ID:x6xQWns0氏:【新釈】みさおちゃん妄想ネタ

以前書いていたこちらID:gbf7/9U10氏:みさおちゃん妄想ネタ
新釈、あるいはオルタナティブストーリーとなります。


みさおちゃんはよく授業中に居眠りするwwwwwwwwwwwwしかもいびきや寝言まで発するからクラスメイトは迷惑極まりないwwwwwwwwwwww
俺は楽しんでるけどね^^本人は自覚しえないから、そこがさらに良いwwwwwwww
たまにとても恥ずかしい寝言を言ったりするwwwwwwwwwwww
「………………うおっ……………………………えろっ………………………ふひっ」
さっそく俺は、みさおちゃんの恥ずかしい寝言を録音して、それを次の休み時間みさおちゃんに突き出してみたwwwwwwwwwwww
「ねえ、何がえろかったの?」
「……うるせえ」
「淫夢か?淫夢をみたんか?」
「…………うぬせえ……!」
「ふひwwって笑ってたけど、そんなにえろかったの?ねえ何がえろかったの?」
「………………」
みさおちゃんついに顔真っ赤にさせて、何にも喋らなくなっちゃった^^;
俺もそろそろ柊かがみの睨みつけてくる眼光が怖くなってきたので、もうやめよう。
みさおちゃんの席から離れようとしたとき、みさおちゃんがぽつりと訊いてきた。
「……なあ、男のアレって、骨で硬くなるんだろ……?」
そう訊いてくるので、俺は「いや、愛によって硬化するんだよ」
と言ってやったわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
「そ、それって、もしかして、お前も、あたしで……」
「もち^^」
「あああああああああああああああ!!」
それにしても、何の夢を見ていたんだろう。

 

俺マジみさおちゃんの胸を当たり前のように鷲づかみしたいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww無言で「^^」微笑みかけたいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwそして「うわあああああああ!!」と悲鳴をあげるみさおちゃんにぎょん殴られたいwwwwwwwwwwwwwwいてえwwwwwwwwww
「何すぬんだよっ!」
「いやごめん、何かもみたくなったから…咄嗟に」
「咄嗟に人の胸鷲づかみにするな!お前馬鹿だろ!お前馬鹿だろ!」
「でも大丈夫、俺とそんなに変わんなかったから。今度は自家発電で我慢するよ」
「ああああああああああ!!」
その後俺は自分の胸筋一もみして「やっぱりみさおちゃんのがいいかな」って言ってみさおちゃんのこと赤面させたいwwwwwwww「う、うるせえ……」


仮にさぁ、補習喰らうとすんじゃん?したらみさおちゃんと二人っきりで補習授業うけてえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww「みさおちゃんここわかる?」「わ、わからん」「うける(笑)」「ふざけぬんな!」ってやりとりを繰り広げたいwwwwwwwwwwwwww
うん、それだけwwwwwwwwwwww


夕焼けのある下校中捨て猫を助けてえwwwwwwwwwwww雨とか降って猫びしょぬれなんだよwwwwwwwwwwwwwwんでそんな場面をみさおちゃんに目撃されてえwwwwwwwwwwww俺の好感度うなぎのぼりwwwwwwwwwwww
だから猫さんを雇ってそんな状況を作り出してみることにしたよ。
「今日はお願いします」って俺猫に頭下げたわ。屈辱だったけどおもっきり頭下げたよ。したら猫さん「まあがんばるがいい」ってどこの閣下だよwwwwwwwwwwwwwwww
んで当日な。みさおちゃんの下校する道に猫さんと二人で張り込んで後はみさおちゃんが来るのを待つだけだ。雨は降ってないけど猫さんにはちゃんとダンボールのなかにスタンバイして貰ってるから大丈夫。
そして、ついに道路の向こうに人影を発見wwwwwwwwwwwwww俺と猫さんテンション上がるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww「きおったわwwwwwwきおったわwwwwww」「来たっすねwwwwwwww」
捨てられた可哀そうな猫を演じる閣下とwwwwwwwwwwそれを助ける心優しい男を見事演じる俺wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
全ては上手くいったんだけど、まあ唯一の誤算は目撃されたのが柊かがみだったってことだね。


あれ以来柊は「あんたもいいところあるのね。あの猫ちゃんどうした?」と、うるさい。
「今うちにいるけど……」
「へえ~名前は?」
「……閣下」
「うける(笑)」
何かと柊は猫について話しかけてくるようになった。うざいなあ^^
みさおちゃんに目撃されなかったのは最大の誤算。あの後猫さんには「ぬかったのうwwwwwwwwぬかったのうwwwwwwww」と大爆笑された。
これじゃあいけない。俺はさらに、計画を立てることにした。
俺はみさおちゃんの通学路の道路に、猫さんを横たわらせた。そして、盛大に血のりを撒き散らす。
そう、「愛猫を不運の事故でなくした可哀そうな俺wwwwwwww」を装うという計画だ。
完璧だ。正に完璧だ。完璧で……ちょっと、動かないでくださいよ。
しばらくして、道の先に人影が見えた。俺と猫さんテンションあがる。
「きおったのうwwwwwwwwきおったのうwwwwwwww」
「きたねwwwwwwwwwwww」
丁度良いタイミングで雨まで降り出して完全なるドラマチックストーリwwwwwwwwww
「濡れんの嫌よのうwwwwwwww濡れるの嫌よのうwwwwww」
「我慢してくださいよwwwwwwwwwwうけるwwwwwwwwww」
ふざけるのはここら辺にして、俺たちは演技に入ったwwwwwwwwww背中に立ち止まる気配を感じるwwwwwwwwどうやら俺たちを見ているらしいwwwwww雨が頬を濡らして雫となって地に落ち、テンションが上がるwwwwwwwwwwwwww
「助けてください!助けてください!」
「し、死にたくないのう…」
「おいwwwwwwwwww喋んなwwwwwwwwwwwwwwww」
計画は成功したと思う。俺と猫さんは背後のみさおちゃんにわからないように、微笑んだwwwwwwwwやったねwwwwwwwwww
ふと、背後を見ると、俺と猫さんを見ていたのは、口元に手を当てて涙を流す柊だった。

 

 

 ここは動物病院wwwwwwwwwwwwwwwwww俺と柊は座席に二人並んで座っているwwwwwwwwwwwwww
 柊はとみに深刻そうな顔で沈んでいるwwwwwwwwww俺もまじやばいぐらい沈んでるwwwwwwwwwwwwwwww肩とか落として二人でしきりにため息ついちゃってるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
 全くよぉおwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwなんでこんなことになっちゃったかなあwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
 俺は沈む柊に訊いたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
「あの帰り道さ、みさおちゃんとか通ったりしないの?」
 すると柊は、ものすごく怖い顔で、突然俺を睨んだwwwwwwwwwwwwwwwwww
「今はあの猫のことだけ考えなさいよっ!!」
 あまりの剣幕に俺びっくりwwwwwwwwwwwwwwww
 何も言えずにいると、一変柊は怒らせた肩をすとんと落として、
「あの猫、大丈夫かな…」
 と酷く弱弱しく呟いたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
「高い確率で大丈夫だと思うwwwwwwwwww」
 また柊は俺を睨んだwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
「何笑ってんのよ! 愛猫の大事って時に!」
 めんどくせえなこの女wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww大丈夫に決まってんだろwwwwあれケチャップだぞwwwwwwwwwwwwww
「はいはい、悪かったね。ちっ」
「おい、何舌打ちしてんだよ。頭蓋骨ひっくりかえすぞ」
「ひぃぃ……」
 と、そのときwwwwwwwwwwwwwwwwww医者が猫さんを抱いて現れたwwwwwwwwwwww猫このやろうwwwwwwww何気持ちよさげに寝てんだwwww
「いたって健康ですね」
「本当ですか!?」
 がたりと座席から立ち上がり歓喜する柊wwwwwwwwwwwwwwwwwwww医者が呆れ顔なのにも気づかないwwwwwwwwwwww
「良かったぁ!」
「うんwwwwwwwwwwwwほんとにねwwwwwwwwwwwwwwwwwwww良かったねwwwwwwwwwwwwwwww」
「は? 何笑ってんの?」
「ひぎぃっ!」

 とまあ俺と猫さんの計画はそんなこんなで失敗したwwwwwwwwwwwwおまけに柊はあれから妙に俺に付きまとうようになったwwwwwwww
「ねえ、昨日の宿題やった?」
「……やってない」
「しょうがないわね。ほら、写させてあげる」
「……………………………………………………………………………………………………………………ありがとう」
「べ、別に、あんたのためじゃねーし。勘違いすんなよ」
 あるときはwwwwwwwwwwwwwwww
「あの猫、閣下ちゃんだっけ? 元気にしてる?」
「まあ元気だけど」
「今度見せなさいよ。遊びに行っていい?」
「……………………………………………………………………………………………………………………」
「な、なんてね。冗談よ」
 埒が明かない俺はてっとり早く、みさおちゃんのことをストーキングすることにしたwwwwwwwwww最初からこうすれば良かったwwww
さらに状況の解決策に伴い新計画も考えたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
 まず猫さんがみさおちゃんちに侵入するwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww猫ならではの機動力を存分に生かすのだwwwwwwwwwwwwwwww
そして、猫さんはみさおちゃんに接触wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwみさおちゃんは「あれ?何だこの猫」と言いながら猫さんの首についた首輪を発見するwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
「飼い猫が迷い込んできたのか」そこで猫さん得意の猫なで声wwwwwwwwwwここでの注意点は、決して喋るなということだwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
「可愛そうに、飼い主を探してやろう」と、心優しいみさおちゃんは沿う思うに違いなく、
ここまできたらもうこの計画は成功したも同然wwwwwwwwwwwwwwwwその時、家の外から猫を探す声wwwwwwwwwwwwwwww
みさおちゃんは咄嗟に、外に駆け出すことだろうwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
 そして、出会う二人wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwヘップwwwwwwバーンwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
「それもおもしろいのうwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwおもしろいのうwwwwwwwwwwアフッwwwwwwアフッwwwwwwwwww」
 ケチャップを丹念に落とし洗った猫さんもノリノリwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
 あとはこのパーフェクトな計画を実行に移すだけとなったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


 当日は休日wwwwwwwwwwww前もってストーキングして、発見したみさおちゃんの家の前に、俺と猫さんは集合したwwwwwwwwwwwwww
 心配げな声で猫さんは言ったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
「おい、あの紫の小娘がまた邪魔するんじゃないだろうな」
「大丈夫です。あいつは今頃郊外の遊園地にいます」
「何故わかる?」
「デートしようぜって言って誘い出しました」
「罪な男よのうwwwwwwwwwwwwwwwwwwおもしろいのうwwwwwwおもしろいのうwwwwwwwwwwwwwwwwオエエエッェウッwwwwwwwwやべwwww毛玉吐いたwwwwww」
「おいwwwwwwwwwwwwwwwwきたねえなwwwwwwwwwwwwwwww」
 それでは行ってくる、と猫さんは颯爽と身を翻し、みさおちゃんちに突入したwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
 俺もいそいそと目薬の準備をするwwwwwwwwww飼い猫が見つからないで泣きべそかく可哀想な俺wwwwwwwwww
みさおちゃんの母性本能くすぐりまくりんぐの巻きwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
 後はひたすら待つだけwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww意外と地味なこの作戦wwwwwwwwwwwwwwww
みさおちゃんの家に程近い電信柱の影で俺は体育座りwwwwwwwwwwwwwwこの沈黙こそが未来のみさおとの愛の時間の下積みなのだろうwwwwww
やべwwwwみさおって呼び捨てにしちったww
 その時だったwwwwwwwwwwwwww体育座りする俺は、ふっ、と何かの影に包まれたwwwwwwwwwwwwww
「おい、何してんだ」
 見上げると、恰幅のいい男が立っていたwwwwwwwwwwwwサングラスにマスク、おまけに最近暑くなってきたというのに、ニット帽を被っているwwwwwwwwwwww
 最近の花粉症って頭皮にも影響およぼすんだねwwwwwwwwww俺も気をつけなきゃwwwwwwwwww
「何って、見ればわかるじゃん」
「何だよ」
「待ってるんだよwwwwwwwwwwwwww愛の時間をwwwwwwwwwwwwwwwwwwスピピッwwwwwwやべwwww鼻水飛ばしたwwwwwwww」
「な、なんだこいつ……」
 男は、そそくさと立ち去ってしまったwwwwwwww俺は一人ぼやいたwwwwwwwwww
「変な人も世の中にいたもんだなぁ」

 そうして、彼此30分経ったwwwwwwwwwwwwwwwwww猫さんの合図の予定より、随分遅れていたwwwwwwwwwwww
予定では、猫さんが猫なで声一声、その後俺が猫探す声、という打ち合わせだったのにwwwwwwwwwwwwwwww
 ちょっと見つからないように様子でも見に行くか、と腰を上げたとき、がっしりと肩をつかまれたwwwwwwwwww
 驚いて振り向いたそこには、柊がいたwwwwwwwwwwww
「あんたねぇ……あんたねぇ……」
 ぜえぜえと息を切らせ、肩で息をした柊は、目に一杯涙を溜めて、俺を睨んでいたwwwwwwww手にはいかにも遊園地がえりな、甘い匂いさせるお菓子や、キャラ物のお面を持っているwwwwwwwwwwwwwwww
結構楽しんだんじゃんwwwwwwwwwwwwww
 そして、怒鳴るwwwwwwwwww
「約束すっぽかしたわね!! あんたが誘ったんでしょ!! 別にあんたとなんか遊びたくなかったけど、仕方なく遊園地に来てやれば、来ないし!!!!!」
 柊は右こぶしを高々とあげたwwwwwwww生命の危機を感じた俺は、本能のレベルで、生き残る道を選択したwwwwwwwwwwwwww
「よお、遅かったな、かがみ。ずっと待ってたんだぞ」
「はぁ!? どこで待ってんのよあんたは! 遊園地でしょっ!?」
「うん、だから、ここだよ」
 俺は電信柱に貼り付けられた、紙切れの広告を指差したwwwwwwwwwwwwwwww
 そこには、何十年前のものかも判然としない、遊園地の広告CMwwwwwwwwwwwwwwwwww紙はぼろぼろに腐ってるwwwwwwwwwwwwww
「えええええっ!?」
 口に手を当て、絶叫する柊wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
「ご、ごめんなさいっ。てっきり、あたし……」
 ぽろぽろと流れる大粒の涙wwwwwwwwwwアホだこいつwwwwwwwwwwwwwwwwww
「ああ、気にするなよ。ところでかがみの私服、チョー可愛くね? マジいけてね? 上戸彩かと思ったわまじで」
「えっ、ほ、本当?」
「うん、まじまじ。ラーメン、つけ麺、僕イケメン、っっとよろしくよいしょぉぉ」
「あ、あ、あぁ、か、かっこいいだなんて思ってないんだからねっ!!!!!」

 と、その時、柊の携帯が鳴ったwwwwwwwwwwww着信音黒電話ってお前wwwwwwwwwwwwwwww
「あ、みさおからだわ」
「なにぃっ!?」
 どういうことだwwwwwwwwwwwwwwwwwwまさか猫さんは、みさおちゃんとの接触に失敗したのかwwwwwwwwwwあの毛玉野郎wwwwwwww
「電話だ。珍しいわね」
 言いながら、柊は手馴れた動作で携帯を耳に当てたwwwwwwwwwwwwww
「はい、もしもし。みさお、用があるならメールで…」
 瞬間、柊の表情は凍ったwwwwwwww背骨の奥から氷河期になったみたいに、かちんとwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
 そして次の言葉は、俺の範疇の外であり、俺の脆弱な精神の驚愕させ、さらに崩壊せしめんとするに、十分すきたwwwwwwwwwwwwwwww
「あんた、誰よ……」
 柊は凍りついた表情で、そういったwwwwwwwwwwwwwwww
 そして、荒々しい電子から通じたその次の声は、俺にも聞こえたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
『へぇ、この子みさおちゃんって言うんだ』
 その刹那に、頭のてっぺんから貫くみたいに、いくつかの不信が、俺の中で符合したwwwwwwwwwwwwwwww
 花粉症の怪しい男wwwwwwwwwwww遅すぎる合図wwwwwwwwwwwwww鳴かない猫さんwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
 そして、俺と出会わないみさおちゃんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
『ちょっと遊びにきなよ、かがみちゃん。みさおちゃんちで待ってるからさ。来なかったら、わかるよね?』
 上ずった声で柊wwwwwwww
「あ、あんた、捕まるわよ」
 下品な声で電話の向こうは笑ったwwwwwwwwwwwwww
『別に捕まったっていいんだよ。俺は楽しみたいだけなの。じゃあね』
 そこで、電話は切れたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
 つー、つー、というむなしい電子音と、呆然とした俺たちだけが、空間に取り残されたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
 すぐそこにあるみさおちゃんの家wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
 そこで、みさおちゃんはwwwwwwwwww可愛いみさおちゃんはwwwwwwwwwwwwww
「み、みさお」
 今にも消失しそうな声で、柊はそう言ったwwwwwwwwww俺も消えそうだよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


 家に強盗が押し入る確立なんてどれほどのものだwwwwwwwwwwこの平和な国でさwwwwwwwwwwww
 しかも、みさおちゃんの家に押し入った野郎は、金が目的じゃないwwwwwwwwwwwwww
奪うものは、みさおちゃんの、みさおちゃんの……ぉぉとおをぉとおおおおおおおおおおwwwwwwwwwwwwwwwwww
「きっと、女が目的なのよ、あいつ。みさおの携帯から、女の子の名前見つけて適当にかけてるんだわ。最低……!」
「なにwwwwwwwwwwww悠長にwwwwwwwwww行動推理してんだよwwwwwwwwwwwwwwそんなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww暇wwwwwwwwwwwwwwwwwwねえだろうがwwwwwwwwwwwwwwww」
「落ち着きなさい。まず警察呼ぶわよ。幸い目の前がみさおの家だから、現場を教えることは問題ないわね」
 柊は携帯を操作し、刹那の速さで警察に電話をかけたwwwwwwwwwwwwwwwwこの落ち着きぶりならたとえ円周率100桁まで暗記しろとか言われてもできるだろうよwwwwwwwwwwwwwwwwww
 電話をかけ終わった柊は、言ったwwwwwwwwwwwwww
「それで、問題は、私たちがどうするかよ」
「一つしかねえだろうがwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwみさおちゃんを一刻も早く助けるんだよwwwwwwwwww」
「だからどうやってよwwwwww相手はイカレた変態よwwww何してくるかわからないwwwwwwww落ち着きなさいよwwwwwwwwwwwwww」
「おいwwwwwwwwwwwwwwお前が落ち着けwwwwwwwwwwww笑うなwwwwwwwwwwww」
「あんたが落ち着けwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
 計画はまた失敗だwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww俺はぐるぐる考えたwwwwww
 計画が失敗して、またみさおちゃんにばれて、また俺はみさおちゃんに嫌われるwwwwwwwwwwww
 そして考えるwwwwwwwwwwwwwwこの失敗が確定した計画を最初から無かったことにする方法をwwwwwwwwww
 かつ、みさおちゃんを迅速に助けられる方法をwwwwwwwwww
 ぴん、と俺はひらめいたwwwwwwwwwwww
 がし、と俺は錯乱して笑い転げる柊の手を握ったwwwwwwwwwwww
「柊、お前の力が必要だ」
「ど、どっきぃいーん!! な、なにいってんのよ、こんなときに……ばか……」
 俺は、柊が持つ、遊園地のキャラ物のお面を指したwwwwwwwwwwww
「そのお面、貸してくれ」
「はっ?」


 我輩は猫であるwwwwwwwwwwwwww名前は閣下wwwwwwwwwwwwww小生、大変なことになってるでごわすwwwwwwwwwwwwwwww
 馬鹿な人間の淡い恋の手助けのために、女子の家に押し入ったところ、さらに押し入られたwwwwwwwwwwwwwwww何やってんの我輩wwww
不審な男は、無理やり女子を縛りあげ、携帯電話とかいうもので色々なところに電話をしているwwwwwwwwwwww
 幸い、女子はまだ無事だwwwwwwwwwwwwwwwwww
 しかし、縛られるとき、頬を叩かれていた。その様子に劇場した我輩、果敢に立ち向かうが、人間に力で叶うべくもなく、
こうして座布団ですまきのように縛られてしまった。ならばと自慢の猫なで声、今こそ轟かせようぞ、と大きく呼吸してみれば、冷蔵庫の中に閉じ込められ、もうにっちもさっちもどうにもブルドックwwwwwwww
我輩猫だけどねwwwwwwwwwwwwwwやべぇさみぃwwwwwwwwこれ死ぬぞww
 その時、がたん、と扉が開いたwwwwwwww不安定な状態で押し込められていた我輩は、その拍子に転がりでるwwwwwwww
「なんだぁ? 牛乳もねえのかよこの家は。カルシウムがよぉ」
 冷蔵庫の扉を開けたのは、下種な男であったwwwwwwwwww
 我輩はとっさに死んだふりwwwwwwww凍死した猫の物まねwwwwwwwwwwww
「うわ、猫死んでる…このぐらいで猫って死ぬんだ」
 死なねえよ馬鹿wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
 しかし吉兆wwwwwwwwww冷蔵庫から脱出できたwwwwwwwwwwしかし、ヒゲが凍ってしまい、口が開かず、依然と猫なで声はとどろかせることができないwwwwwwwwww
 男は我輩を床に転がせたままにして、歩き去ったwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
 身をよじよじとくねらせ、男の後を気づかれないように追うwwwwwwwwwwwwwwwwww辿り着いた先は居間であったwwwwwwwwww
 男は、縛り上げられた女子の頭をふみつけたwwwwwwwwww
「お前の友達、来ると思う?」
 女子は口を塞がれ、何も発せる状態ではないwwwwwwwwしかし、女子の目はきっ、と男を睨みつけ、強い女であるwwwwwwwwww
「こねえよ、バーカ」
 がす、と嫌な音が響いた。男は女子の頭をけりおった。思わず、幼少のころ、正月の餅を摘み食いし、百貨図鑑でしこたまなぐられたときのことを思い出した。
 女子を蹴る男の足は、とまらない。どんどんと、エスカレートしていく。
「お前は一人だ。お前だけじゃない、人間は皆一人だ。いざってなれば、誰も助けてくれないんだよ。お前も、俺も、皆、全員。
 人が本気で人を思うことなんか、ないんだよ」
 男の言葉で、強い気に支えられて光っていた女子の目は、光を失い、それは暴力のせいでもあるのだろう。
 ついには、ぐたりと脱力して、何の反応もしめさなくなった。
「そろそろ、やっちゃうよ」
 かみ締め過ぎた奥歯が砕けそうな頃合、窓ガラスが、ばりばりんと、割れた。
 そして、我輩が渇望した、救いの一声、轟く。
「そこまでだっ!!」
 我輩の目に飛び込んできたのは、珍妙なお面を被る、男女二人であった。


 俺と柊は、お面を被り、緊急事態故、やむなくみさおちゃんちの窓ガラスを蹴破って侵入したwwwwwwwwwwwwwwww
 飛び込んだ先の悲劇たるや、目も当てられないほどだったwwwwwwwwwwwwwwwwww
 みさおちゃんは倒れ、その傍らにはズボンのベルトに手をかけた男wwwwwwwwww
 俺はその刹那に激情し、倒れるみさおちゃんの横に立つ男に殴りかかりかけたが、柊はそれをとめ、何事かをさけんだwwwwwwwwwwww
「竜が叫び、虎が鳴く! 古今東西の悪事は、一切合切私ががこらしめる! そこまでだ下劣野郎! 観念しろ!」
 こいつ何いってんのwwwwwwwwwwwwww
「ほら、いけ! あいつぶん殴れ!」
 どん、と変なテンションの柊は俺の背中を押したwwwwwwwwwwwwww言われなくともwwwwwwwwwwwwww
「…わけわかんねぇ」
 男は、俺と対となり、懐に手をつっこんだwwwwwwwwwwそして引き出したとき、その手には、ナイフが握られていたwwwwww
「さくとやっちゃうよ」
 男は走り、俺に猛然とつっこんできたwwwwwwwwナイフを手にしてwwwwwwwwあぶねえwwwwwwwwwwwwww
 一巻の終わりかと思われたその時、wwwwwwwwww黒い影が男にとびかかったwwwwwwwwwwwwww
 猫さんだwwwwwwwwww猫さんはなにやら座布団でぐるぐる巻きになってて、ふざけてんじゃねえよこんなときにwwwwwwwwwwwwwwwwww
「今だ! やれ!」
 おいwwwwwwwwしゃべんなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwまあ、今ぐらいは、いいですけどねっwwwwwwww
「うおぉおおおおおぉぉっ!! アルゼンチン・バックブリーカァァアアアアァ!!!」
 男を投げ飛ばす、視界の端で、みさおちゃんは、俺のことを見ていたwwwwwwwwwwwwww
 よかったwwwwwwwwお面被っててwwwwwwwwwwwwwwwwばれてなすwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

 

 

「あの男、三日前まで強盗で服役していたんだって。何年も。だけど、複数人の犯行だったのに、刑務所に入れられたのはあの男だけ…」
「仲間に、裏切られたのかな」
「そうなのかしら」
 柊と俺は、そんな会話していて、柊はどことなく憂いたような声色だった。
「ま、そんなことは、どうだっていい」
 柊は首肯した。
「うん、そうね」
 しとしと雨が降ったせいで、草と土の匂いがたちこめる。目の前の草にてんとう虫が止まっていて、雨で死に掛けている。俺はそのてんとう虫を指ですくい、草の陰に入れてやってから、絶叫した。
「俺たちいつ帰れるのwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
「しぃっ! 警察に見つかっちゃうでしょ! 静かにしろ!」
 みさおちゃんを助けた俺たちは、その後、胸を張って男を警察に突き出したwwwwwwwwwwwwそれがいけなかったwwwwwwww警察は俺と柊の奇妙な格好を見て、存分に不審者として疑ったwwwwwwwwwwwwwwwwww
 俺たちは警察に追われたwwwwwwwwwwほうほうの体で何とか逃げ、今は江戸川の土手に隠れているwwwwwwwwww千葉ちけえwwww落花生でも買ってくかwwwwwwwwwwwwww
 うーうーと警察のサイレンが鳴り響き、俺たちはすっかり犯罪者の気分wwwwwwwwwwww見つかったらやべえなこれwwwwwwwwwwwwwwwwww
 柊は突然、俺の頬を殴ったwwwwwwwwwwwwwwwwww
「何でこんなことになんのよ! 全部あんたのせいよ!」
「知らぬwwwwwwもう一切が知らぬwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
「知らぬじゃないわよwwwwwwwwwwwwwwうけるんですけどwwwwwwwwwwチョーうけるんですけどwwwwwwwwwwww」
「うぜえwwwwwwwwwwwwwwww」
 錯乱する俺たちはひとしきり笑いこげ、それから一気に冷静になったwwwwwwwwwwwwwwww
「捕まったら、私の将来終わりよ。そのときは責任取りなさいよね」
「一人で生きていけ」
 柊は俺の頬をつねりながら、でも、と続けたwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
「何で日下部助けるとき、仮面なんかつけてたのよ。つけてなかったら、あいつ、ひょっとしたらあんたのこと、さ」
 こいつほんと頭わりいなwwwwwwwwwwww俺とみさおちゃんのフラグ折ろうとしてるのマジみえみえなんですけどwwwwwwwwww
「だって、みさおちゃんに嫌われちゃうだろwwwwww」
 またあんな変な計画たててたこと知られたらwwwwwwwwやばいってまじwwwwwwwwwwww
 柊は呆れたように言ったwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
「……その、逆だと思うけど普通。女の子なら、誰だってね」
 そしてもごもごと口ごもったwwwwwwww
「あの時、少しだけ、かっこよかったし」
 警察のサイレンの音が小さくなったwwwwwwwwwwきっと千葉の方に向かったんだろうwwwwwwwwwwww俺は遠くなるサイレンを聞きながら、吐き捨てるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
「おめーに言われても嬉しくねーよwwwwwwwwwwwwwwww」
 頭蓋骨に拳がめり込んで、俺は気絶した。あ、ひっくり返すのは勘弁してください。

 

 我輩は猫であるwwwwwwwwww名前はアレクサンダー・コベインwwwwwwwwwwwwwwwwごめん嘘ついたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
 外は雨が降っているwwwwwwwwwwwwwwww我輩はみさおとかいう女子の家で、雨宿りさせてもらっているww窮地の場面を救った英雄として、色々と優遇されているwwwwww
猫もがんばってみるもんだねwwwwww
 みさお女史は、我輩の背中を撫でながら、ぼうっとしているwwwwwwwwww無理もないwwwwwwwwあのような出来事の後ではwwwwww幸い、彼女に大した怪我はなかったwwwwwwwwwwww
蹴られた顔も、腫れることもなく、至って無事であり、これ天下泰平の珠玉なりwwwwwwwwwwwwww
 しかし、あの仮面の男女二人は、一体誰であったのだろうかwwwwwwwwwwww全く、あの人間も愚かなものであるwwwwwwwwこの時にみさお女史をじゃきーん! と助ければ、全ては上手の軌に乗ったやもしれぬのにwwwwwwwwww
 みさお女史は、ぴたりと我輩を撫でる手をとめたwwwwwwwwwwwwなになにwwww焦らすなんてテクニシャンwwwwwwwwwwwwww
「あいつら、馬鹿だなぁ……」
 ため息をつくみさお女史wwwwwwwwww
「人が人を本当に思うことがない、か……」
 突然、みさを女史は、がしっ、と我輩の小さき頭を両の手で掴みおったwwwwwwそうやって来るのは初めてだわwwwwwwwwwwww
「本当にそうだったら、あんな馬鹿な奴、いないよなっ」
 満面の笑みの、みさお女史wwwwww若い桃を連想させる朱の唇の端からは、白き八重歯が覗いていたwwwwwwwwwwwwww

 

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