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268 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/08(日) 16:15:03 0 お久しぶりです。 鳥つけました。 270 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/08(日) 16:16:54 0 真っ二つにされた魔法使いのペアだった僧侶が目の前の惨状を見て悲鳴をあげた。 「きゃあああああ」 別の陽気なエリミネーターBが「こっちに、来るんだよ~ん!」と良い香りのする僧侶の青髪を 無造作に鷲掴みにする。「いたっ、放してよ!」抵抗するがレベル1僧侶の腕力じゃあ とてもじゃないがエリミネーターには叶わない。 皆無残に殺された魔法使いの残骸を見て息を呑んでいる。 他にいた魔法使い&僧侶達は抵抗しても無駄だと悟ったのだろうか。 大人しくエリミネーター達にアリアハン城へ誘導されて行った。 空は曇り始め、土砂降りが起こった。 俺がアリアハン海を蒸発させたせいだ。アリアハン大陸一帯が暗黒に覆われている。 大陸の海岸沿いには毒によって死んだモンスターが打ち上げられ、周辺の海上にも死体がぎっしり浮かんでいた。 その光景を見たアリアハン大陸に生息するモンスター達は恐れ慄き、皆ナジミの洞窟に逃げこんだ。 いつ自分が殺されるかわからないからだ。 空は暗く、海は不気味で、地は殺風景。前代未聞の鬼畜伝説が始まろうとしている序曲としてこれ以上ない相応しい演出だった。 アリアハン城はカンダタ子分の指揮の下、早くも制圧されていた。 エリミネーター達は大雨のなか門の前で女達の手と足に拘束器具を次々に嵌めていく。男は全員斧で叩き殺した。 魔法使いの一人の爺さんがメラミを覚えていて少々梃子摺ったが、さば折で背骨を粉々にし、呆気なく倒した。 女達は雨に打たれながら下種男に手足をロックされる。屈辱は計り知れなかった。いくら自分達がレベルが低く 敵わないからといって、こんな暴挙が許されるのか? 解毒班メンバーの中でも一際容姿が輝いていた女僧侶のソフィアが、 エリミネーターを睨みつけながら「…覚えておきなさいよ」と憎しみを込めて言った。 エリミネーターはケラケラ笑いながら「文字もよく覚えられないのに、覚えられるわけないだろ」と言い返し、ソフィアの 前掛け越しにもわかる豊満な膨らみをぷにゅ、と指で突付いた。「柔らけぇ。むふふ」「くっ…」ソフィアは腕を胸元に寄せて ガードするポーズを取ったが四肢を拘束されてるのでただ胸を寄せただけという正反対の結果を招いた。 「最低…!」頬を赤くして、ソフィアも同じくアリアハン城へ入っていく。 272 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/08(日) 16:25:08 0 2時間後。 アリアハン1Fのロビーに各地から集めてきたモンスター全員を集合させた。 これからアリアハン城で一緒に暮らしていくメンバーはカンダタ、カンダタ子分4名、エリミネーター3名、きめんどうし、 トロル、全裸のくさったしたい、ベホマスライムと気色悪さの点では豪華な顔ぶれとなった。 変態だがむっつりのベホマスライムはカンダタが無理やり連れてきた。服を着ていないくさったしたいには全裸の事情を聞いた。 そしたら「アリアハンに向かう途中勇者さまに身包みを剥がされたぽん!」わっ、と両手で眼を隠して泣いた。モンスター一同は首を傾げた。 なぜ、男の、しかも腐りかけた人間に手を出したのか…? 我々の想像を越えた、変態なのか? 女百数十人、一時的に地下の牢屋に全てぶち込んだ。 カンダタはアリアハン城を調教の白へと改築しなければならないと判断したからだ。超絶変態城として完成してから女達を使うべきだ、 と股間をギンギンにさせている各モンスターを説得した。カンダタも同様に勃起していた。 カンダタは変態行為に関しては口うるさいことでモンスター内で有名だった為、反対は起こらなかった。もう一つ反対が起こらない理由として、 カンダタにこういうことを任せれば必ず全てが自分の願望を叶えてくれる結果になることを知ってるからだ。 バラモス城の建築に携わったことのある建築士のエリミネーター達はカンダタの指揮の下、改築に動き出した。 俺はカザーブの村の住人を皆殺しにした後、道具屋でサプリメントを見つけた。 ちからの種、いのちのきのみ、ふしぎなきのみ、守りの種…。 思わぬ収穫であり、これは是非持ち帰ろう、そして町々を襲い、これを奪いまくろうと思った。ドラゴンボール並に腕力が上がってる俺は ぎっしり種が入ってるツボを50個積み上げてルーラで持ち帰ろうとした。その時、カザーブに一人の腐った死体が現れた。 「みんないないぽん?」脳みその腐ったようなしゃべり方をする襤褸を纏った浮浪者を見て、俺は身軽さを感じた。そして窮屈さを感じた。 そうか、今の俺の服は着心地が悪いんだな。ツボを置き、服を脱ぎ始める。腐った死体に近づいて「服を脱げ」と命じた。 すると「恥ずかしいぽん!」と言って胸を腕で隠し赤面する。最高にきしょい仕草に苛立ち、「うるっせぇんだよ脱げ変態野郎が!!」 と強引に脱がした。 「いやぽん! いやぽん! やめてぽ~ん」「これは昔じごくのはさみおじちゃんが作ってくれた記念の服ぽん!」「ひぃ~助けてぽ~ん」 嫌がる歯抜けの口から出る数々のおぞましい口調。まるで老婆を無理やり脱がせているような心境…。どっちが変態かよくわからなくなった。 この擦り切れた襤褸は臭いだろうな、と思ったが実際は石鹸の良い香りがした。蛆が沸いた生ゴミのようなにおいだったらどうしようかと 思ってたから安心した。襤褸を着、行け、といった。全裸の腐った死体は涙を眼に浮かべ、その場で泣き崩れた。 乙女並のナイーブな心を持った腐ったナル浮浪者か。更生は無理だろうな、と心の中で笑いつつ、ツボを持って種が落ちないように ゆっくりルーラでアリアハンへ向かった。襤褸を着て正解だった。かなり動きやすくなり、何よりも下種な俺にはぴったりのスタイル だったからだ。 カンダタにスカウトされた腐った死体もキメラの翼を使い、ひぐっ、ひぐっと涙を零しながらアリアハンへ飛んだ。 276 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/08(日) 17:20:28 0 約30分後アリアハンへ着くと、城下町はがらんどうとして、城は改築らしきことを行っていた。 ははぁ~ん。カンダタの手配でやってるんだな、とすぐにわかった。 カス同士、考えてるカスみたいなことはよくわかる。 ツボはひとまず城下町に置いといた。城に入ると、トロルが大きな甕を抱えてせっせと働いている。 何に使う甕だ? 色々想像が働く。 キョロキョロしているとぽん、と後ろから肩を叩かれた。額にいい汗をかいて張り切っているカンダタだった。 「おかえりなさい! 今俺たちの住み易い城にしてるところです」 「そうか。どんな具合に設計してるんだ?」 「まだ途中ですが、ご案内しましょう」 こちらへ、とまず2階の謁見の場から紹介された。 「この王座が、勇者さまのでして、」 「いらんいらん! 王座とか」 「何故でしょう?」 「この城は変態が平等に住む場所にしたいんだ。だから俺がいくら勇者であろうと強かろうと、組織のトップになるような位置には立ちたくない。王座は電気椅子に変えようぜ」 「さすが勇者さまですね。私も電気椅子にしたいな、と思っていました」 二人で笑う。 「それとあと、勇者、っていうのもやめろ。ニート、いや、ニート君って呼べ」 「ニート、とは?」 「屑の総称だ」 「なるほど。ではニート君でよろしいですね。各モンスターに伝えておきます」 「あぁ」 「あちらをご覧ください」 壁際を手で指した。 磔台みたいなものが壁際一体に並んでいる。端に一人、美しい女僧侶が実際に張り付けられていた。 「なんだあれは?」 「暴力マニア専用のサンドバックです。あの女はソフィアといって、まあサンプルとして張り付けてるんですがね」 カンダタは口元に笑みを浮かべ、女に近づいていく。 さらさらのブルーの髪の女は悔しそうに歯軋りし、長い睫をした眼でカンダタを睨みつける。 カンダタは容赦なく顔面を殴りつけた。 「いきなり顔にくるとは思わなかっただろ?」 あーあ、せっかくの美貌が失われてしまったと思いきや、そうでもないことに気付いた。 確かに鼻がひしゃげ、頬と目じり周辺ががはれ上がってるがそれはそれでぐっと来るものがある。 あうう…、と前歯が二本折れ、弱々しく助けを請うような顔で見上げる。素晴らしい。 破壊の痕跡を最小限に留め、かつ最大に美を引き上げるカンダタの殴り方のうまさに舌を巻いた。 308 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/12(木) 19:21:19 0 「ちょ、ちょっと俺にも・・・」 腕組みをして見ていたソフィアを殴りつけるシーン。股間が熱を帯び、盛り上がった。 ペニスがびくん、びくんと脈打つ。既に加虐のスイッチは入っていた。 「どうぞ」 カンダタは俺が確実に興奮すると予想していたのか、俺を見て少し笑った。 腕まくりをして腕を回してソフィアに近づく。 「あ、でも殺さない程度にお願いしますよ」 「わかってる。さっきの殴り方を見て俺も学習したよ。美しい殴り方をな」 しゃべりながら、勃起確実の涎が出そうなふくらはぎに拳をめり込ませた。 ドス!  「んぎゃあ!?」 「お見事!」 カンダタが後ろで拍手をした。 不意打ちに近い攻撃だったのでソフィアは驚いてる様子だ。 形、色、感触、全てがそそられていたふくらはぎは完全な青紫に変色し、まるでゾンビのような 足に変わった。 ソフィアは仰け反り、悲鳴を交えながらやめて、やめて、と連呼している。 「さっきまでの気丈さはどうした!」 俺は真顔で胸を揉みながら問い詰める。 「痛いのぉ…痛いのやなのぉ…」 「こーゆーことがぁ…」 力が255を突破した怪力で肘を握り締め、 「いやなのかぁぁああああ????」 力任せに逆方向にねじった。 ギリギリ歯を食いしばりながら力を入れていく。 ボリボリボリボリ! 粉砕骨折した音がした。 「びゃあああああああああああああ!!!!!!」 鼓膜が破けるような城全体に響き渡る絶叫をあげた。 青い髪を振り乱しながら涎を垂らし、一心不乱に苦痛を味わっている。 「むん!」 両手で肘を持った。俺の体に赤いオーラが浮かぶ。 お楽しみはこれからだ。 311 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/12(木) 19:51:19 0 「何するんですか? 何するんですか?」 カンダタが好奇心丸出しで俺に聞いてきた。 「女は家畜だからな、肘、膝から下をもぎとって四足歩行にさせようと思ったんだ」 「おぉ!」 目をキラキラさせ、俺の次の行動をじっと待っている。すげえ嬉しそうだ。 こりゃカンダタの為にも早くやってあげねぇとな。 「はあああああああああああ!」 右肘から下を分離させるため、気合いを入れた。 「家畜の分際で…おこがましくも人間と同じニ足歩行をするんじゃない!」 「ぎゃあああ! やめて! お願いやめてええええええええええ」 ソフィアの悲鳴は今の状況ではさすがに虚しすぎた。 変態サディスト2人に助けを求めて何になるというのだろうか? さすがは愚かな肉便器なだけある。 口元をひくひくニヤつかせ、一気に力を入れた! ぶ    ち    っ 「はぁ―――――――っ!!!」 これまで行った鬼畜行為で最大級のものだったのでついつい雄たけびをあげてしまった。 ソフィアの肘から血が滴る。右手が半分なくなった。 「・・・あぁ・・・あっぁぁあ・・・・」 ソフィアはどうやら痛みよりも喪失感のほうがショックだったらしい。 さっきみたいな叫び声はあげていない。 カンダタは手を叩いて一人はしゃいでた。 「すごーい! すごーい! おれこんなこと出来ないよ! さすが勇者ですね!」 「まだ終わりじゃねぇぞ、次は左肘、右膝、左膝、合計3つが残ってるんだからな」 ふとズボンの中心が滲んでいることに気付く。 エキサイトしすぎていつのまにか俺は射精していたらしい。 313 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/12(木) 20:01:08 0 氏賀Y太みたいな展開になってきましたね。 元に戻しましょう。 318 名前::&color(green){''('A`)''} 投稿日:2007/04/12(木) 23:09:05 O このニート君はまだ童貞だっけ? 319 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/12(木) 23:10:04 0 見ろよこれ、とズボンの湿った部分をカンダタに見せるとケタケタ子供のように笑った。 ほぼ片腕を失ったも同然のソフィアは意識朦朧となりながらも俺らを見下した笑いを作り 「…くっ…こんなことしてタダで済むと思ってるの…」 ブルブル体を震わせての負け惜しみ。強気な女の精神は陥落しにくいなあ。でもそこがいいんだよなあ。 攻めがいがあるからな。 「は?おまえ、まだ希望を持つつもり? 犬みたいに4足歩行させて回復呪文じゃ細胞の再生が追いつかない ほどボロボロにしてやるつもりなんだけど。呪文で生き返れなかったら、お前、どう仕返しするの? そもそも俺に勝てるつもりなの?レベル20にも満たないだろ?」 反論の余地を許さない速射砲を浴びて、ソフィアは黙りこくった。その沈黙の表情はこれから先の 自分の未来について大変不安を感じているようだった。 『犬みたいに4足歩行させて回復呪文じゃ細胞の再生が追いつかないほどボロボロにしてやるつもりなんだけど』 多分この闇世界へ招待する言葉がソフィアの脳内で反芻していることだろう。 暗い顔で俯いてる、と思ったらカクンと顔を落とし、気絶してしまった。 「あれ? この女気絶しましたよ」 「多分出血多量、もしくは刺激が強すぎて、かな」 くっくっく、と二人でソフィアを見て笑ってたら1階から誰かがやってきた。 「もー! カンダタさん! 遊ぶのは後にしてくださいよー」 数十本の黄色い触手が生えているベホマスライムだった。 何かの作業をしているらしく、バケツを持っている。 「いや、悪いな。勇者…いや、ニート君が帰ってきたから」 「あっ!? この人が勇者さん? はじめまして! ぼくベホマスライムです!」 「よろしく。俺のことは勇者じゃなくニート君、って呼んでくれ」 「ニート君?」 「名前の意味はカンダタに聞け」 「はい!」 笑顔で挨拶して、ニョロニョロ触手を器用に動かしながらソフィアに寄っていった。 「もうっ。女の子の腕とっちゃったりして遊んでちゃダメですよ! ほらほらベホマベホマ」 ソフィアの体力とちぎれた腕の部分が修復した。しかし腕は生えてこず、ただ単に 傷口が塞がっただけだった。 「ねっ? 皆で早く城を完成させましょう」 それもそうだとカンダタと頷いて、ソフィアはほったらかしにして改築の作業に戻った。 320 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/12(木) 23:10:49 0 >>318 それは追々書いていきますよ。 322 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/13(金) 00:20:11 0 1ヶ月が経った。 世界を恐怖のどん底に叩き落としたバラモスよりも最悪な勇者の出現に世界は大混乱した。 史上類を見たことのない強さを持って町々を襲い傍若無人、残忍非道の限りを尽くした。 その勇者の部下の強さも有名だった。どんな修行をしたのかわからぬがレベル40の戦士でも 歯が立たないトロルや腐った死体。明らかに限界を超えたパワーで繰り出される打撃に 抵抗する術がなく、皆逃げていくのだった。 地上の魔王、バラモスは一時人間と手を組むことにした。地上最強と謳われた魔王のこの判断は 勇者の恐ろしさを肥大させる負の効果があった。バラモスも格が違う相手と認識しており、そのことを 人々に正確に伝えるとますます震え上がった。 勇者に破壊された町はスー・ロマリア・カザーブ・アッサラーム・ランシール・レーベ。女が豊富にいる 場所や、珍品を置いてある町などは標的にされやすいとされ、勇者を恐るるあまり女と珍品を処分したり する町も出てきた。 呪文を研究しているエジンベア出身の賢者アーチェは、バラモス城である呪文の完成を急いでいた。 現在バラモス城では打倒勇者の本拠地として、有能な人材を随時募集している。 アーチェも勇者の行いを許せない一人として、世界を救うべくバラモスの提案に応募した。 各国の腕っ節のいい戦士やモンスター達が集まり、精鋭部隊がバラモス城に結成された。 バラモス城地下一階、アーチェは長机で蝋燭の火の元呪文の理論を書きながら うごくせきぞうの入れてくれたコーヒーを飲んでいた。 「あら? これどこのコーヒー?」 飲んだことのないコーヒーだった。香りを確かめるが見当がつかない。 「これはバラモス城の外で栽培したバラモス産のコーヒーです」 「やっぱりね。こんなコーヒー飲んだことないもの」 眼鏡を外し、おいしそうにコーヒーを飲む。 「お味はどうですか?」 「おいしいわ。あなたも雑用ばっかりで疲れたでしょ? 少し私と話してくつろぎましょ」 「で、では」 イケメンもたじろぐ美しさを持ったアーチェを前に、うごくせきぞうは赤面して硬直した。 その知性を秘めた瞳で見つめられると全てを見透かされてる気がしてならなかった。 「ん? 何固くなってんの」 小悪魔的な笑みでうりうり、とうごくせきぞうの胸部を指で突っつく。 も~、やめてくださいよ~、と指を交わしながらも、うごくせきぞうは幸せを感じた。 323 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/13(金) 00:40:13 0 「アーチェさん、その紙に何書いてるんですか?」 アーチェの突っつきが予想以上にしつこいのでやめさせる為に話題を撒いた。 「とっても強い新しい呪文のことを書いてるのよ」 「それってどんな呪文なんです?」 「…全ての魔力を解き放つ呪文」 「えっ? それって」 「そう、マダンテよ。良く知ってたわね」 遥か昔、偉大な賢者が作ったという究極の呪文。 あまりにも強大な威力だった為、今ではその存在すらも信じない半信半疑の 呪文だった。 架空の呪文だったと思っていた一人であるうごくせきぞうは驚きを禁じえなかった。 「そんな伝説みたいな呪文、本当に作れるんですか?」 アーチェは長机の上に散らばっている古い設計図らしき物を取り出した。 「これが昔書いてたらしいマダンテの理論書よ」 うごくせきぞうはパラパラ眺めるが古代文字で何が書かれてるのかわからない。 しかしその紙に描いてある人体からエネルギーを放出する図を見てまさしく禁呪文の紙 ということが認識できた。 343 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/14(土) 19:37:07 0 「へぇ~!」 子供の頃からマダンテ伝説に興味を持っていたうごくせきぞうは感動した。 「でも、これに書いてるマダンテは不完全なの」 ほっぺたを膨らませて不満足そうな顔を見せる。 「何故です?」 「この紙の通りやっても、まるで勇者を倒せそうにないですもの」 あっけらかんとした口調で言った。 「伝説の呪文を持ってしても、ですか…」 以前ライオンヘッドと共にアッサラームで名の高い剣豪をスカウトしに行った時、勇者に殺されかけたトラウマが蘇る。 遊び人の集う賑やかな夜の街、アッサラーム。数々の楽しい噂を聞いていたうごくせきぞうは是非夜に遊びに行ってみたいと かねがね思っていた。なのでどうせ行くなら夜に行こうぜ、という意見を出した。ライオンヘッドも賛成した。 が、実際行ってみると、聞いた情報とは全く違う荒廃した砂漠の街。宿屋のベッドで生き絶え、腐りかけの戦士が ゴミ山のように積み重なっていた。 酒場を覗くと散々犯された後のバニーが数名、白濁の海の中で気絶している。 バーに並ぶ酒を肛門に挿され、口にも酒のビンを積み込まれ、腹が膨れ上がっているバニーが苦しげに 床でのた打ち回ってた。多分これだけあらゆるところから酒を飲まされたらもうすぐ死ぬだろう。 奇妙な光景だった。バーの壁には、男の首が複数並んでめり込んでいた。 その壁の5歩手前ほどに一列に並ぶ首なしの男達の死体。全て綺麗に前に倒れていた。 死体周辺に長い棍棒が落ちている。 これでは棍棒をバット代わりにし首にバッティングをして遊んだとしか思えなかった。 体は原型をとどめていないが勝気な顔をした上流階級風の客が死んでいる。 服は剥ぎ取られ、拳の形をした痕が上半身全体に広がっている。ぺしゃんこだ。 大穴のあいた股間に滴る白濁液。両手で繰り返し突っ込まれたのだろうか。 見るに絶えない地獄絵図だった。 うごくせきぞうはライオンヘッドと共に顔をしかめ、バーを出た。 異常事態だった。一体どんな悪魔が暴れているのか。 急いで目的だった剣豪の家に訪問してみた。 時遅し、両腕を失い、砂壁に剣で突きさされて絶命していた。 嫌な予感がする。武器屋を覗くと、ホームレスのような格好をした男が際どい水着を着た褐色少女の浮き出た乳首を 舐め回していた。まだ7~8歳だろう。不吉なワードが呼び起こされる。 変態、下種、外道、狂人、下等…。 勇者だ! 人物が一致したうごくせきぞうは雷鳴を打たれたかのように驚いた。 ライオンヘッドはうごくせきぞうが止める暇も無く、幼女を嬲ってる勇者にいきなり噛み付いた。 「逃げろ!」  ライオンヘッドが幼女に叫ぶ。勇者がビックリしている間、幼女は走って逃げようとした。 恐ろしく固い体だった。強靭な顎でいくら噛んでも噛み切れず、こっちの歯が先に折れそうだった。 勇者はライオンヘッドの頭を両手で持ち、単純な腕力で万力のように押し潰した。 「糞が!」 ベキベキベキ! オモチャのように壊されるライオンヘッドを呆然と眺め、うごくことのできないうごくせきぞう。 勇者は逃げる幼女を追いかけて足を掴み、逆さずりにしてうごくせきぞうのところへ持ってきた。 345 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/14(土) 20:10:52 0 「お前、これ犯せ」 恐ろしすぎて泣く事すら出来ない無垢な水着の少女を使った信じられない命令。 クエッションマークが頭の中で溢れる。 「聞いてんのかコラア!」 怒りのローキックで、突っ立っていた自慢の鋼鉄の右足が木っ端微塵にされた。 バランスを失い、片膝をつく。 「石のチンポが無かったら、手でゆっくり100回出し入れしろ。ちゃんと数えるからな」 勇者は少女を渡して胡座をかく。怒張するペニスを出し、自慰の準備をした。 うごくせきぞうが抱きしめている褐色少女。目からたすけて、という悲痛なメッセージが心に訴えてくる。 可愛くて、何も知らなくて、純粋な天使を最低な手段で破壊するなど、普段温厚なうごくせきぞうは できっこなかった。 「む、無理だ」 「死にたいのか?」 殺意をこめた目で睨まれる。 「幼女ぶっ壊したら命を助けてやろうっていうんだよ。どっちが大事なんだ、自分と幼女」 究極の2者選択。しかし僅かながら、出来るなら自分が助かりたかった。 もし幼女の性器を壊しても、命の灯火が尽きる前に回復系の呪文を覚えているモンスターに連絡して 回復してもらえばいい。それに自分が死んでも、この悪魔は確実に幼女を殺すだろう。 「わかった…」 自分も勇者と同じ悪魔の仲間入りをしてしまったことに、悔いは無かった。 正しい選択だと自分に言い聞かせ、幼女の性器に対して極太の腕を強引にめり込ませた。 346 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/14(土) 20:31:02 0 「ギャアアアアアアアアアア!!!」 幼女の絶叫に罪悪感が一気に心全体を覆った。 性器が10倍ぐらい広げられ、腹全体が性器と化してしまった。 腕を抜くと大量の血がうごくせきぞうの顔に降りかかった。 「はい いーーーちぃ!」 満面の笑みでペニスを手で上下し、手淫に耽る悪魔。 勇者は幼女にホイミをかけ、傷口を塞いでやった。 「おらー? 早く突っ込め!」 「ぐっ・・・」 ぬぷ、と血が付いた拳を幼女の拡張された性器に入れる。今度は出血が起こらなかった。 奥まで入れると、幼女のぬくもりが感じられる。うごくせきぞうは声をあげて泣いた。 「うおおん! うおおおおおん!!!」 「にーーーーーーいい!」 こんなことをして何が楽しいのか。無邪気に遊び、母親の腕で寝るはずだった少女が 何故こんな目にあわなければならないのか。少女のことを考えれば考えるほど涙が 止まらなかった。 早く悲しみの時を終わらせてしまおう、とうごくせきぞうは抵抗せずゆっくりピストンを続けた。 幼女は声を出さずに、口から泡を吹き始めた。 勇者が突然立ち上がり、幼女の泡を吹いている顔をじっくり眺めて泡を飲みながらペニスを 一心不乱にしごいた。 「や、やっぱり最高だな…まれに見る可愛い少女が…うっ、はっ……こんな目に会ってるなんて…ふぅふぅ」 うごくせきぞうの腕から黄色い液体が垂れてきた。それを見逃さなかった勇者はうごくせきぞうの腕にたれた 尿を舐め回す。 うごくせきぞうは激しい怒りに買われた。下種になめられる己の体。 自分に力がもっとあったらこんな外道如き、叩きのめしているはずだった。 だが今は叩きのめされるのはこっちだ。我慢しなければ、自分も助からないし、この女の子だって助からない。 言われるがままに100回終えると、勇者は満足した顔でその場を立ち去っていった。 廃墟に残されたうごくせきぞうと変態な体にされた女の子。 うごくせきぞうはこの場で自殺したかった。だが自殺すれば女の子が助からない…。 宝箱の中の薬草を女の子に当て、傷口を塞いだ。 ぶかぶかに広げられた膣を見るとまた涙が出てきた。 女の子をぎゅっと抱きしめ、その場でうずくまり一晩を過ごした。 349 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/14(土) 21:06:07 0 「ねぇ…?」 ハッ、と我にかえる。記憶の旅に飛んでいってしまっていた。 「すみません、勇者のことを思い返して…」 再度思い返される勇者の底力。高まる緊張。 あの勇者は確かにマダンテでも死にそうになかった。 アーチェはうごくせきぞうの俯いた顔を覗き込みながら 「でもだいじょうぶよ。私が倒せるように今新しいマダンテを作ってるんだから」 と不安を吹き飛ばすように励ました。 実のところアーチェも不安だった。究極の呪文を更に強くしたところで、本当に倒せるかどうか。 しかし勇者の限界を超えたパワーに太刀打ち出来るのは、もはやマダンテ以外残された術は ないに等しかった。研究を続けるしかない、とアーチェは思った。 かつてアリアハンから勇者討伐隊として世界に派遣された数十組の中で現在トップの実力を誇るルガール隊は ポルトガ周辺でモンスターと戦っていた。 パーティーは戦士、空飛ぶ箒に乗ってる魔法使い、僧侶の3人だ。対戦相手は グリズリー、ごくらくちょう、スノードラゴン。明らかにポルトガ周辺のモンスターではない。 バラモスがモンスターの中でも精鋭パーティーを選び、それぞれの人間のパーティーと戦わせて共に実力を アップさせているのだ。 レベル60の戦士、ルガールがグリズリーに剣で斬りかかる。レベル55のグリズリーは ひょいと体をくねらせて交わしながら右手でカウンターを放った。その瞬間、俊敏な動きで 「ちょい!」とレベル67の魔法使いコレットがグリズリーに炎を放った。火達磨になるグリズリー。 隣にいるレベル60のスノードラゴンが吹雪を吐いて消火した。同時にその吹雪をルガール一同に 浴びせる。バリアで防ぐコレット以外全員猛烈な冷気に両腕をクロスでガードした。 「やあ、今日はここまでにするか」 ルガールが剣を下ろした。さっきまでの緊迫していた雰囲気が急に緩んだ。 戦闘を一部始終眺めていた極楽鳥がベホマラーで全員を回復させると、ふぅ、と皆息を吐いた。 「強くなったな」 ルガールがグリズリーの胸に拳で軽く突いた。頭をかき照れるグリズリー。 「ガオー」 同じようにグリズリーもルガールの胸に拳を乗せる。 「グリグリはやっぱかわいいね!」 コレットが空飛ぶ箒で近寄りグリズリーの頭を撫でる。「ぐるる」とまた照れるグリズリー。 はははっ、と一同に笑いが起きた。 352 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/14(土) 21:25:39 0 今日はここまでです。 **[[Part4]]へ コメントを投稿 #comment(vsize=2,nsize=20,size=40)
268 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/08(日) 16:15:03 0 お久しぶりです。 鳥つけました。 270 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/08(日) 16:16:54 0 真っ二つにされた魔法使いのペアだった僧侶が目の前の惨状を見て悲鳴をあげた。 「きゃあああああ」 別の陽気なエリミネーターBが「こっちに、来るんだよ~ん!」と良い香りのする僧侶の青髪を 無造作に鷲掴みにする。「いたっ、放してよ!」抵抗するがレベル1僧侶の腕力じゃあ とてもじゃないがエリミネーターには叶わない。 皆無残に殺された魔法使いの残骸を見て息を呑んでいる。 他にいた魔法使い&僧侶達は抵抗しても無駄だと悟ったのだろうか。 大人しくエリミネーター達にアリアハン城へ誘導されて行った。 空は曇り始め、土砂降りが起こった。 俺がアリアハン海を蒸発させたせいだ。アリアハン大陸一帯が暗黒に覆われている。 大陸の海岸沿いには毒によって死んだモンスターが打ち上げられ、周辺の海上にも死体がぎっしり浮かんでいた。 その光景を見たアリアハン大陸に生息するモンスター達は恐れ慄き、皆ナジミの洞窟に逃げこんだ。 いつ自分が殺されるかわからないからだ。 空は暗く、海は不気味で、地は殺風景。前代未聞の鬼畜伝説が始まろうとしている序曲としてこれ以上ない相応しい演出だった。 アリアハン城はカンダタ子分の指揮の下、早くも制圧されていた。 エリミネーター達は大雨のなか門の前で女達の手と足に拘束器具を次々に嵌めていく。男は全員斧で叩き殺した。 魔法使いの一人の爺さんがメラミを覚えていて少々梃子摺ったが、さば折で背骨を粉々にし、呆気なく倒した。 女達は雨に打たれながら下種男に手足をロックされる。屈辱は計り知れなかった。いくら自分達がレベルが低く 敵わないからといって、こんな暴挙が許されるのか? 解毒班メンバーの中でも一際容姿が輝いていた女僧侶のソフィアが、 エリミネーターを睨みつけながら「…覚えておきなさいよ」と憎しみを込めて言った。 エリミネーターはケラケラ笑いながら「文字もよく覚えられないのに、覚えられるわけないだろ」と言い返し、ソフィアの 前掛け越しにもわかる豊満な膨らみをぷにゅ、と指で突付いた。「柔らけぇ。むふふ」「くっ…」ソフィアは腕を胸元に寄せて ガードするポーズを取ったが四肢を拘束されてるのでただ胸を寄せただけという正反対の結果を招いた。 「最低…!」頬を赤くして、ソフィアも同じくアリアハン城へ入っていく。 272 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/08(日) 16:25:08 0 2時間後。 アリアハン1Fのロビーに各地から集めてきたモンスター全員を集合させた。 これからアリアハン城で一緒に暮らしていくメンバーはカンダタ、カンダタ子分4名、エリミネーター3名、きめんどうし、 トロル、全裸のくさったしたい、ベホマスライムと気色悪さの点では豪華な顔ぶれとなった。 変態だがむっつりのベホマスライムはカンダタが無理やり連れてきた。服を着ていないくさったしたいには全裸の事情を聞いた。 そしたら「アリアハンに向かう途中勇者さまに身包みを剥がされたぽん!」わっ、と両手で眼を隠して泣いた。モンスター一同は首を傾げた。 なぜ、男の、しかも腐りかけた人間に手を出したのか…? 我々の想像を越えた、変態なのか? 女百数十人、一時的に地下の牢屋に全てぶち込んだ。 カンダタはアリアハン城を調教の白へと改築しなければならないと判断したからだ。超絶変態城として完成してから女達を使うべきだ、 と股間をギンギンにさせている各モンスターを説得した。カンダタも同様に勃起していた。 カンダタは変態行為に関しては口うるさいことでモンスター内で有名だった為、反対は起こらなかった。もう一つ反対が起こらない理由として、 カンダタにこういうことを任せれば必ず全てが自分の願望を叶えてくれる結果になることを知ってるからだ。 バラモス城の建築に携わったことのある建築士のエリミネーター達はカンダタの指揮の下、改築に動き出した。 俺はカザーブの村の住人を皆殺しにした後、道具屋でサプリメントを見つけた。 ちからの種、いのちのきのみ、ふしぎなきのみ、守りの種…。 思わぬ収穫であり、これは是非持ち帰ろう、そして町々を襲い、これを奪いまくろうと思った。ドラゴンボール並に腕力が上がってる俺は ぎっしり種が入ってるツボを50個積み上げてルーラで持ち帰ろうとした。その時、カザーブに一人の腐った死体が現れた。 「みんないないぽん?」脳みその腐ったようなしゃべり方をする襤褸を纏った浮浪者を見て、俺は身軽さを感じた。そして窮屈さを感じた。 そうか、今の俺の服は着心地が悪いんだな。ツボを置き、服を脱ぎ始める。腐った死体に近づいて「服を脱げ」と命じた。 すると「恥ずかしいぽん!」と言って胸を腕で隠し赤面する。最高にきしょい仕草に苛立ち、「うるっせぇんだよ脱げ変態野郎が!!」 と強引に脱がした。 「いやぽん! いやぽん! やめてぽ~ん」「これは昔じごくのはさみおじちゃんが作ってくれた記念の服ぽん!」「ひぃ~助けてぽ~ん」 嫌がる歯抜けの口から出る数々のおぞましい口調。まるで老婆を無理やり脱がせているような心境…。どっちが変態かよくわからなくなった。 この擦り切れた襤褸は臭いだろうな、と思ったが実際は石鹸の良い香りがした。蛆が沸いた生ゴミのようなにおいだったらどうしようかと 思ってたから安心した。襤褸を着、行け、といった。全裸の腐った死体は涙を眼に浮かべ、その場で泣き崩れた。 乙女並のナイーブな心を持った腐ったナル浮浪者か。更生は無理だろうな、と心の中で笑いつつ、ツボを持って種が落ちないように ゆっくりルーラでアリアハンへ向かった。襤褸を着て正解だった。かなり動きやすくなり、何よりも下種な俺にはぴったりのスタイル だったからだ。 カンダタにスカウトされた腐った死体もキメラの翼を使い、ひぐっ、ひぐっと涙を零しながらアリアハンへ飛んだ。 276 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/08(日) 17:20:28 0 約30分後アリアハンへ着くと、城下町はがらんどうとして、城は改築らしきことを行っていた。 ははぁ~ん。カンダタの手配でやってるんだな、とすぐにわかった。 カス同士、考えてるカスみたいなことはよくわかる。 ツボはひとまず城下町に置いといた。城に入ると、トロルが大きな甕を抱えてせっせと働いている。 何に使う甕だ? 色々想像が働く。 キョロキョロしているとぽん、と後ろから肩を叩かれた。額にいい汗をかいて張り切っているカンダタだった。 「おかえりなさい! 今俺たちの住み易い城にしてるところです」 「そうか。どんな具合に設計してるんだ?」 「まだ途中ですが、ご案内しましょう」 こちらへ、とまず2階の謁見の場から紹介された。 「この王座が、勇者さまのでして、」 「いらんいらん! 王座とか」 「何故でしょう?」 「この城は変態が平等に住む場所にしたいんだ。だから俺がいくら勇者であろうと強かろうと、組織のトップになるような位置には立ちたくない。王座は電気椅子に変えようぜ」 「さすが勇者さまですね。私も電気椅子にしたいな、と思っていました」 二人で笑う。 「それとあと、勇者、っていうのもやめろ。ニート、いや、ニート君って呼べ」 「ニート、とは?」 「屑の総称だ」 「なるほど。ではニート君でよろしいですね。各モンスターに伝えておきます」 「あぁ」 「あちらをご覧ください」 壁際を手で指した。 磔台みたいなものが壁際一体に並んでいる。端に一人、美しい女僧侶が実際に張り付けられていた。 「なんだあれは?」 「暴力マニア専用のサンドバックです。あの女はソフィアといって、まあサンプルとして張り付けてるんですがね」 カンダタは口元に笑みを浮かべ、女に近づいていく。 さらさらのブルーの髪の女は悔しそうに歯軋りし、長い睫をした眼でカンダタを睨みつける。 カンダタは容赦なく顔面を殴りつけた。 「いきなり顔にくるとは思わなかっただろ?」 あーあ、せっかくの美貌が失われてしまったと思いきや、そうでもないことに気付いた。 確かに鼻がひしゃげ、頬と目じり周辺ががはれ上がってるがそれはそれでぐっと来るものがある。 あうう…、と前歯が二本折れ、弱々しく助けを請うような顔で見上げる。素晴らしい。 破壊の痕跡を最小限に留め、かつ最大に美を引き上げるカンダタの殴り方のうまさに舌を巻いた。 308 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/12(木) 19:21:19 0 「ちょ、ちょっと俺にも・・・」 腕組みをして見ていたソフィアを殴りつけるシーン。股間が熱を帯び、盛り上がった。 ペニスがびくん、びくんと脈打つ。既に加虐のスイッチは入っていた。 「どうぞ」 カンダタは俺が確実に興奮すると予想していたのか、俺を見て少し笑った。 腕まくりをして腕を回してソフィアに近づく。 「あ、でも殺さない程度にお願いしますよ」 「わかってる。さっきの殴り方を見て俺も学習したよ。美しい殴り方をな」 しゃべりながら、勃起確実の涎が出そうなふくらはぎに拳をめり込ませた。 ドス!  「んぎゃあ!?」 「お見事!」 カンダタが後ろで拍手をした。 不意打ちに近い攻撃だったのでソフィアは驚いてる様子だ。 形、色、感触、全てがそそられていたふくらはぎは完全な青紫に変色し、まるでゾンビのような 足に変わった。 ソフィアは仰け反り、悲鳴を交えながらやめて、やめて、と連呼している。 「さっきまでの気丈さはどうした!」 俺は真顔で胸を揉みながら問い詰める。 「痛いのぉ…痛いのやなのぉ…」 「こーゆーことがぁ…」 力が255を突破した怪力で肘を握り締め、 「いやなのかぁぁああああ????」 力任せに逆方向にねじった。 ギリギリ歯を食いしばりながら力を入れていく。 ボリボリボリボリ! 粉砕骨折した音がした。 「びゃあああああああああああああ!!!!!!」 鼓膜が破けるような城全体に響き渡る絶叫をあげた。 青い髪を振り乱しながら涎を垂らし、一心不乱に苦痛を味わっている。 「むん!」 両手で肘を持った。俺の体に赤いオーラが浮かぶ。 お楽しみはこれからだ。 311 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/12(木) 19:51:19 0 「何するんですか? 何するんですか?」 カンダタが好奇心丸出しで俺に聞いてきた。 「女は家畜だからな、肘、膝から下をもぎとって四足歩行にさせようと思ったんだ」 「おぉ!」 目をキラキラさせ、俺の次の行動をじっと待っている。すげえ嬉しそうだ。 こりゃカンダタの為にも早くやってあげねぇとな。 「はあああああああああああ!」 右肘から下を分離させるため、気合いを入れた。 「家畜の分際で…おこがましくも人間と同じニ足歩行をするんじゃない!」 「ぎゃあああ! やめて! お願いやめてええええええええええ」 ソフィアの悲鳴は今の状況ではさすがに虚しすぎた。 変態サディスト2人に助けを求めて何になるというのだろうか? さすがは愚かな肉便器なだけある。 口元をひくひくニヤつかせ、一気に力を入れた! ぶ    ち    っ 「はぁ―――――――っ!!!」 これまで行った鬼畜行為で最大級のものだったのでついつい雄たけびをあげてしまった。 ソフィアの肘から血が滴る。右手が半分なくなった。 「・・・あぁ・・・あっぁぁあ・・・・」 ソフィアはどうやら痛みよりも喪失感のほうがショックだったらしい。 さっきみたいな叫び声はあげていない。 カンダタは手を叩いて一人はしゃいでた。 「すごーい! すごーい! おれこんなこと出来ないよ! さすが勇者ですね!」 「まだ終わりじゃねぇぞ、次は左肘、右膝、左膝、合計3つが残ってるんだからな」 ふとズボンの中心が滲んでいることに気付く。 エキサイトしすぎていつのまにか俺は射精していたらしい。 313 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/12(木) 20:01:08 0 氏賀Y太みたいな展開になってきましたね。 元に戻しましょう。 318 名前::('A`) 投稿日:2007/04/12(木) 23:09:05 O このニート君はまだ童貞だっけ? 319 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/12(木) 23:10:04 0 見ろよこれ、とズボンの湿った部分をカンダタに見せるとケタケタ子供のように笑った。 ほぼ片腕を失ったも同然のソフィアは意識朦朧となりながらも俺らを見下した笑いを作り 「…くっ…こんなことしてタダで済むと思ってるの…」 ブルブル体を震わせての負け惜しみ。強気な女の精神は陥落しにくいなあ。でもそこがいいんだよなあ。 攻めがいがあるからな。 「は?おまえ、まだ希望を持つつもり? 犬みたいに4足歩行させて回復呪文じゃ細胞の再生が追いつかない ほどボロボロにしてやるつもりなんだけど。呪文で生き返れなかったら、お前、どう仕返しするの? そもそも俺に勝てるつもりなの?レベル20にも満たないだろ?」 反論の余地を許さない速射砲を浴びて、ソフィアは黙りこくった。その沈黙の表情はこれから先の 自分の未来について大変不安を感じているようだった。 『犬みたいに4足歩行させて回復呪文じゃ細胞の再生が追いつかないほどボロボロにしてやるつもりなんだけど』 多分この闇世界へ招待する言葉がソフィアの脳内で反芻していることだろう。 暗い顔で俯いてる、と思ったらカクンと顔を落とし、気絶してしまった。 「あれ? この女気絶しましたよ」 「多分出血多量、もしくは刺激が強すぎて、かな」 くっくっく、と二人でソフィアを見て笑ってたら1階から誰かがやってきた。 「もー! カンダタさん! 遊ぶのは後にしてくださいよー」 数十本の黄色い触手が生えているベホマスライムだった。 何かの作業をしているらしく、バケツを持っている。 「いや、悪いな。勇者…いや、ニート君が帰ってきたから」 「あっ!? この人が勇者さん? はじめまして! ぼくベホマスライムです!」 「よろしく。俺のことは勇者じゃなくニート君、って呼んでくれ」 「ニート君?」 「名前の意味はカンダタに聞け」 「はい!」 笑顔で挨拶して、ニョロニョロ触手を器用に動かしながらソフィアに寄っていった。 「もうっ。女の子の腕とっちゃったりして遊んでちゃダメですよ! ほらほらベホマベホマ」 ソフィアの体力とちぎれた腕の部分が修復した。しかし腕は生えてこず、ただ単に 傷口が塞がっただけだった。 「ねっ? 皆で早く城を完成させましょう」 それもそうだとカンダタと頷いて、ソフィアはほったらかしにして改築の作業に戻った。 320 名前:勇者ニート ◆.u3RuvgSYY 投稿日:2007/04/12(木) 23:10:49 0 >>318 それは追々書いていきますよ。 322 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/13(金) 00:20:11 0 1ヶ月が経った。 世界を恐怖のどん底に叩き落としたバラモスよりも最悪な勇者の出現に世界は大混乱した。 史上類を見たことのない強さを持って町々を襲い傍若無人、残忍非道の限りを尽くした。 その勇者の部下の強さも有名だった。どんな修行をしたのかわからぬがレベル40の戦士でも 歯が立たないトロルや腐った死体。明らかに限界を超えたパワーで繰り出される打撃に 抵抗する術がなく、皆逃げていくのだった。 地上の魔王、バラモスは一時人間と手を組むことにした。地上最強と謳われた魔王のこの判断は 勇者の恐ろしさを肥大させる負の効果があった。バラモスも格が違う相手と認識しており、そのことを 人々に正確に伝えるとますます震え上がった。 勇者に破壊された町はスー・ロマリア・カザーブ・アッサラーム・ランシール・レーベ。女が豊富にいる 場所や、珍品を置いてある町などは標的にされやすいとされ、勇者を恐るるあまり女と珍品を処分したり する町も出てきた。 呪文を研究しているエジンベア出身の賢者アーチェは、バラモス城である呪文の完成を急いでいた。 現在バラモス城では打倒勇者の本拠地として、有能な人材を随時募集している。 アーチェも勇者の行いを許せない一人として、世界を救うべくバラモスの提案に応募した。 各国の腕っ節のいい戦士やモンスター達が集まり、精鋭部隊がバラモス城に結成された。 バラモス城地下一階、アーチェは長机で蝋燭の火の元呪文の理論を書きながら うごくせきぞうの入れてくれたコーヒーを飲んでいた。 「あら? これどこのコーヒー?」 飲んだことのないコーヒーだった。香りを確かめるが見当がつかない。 「これはバラモス城の外で栽培したバラモス産のコーヒーです」 「やっぱりね。こんなコーヒー飲んだことないもの」 眼鏡を外し、おいしそうにコーヒーを飲む。 「お味はどうですか?」 「おいしいわ。あなたも雑用ばっかりで疲れたでしょ? 少し私と話してくつろぎましょ」 「で、では」 イケメンもたじろぐ美しさを持ったアーチェを前に、うごくせきぞうは赤面して硬直した。 その知性を秘めた瞳で見つめられると全てを見透かされてる気がしてならなかった。 「ん? 何固くなってんの」 小悪魔的な笑みでうりうり、とうごくせきぞうの胸部を指で突っつく。 も~、やめてくださいよ~、と指を交わしながらも、うごくせきぞうは幸せを感じた。 323 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/13(金) 00:40:13 0 「アーチェさん、その紙に何書いてるんですか?」 アーチェの突っつきが予想以上にしつこいのでやめさせる為に話題を撒いた。 「とっても強い新しい呪文のことを書いてるのよ」 「それってどんな呪文なんです?」 「…全ての魔力を解き放つ呪文」 「えっ? それって」 「そう、マダンテよ。良く知ってたわね」 遥か昔、偉大な賢者が作ったという究極の呪文。 あまりにも強大な威力だった為、今ではその存在すらも信じない半信半疑の 呪文だった。 架空の呪文だったと思っていた一人であるうごくせきぞうは驚きを禁じえなかった。 「そんな伝説みたいな呪文、本当に作れるんですか?」 アーチェは長机の上に散らばっている古い設計図らしき物を取り出した。 「これが昔書いてたらしいマダンテの理論書よ」 うごくせきぞうはパラパラ眺めるが古代文字で何が書かれてるのかわからない。 しかしその紙に描いてある人体からエネルギーを放出する図を見てまさしく禁呪文の紙 ということが認識できた。 343 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/14(土) 19:37:07 0 「へぇ~!」 子供の頃からマダンテ伝説に興味を持っていたうごくせきぞうは感動した。 「でも、これに書いてるマダンテは不完全なの」 ほっぺたを膨らませて不満足そうな顔を見せる。 「何故です?」 「この紙の通りやっても、まるで勇者を倒せそうにないですもの」 あっけらかんとした口調で言った。 「伝説の呪文を持ってしても、ですか…」 以前ライオンヘッドと共にアッサラームで名の高い剣豪をスカウトしに行った時、勇者に殺されかけたトラウマが蘇る。 遊び人の集う賑やかな夜の街、アッサラーム。数々の楽しい噂を聞いていたうごくせきぞうは是非夜に遊びに行ってみたいと かねがね思っていた。なのでどうせ行くなら夜に行こうぜ、という意見を出した。ライオンヘッドも賛成した。 が、実際行ってみると、聞いた情報とは全く違う荒廃した砂漠の街。宿屋のベッドで生き絶え、腐りかけの戦士が ゴミ山のように積み重なっていた。 酒場を覗くと散々犯された後のバニーが数名、白濁の海の中で気絶している。 バーに並ぶ酒を肛門に挿され、口にも酒のビンを積み込まれ、腹が膨れ上がっているバニーが苦しげに 床でのた打ち回ってた。多分これだけあらゆるところから酒を飲まされたらもうすぐ死ぬだろう。 奇妙な光景だった。バーの壁には、男の首が複数並んでめり込んでいた。 その壁の5歩手前ほどに一列に並ぶ首なしの男達の死体。全て綺麗に前に倒れていた。 死体周辺に長い棍棒が落ちている。 これでは棍棒をバット代わりにし首にバッティングをして遊んだとしか思えなかった。 体は原型をとどめていないが勝気な顔をした上流階級風の客が死んでいる。 服は剥ぎ取られ、拳の形をした痕が上半身全体に広がっている。ぺしゃんこだ。 大穴のあいた股間に滴る白濁液。両手で繰り返し突っ込まれたのだろうか。 見るに絶えない地獄絵図だった。 うごくせきぞうはライオンヘッドと共に顔をしかめ、バーを出た。 異常事態だった。一体どんな悪魔が暴れているのか。 急いで目的だった剣豪の家に訪問してみた。 時遅し、両腕を失い、砂壁に剣で突きさされて絶命していた。 嫌な予感がする。武器屋を覗くと、ホームレスのような格好をした男が際どい水着を着た褐色少女の浮き出た乳首を 舐め回していた。まだ7~8歳だろう。不吉なワードが呼び起こされる。 変態、下種、外道、狂人、下等…。 勇者だ! 人物が一致したうごくせきぞうは雷鳴を打たれたかのように驚いた。 ライオンヘッドはうごくせきぞうが止める暇も無く、幼女を嬲ってる勇者にいきなり噛み付いた。 「逃げろ!」  ライオンヘッドが幼女に叫ぶ。勇者がビックリしている間、幼女は走って逃げようとした。 恐ろしく固い体だった。強靭な顎でいくら噛んでも噛み切れず、こっちの歯が先に折れそうだった。 勇者はライオンヘッドの頭を両手で持ち、単純な腕力で万力のように押し潰した。 「糞が!」 ベキベキベキ! オモチャのように壊されるライオンヘッドを呆然と眺め、うごくことのできないうごくせきぞう。 勇者は逃げる幼女を追いかけて足を掴み、逆さずりにしてうごくせきぞうのところへ持ってきた。 345 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/14(土) 20:10:52 0 「お前、これ犯せ」 恐ろしすぎて泣く事すら出来ない無垢な水着の少女を使った信じられない命令。 クエッションマークが頭の中で溢れる。 「聞いてんのかコラア!」 怒りのローキックで、突っ立っていた自慢の鋼鉄の右足が木っ端微塵にされた。 バランスを失い、片膝をつく。 「石のチンポが無かったら、手でゆっくり100回出し入れしろ。ちゃんと数えるからな」 勇者は少女を渡して胡座をかく。怒張するペニスを出し、自慰の準備をした。 うごくせきぞうが抱きしめている褐色少女。目からたすけて、という悲痛なメッセージが心に訴えてくる。 可愛くて、何も知らなくて、純粋な天使を最低な手段で破壊するなど、普段温厚なうごくせきぞうは できっこなかった。 「む、無理だ」 「死にたいのか?」 殺意をこめた目で睨まれる。 「幼女ぶっ壊したら命を助けてやろうっていうんだよ。どっちが大事なんだ、自分と幼女」 究極の2者選択。しかし僅かながら、出来るなら自分が助かりたかった。 もし幼女の性器を壊しても、命の灯火が尽きる前に回復系の呪文を覚えているモンスターに連絡して 回復してもらえばいい。それに自分が死んでも、この悪魔は確実に幼女を殺すだろう。 「わかった…」 自分も勇者と同じ悪魔の仲間入りをしてしまったことに、悔いは無かった。 正しい選択だと自分に言い聞かせ、幼女の性器に対して極太の腕を強引にめり込ませた。 346 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/14(土) 20:31:02 0 「ギャアアアアアアアアアア!!!」 幼女の絶叫に罪悪感が一気に心全体を覆った。 性器が10倍ぐらい広げられ、腹全体が性器と化してしまった。 腕を抜くと大量の血がうごくせきぞうの顔に降りかかった。 「はい いーーーちぃ!」 満面の笑みでペニスを手で上下し、手淫に耽る悪魔。 勇者は幼女にホイミをかけ、傷口を塞いでやった。 「おらー? 早く突っ込め!」 「ぐっ・・・」 ぬぷ、と血が付いた拳を幼女の拡張された性器に入れる。今度は出血が起こらなかった。 奥まで入れると、幼女のぬくもりが感じられる。うごくせきぞうは声をあげて泣いた。 「うおおん! うおおおおおん!!!」 「にーーーーーーいい!」 こんなことをして何が楽しいのか。無邪気に遊び、母親の腕で寝るはずだった少女が 何故こんな目にあわなければならないのか。少女のことを考えれば考えるほど涙が 止まらなかった。 早く悲しみの時を終わらせてしまおう、とうごくせきぞうは抵抗せずゆっくりピストンを続けた。 幼女は声を出さずに、口から泡を吹き始めた。 勇者が突然立ち上がり、幼女の泡を吹いている顔をじっくり眺めて泡を飲みながらペニスを 一心不乱にしごいた。 「や、やっぱり最高だな…まれに見る可愛い少女が…うっ、はっ……こんな目に会ってるなんて…ふぅふぅ」 うごくせきぞうの腕から黄色い液体が垂れてきた。それを見逃さなかった勇者はうごくせきぞうの腕にたれた 尿を舐め回す。 うごくせきぞうは激しい怒りに買われた。下種になめられる己の体。 自分に力がもっとあったらこんな外道如き、叩きのめしているはずだった。 だが今は叩きのめされるのはこっちだ。我慢しなければ、自分も助からないし、この女の子だって助からない。 言われるがままに100回終えると、勇者は満足した顔でその場を立ち去っていった。 廃墟に残されたうごくせきぞうと変態な体にされた女の子。 うごくせきぞうはこの場で自殺したかった。だが自殺すれば女の子が助からない…。 宝箱の中の薬草を女の子に当て、傷口を塞いだ。 ぶかぶかに広げられた膣を見るとまた涙が出てきた。 女の子をぎゅっと抱きしめ、その場でうずくまり一晩を過ごした。 349 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/14(土) 21:06:07 0 「ねぇ…?」 ハッ、と我にかえる。記憶の旅に飛んでいってしまっていた。 「すみません、勇者のことを思い返して…」 再度思い返される勇者の底力。高まる緊張。 あの勇者は確かにマダンテでも死にそうになかった。 アーチェはうごくせきぞうの俯いた顔を覗き込みながら 「でもだいじょうぶよ。私が倒せるように今新しいマダンテを作ってるんだから」 と不安を吹き飛ばすように励ました。 実のところアーチェも不安だった。究極の呪文を更に強くしたところで、本当に倒せるかどうか。 しかし勇者の限界を超えたパワーに太刀打ち出来るのは、もはやマダンテ以外残された術は ないに等しかった。研究を続けるしかない、とアーチェは思った。 かつてアリアハンから勇者討伐隊として世界に派遣された数十組の中で現在トップの実力を誇るルガール隊は ポルトガ周辺でモンスターと戦っていた。 パーティーは戦士、空飛ぶ箒に乗ってる魔法使い、僧侶の3人だ。対戦相手は グリズリー、ごくらくちょう、スノードラゴン。明らかにポルトガ周辺のモンスターではない。 バラモスがモンスターの中でも精鋭パーティーを選び、それぞれの人間のパーティーと戦わせて共に実力を アップさせているのだ。 レベル60の戦士、ルガールがグリズリーに剣で斬りかかる。レベル55のグリズリーは ひょいと体をくねらせて交わしながら右手でカウンターを放った。その瞬間、俊敏な動きで 「ちょい!」とレベル67の魔法使いコレットがグリズリーに炎を放った。火達磨になるグリズリー。 隣にいるレベル60のスノードラゴンが吹雪を吐いて消火した。同時にその吹雪をルガール一同に 浴びせる。バリアで防ぐコレット以外全員猛烈な冷気に両腕をクロスでガードした。 「やあ、今日はここまでにするか」 ルガールが剣を下ろした。さっきまでの緊迫していた雰囲気が急に緩んだ。 戦闘を一部始終眺めていた極楽鳥がベホマラーで全員を回復させると、ふぅ、と皆息を吐いた。 「強くなったな」 ルガールがグリズリーの胸に拳で軽く突いた。頭をかき照れるグリズリー。 「ガオー」 同じようにグリズリーもルガールの胸に拳を乗せる。 「グリグリはやっぱかわいいね!」 コレットが空飛ぶ箒で近寄りグリズリーの頭を撫でる。「ぐるる」とまた照れるグリズリー。 はははっ、と一同に笑いが起きた。 352 名前:&color(green){勇者ニート ◆.u3RuvgSYY} 投稿日:2007/04/14(土) 21:25:39 0 今日はここまでです。 **[[Part4]]へ コメントを投稿 #comment(vsize=2,nsize=20,size=40)

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