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778 名前:&color(green){''('A`)''} sage 投稿日:2007/04/29(日) 12:34:23 0
竜王「よく来たドクオよ。ワシが王の中の王、竜王だ。
ワシは待っておった。そなたのような若者が現れる事を…
もしワシの味方になれば世界の半分をお前にやろう。」
('A`)「王女に嫌われ、町人から蔑まれ、王からは捨て駒扱いな俺を待っていたのか。」
竜王「そうとも、お前が勇者であるがゆえにワシは待っておった。」
('A`)「期待外れだっただろう?期待してたあんたにも、ローラ姫にも、悪い事をしたよ…」
竜王「ならば、なぜ人のために戦う。王女を助け、我が同胞を倒し同胞に倒され、何故ここまで来た。」
('A`)「勇者だと言われたから。気休めの嘘だって知っていたけど、俺は、勇者だって。」
竜王「世界の半分を手に入れれば、そなたを馬鹿にした者どもは皆かしづくだろう。
あの王や王女さえも、そなたの手の中だ。さあ、ワシと共に世界を手にしようではないか。」
('A`)「いいえ、世界なんかいらないよ。嫌われるだけだし、俺なんかすぐイケメンに倒されるよ…。」
竜王「愚か者め…!」
そうぜつで れきしにのこる たたかいが あった。
しかし それは こどくな たたかいだった。
てんが ふるえ ちが さけ ついに…。
竜王「クッ…さあ、殺せ!ワシを殺して、賞賛され語り継がれる本物の勇者になるがいい!」
('A`)「…世界なんかいらないから、俺の友達になってくれないか。」
竜王「戯言を言うなッ!勝者の余裕か、人間め。」
('A`)「初めて…なんだ…。」
竜王「何?」
('A`)「俺を差別せず、俺を疑わず、俺を認めて、俺を勇者として扱ってくれた奴は、アンタが…初めて…。」
竜王「…馬鹿者。魔王に泣かされる勇者があるか。さあ殺せ。殺して故郷へ帰るがいい。」
('A`)「殺せないよ。それに俺の故郷はもう…。」
竜王「………。」
りゅうおう が なかまに なった。
りゅうおう は みがわり を のこして かれら は はるか とおい ちへ たびだったと いう…。
784 名前:&color(green){''('A`)''} sage 投稿日:2007/04/29(日) 14:10:43 O
>>778
こういうの好きだ
786 名前:&color(green){''('A`)''} sage 投稿日:2007/04/29(日) 17:20:11 O
>>778
感動した
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778 名前:&color(green){''('A`)''} sage 投稿日:2007/04/29(日) 12:34:23 0
竜王「よく来たドクオよ。ワシが王の中の王、竜王だ。
ワシは待っておった。そなたのような若者が現れる事を…
もしワシの味方になれば世界の半分をお前にやろう。」
('A`)「王女に嫌われ、町人から蔑まれ、王からは捨て駒扱いな俺を待っていたのか。」
竜王「そうとも、お前が勇者であるがゆえにワシは待っておった。」
('A`)「期待外れだっただろう?期待してたあんたにも、ローラ姫にも、悪い事をしたよ…」
竜王「ならば、なぜ人のために戦う。王女を助け、我が同胞を倒し同胞に倒され、何故ここまで来た。」
('A`)「勇者だと言われたから。気休めの嘘だって知っていたけど、俺は、勇者だって。」
竜王「世界の半分を手に入れれば、そなたを馬鹿にした者どもは皆かしづくだろう。
あの王や王女さえも、そなたの手の中だ。さあ、ワシと共に世界を手にしようではないか。」
('A`)「いいえ、世界なんかいらないよ。嫌われるだけだし、俺なんかすぐイケメンに倒されるよ…。」
竜王「愚か者め…!」
そうぜつで れきしにのこる たたかいが あった。
しかし それは こどくな たたかいだった。
てんが ふるえ ちが さけ ついに…。
竜王「クッ…さあ、殺せ!ワシを殺して、賞賛され語り継がれる本物の勇者になるがいい!」
('A`)「…世界なんかいらないから、俺の友達になってくれないか。」
竜王「戯言を言うなッ!勝者の余裕か、人間め。」
('A`)「初めて…なんだ…。」
竜王「何?」
('A`)「俺を差別せず、俺を疑わず、俺を認めて、俺を勇者として扱ってくれた奴は、アンタが…初めて…。」
竜王「…馬鹿者。魔王に泣かされる勇者があるか。さあ殺せ。殺して故郷へ帰るがいい。」
('A`)「殺せないよ。それに俺の故郷はもう…。」
竜王「………。」
りゅうおう が なかまに なった。
りゅうおう は みがわり を のこして かれら は はるか とおい ちへ たびだったと いう…。
784 名前:('A`) sage 投稿日:2007/04/29(日) 14:10:43 O
>>778
こういうの好きだ
786 名前:('A`) sage 投稿日:2007/04/29(日) 17:20:11 O
>>778
感動した
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