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概要

禁忌の島

ある場所に、
スレイマンの六星と呼ばれる島があった。

古のエルダ『スレイマン』が作りだしたとされる、
特異な六芒星の形をしたその島には、
悪魔憑き、死者の黄泉還り、怪物化など、
魔族や邪神によるとされる様々な怪異が発生した。

この世のあらゆる邪悪が詰め込まれていると噂されたその島に、
近寄る者は誰もいなくなっていった。

その島に残された物は、
石造りの巨大な門が6つと、天を衝くような大樹が1本のみとなった。



種の芽吹き

あるとき、
島の大樹が眩く光輝いた。

近寄る者、見る者がいない中、
大樹の放つ光の柱は、細かな粒となって島の全域を覆った。

光の粒は精霊とも動物とも言えない不思議な生物へと姿を変えたが、
その様子を確認した者は誰もいなかった。


そして、世界に、布告がなされた。



大神託

ある者には夢として、
ある者には神の啓示として。

世界のあらゆる人へと、島の"神託"は同時に発生した。

内容は単純だった。
『島へと訪れ、大樹の頂上へと"種"を運んだ者は、あらゆる願いが叶う』
いっそ陳腐なその話を、しかし人は荒唐無稽と笑えなかった。
起きた現象のスケールの大きさと、その神託の持つ圧倒的な現実感に。

やがて、
かつて怪異により人を失った禁忌の島へと、
怪異によって、多くの人々が訪れていくこととなった。



種との契約

島に訪れた人々に、
まず出会ったのは今までに見たことも無い不思議な生き物だった。

様々な、小動物のような姿をしたそれ等は、
みずからを"スレイマンの種"と呼称した。

"種"たちは人々に"契約"を持ちかけた。
すなわち、己を伴に大樹の頂上を目指すのであれば、
人ならざる力をその身にもたらそうと。 

果たして、その言葉は真実であった。
"種"と契約した者には不思議な力が宿り、
力を使いこなす者は"種"を実体化させ、共に戦う事が出来るようにもなった。 



大樹の迷宮

しかし、"種"の力を借りてしても、大樹の攻略は困難を極めた。

島に置かれた六つの門より、
入ることのできる大樹の中は広大な迷宮だった。

内部には妖魔や魔獣、竜、狂える精霊などが徘徊し、
恐るべき仕掛けや、無数の罠が侵入者を出迎えた。

また、いつの頃からか屍人のような姿をした"幽鬼"や、
まるで魔族のような姿の、"魔王の花"と呼ばれる魔物が探索者を襲う様になった。


未だ、大樹の頂上へと辿り着いた者はいない。



舞台

スレイマンの六星島

六芒星の形をしており、また外周にある種の魔法が仕掛けられている事から、
人工的に造られた島である事が分かっています。

島の石碑などによると、作成者とされているのは、
"賢王にして魔王"と称されるエルダ「スレイマン」です。

ですが、スレイマンについて、他の地域には確たる神話や伝承などは存在せず、
またこの島が何の目的で作成されたかも不明となっています。

かつてはこの島にも人が住んでいた形跡はありましたが、
悪魔に関連する奇怪な現象が次々に発生した為、
誰も寄りつかなくなっていった、という伝説が残っています。

一年前に発生した「大神託」により、
今では様々な冒険者や旅人が訪れるようになりました。


大樹レメゲトン

島の中央に聳え立つ巨大な樹です。
樹齢数千年とも考えられ、幾多の時代と粛清を越えてきています。

また、この樹は島の根幹をなす魔法装置とも考えられています。
樹の内部は広大な迷宮となっており、
石碑や文献によると五層に分かれているとされています。

各層の情報については、名前のみが伝わっている状態です。
  • 第1層『ゴエティア』
  • 第2層『テウルギア・ゴエティア』
  • 第3層『アルス・パウリナ』
  • 第4層『アルス・アルマデル・サロモニス』
  • 第5層『アルス・ノウァ』

名前はすべて古エルダ語となっておりますが、意味までは伝わっていません。
また、探索が完了したと言えるのは第1層の半分程度と言われています。


六大門

中央の大樹を囲むように立っている六つの石造りの門です。
造られた時期は大樹の発生と同時期のようですが、一切の崩壊や腐食が起きていません。

門は幅が5m、高さが10mほどの鳥居のような形状で、
一見すると、ぽつんと置かれただけの建築物に見えます。

これらの門は大樹の内部である迷宮へと繋がっており、
「火の門」「水の門」「風の門」「地の門」「光の門」「闇の門」と呼ばれています。

また、これらの6つの門の他に、
知られざる7つ目の門「運命の門」があるとまことしやかに噂されています。

各門は専用の「鍵」によって開く事が出来ますが、
現在、それぞれの「鍵」は"鍵の王"と呼ばれる管理者によって管理されています。


門と鍵の街(遺跡街)

門の外側にある三角形状の各陸地には、
様々な形の遺跡が存在しており、居住区となる場所も多数存在します。
島を訪れた探索者は、空いている家にそれぞれ住むようになっており、
基本的には早い者勝ちで(時には力ずくで)住む場所を確保しています。

また、定期的に島に来る商船と、
島で手に入れた財貨を交換するなどの貿易を行う人々も存在します。

レメゲトンの迷宮内部の魔物や怪物も、何故か門より外へは出てこない為、
安全に探索を行う最前線の基地と言えるでしょう。


賢王の種(シード・オブ・スレイマン)

姿形と知性

契約者に様々な恩恵をもたらす「賢王の種」。
"種"と名付けられてはいますが、基本的には小動物に酷似した姿をしています。
中には、小動物と呼べない姿をしたものもありますが、
それらは皆一様に、どこかデフォルメされた愛らしさがあります。
また、"種"たちの身体は、基本的には霊体に似た要素で構成されているのか、
"種"に触れる事はできますが、少々透けて見えます。

"種"たちは少なくとも人間程度の知性を有しており、人語を操り、冒険者たちに交渉を持ちかけてきます。
そうやって、島に訪れた冒険者と契約を交わし、"種"たちは自身の目標を達成しようとするのです。
なお、"種"たちが語るところによると、
全ての"種"は、「大樹レメゲトン」の頂上に辿り着くことを目標としているようです。

現在まで、数多くの冒険者が"種"と契約を交わし、冒険を続けてきて分かったのは、
この島には、おおよそ72の"種"たちが活動をしているであろうということです。
時折、同じ姿かたちをした"種"を見ることもありますが、
それらが全く同じ能力・性質をしていることから考えると、
恐らく、同じ種類の"種"同士は何らかの繋がりがあるものと考えられます。


種との契約

"種"と契約した冒険者には、"種"より不思議な力を借りうけることができるようになります。
契約は一対一でも一対多でも行えるようですが、現在まで、一人が複数の"種"と契約できた例はありません。

ゲーム的には、"種"と契約した冒険者は通常とは別にギルドサポートを使用できるようになります。
また、キャラクターのリビルドをセッションとセッションの合間に任意におこなえるようになります。


種のランク

"種"は、そのもたらす力によって、便宜的にランクが設定されています。
冒険者と契約をしたばかりの"種"は、「一葉」と呼ばれますが、
"種"としての力が強くなるにつれて「二葉」「三葉」……と、ランクが上がっていきます。
現在見る中での最高は「四葉」で、このあたりになると、"種"の姿も実体化しはじめると言います。
"種"のランクは経験によって少しずつ上がっていくとされていますが、
他の契約者を打ち負かし、"種"の力を奪い取ることもできるようです。


狂王の幽鬼

「大樹レメゲトンの内部で、人型の魔物に遭遇した」という話が、人々の間で良く話題に出されます。
その人型の魔物は大層強く、その魔物に殺されてしまった冒険者の数も少なくありません。
また、その魔物の姿はかつての仲間に酷似していたという話も多いうえに、
"種"たちが「魂を無くした存在」であると言っていることから、
「"種"と契約し大樹レメゲトンに挑み志半ばで倒れてしまった冒険者のなれの果てである」
というのが一般的な見解です。

レメゲトン内部の人型の魔物は、総じて「幽鬼」と呼ばれます。
彼らの魂を救済し、元の人間に戻す方法は見つかっていません。


魔王の花

大樹レメゲトンの内部に、幽鬼と同時期くらいから見られるようになった魔物です。
個々の個体数は少ないですが、見かけはまるで魔王の如く、その力も幽鬼とは比べ物にならない程強大です。
"種"は彼らのことを、「僕らの仲間だけれど、暴走してしまっている個体」だと言っていますが、
その正体は、今もなお明らかになっていません。

このような魔物のことを総じて「魔王の花」と言い、これらを倒すと、契約している種の力が劇的に引き上げられます。
それ故、敢えて「魔王の花」を狙い、ランクアップを図ることもできますが、この行為は多くの危険を伴うことでしょう。



組織と人物

ギルド

スレイマンの六星島を訪れる冒険者たちは、基本、ギルドを結成することはありません。
ここを訪れた冒険者たちは皆、各々の目的を持って"種"と契約を交わします。
彼らが契約を交わした"種"から不可思議な力を授かるその弊害として、
あらかじめ神殿から受けた加護を受けられなくなる事象が発生します。
その理由はまだ解明されていませんが、恐らく、この島が"禁忌の島"と呼ばれていることと
何らかのつながりがあると予測されています。

チーム

大樹レメゲトンの迷宮に挑む者たちの、"種"との契約を越えた協力関係をチームと呼称します。
冒険者たちがチームを組む理由は様々です。
出身国等から探索を命じられた契約者同士が組むこともあれば、
半ば自然発生的に組まれたチームなどもあるでしょう。

チーム間の抗争

"種"と契約を交わした冒険者たちは、皆、我先にとレメゲトンの大樹の頂上に辿り着く事を目標としています。
その為、契約者同士で争いがおこることもしばしばです。
何より、他の契約者を負かせば、その"種"を取り込み、自身の"種"の力を増やすことができることから、
ライバルを蹴落とし、自身の力を増す簡単な手段として、探索者同士が争うことも日常茶飯事です。

しかし探索者同士の殺し合いは、島の方向性として望まれるものではありません。
そのため、それぞれの遺跡街の「鍵の王」がルールを決めることで、
大きな争いにならないように調整しています。

チーム「フォア・クローバーズ」

一年前に発生した「大神託」の頃から活動している4人組のチームです。
彼ら「フォア・クローバーズ」は、この島にいるチームの中でも、一番古くから活動しています。
その上、「全員が"四葉"ランクの"種"と契約を交わしている」ことで有名であり、
この島に訪れた契約者の中に、彼らの名を知らぬものはいません。

第二階層へ一番に到着したのも彼ら「フォア・クローバーズ」だったそうですが、
現在、彼らの行方を知る者は一人もいません。

彼ら「フォア・クローバーズ」のメンバーの名前とメインクラスは以下の通りです。

  • アルベンス=トリフォリウム(ウォーロード)
  • カトレア=クローブ(プリースト)
  • "白の"レペンス(ウィザード)
  • シャムロック=リンガス(エクスプローラー)

6人の"鍵の王"

各「鍵と門の街」、通称"遺跡街"の実質的なリーダー格を"鍵の王"と呼びます。
それぞれの遺跡街を、"鍵の王"達が各々ルールを定めて治めており、
それによって、島全体の治安が保たれています。
"鍵の王"達は、契約している"種"のランクも総じて高く、
権力的にも実質的にもこの島のトップと言えるでしょう。
しかし、彼ら"鍵の王"達は、その権力を盾に横暴を働き、島を支配したりする訳でもなく、
きわめて理性的に、島の治安を維持しています。

先に述べた通り、"鍵の王"達は各々独自のルールを定めて遺跡街を管理していますが、
その全ての街に共通しているルールが一つだけあります。
それは、「王に挑んで勝利したものが、次の"鍵の王"となる」ことです。
もし、あなたが王に挑み、彼に打ち勝つことができれば、
王だけが持つ事が許される門の鍵を、あなたが継承することになるでしょう。