ID:2bt6ZKc0氏:なんだかよくわかんないけどSFっぽい話

時は未来、所は宇宙。
夜空に光る星々の、宇宙の海に響く声。
「ハッハッハッハー!この宇宙のお宝とええ男はぜーんぶウチのもんやでぇー!!!」
今日も宇宙に狂気に満ちた悪の声が響く。
宇宙海賊キャプテン・ナナコ。彼女は近くを通りかかった船を見つけては襲撃を続けていたのだった。

手下ミサオ「船長!早速カモがこっちに向かってきますぜ」
手下アヤノ「相手はかなり大物ですよ」
ナナコ「…チッ…なんや!男はおらんのかいな…」

世の中そんなに甘くないぞ船長。もう少しまともな方法で相手を探したらどうなんだ。
ナナコ「…じゃっかぁしぃわいっ!!!」
ひゃぁっ!すいませんすいません!

ナナコ「…まぁ、男がおらんけどしゃぁない、諦めたる…けどあの船のお宝はキッチリもらうで!」
ミサオ・アヤノ「アイサーッ!!」
ナナコ海賊団はゴージャスな船を目指して一直線に進むのであった。

一方その頃…。
エンジンをふかして勢いよく飛んでいく宇宙連邦警察のパトロール艇「レーバティン」。
その船長を務めるコナタ・イズミ率いる「ハッピーストライク隊」は一路、火星基地を目指していた。

ミナミ「…航行管制システム…現在オールグリーン、オートパイロット異常なし」
ヒヨリ「隊長、あと3日で火星基地ッスね」
パティ「イヤ~、これでやっとユックリできマスネ」
コナタ「ふぅ、…さぁ、録り貯めてたゲキガンガーでも見るかな…」
と、一息つこうとしたそのときである。
ユタカ「お姉ちゃん…いえ、隊長!緊急入電ですっ!!!」
コナタ「どうしたゆーちゃ…ユタカ・コバヤカワ隊員」
一瞬にして緊張に包まれる船内。
ユタカ「…K-4432の座標で宇宙海賊が略奪行為をしていると連絡が…!」
コナタ「な、なんだって!?…ミナミ・イワサキ隊員、180度回頭!」
ミナミ「了解…」
コナタ「ヒヨリ・タムラ隊員はレーダー監視、警戒を怠るな!パトリシア・マーティン隊員は攻撃管制を頼む!」
ヒヨリ「りょ、了解ッス!」
パティ「ラジャー!」
コナタ「ユタカ隊員、被害を受けたシップのデータは?」
ユタカ「…タカラ・インダストリー社の保有する大型貨物船です!」
コナタ「……よし、総員第一種警戒態勢、レーバティン緊急発進!まったく、せっかくゲキガンガー見ようと思ったのに…ブツブツ」
かなりお怒りのコナタ隊長を乗せて、レーバティンは現場へと急行する…!

一方その頃、座標K-4432
ミユキ「な、なんですかあなたたちは!?」
ナナコ「動くな!…動いたらアンタの命はないで!」
ミサオ「おぅ~アンタがこの船の船長さんかい?」
アヤノ「おとなしくこの船に積まれている荷物を渡しなさいな!」
ミユキ「…まさか…ラキスタイトを?」
ミサオ「そうだ!…なんでもこの船は大量のラキスタイトを運んでいるそうじゃねえか…」
アヤノ「早くラキスタイトを渡しなさい!さもなくば…力ずくでももらっていくわよ!」
ミユキ「…のですか」
ミサオ「?」
ミユキ「あなた方のような悪人に渡してたまるものですか!」
ナナコ「ほぅ、上等やないか…いてもうたれ!!」
ミサオ「あの世で後悔しろってヴぁ!!」
ミユキ(…!)
ミサオ・クサカベがミユキ・タカラに銃を向けようとしたその時だった。轟音と共に海賊船が一隻沈んだ。
アヤノ「はっ!?」
ミサオ「みゅ!?」
先に到着していた先発隊「ラッキーターン隊」が海賊船に対しての威嚇攻撃を行なっていた。
カガミ「海賊に告ぐ!速やかに武装を解除し投降せよ!」
ミサオ「ちっ…『紫苑の荒鷲』カガミ・ヒイラギか…」
カガミ「繰り返す!速やかに武装を…」
ナナコ「やれやれ、これやから警察は甘いっちゅーねん」
カガミ「!?」
ナナコがボタンを押すとラッキーターン隊の小型艇が沈んだ!
ツカサ「おぉねぇちゃぁぁぁぁぁん!」
カガミ「ツカサ!?」
ツカサ・ヒイラギ、たいした台詞ももらえず即退場。

カガミ「よくもツカサをぉぉ!!」
ナナコ「ふっ…目障りなハエやな…やれ!」
手下一同「おー!」
カガミ「……ちょ、多すぎだろそれって…納得いかねえぇぇぇえぇええええ!!!」
カガミ・ヒイラギ、あっさり退場。そりゃ納得いかないよな…。

ユタカ「目標ポイントに到達!味方部隊は戦闘中!…ラッキーターン小隊が全滅しました!」
コナタ「むぅ…カガミのツンデレもこれまでか…安らかに眠れ…」
カガミ「勝 手 に 殺 す な」
ツカサ「どんだけ~」
カガミ「と、とにかくもう頼みの綱はあんたの隊しかいないんだからしっかりしなさいよね!」
コナタ「あぁ、わかった…総員戦闘配置!海賊船を捕らえる!」
ミナミ「了解…レーバティン、戦闘に入ります」
ヒヨリ「敵、当船に向かってロックオンを仕掛けてきたッス!」
パティ「対艦レーザー、いつでもOKデス!」
コナタ「よし、パティ隊員…砲撃開始だ!ただしタカラ社の貨物船には当てるな!」
パティ「合点承知デス!」ミサオ「船長、あいつらやる気ですぜ!」
ナナコ「チィッ…急速離脱!お宝はあとや!たった一隻でウチらに挑んだことを後悔させたる!」
アヤノ(でも私たちも一隻ですよ?)
ナナコ(こっちのほうがデカイからええんや!)

ユタカ「粒子ビームが来ます!」
パティ「What!?」
ミナミ「…フィールド展開…間に合いません」
コナタ「急速回避!」
ヒヨリ「無理ッス!間に合いません!!」

一同「うわあぁぁぁあああああ!!!」
ナナコ「ちっ…仕留め損ねたか…せやけどなぁ…」
ユタカ「敵、2発目の準備に入りました」
コナタ「ちっ…あと一発喰らったら最後だ!…どうすれば…」
絶望の淵に立たされたコナタに、声が響いた。
「コナタ…コナタ…」
コナタ「その声は…!」
カナタ「どうやら私の出番が来たみたいね」
コナタ「…お母さん…そうだ、私たちにはまだお母さんが…カナタ・イズミが…」
ヒヨリ「そ、そうッスね!最後まで頑張りましょう!」
ミナミ「フォーメーション・KANATA…システムアクセス…」
コナタ「よぉし!レーバティン、変形開始!総員衝撃に備えて!…フォーメーション・KANATAだ!」
一同「フォーメーション・KANATA、起動!!」

コナタのかけ声と隊員のチームワークで変形していくレーバティン。
ナナコ「へっへっへ、どんな手品か知らんけど…こいつ食らわせればオワリや!」
ミサオ「おーっ!」
アヤノ「…なんかやな予感が」
ナナコ「アホ!盛り上がっとるところをストーンと落とす奴があるかい!主砲発射!!」

ナナコの海賊船の艦首に取り付けられた主砲が一気に火を吹く。
ミサオ「やった!」
アヤノ「…あれ?船長!何もいませんよ!?」
ナナコ「…ま、あれだけのビームやったら無事ですむほうがおかしいけどな」
ミサオ「…後ろを取られてるんだぜ!」
ナナコ「な、ぬわぁにぃぃ~~~~!?」
カナタ「銀の星座に幸せ願い!灯せ正義の回転灯(パトランプ)!機動パトロール艇レーバティン!星の彼方から只今参上!」
ナナコ「ちょお待てー!あんなロボット隠してるなんて反則…」
カナタ「悪は、お黙りなさい!!」
海賊団一同「アッー!!」

ミユキ「…助かりました、お礼といっては何ですが、どうぞこれを受け取ってください」
コナタ「…こ、これはぁ!欲しかったんだ!限定版のゲキガンガー!!」
ヒヨリ「うおぉぉ!めちゃ見たいッス!」
パティ「ワタシもお付き合いシマス!」
コナタ「よし、総員貨物船を火星基地まで無事に送り届けろ!」
一同「イェッサー!」

こなた「…というお話だったのさ」
かがみ「……」
つかさ「……」
かがみ・つかさ「二神風雷拳!」
こなた「ぶびばぁ!!」

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