>>737
~翌朝~
つかさ「お姉ちゃん、起きて!」
かがみ「なによ……つかさが早起きなんて、珍し」
つかさ「今、ゆたかちゃんから連絡があって!こなちゃん、朝起きたらいなくなってたんだって!」
かがみ「!!」
つかさ「早く探しに行かなくちゃ!行こう!」
かがみ「……私は、行かないわよ……」
つかさ「どーして!!」
かがみ「だって、私とあいつはもう……」
つかさ「まだそんなこと言ってるの!?今はそんな場合じゃないでしょ!!」
かがみ「……」
つかさ「お姉ちゃんの意気地なし!ちゃんと会って謝ってればこんなことにはならなかったんだよ!?こなちゃんも悪いけど、お姉ちゃんもお姉ちゃんだよ!!」
かがみ「…………わかったわ。私も行く」
~街中~
かがみ「つかさ、いた!?」
つかさ「ううん、ダメ!」
ゆたか「見つかりませんでした!」
みゆき「日下部さん、そっちは!?」
みさお「柊、こっちも収穫なしだゼ!」
あやの「泉ちゃん……」
かがみ「また手分けして探すわよ!つかさと峰岸、ゆたかちゃんとみゆき、日下部は私と!」
五人「了解!」
かがみ「行くわよ、日下部!」
みさお「ああ!」
/
みさお「柊、いたゼ!」
かがみ「ええ!こなた!!」
こなた「ッ!!」ダッ
みさお「あ、逃げた!」
かがみ「こなた!いい加減にしなさい!!」
こなた「こ、来ないで!!私はもう帰るつもりなんかない!!」
みさお「ち、ちびっこ!信号赤だってヴぁ!!」
こなた「え……」
分岐 A:病院にて→このまま進む
分岐 B:失敗の代償→リンク先
>>753
キキー!
ドンッ!!
ドシャア!!
かがみ「こ……こなたーーーーーーーーー!!」
~病室~
かがみ「えぐ……こなたぁ……」
つかさ「……こなちゃん……」
みゆき「まさか……本当に最悪の事態が起こってしまうなんて……」
みさお「ちびっこぉ……早く起きてくれよぉ……」
あやの「泉ちゃん……絶対に死なないでね……」
ゆたか「……お姉ちゃん……」
こなた「ん……」
六人「!!」
こなた「あれ……ここは……」
かがみ「こなた!目が覚めたのね!」
つかさ「良かった……本当に……良かっ……!!」
ゆたか「こなたおねぇちゃぁん……!!」
みゆき「ここは病院ですよ、泉さん」
こなた「病……院?」
みさお「覚えてねぇのか?ちびっこ、車に輓かれたんだゼ?」
あやの「なんにせよ、生き返ってくれて何よりだわ」
こなた「……」
かがみ「こ、こなた?」
こなた「あの……その……」
つかさ「ど、どーしたの?こなちゃん……」
こなた「……みんな、誰?」
六人「!!?」
分岐 A:記憶喪失→このまま進む
分岐 B:叩けばなおる→リンク先
>>754
担当医「頭部外傷は見つかりません…心因性のものだと思われます」
レントゲンの結果を見た担当医がそうじろうを見る
担当医「泉さん、娘さんが最近変わったという所がありませんでしたか?」
そうじろうは少し前を振り返っていた
そうじろう「確か…」
その会話をこっそり聞いていたみゆきは、全員が待っている待合室へと向かった
つかさ「どうだった?ゆきちゃん?」
みゆき「予想外のことが起きてしまいました…」
最悪、自殺と考えていたみゆきはこの展開だけは想像していなかった
また全員には言えなかったが記憶喪失とは発症後に少しずつ記憶が戻っていくものだが
こなたのケースは特殊で少し厳しいかもしれないとのことである
医者の少し厳しいほど、信用できないものはない
不安を少しでも緩和させるためのものそういう存在である
みゆきはこの時点で判断した、今は言わない方がいいだろうと
>>756
こなた「えと……左から順番に柊かがみさん、柊つかささん、高良さん、日下部さん、峰岸さん、従妹の小早川ちゃん……でいいんだよね?」
かがみ「名前でいいわよ。みんながこなたの親友だったんだから」
こなた「そうは言われても……私にとっては、みんな初対面なわけだし……」
つかさ「あ、そっか……」
みゆき「仕方ありませんね。少しずつ慣れていきましょう」
こなた「うん。ありがとう、高翌良さん」
みさお「……ちびっこが敬語だと、めちゃくちゃ違和感感じるな……」
あやの「仕方ないじゃない。記憶喪失なんだから……」
ゆたか「こなたお姉ちゃん……」
こなた「……なんだろう、頭の中に『萌え』って言葉が……」
かがみ(……根本的には変わってないのね……)
こなた「それに、なんだろう……みんなを見てると、頭が痛くなってくる……」
かがみ「え?」
こなた「ご、ごめんね……ちょっと、部屋から出てくれないかな……?」
/
つかさ「どうしたんだろ、こなちゃん……」
かがみ「みゆき、何か知らない?」
みゆき「な、何も知りませんが……」
あやの「そっかぁ……」
みゆき(……言えない、ですよね……。泉さんが、無意識のうちに私達を避けているなんて………)
みさお「……なあ、高良」
みゆき「な、なんですか?」
ゆたか「高良先輩、嘘ついてますね?」
みゆき「ビクッ!!」
みさお「やっぱりだったのか。目が泳いでたからな」
かがみ「みゆき……どういうこと?」
みゆき「……実は……」
/
かがみ「そ、そんな……」
つかさ「私達が……こなちゃんをそこまで追い詰めてたなんて……」
みさお「……やっぱ、やりすぎたんだな……」
あやの「泉ちゃん……」
ゆたか「……落ち込んでも、仕方ありません。これからどうするか、考えなくっちゃ」
かがみ「ゆたかちゃん……」
あやの「……ふふふ、一番しっかりしてるのは、小早川ちゃんだったのね」
>>762
担当医は精神科の方へのカルテを書いていた
「…」
患者名 泉こなた
症状 心因性の部分健忘※1
自分・友人・家族・親戚の周辺の人物、全ての記憶を忘れた模様※2
普段の生活なら問題なし
※1解離性同一性障害の可能性あり
(本人格がもう一つの人格の行動を少し邪魔をしている?)
※2行動からして友人を避けている模様
(※1が事実なら※1が原因の可能性が非常に高い)
>>790
こなた(なんでだ……?あの人達は、親友じゃなかったの……?なのに、なんで……なんで私は、あの人達を避けてるの……?
会うのが、怖い……怖い……こわい……恐い……恐い……コワイ……!なんで……どうして!!?)
こなた「う、うあああぁああぁあああぁあ!!!」
そうじろう「お、おい、こなた!大丈夫か!?」
???(……ふふふ……仲直りなんてさせないよ……。……私をこんなふうにした奴らに……絡む必要はないんだから……)
かがみ「こなたー、お見舞いに……」
こなた「来ないで柊さん!でないと……!!」
かがみ「え……?」
こなた「でないと私は……柊さんを殺しちゃいそうなの!だからお願い!!」
かがみ「!!……わかったわ……」
こなた「……どうして……?私は……みんなといっぱい話したいのに……!どうして、私は……!」
???(……あいつらは、さらに私を陥れようとしてるに決まってる……。いいんだよ、これで……)
>>796
かがみ「ゆ、夢…?………………………………………………………
…………………………………………………………………
…………………………………………………………………
…………………………………………………………………」
かがみ「夢オチで良いワケねーだろ!」
強制終了
>>796
その2
ひより「という話を考えたんですけど、続きが思いつかなくて……」
かがみ「で、なんで私の元にくるかなぁ……」
ひより「いやぁ、なんとなくっす」
かがみ「って、妄想オチで良いワケねーだろ!」
強制終了