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西阪電気鉄道


西阪電気鉄道株式会社 (せいはんでんきてつどう、英称:Seihan Electric Railway Co., Ltd.)は、西京の船宿から和智・阪江空港・智綾などを結ぶ大手私鉄。西京府と和智県を基盤としている。総営業キロは207.7km。車両数はXXX両。一般的には「 西阪 」もしくは「 西阪電鉄 」と略される。2002年に現在の社名に変更されるまでは、西智電気鉄道(さいちでんきてつどう、英称:Saichi Electric Railway Co., Ltd.)であった。

本社所在地は西京府阪江市中区阪江1丁目1番30号。

社名の「西阪」とは西京と阪江を結んだ前身の西阪鉄道に由来する。かつてはプロ野球球団(西智スパークス)や、野球場(西京船宿球場や井原球場、いずれも後に解体)を経営していたが、1985年に撤退した。

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目次

1 歴史
1.1 年表
2 路線
2.1 現有路線
2.2 廃止・譲渡路線
3 優等列車
3.1 特急料金
3.2 特急券(座席指定券)の発券方法
4 列車種別
4.1 列車種別の表示
5 車両
6 車両基地
6.1 電留線
6.2 折返線
7 乗務員区所
8 運賃
8.1 乗車カード・企画乗車券・特急券
9 社章
10 駅・車内放送について
10.1 車内放送
10.2 駅放送
11 その他特記事項
11.1 軌間
11.2 地下鉄乗り入れ計画
11.3 ダイヤ・臨時列車
11.4 その他
12 西阪とゆかりのある人物
13 グループ会社
14 西阪と関連する企業
15 提供番組
15.1 現在
15.2 過去
16 脚注
17 関連項目
18 外部リンク

1 歴史

1904年に阪江と西京府を結ぶ鉄道として設立され、1905年に浅之町 - 阪江(どちらも市内線廃止と共に廃止)間を開業した阪江軌道を始まりとしている。阪江軌道は当初、都川を渡り西京市内に向かう計画だったが、橋梁建設の費用集めが難航したことから、まずは阪江市内から西の国鉄委文駅方面への建設が始まった。四年後には阪江東へ、さらにその五年後には鷺山へと路線を拡大した。
一方1890年には西京阪江鉄道が船宿(現在の今江町付近)から船堂を開通させ、1899年には阪江までの延伸を果たし、阪江軌道と直通運転を開始する。ただし、都市間輸送を目的とした西京阪江鉄道の車両は中型車が中心で、阪江軌道側へは乗入れが出来ず、阪江軌道側からの片乗入れとなっていた。1915年両社は合併し、西阪鉄道となる。また河内鉄道が阪江より河内大谷までを開通させ、西京阪江鉄道はこちらと直通する事となり、阪江軌道線との直通は終了した。河内鉄道は当初より西京阪江鉄道との直通を想定して建設されていた為、前述のような片乗入れは解消された。1931年には滝本(現在の和智滝本)、1938年には石塚までを開通させた。
西阪鉄道は1916年に工員輸送を目的とした都河線を開通させ、1922年には都河東線(通称)を開通させる。本線は和智方面への建設が続けられ、1928年には春崎までが開通。1929年には方年寺支線が開業。1932年には船宿駅が現在の場所へ移転し、西阪百貨店が開業した。跡地には今江町駅と、船宿貨物取扱所が開設された。
1933年には湯坊温泉まで延伸し、1913年にすでに開通していた湯坊電気鉄道と連絡。湯坊温泉へは一駅だけの湯坊温泉線が運行されていたが、こちらは元々西阪鉄道との直通を見込んで標準軌で建設されていた。当初の目論見通り、翌1934年には船宿からの直通特急が運行開始となる。これは1943年の湯坊温泉線休止まで続いた。
一方、1940年には西都電燈が従業員輸送のため堺島と都河新町間に路線を開業させ、西阪鉄道の都河線と接続。直通運転を開始する。1941年には西都電燈の子会社である智綾山電気鉄道が発電所建設用路線を転用し、滝本と智綾山口間に観光列車を運行開始。同年国鉄との直通運転を開始するが戦局悪化に伴い二年半で休止となる。

1.1 年表

(以下関わりの深い現・河内電鉄、西鳳都市開発鉄道も含む)
阪江軌道
1884年(明治17年) 4月16日 阪江軌道設立。
1885年(明治18年)10月29日 浅之町-阪江間を開業。
1889年(明治22年) 4月29日 阪江駅前(廃止)-阪江東間を開業。
1894年(明治27年) 5月19日 阪江-鷺山間を開業。
1915年(大正 4年)10月 1日 西京阪江鉄道と合併。

西京阪江鉄道
1888年(明治21年) 4月11日 西京阪江鉄道設立。
1890年(明治23年) 4月17日 船宿(現在の今江町)-船堂間を開業。
1895年(明治28年)11月15日 船堂-姫之江(現在の姫江)間を開業。
1899年(明治32年)10月20日 姫之江-阪江間を開業。阪江軌道と直通運転を開始する。
1915年(大正 4年)10月 1日 阪江軌道と合併。

西阪鉄道
1915年(大正 4年)10月 1日 阪江軌道と西京阪江鉄道が合併し西阪鉄道と社名を変更する。
1916年(大正 5年) 3月16日 船堂-都河本町間を開業。
1922年(大正11年) 4月 1日 船堂-天下橋間を開業。
1923年(大正12年)10月 1日 鷺山-井原東(現在の東井原)間を開業。
1928年(昭和 2年) 3月12日 井原東-春崎間を開業。
1929年(昭和 3年) 4月23日 方年寺-井原東間を開業。
1932年(昭和 6年) 4月 1日 船宿駅が現在の場所に移転。今江町に貨物取扱い所が開設。
1933年(昭和 7年) 8月 1日 春崎-湯坊温泉口(現在の湯坊温泉)間を開業。湯坊電気鉄道、和智鉄道と直通運転を開始。
1934年(昭和 8年) 4月 1日 船宿-湯坊温泉間に特急「湯坊」運転開始。
1939年(昭和13年) 6月25日 春崎-湯坊温泉口間の複線化工事完了。
1943年(昭和18年) 8月30日 湯坊電気鉄道との直通運転中止。
1944年(昭和19年) 6月 1日 西日本急行と合併。

西都電燈-智綾山電気鉄道
1935年(昭和 9年)11月17日 智綾山中の調整池に揚水式発電所を建設。
1939年(昭和13年)10月15日 西都火力発電所を建設。
1940年(昭和14年) 4月15日 堺島-都河本町間を開業。西阪鉄道都河線と直通運転を開始。
1940年(昭和15年) 4月 1日 子会社の智綾山電気鉄道を設立。
1941年(昭和16年)12月 1日 資材運搬の線路を転用し、滝本(現在の和智滝本)-智綾山口間を開業。
1944年(昭和19年) 6月 1日 西阪鉄道、西日本都急行と合併。

湯坊電気鉄道
1890年(明治23年) 4月14日 湯坊電気鉄道設立。
1901年(明治32年)10月26日 湯坊市-高月間(いずれも廃止)を開業。
1913年(大正 2年)12月 1日 高月-湯坊温泉口(現在の湯坊温泉)間を開業。
1915年(大正 4年) 7月13日 湯坊温泉口-湯坊温泉(廃止)を開業。乗入れの為、標準軌で建設。
1943年(昭和18年) 8月30日 不要不急路線として湯坊温泉口-湯坊温泉、高月-湯坊温泉間休止。
1944年(昭和19年) 6月 1日 西阪鉄道、西日本急行と合併。

河内鉄道
1910年(明治43年) 5月20日 河内鉄道設立
1915年(大正 4年)10月 1日 河内鉄道が阪江-河内大谷間を開業。西阪鉄道と直通運転を開始する。
1931年(昭和 5年) 1月17日 河内大谷-滝本(現在の和智滝本)間を開業。
1938年(昭和12年)12月21日 河内大谷-石塚間が開通。
1944年(昭和19年) 6月 1日 西阪鉄道、西日本急行と合併。

松宮鉄道
1911年(明治44年) 3月11日 松宮鉄道設立。
1913年(大正 2年) 1月 1日 松宮(現在の松宮市)-松宮港間を開業。
1918年(大正 7年) 1月10日 松宮-白石海岸間を開業。
1922年(大正11年) 6月13日 白石海岸-上山崎間開業。和智鉄道と直通運転を開始。
1923年(大正12年) 3月23日 松宮-松宮温泉(現在の松宮温泉郷)間を開業。
1944年(昭和19年) 6月 1日 西阪鉄道、西日本急行と合併。

和智鉄道
1907年(明治40年)12月24日 和智鉄道設立。
1911年(明治44年)11月21日 和智旭町(現在の和智市)-和智溝口(現在の東和智市)間を開業。
1922年(大正11年) 6月13日 和智溝口-上山崎間開業。松宮鉄道と直通運転を開始。
1925年(大正14年) 4月10日 和智市-湯坊温泉間を開業。
1927年(昭和 2年) 6月19日 和智市-和智灯台間を開業。
1931年(昭和 6年) 8月 2日 和智港-三紀ヶ浜間を開業。
1944年(昭和19年) 6月 1日 西阪鉄道、西日本急行と合併。

和智軌道
1910年(明治43年) 4月30日 和智軌道設立。
1911年(明治44年) 8月30日 和智駅前(廃止)-和智港間を開業。
1914年(大正 3年)11月15日 和智駅前(廃止)-和智川間を開業。
1923年(大正12年)10月10日 和智信明町-和智ヶ浦間を開業。
1944年(昭和19年) 6月 1日 西阪鉄道、西日本急行と合併。

河内軌道
1903年(明治36年) 2月 2日 河内軌道設立。
1908年(明治41年)12月20日 河内寿町(河電河内。後に廃止)-井原(現井原市)間が開通。
1911年(明治44年) 8月 4日 角松-石塚間が開通。
1912年(大正元年)11月15日 河内寿町-湊町間(廃止)を開業。
1918年(大正 6年) 3月15日 河内駅前-山之内駅前間(共に廃止)を開業。
1944年(昭和19年) 6月 1日 西阪鉄道、西日本急行と合併。

西智電気鉄道
1947年(昭和22年) 6月 1日 西都急行が旧西阪鉄道の路線を分離。西智電気鉄道に社名変更する。
1949年(昭和24年) 4月12日 特急「湯坊」が運転再開。船宿-和智市間に特急「和智」が運行開始。
1950年(昭和25年) 4月12日 智綾山口-瀧之宮市間を開業。
1952年(昭和27年) 4月15日 和智滝本-智綾山口間を標準軌に改軌。船宿-瀧之宮市に特急「智綾」が運行開始。
1953年(昭和28年) 4月 1日 船宿-大国橋間の高架複々線化工事完了。
1955年(昭和30年) 6月15日 和智市-和智灯台間の電化が完成。
1958年(昭和33年)10月15日 湯坊温泉-和智市間が複線化。休止していた湯坊温泉線が正式に廃止される。
1959年(昭和34年) 8月19日 和智湾台風により湯坊線が不通となり休止。
1960年(昭和35年) 4月 1日 湯坊線を全線廃止。河内大谷-和智滝本間が複線化。
1962年(昭和37年)11月 1日 和智市-東和智市間複線化完成。
1965年(昭和40年)12月15日 船宿駅改良工事完了。今江町貨物取扱い所が廃止され船宿留置線となる。笹原城址駅が国見が丘に改称。
1966年(昭和41年) 4月 1日 国見が丘-南阪江間(国見線)が開業。
1968年(昭和43年) 4月 1日 全線の架線電圧1500Vへの昇圧が行われる。
1969年(昭和44年) 4月 1日 智綾線止野駅が土実野駅へ改称。
1970年(昭和45年) 4月 1日 都河東線の船堂-天下橋間が地下鉄都川線に引き継がれて廃止。阪江市内線が全線廃止。橘町駅が橘駅に改称。
1970年(昭和45年)10月15日 日根原駅が和智ニュータウン駅に改称。
1974年(昭和49年) 8月10日 光の森駅が開業。
1975年(昭和50年) 4月15日 智綾新都市駅が開業。
1977年(昭和52年) 4月 1日 阪江-鷺山間の複々線化工事完了。
1981年(昭和56年)10月 1日 大国橋-阪江間の高架複々線化工事完了。
1983年(昭和58年) 5月 1日 国見が丘駅の立体交差化が完了。
1984年(昭和59年) 9月 1日 まつごう遊園が閉園。松郷支線が廃止。
1987年(昭和60年)10月 1日 和智溝口駅が東和智市駅に改称。
1988年(昭和63年) 4月 1日 バス部門を西智バスに分社化。
1987年(平成元年)10月 1日 停車位置の厳格化と整列乗車キャンペーン開始。
1992年(平成 4年) 4月 1日 阪江国際空港が開港。南阪江-方年寺間が開業。同時に方年寺-東井原間複線化。空港線として一本化される。
1995年(平成 7年) 3月20日 和智市駅の西智百貨店が閉店。

西鳳都市開発鉄道
1970年(昭和45年) 4月 1日 西鳳都市開発鉄道株式会社を設立。
1974年(昭和49年) 7月 1日 山之内-若竹台間が開業。
1980年(昭和55年) 4月 1日 西智電気鉄道との直通運転開始。
1992年(平成 4年)10月 1日 若竹台-松ヶ丘間が開業。
2001年(平成13年)12月15日 松ヶ丘-松風台間が開業。
2002年(平成14年)11月 1日 松風台にウェスティ・モールが開業。
2006年(平成18年) 4月 1日 阪江国際空港-山之内間が開業。

河内電鉄
1947年(昭和22年) 6月 1日 西都急行が旧河内軌道の路線を分離。河内電気鉄道に社名変更する。
1956年(昭和31年) 4月 1日 井原市-石塚間が複線化。
1966年(昭和41年)10月 1日 石塚-名原間が複線化。
1972年(昭和47年) 3月30日 河電河内-西藪間を除く全軌道線が廃止。河電バスが代替。
1983年(昭和58年) 4月 1日 全線の架線電圧1500Vへの昇圧が行われる。
1985年(昭和60年)11月15日 名原-河内大谷間が複線化。
2005年(平成17年) 3月30日 河電河内-西藪間が廃止。河内-西藪間は地下化された新線に引き継がれた。軌道線車両全廃。
2006年(平成18年) 4月 1日 空港(西鳳線)-山之内-石塚-河内大谷間で直通運転開始。

和智鉄道
1947年(昭和22年) 6月 1日 西都急行が旧和智鉄道の路線を分離。
1949年(昭和24年) 4月12日 西智電気鉄道との直通運転を再開。
1959年(昭和34年) 8月19日 和智湾台風により和智川線の和智川-深名間が不通となる。同年10月1日復旧。
1963年(昭和38年) 4月 1日 船宿-松宮温泉郷間の直通快速急行が気動車により運行開始。
1971年(昭和46年)11月 1日 和智軌道線が全線廃止。和鉄バスに代替。
1975年(昭和50年) 4月15日 西和智連絡線が開業。
2002年(平成14年) 3月15日 松宮線(上山崎-松宮市間)電化完成。
2002年(平成14年) 4月 1日 西阪電鉄と合併。気動車の直通快速急行廃止。三紀ヶ浜線、和智川線、西和智連絡線廃止。

西阪電鉄
2002年(平成14年) 4月 1日 西智電気鉄道から西阪電気鉄道へ社名変更。新社章の制定。
2003年(平成15年)10月 1日 区間列車を除く全各駅停車が終日4連に短縮。
2004年(平成16年)10月 1日 都河線急行運転が終了。
2006年(平成18年)10月15日 旧和智川線跡にトラム開業。
2008年(平成20年) 4月 1日 阪江駅前-西委文駅前間にトラム開業。
2010年(平成22年) 4月 1日 全駅での駅構内終日禁煙化。特急が禁煙となる。
2011年(平成22年) 9月 1日 阪江駅でホームドア試験運用開始。
2012年(平成24年) 4月 1日 特急が松宮市までの直通運転を開始。

2 路線


2.1 現有路線

■西阪本線: 船宿 - 阪江 11.2km
■西智線: 阪江 - 和智市 56.8km
■空港線: 国見が丘 - 東井原 14.9㎞
■智綾線: 鷺山 - 瀧之宮市 46.0km
■都河線: 船堂 - 堺島 11.2㎞
■和智港線: 酒和智 - 和智灯台 7.7㎞
■東和智線: 和智市 - 上山崎 11.2㎞
■松宮線: 上山崎 - 松宮温泉郷(松宮市-松宮温泉郷間は非電化) 39.6㎞
■松宮港線: 松宮市 - 松宮港(非電化) 1.2㎞
■トラム阪江委文線: 阪江駅前 - 西委文駅前 3.2㎞
■トラム和智川線: 和智市 - 和智川 4.7㎞

2.2 廃止・譲渡路線

都河線(都河東線): 船堂 - 天下橋5.8㎞(現在は市営地下鉄都川線に移行)
酒和智連絡線: 酒和智信号所 - 和智市 5.8㎞
三紀ヶ浜線: 和智港 - 三紀ヶ浜 2.1㎞
和智川線: 和智市 - 和智川 4.7㎞(現在はトラム和智川線として運行)
松郷支線: 松郷 - 松郷遊園前 1.8㎞
湯坊温泉線: 湯坊温泉口 - 湯坊温泉 2.3㎞
湯坊線:湯坊市 - 湯坊温泉口(現在の湯坊温泉) 18.6㎞
阪江市内線: 全線 ㎞(阪江駅前 - 西委文駅前はトラム阪江委文線として運行)
和智市内線: 全線 ㎞
河内市内線: 全線 ㎞
河電本線(併用軌道区間): 河電河内 - 西藪 4.9㎞(地下化)

3 優等列車

西阪電鉄では優等列車として全席指定の特急列車を運行している。いずれも愛称は定められていない。

1.船宿-松宮市間特急 空港連絡と湯坊温泉、和智市、松宮市への観光、ビジネス特急。
2.船宿-空港間特急 上記特急の補完的な運行。
3.船宿-瀧之宮市間特急 智綾山、瀧之宮市への観光特急。
4.船宿-和智滝本間特急 上記特急の補完的な運行。 

3.1 特急料金

各列車とも共通。
大人料金(小児は特記のない限り半額)。2013年1月1日現在。

キロ程 料金(円)
1 - 50 350
51 - 550

3.2 特急券(座席指定券)の発券方法

特急はすべて全車座席指定のため、乗車券と特急券が必要になる。特急券は1か月前から駅窓口のほか、西阪トラベルなど主要旅行代理店で購入可能。またインターネット上および携帯電話からも購入可能である(チケットレスサービス)。特急停車駅ではホーム上にも自動券売機が設置されている。

4 列車種別

西阪電鉄における列車種別は以下の通りである。

西阪本線 - 特急・快速急行(快急)・急行・通勤急行(通急)・準急・普通
西智線 - 特急・快速急行(快急)・急行・区間急行(区急)・通勤急行(通急)・普通
空港線 - 特急・快速急行(快急)・普通
智綾線 - 特急・快速急行(快急)・急行・通勤急行(通急)・準急・普通
和智港線 - 快速急行(快急)・普通
東和智線 - 特急・通勤急行(通急)・区間急行(区急)・普通
松宮線 - 特急・普通
西鳳線(西鳳開発鉄道線) - 急行・通勤急行(通急)・区間急行(区急)・普通

区間急行は運行区間の一部を通過する運行ではなく、急行の区間運転を指す。
上記以外の路線では普通のみの設定である。

詳しくは、各列車種別および路線の記事を参照。

西阪本線-西智線系統 停車駅

西阪本線-智綾線系統 停車駅

4.1 列車種別の表示

車両先頭の方向幕・種別幕の表示のほか、列車識別灯(通過標識灯)でも判別可能。
点灯 - 特急、快速急行、急行、区間急行、準急、回送、試運転、団体専用。

5 車両


6 車両基地


西阪本線

都河検車区都河車庫

西智線・空港線・東和智線検車区

東井原検車区空港貨物車庫
東井原検車区
和智市検車区
和智市検車区東和智車庫(和智ニュータウン-東和智市間)

智綾線検車区

河内大谷検車区
和智滝本検車区
河内大谷検車区松郷車庫

都河線検車区
都河検車区

工場
都河工場

電留線
船宿電留線
春崎電留線

6.1 折返用引上線(検車区、電留線併設のものは除く)

国見が丘(上り方)
楠之井(下り方)
阪江国際空港(下り方)
湯坊温泉(下り方)
東和智市(下り方)
松郷(下り方)
薬師台(下り方)

6.2 連絡線

船堂連絡線(西阪本線-都河線)

7 乗務員区所


 西阪本線・西智線系統列車区

阪江支区(西阪本線・空港線・西智線・都河線)特急担当区
東井原支区(西智線・空港線)
和智市支区(西智線・東和智線・和智港線)
松宮支区(松宮線・松宮港線)

 智綾線列車区

河内大谷支区(西阪本線・智綾線)特急担当区
和智滝本支区(智綾線)

8 運賃

大人普通旅客運賃(小児半額・10円未満切り上げ)。2013年1月1日現在。

キロ程 運賃(円) キロ程 運賃(円)
初乗り-  3 130  55 -  59   690 120 - 124 1,340
   4 -  7 170  60 -  64   740 125 - 129 1,390
   8 - 11 210  65 -  69   790 130 - 134 1,440
  12 - 15 250  70 -  74   840 135 - 139 1,490
  16 - 19 290  75 -  79   890 140 - 144 1,540
  20 - 23 330  80 -  84   940 145 - 149 1,590
  24 - 27 370  85 -  89   990 150 - 154 1,640
  28 - 31 410  90 -  94 1,040 155 - 159 1,690
  32 - 35 450  95 -  99 1,090 
  36 - 39 490 100 - 104 1,140 
  40 - 44 540 106 - 109 1,190 
  45 - 49 590 110 - 114 1,240 
  50 - 54 640 115 - 119 1,290 

国見が丘-東井原間を通し乗車する場合、運賃は距離の短い方(空港線経由)で計算する。

相互直通運転している西鳳都市開発鉄道線の各駅と西阪電鉄線の各駅(山之内駅除く)間を山之内駅を経由して利用する場合の運賃は、それぞれの運賃を合算したものから100円(大人)を割り引いた額である。短距離であれば実質、他社線分が割増し料金として徴収される程度である。またこの制度は、山之内駅前-河内駅前間の西智バスにも適用されていた(現在は廃止)。これは西鳳線の料金が高く、河内市内とニュータウンを結ぶ他社の直通バスに対抗するためであった。

河内電鉄とは割引制度がない。かつての和智鉄道とも割引制度は設定されていなかった。

8.1 乗車カード・企画乗車券・特急券

以下の各項目を参照。

西阪グループカード
特急回数券
定期特別急行券
西京フリーきっぷ
智綾山フリーきっぷ
和智フリーきっぷ
光の森公園往復きっぷ
空港往復きっぷ
松宮フリーきっぷ
松風台おでかけチケット

9 社章

1947年の西智電気鉄道発足当初の社章は、当時よく見られた車輪とレール断面の形状にちなんだものであった。現在でも船宿駅の正面入口には、このモニュメントを見ることが出来る。



現在の西阪電気鉄道のコーポレートシンボルマーク(CI)

西阪電気鉄道として社名変更した2002年からは、CI導入による「藍色」と「道」を表した、ロゴマークが制定された。同時にコーポレートカラーも、先んじて現車体塗色に導入されていた藍色と白の組み合わせへ変更された(ただし一般の車両はアクア・藍色とダークグレー)。グループ企業の河内電鉄・西智バスなどの子会社に関しては車体塗色を含め、先代のカラーを頑なに守っている。

10 駅・車内放送について

10.1 車内放送

西阪電鉄では、地元の出海弁や河内弁、和智弁のアクセントや発音による車内放送が行われている。阪江国際空港の開港前後(1990年代初頭)には、これらを標準語化する動きがあったが、社内の反発が強く、また地元乗客からの要望もあり、現在は乗務員各自の判断に任されている。ただし外国人旅行客の乗車する特急のみ標準語化されている。

10.2 駅放送

駅の自動案内放送は下り方面が男声、上り方面が女声となっている。船宿駅(空港線方面列車のみ)および阪江国際空港駅では、英語による列車名・種別の案内を行っている。智綾線の山岳区間(和智滝本-瀧之宮間。ただし両駅と智綾山口、湯本駅は除く)、松宮線の松宮市駅以外、和智港線においては、一切案内放送がない。
発車メロディや接近(入線)メロディの類を一切使用していない。
電車が到着した際の案内放送は「種別・行き先・編成両数」の順である。

11 その他特記事項

11.1 軌間

全線が標準軌1,435mmである。かつては、湯坊線の湯坊市-湯坊温泉口間(1960年に廃止)、和智川線(2002年に廃止)が狭軌であった。また智綾線の山岳区間(和智滝本-智綾山口間)は狭軌で開通したものの、後に改軌し標準軌となる。この区間は当時の国鉄と直通運転を行った時期があるが、改軌と共に連絡線は撤去された。

11.2 地下鉄乗り入れ計画

かつて、都河線東部、通称都河東線(船堂-天下橋間)を廃止し、船堂から市交都川線と相互直通運転を行う計画があった。当時、船堂駅付近は本線の高架複々線化が計画されており、本線と都河線のどちらと直通運転を行うかが問題となった。市交通局側は最大6両編成を主張したが、当時すでに輸送力が限界に達していた西智側は最大10両編成での乗り入れを譲らなかった。結果、終日4両と輸送需要の少ない都河線直通では直通のメリットがないと判断され、乗り入れ計画は実現しなかった。1970年に都河東線は廃止となり、その路線は市交都川線に引き継がれた。ちなみに現在でも市交都川線は6両、西阪電鉄都河線は4両で運行されている。
当時の名残で本線の船堂駅は高架化されているものの、都河線は地上ホームのまま残されている。地下への勾配区間は用地が確保されていたが、ここは現在、本線との連絡線となっている。
西智電鉄は地下鉄乗り入れを見越し、地下鉄規格車体の7000系を登場させるも本来の用途を失ってしまった。しかし7000系はその後の西智電鉄の新しい標準車体となり、輸送力増強の礎となった。

11.3 ダイヤ・臨時列車

お盆期間中(原則として8月13日 - 15日)の平日は、土曜ダイヤで運行される。催し物による臨時列車としては、大晦日から元日にかけての終夜運転、都川花火大会開催日には都川停車の急行、準急列車の増発を行う。また8月に行われる大国主神社の大祭では、増発こそ無いが今江町に急行と準急が停車する。

11.4 その他


12 ゆかりのある人物


13 グループ会社

「西阪グループ」を参照

14 西阪電鉄と関連する企業

西鳳都市開発(西鳳都市開発鉄道) - 相互直通運転を行っている会社。
目黒車輛 - 西阪が所有する車両はここで製造されている。工場は都河車庫に併設されている。

15 提供番組

15.1 現在

15.2 過去


16 脚注


17 関連項目


18 外部リンク