2日目 パルミラ、デリゾール


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3月5日

今日はダマスカスを出て古代都市の遺跡、パルミラを見に行くことにする。

ジューススタンドでピタみたいなのとフルーツジュースの朝食を食べていると、日本人に会う。一橋大の4年生で、これからベイルートに行くらしい。お互い目的地へのバスに乗る場所がわからなかったので、一緒に観光案内所に行く。営業時間までまだ20分あったが、対応してくれた。
パルミラ行きのバスは「ガラージュ・ハラスター」というバスターミナルから出るらしく、そこまではセルビス(乗り合い路線タクシー)で行くようだ。

ベイルートへ行く彼とはそこで別れ、道に出てハラスター行きのセルビスを探す。しかしこれがなかなか見つからない。なんせ、行き先がアラビア語でしか書いていないのだから。道往く人に教えてもらってハラスター行きのセルビスらしきものに乗り込むが、いつになってもバスターミナルに着かない。ドライバーはハラスターに行くというのでそのうち着くだろうと思っていると、路線を一周して乗った場所まで戻ってきてしまった。
どうなってんだとドライバーに聞くが、要領を得ない。するとセルビスで隣に座ってたおっちゃんが一緒にセルビスを降りてタクシーをつかまえ、ガラージュ・ハラスターまで連れて行ってくれた。タクシー代を払おうとすると、自分が払うと言い受け取らない。結局パルミラ行きのバスを見つけるまで案内してくれた。他の国で頼んでもいないのに勝手に付いて来て、ガイド代を払えという奴はいたが、タクシー代まで払って道案内してくれた人は初めてだ。シリアすげー。

バスの中では隣の兄ちゃんが春巻きみたいなのをくれたり、周りの人もよく話しかけてくる。フレンドリーな人たちだ。バス自体も席はゆったりで飲み物のサービスもあり、とても快適。

ダマスカスからバスで東へ3時間ほどの荒野(砂漠?)の中のパルミラは2世紀ごろに最盛期を迎えたオアシス都市で、東西交易の中継点として栄えたようだ。
円形劇場、神殿、列柱道路などが残り、規模も大きいが、閑散期なのか観光客の姿は少ない。遺跡には説明板が無いので、それぞれの歴史的意義はよくわからないが、空の青さを背景に遺跡が見事に映える。これだけで十分だ。
ここでは人生初ラクダに乗ってみた。とっても揺れる。これで長距離を旅するのは大変だな。

パルミラ遺跡の規模もすごいが、そこから見える小高い丘の上の城跡が気になって仕方が無い。
ガイドブックを見ると、小さく「アラブ城」と書いてある。どういう城なのかさっぱりわからないが、タクシーを拾って丘の上に行ってみる。
管理人以外に人がいないアラブ城からは、パルミラ遺跡や周りの荒野が一望できる。静かで明るい城は良い。トルコのセルチュクの街で入った城を思い出した。

この日はパルミラからさらに東へバスで2時間、ユーフラテス川沿いの町デリゾールに泊まる。
宿は二つ見て「Hotel Al Jamia Al Arabia」にする。もうひとつの宿は英語が通じなかった。宿のおっちゃんは自作の地図で街の説明をしてくれた。
夜のユーフラテス川は暗くてよく見えないが、ひんやりとして川辺の空気。
夕食は街でライス+チキン+サラダ。店主が会計の時にシャイ(紅茶)をご馳走してくれた。

宿に帰ると旅行客が二人。太ったおっちゃんと30歳なかばくらいのドイツ人。二人とも旅する時間はたっぷりあるようだ。色々話して、12時ごろ寝る。シャワーは最初しかお湯が出なかった。
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