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前線基地での局地的な運用を考慮して造られた小型戦闘機、MiG-29シリーズの艦載機
MiG-29から多くの点で進化しており、コクピットにそれぞれ3基と7基のカラー液晶ディスプレイを装備し、
4重のデジタルFBWを操縦系に導入している他、搭載されるアビオニクスはさらなる改良が期待できる
また、主翼は折りたたむことが可能となっている
元となるMiG-29が前述の運用方法を目的としていたことから、行動範囲が狭いという特徴を受け継いでしまっている
しかし、機首左には給油用引き込み式プローブが装備されているので空中給油を行い航続距離を延ばす事は可能
前方赤外線探知・レーザー測距装置を先進装置「ガルムズアイ」に換装
表面塗装に新型レーダー波吸収コートを採用
このダークグリーンのコーティングはレーダー断面積の減少だけでなく、若干の対弾性向上効果をもたらす
主翼の1番内側と胴体下部のパイロンはR-77をそれぞれ2本ずつ搭載可能に
これによりミサイルはミサイルは最大で12発が搭載可能
*仕様(MiG-29K «9.41»のものでデータはMiG公式サイトなどより。あくまで参考程度に。)
乗員:1名
全長:17.3m
全幅:11.99m
全高:4.40m
翼面積:43m2
全備重量:18,550kg
最大離陸重量:24,500kg
発動機:RD-33MKターボファンエンジン (A/B:9000kgf)×2
最高速度:M2+(2,200km/h)(高空) M1,2(1,400km/h)(低空)
航続距離:2,000km 3,000km(フェリー、増槽×3) 5,500km(増槽×3,空中給油1回)
実用上昇限度:17,500m
上昇率:19,812m/min(海面),6,540m/min(0~6000m平均)
翼面荷重:442kg/m2
推力重量比:0.97
***兵装
GSh-30-1 30mm機関砲×1 装弾数100発
ハードポイント9か所。内3ヶ所に増槽懸架可能。
***空対空
R-77 アクティブレーダー誘導中距離ミサイル×6
R-27 セミアクティブレーダー誘導中距離ミサイル
R-73 赤外線誘導短距離ミサイル×8
***空対地
Kh-25ML セミアクティブレーザー誘導ミサイル
Kh-29T TV誘導ミサイル
Kh-35U アクティブレーダー長距離ミサイル
***対レーダー
Kh-25MP パッシブレーダーシーカーミサイル
Kh-31P パッシブレーダーシーカーミサイル×4
***対艦
Kh-31A 中距離シースキミングミサイル×4
Kh-35 長距離アクティブレーダー誘導ミサイル×4
***爆弾
RBK-250
RBK-500
RBK-750
FAB-500-M62 汎用爆弾
FAB-1000
KAB-500Kr×4
***その他
チャフ・フレアディスペンサ
ECMポッド
ターゲッティングポッド
1500L増槽×1、1150L増槽×2
PAZ-1MK 給油ユニット