・・・・・・ん?
ここは・・・・どこだ・・・・?
目を開けると見渡す限り純白い世界だった。
「目が・・・醒めましたか・・・?」
「うぉ!?」
後ろからの予想もしなかった声に戸惑いを隠せなかった。
「・・・・えっと~・・・・誰?」
「驚かせてしまって申し訳ありません。わたしはナオといいます」
今、降り立つ
「えっと~・・・・ナオさん・・・いまいち状況が理解できてないのでいくつか質問していいですかね?」
「はい。なんでも聞いてください」
「まず・・・・・ここはどこなんでしょうか?」
「ここはソウルストリームと呼ばれている場所で現実とエリンを繋ぐ場所です」
・・・・ん?現実?
「ってことはここは・・・・・夢の中?」
「うまく説明できないのですがエリンは現実ではないけれども夢でもない場所です」
「えっと・・・・エリンってのはなんなの?」
「エリンは1人1人が自由気ままに暮らす場所です』
「ふ~ん・・・・・とりあえずそこらへんはいいとして・・・・俺は何でココに?」
「それは・・・エリンで生活していくうちにわかってくるとおもいます」
「ってこれから俺はエリンに行って生活するの?」
「そうです。それを援助するのが私の役目なので・・・」
「まぁ・・・・現実には戻れるんだよね?」
「はい。いつか必ず・・・・・」
何だか・・・頼りないな・・・・まぁ・・・・いいか!
「わかった。んでエリンに行って俺は何をすればいいの?」
「まずは・・・私の知り合いのティンという人が居ると思うのでその人から詳しく聞いてみてください」
「わかった。色々ありがとう。んじゃエリンに行かせてもらえるかな?」
「はい・・・ではコレは私からの贈り物です」
そういって1冊の本とパンを1個さしだしてきた。
「もらっていいの?ありがとう」
「では鷹雪さんの祝福を祈ります。いってらっしゃい」
目の前が再び純白く染まっていった・・・・・・・
目が覚めるとそこは見渡す限りの自然があふれていた。
「ここが・・・・エリン?」
さっきとは違う風景なので不思議に思いながらも一歩ずつ歩き出していた。
「まずはティンって人に会うんだったな・・・・どこにいるんだろ?」
ここから冒険が始まった。
ブラウザの戻るにてお帰りください。