり取りを終えてから、ジロリ、と二人で同時にブリトニーにどんよりした視線を送った。
目を反らし、悲しげに斜めに俯いている。
どうやらそれは俺たちの行いに落ち込んでいるのではなく、あまりにもバカげた行為に
悲しくなった、という感じに見てとれた。頭に来た。
「な・ん・と・か・い・っ・た・ら・ど・う・な・ん・だ・!」
骨の破片に破れた布をブリトニーの口に強引に押し込む。顎と頭を持って強制咀嚼。
だがゲロゲロ、と精液と一緒に吐き出してしまった。
俺の顔面が真っ赤になり、鬼の表情になった。
ブリトニーの上半身に力を込めた指で一本線を引くと、ぱっくり内臓が顔を見せた。
胃を探り、大穴を空けて骨を押し込む。
そして上からホイミをかけ、傷口を完全に塞いだ。
見事、神父の骨はブリトニーの腹に納まった。
カンダタがここぞとばかりに声を荒げて罵った。
「この外道が! 何レーベくんだりしてまで親しかった神父の骨なんざ食ってんだよ!
キチガイかお前は! 骨食ってねぇつっても、証拠はお前の胃にあるんだからな!」
神父の骨を力ずくで食わせた後に容赦の無いレッテル張り。
いつだって優しかった、笑顔を絶やさなかった、慈しみに溢れたブリトニーはこの日ついに
笑みをなくしてしまった。

577 名前: 勇者ニート ◆.u3RuvgSYY 投稿日:2007/04/22(日) 23:47:47 0
ようやく、あのブリトニーの精神が陥落した。
背筋を這うぞくぞくした快感。
後ろでボソボソと声が聞こえる。
「勇者…勇者…」
「あ?」
「あなたは、私が絶対助けてみせる」
涙を流し続けるブリトニーがまたしてもわけわからんことを喋り始める。
俺は苦笑した。
「精神崩壊した芋虫に助けて貰うほど俺は落ちぶれてねぇよ」
俺の言葉にカンダタがゲラゲラ笑う。
だが俺はその芋虫よりも落ちぶれていることを知っている。
「…誰か、この虫けらの全身に山芋塗って吊るしとけ!」
頑丈なブリトニーの相手に飽きた俺は、嘔吐の間を出た。

夜になった。今日はアリアハン城下町でかがり火の下、皆でバーベキューだ。
材料はゴートドン、おおがらす、いっかくうさぎ、ガニラス、だいおういか、おばけきのこ。
まだまだあるその他多数の豪華な夕食。おおがらすをばらした鳥肉を串に刺して焼いて、一気に頬張る。
「うめえ!」
熱い鳥肉を口の中でほふほふ味わう。
カンダタ子分が酒を持ってきた。
「ノアニールで見つけた幻の美酒、どうですか?」
「飲む飲む」
グラスに注ぎ、皆で乾杯。
わいわい騒ぎながら次々に肉を焼いていく。
「カンダタ、ブリトニーどうなったんだ」
「トロロ芋を膣の襞まで丹念に塗って吊るしておいたら泡吹いて気絶しましたよ」
「そっか。また今日もあいつと寝るから、体洗って回復させといてくれ」
俺はぐい、と酒を飲み干した。
「ニート君、ブリトニーのことが好きなんですか?」
「馬鹿いえ」
このこの~、とカンダタが肘で突いてくる。
と、そこへくさった死体が皿に妙な肉を載せて持ってきた。
「これおいしいぽん」
「なんだこれ?」
皆で肉をまじまじとみる。
じゅうじゅう音を立てて焼けるにつれて変な匂いが立ち込める。
カンダタが味見する。首を傾げた。
「変な味だ…まさか、これは」
人間の…と言おうとした時腐った死体が素早く解説を入れた。
「ロマリアの、おばあちゃんの肉ぽん!」
カンダタが物凄い勢いで吐いた。
「変な肉、焼くんじゃねえ!」
悪趣味なくさった死体の頭をわりかし本気で叩く。
「いたいぽ~ん」
蹲り、ぼさぼさな髪をしている頭を撫でた。


591 名前: 勇者ニート ◆.u3RuvgSYY 投稿日:2007/04/23(月) 00:47:14 0
「さあさあ、腕によりをかけて作ったスープだよ!」
料理と陵辱が趣味のベホマスライムが各触手にスープを載せて持ってきた。
スプーンで啜ると香ばしい味が広がり食欲をそそった。
「これ、隠し味はちからの種なんだよね。ちからの種を磨り潰してパッパッと入れて煮込むだけで
味が大分変わってくるよ」
全員うまそうに飲む姿が嬉しかったのか、ベホマスライムは上機嫌だ。
「こっち来てお前も肉食えよ」
料理ばかりやって飯を食ってないベホマスライムを誘った。
「じゃあ、僕もいっただきまーす!」
小さい体に似合わず大食いで、ガツガツ肉を食い始めた。

食事を終えると、全員アリアハン城の中にある「復活の間」へ集合させる。
蓋をした大きな風呂のような造りをした容器の中には、水に浸かったはぐれメタルがびっしりといる。
蓋を外し、まずカンダタが水の中に拳を叩き込む。
30のダメージ。はぐれメタルは即死した。
が、すぐにその死んだはずのはぐれメタルの体は再生していき元通りとなった。
復活の水。どんなに傷つけられた体であろうと復活してしまう聖水。
これもきめんどうしが開発したものだった。
皆で生きる気力を失ったはぐれメタルを殴りまくり、経験地を稼ぐ。
目標は一撃で粉砕できるちからを身に付けること。
カンダタ子分が拳をはぐれメタルにめり込ませ、破裂させる。
またすぐにはぐれメタルの体は再生する。「もう、死なせてよ」と絶望したはぐれメタルに
再び加減をしらない攻撃を浴びせた。飛び散る鉛の体。復活してしまう残酷な体。
これを全員一日30分させる。
どんな敵がきても負けないように、その為にはどんな手段も使う。
俺は無我夢中で拳を水の中に叩きつけた。
ドカン! ドカン! と激しい衝突音を鳴らして天井まで飛び散るはぐれメタル。
おぉー。吃驚するような声が湧く。
俺は誰にも負けられない。
どの世界へ行こうが自分が強くなければすぐに落ちぶれてしまう。
お陰で現実は…くそっ!
「死ね! 死ね!」
叫ぶ暇もなく死んでいっては復活するはぐれメタル。
はぐれメタルも最初こそギラなどを使って抵抗していたが今じゃ大人しい、従順なマゾメタルに変わり果てていた。

594 名前: 勇者ニート ◆.u3RuvgSYY 投稿日:2007/04/23(月) 01:27:56 0
皆さんブリトニーをぶっ殺したいようですね。私も打ち殺してやりたいのですが、どうも物語が 
殺させてくれないようです。書いてて不思議に思いましたけどね。 
ブリトニーは私の理想の女性です。どんなキモイ行動を取ってもクスクス笑ってすませてくれる 
大らかな女性を求めているのですが…日本には存在しなさそうです。 

では、また明日。 

619 名前: 勇者ニート ◆.u3RuvgSYY 投稿日:2007/04/23(月) 19:01:11 0
ひとしきりはぐれメタルで修行し終えたら後はまた皆自由行動。
それぞれ拷問を再開しに行く者もいれば町を襲いに行く奴もいる。
カンダタが怪訝そうに聞いてきた。
「そういえば俺の子分、一人帰ってきてないんですよね。知らないですか?」
「いやあ、わからんな。夜帰ってこなかったこととかあったか?」
「たまにありますけど、そのときは事前に報告しといてくれてました」
「うーん…。でもあの強さじゃ誰にも勝てないから、心配は不要だろ」
「確かに、もうバラモスよりも強いですからね」
不安を打ち消すように笑う。
子分思いのカンダタは心配らしい。
でも世界中を行き来できるカンダタ子分を探すことなど不可能に近い。
「ま、大丈夫かな」 頭をぽりぽりかきながら風呂に入りに行った。

2階のベッドに行くと、ブリトニーが先に横になっていた。
カンダタが言いつけ通り洗って運んでくれたのだろう。
ブリトニーの隣に寝て、柔らかい体を抱きしめる。
達磨の抱き枕。入浴させたらしく、体から石鹸の良い香りがしてくる。
豊満な胸元に顔を埋め、女の香りを堪能していると、かぷ、と肩を軽く噛まれた。
「…今日ひどいことしたお返し」
布団に潜り、バツの悪そうな顔で上目遣いをしてくる。
ふざけんなコラア。テメェら女は過去にどれほど辛辣な言葉を俺に投げかけてきた?
自分が不利な時だけ、そうやって可愛さで許して貰おうとする。ナルシスト生物の常套手段。
胸を揉みながら、言い返す言葉を探す。
「まあ、あんまりショッキングなことが続くと、脳が耐え切れなくなり、死を選ぶ場合があるが
そこは心配するな。頭も復活の水に1晩漬け込んどきゃ、脳細胞も全て元通りになるってことよ」
「・・・」
何も喋らない。
無言で俺の腕に頭をちょこんと乗せ、スースー音を立てて寝入った。
叩き起こして100時間効果のあるザメハをかけて吊るしあげてやろうかと思ったが、俺も眠かったので
そのまま二人とも眠りに落ちた。


632 名前: 勇者ニート ◆.u3RuvgSYY 投稿日:2007/04/24(火) 00:28:02 0
2年前の出来事だった。
滅多に鳴らないはずの携帯にある日着信がかかった。
電話を取る。
「もしもし」
「おい~、番号変えたんなら教えてくれよ」
この軽いノリの声は確か小学校の時から友達だった豊永信洋だ。ノブと呼んでいた。
「ごめん、忘れててさ」
嘘だ。忘れてたんじゃない。人間関係が煩わしくなって、特定の人間にしか
番号を教えてなかった。豊永はその特定の人間伝いで番号を取得したのだろう。
「なあなあ、今度遊べる?」
「えっ?」
「俺の車でどっか行こうぜ」
返事に迷った。たかが友人と遊ぶぐらいの選択だが、俺にとっては大イベントなのだ。
ルックスも糞もない俺と久しぶりに会って、失望したりはしないだろうか?
だがそういう嫌な奴ではないことを思い返されて、つい返事をOKしてしまった。


633 名前: 勇者ニート ◆.u3RuvgSYY 投稿日:2007/04/24(火) 00:30:03 0
来週、豊永は女子二人と一緒に車で俺の家までやってきた。うそだろう。
サングラスをかけてラフな格好で俺を招く。後ろの席で女の子達がきゃっきゃはしゃいでいる。
脅えながら助手席に座る。「お邪魔します」という他人行儀な言葉をかけて。
「よ~っす! 久しぶり!」
「ほんと、久しぶりよね。何年ぶり?」
「んー、わからんけど」
「あはは」
ビクビクする。
「ねーノブ君、今からどこ行くの?」
後ろの女の子が悪ふざけしてノブの座席を揺らす。
「バカ、事故るって」
「じこれじこれー」
頭がクラクラした。俺とは住む世界が違う、エロゲの中でしかあり得ない別世界の出来事。
「ノブ君の横にいる人って友達?」
ギャルっぽい女の子が失礼な質問をのぶにぶつける。
「当たり前じゃん。友達だから遊びに行ってるんだろ」
ノブは俺のことを気遣って叱る口調で女の子に言った。
「えー、でも」
女の子が何かいいたげな言葉で止めた。何だよおい。
暫くドライブは続いた。
1,2時間は経っただろうか。
俺が参加できる会話は殆どなく、のぶと女の子二人で盛り上がっている。
やれ恋愛がどうのやれカラオケがどうの。到底ついていけるレベルの会話じゃない。
聞きながら、どうせ会話に参加出来ないならと、心の中で反論をした。
「のぶ君最近恋したことあるー?」
「えー、おれあんまないなー」
「恋愛はねー、やっぱしたほうがいいよー。人としても成長するし」
「うわー、マキ台詞がくさーい」
3人で笑いが起こる。俺は隣で一人こう考えた。
(恋愛もセンズリと一緒。脳を気持ちよくする点においてはな。オカズの種類が上品か下劣かの
違いだけで、得られる快感は根本的に同じだ。だからお前らも俺と同じ変態なんだよわかったか肉便器)
心の中で笑う。
「あーん、のぶくーんお腹空いたー」
「あたしもー」
「ちょ、お前ら好き勝手言うなよ。でももう12時半かー。何食いたい?」
俺に聞いてきた。
「え、俺…。えーと、ファミレスで何か食う?」
ラーメンが食いたかったが、女の子にあわせることで我慢した。
「いこー」
「早くいこー」
後ろの女2人がのぶを急かす。
「わーったわーった」
人気のない田舎道を進んでいたので引き返した。


634 名前: 勇者ニート ◆.u3RuvgSYY 投稿日:2007/04/24(火) 00:32:30 0
ファミレスについた。
俺はハンバーグセットを頼み、のぶはステーキセット。女の子達はスパゲティとかカレーとか頼んだ。
車の中で小便を我慢してたので、席から近かったトイレに行った。
大便室に入り、ため息をつきながら小便をする。早くこの場から逃げ出したかった。
しかし、逃げたり帰るなんて言ったらせっかく誘ってくれたのぶに悪い。
俺みたいなどうしようもない野郎を車で連れて行ってくれるなんて普通はしない。いい奴だ、のぶは。
手を洗い、席に戻ろうとすると女の子達の声が聞こえた。
「ねー、なんであんな人連れてきたの?」
「え、だから友達だから」
「あたしも思ったー。ちょっと、気持ち悪くないあの人?」
「バカ、言うなって」
怒りと悲しみで顔面が蒼白になった。
死にたかった。やっぱ来るんじゃなかった。
しかし後戻りは出来ない。
何事もなかったかのようにして、のぶの横に戻る。
女の子達と目を合わせずに料理を口に運ぶ。
飯を食ってても、味がちっともわからなかった。
ずっと俯いてパクパク味のしないハンバーグを食った。

解放されたのは夕方の4時だった。
やはりその間も会話がなく、一人で車の窓から景色を眺めていた。
部屋に戻り、パソコンの前につく。
ギコナビを起動。喪板にアクセス。

もう嫌だ! はむりゃはれんら!
1 名前: ('A`) 投稿日: 2005/10/12(水) 16:04:34 0
うむむむむむー

キチガイスレを立てる。
スレを更新。

2 名前: ('A`) 投稿日: 2005/10/12(水) 16:05:23 0
2いきがい

更新されたのは平凡な2ゲットだけで、面白くないのでギコナビを終了した。
エロ漫画を表示し、オナニーをする。
あまり興奮しない状態でのくだらない射精。
適度な疲労を感じたところでベッドに横たわり、携帯を取り出す。
アドレス帳を開く。
全件削除を選択。簡単なパスワードを入力する。
『全件削除をしました』
ちなみに俺は相手の名前が表示されない番号は取らない主義だ。
床に携帯を放り投げ、そのまま寝た。


Part7



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