白野蒼衣

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立典嶺高等学校の1年生。常に目立たない事を信条とし、「平凡」や「普通」を愛する、ごく普通の少年。 幼馴染の葉耶が〈異形〉と化した〈泡禍〉によって、小学生の頃に〈断章保持者〉となっていたが、蒼衣はその過去を封じ込めていた。その〈泡禍〉のトラウマから、困っている人間を見捨てたり、他人の頼みを断る事ができない。また、少し心を病んだ女の子に対して義務感めいた責任を感じてしまう。『灰かぶり』の〈泡禍〉に遭遇した際に自分の〈断章〉と記憶の底に封じ込めていた過去を思い出して〈断章保持者〉として覚醒、〈騎士〉になる。中学時代から部活もバイトもしておらず、無趣味。自分が自分のために行う事に全く興味がない。当然だが、〈騎士団〉に所属している事は両親には内密であり、〈騎士団〉の活動で帰宅が遅くなったり、地方に出張したりした際の言い訳として、部活(郷土史研究会)に入った事にしている。 保持する〈断章〉の名は〈目醒めのアリス〉。抱えた悪夢の内容は“自分が見捨ててしまった人間が破滅する”。他人が抱えた悪夢を理解・共有する事ができ、その理解した事実を拒絶する事によって、悪夢を悪夢にとっての最も近しい現実、すなわち〈保持者〉あるいは〈潜有者〉自身に返す。蒼衣に悪夢を返された相手はその悪夢を維持できなくなり、完膚なきまでに異形化し、最終的には消滅する。〈泡禍〉に対する究極の切り札とも言える万能の武器だが、敵・味方の区別なく、拍子抜けするほどにあっさりと殺害してしまう可能性がある諸刃の剣。また〈効果〉を発動させる条件の都合上、他人の悪夢を深い所で感じ取らなければならず、毎回非常に苦しむ事となる。他方、理解・共有に至っていない〈泡禍〉に対しては何もできないため、普段は雪乃の付き人のような状態。しかし断章の影響なのか泡禍の構成について鋭く、その点は雪乃も認めている。『なでしこ』の〈泡禍〉では2つ目の『なでしこ』が出現する前にその本質に気付き、犠牲を払いながらも予言を食い止めることに成功する。 断章詩は〈本当の君はなんだ?〉〈君の好きにすればいい。君の本当の形は君しか知らない。誰も君の形を縛ってなんかいない。――変われ〉(1巻にて。以降の巻では〈誰も君の形を縛ってなんかいない。――変われ〉の冒頭へ一言加える形に省略されている)。

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