ID:SE > f0n.0氏:柊かがみの狂った愛情

こなた「かがみー、遊びに来たよー」
いつものようにこなたが遊びに来る。
一緒にゲームをしたり、お互いのグッズを見せ合ったり。
ラノベの話で盛り上がることもあった。
勉強会…つっても、まぁ、あいつの場合ただ単に私の宿題を写してるだけなんだけど。

でも、こなたのボケに突っ込んでいるうちにふと心の中に何かが芽生えていた。
そうだ…私は……「こなたが好きなんだ」

今日もこなたが遊びに来た。
こなたのヤツ、遊びに来てくれるのはいいけど用事が終わるとすぐ帰っちゃうんだから。
どうして?私はこんなにもこなたが好きなのに―――

もはや、小細工なんかしている暇はない。
はっきりこなたに言ってやるんだ。
こなたが好きだってこと。
こなたを愛してるってこと。

でも今思えば、私はただ単に、こなたを自分のものにしたかっただけなのかもしれない…

かがみ「こ、こなた…あの、さ…」
こなた「か、かがみ…?」
かがみ「私…私……こなたのことが……」
ありったけの勇気を出した。こなたさえ振り向いてくれればそれでいいと、そう思っていた。

こなた「…ごめん」
え?
…嘘でしょ?

こなた「いやぁ、私もかがみのことは好きだよ?好きなんだけどさ、その…」
…こなた…私のこなた……
こなた「いろいろと家の事情とかさ、心の準備とかさ、そういうのってあるじゃん?」
……私だけの…私だけのこなた………
こなた「だからさぁ、今ははっきり決められないと思う。でもさ、かがみのことは好きだからさ」
何でよ…こなた…こんなにも好きなのに。
こんなにも愛しているのに。こんなにも…こんなにも…

私の運命の歯車は、ここで狂いだした…

こなた「ちょっ!?な、何するの!かがみ…」
せっかく私は運命の人に出会えたんだ。
こんなところで逃げられてたまるか…
こなた「あぐぁっ…苦しい…やめて…よ…かがみ……やめ……っ!」
逃がさない…私だけの愛しい人…
こなた「助け…て…たす……け……」
ふふっ…こなた、もうすぐ……
もうすぐ私だけのものにしてあげるからね……

それから3ヶ月が経った…
かがみ「こなた…こなた……」
こなた「…」
かがみ「今日はね、こなたの誕生日よ……ケーキ、作ったの……」
こなた『…カ…ガ…ミ……』
かがみ「お誕生日おめでとう…好きなだけ食べていいのよ?」
こなた『…カガミ…カ…ガ……ミ…』

こなたは私の「物」になった…


そんな或る日の夜だった。
かがみ「…こなた?」
ふと、月明かりに照らされるこなた。
こんな時間に動く筈がないのに。電源は落としていたはずなのに…
次の瞬間、こなたは…
こなた『か…がみ…ひどい…よ』
!!
どうして?
どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?
私はこなたとずっと一緒にいたかっただけなのに。
こなた『かがみ……どうして…くれる…の?』
なんで?
何で怒ってるの、こなた…
こなた『私…は…かがみの自分…勝手な…都合で…こんな…身体に…され…たん…だよ…?』
そんな。
私はこなたのために永久に年をとらない身体を与えてあげただけなのに…
こなた『責任……とっ…て…よ……かがみ……』
こなたが私のところに詰め寄る。
助けて!私は…私は……!!!


…いつしか時は流れて…
そこには全身錆だらけの私がいた。
一人の少女の勝手な愛情のせいで…私はこんな呪われた姿になってしまったんだ…
いつしか父も友も亡き人となり…私は今、孤独に耐えながら生きているのだ…
ただ寂しく、一人荒れ果てた世界の中を彷徨っているのだ。

ねぇ、かがみ…
元はといえば、かがみのせいでこうなったんだよ…?
かがみのせいで…私は独りぼっちになっちゃったんだよ…?
だから、かがみ…もしまた会ったら…

今 度 は 私 が 、 貴 方 を 人 形 に し て あ げ る よ …

<オワリ>



おまけ

こなた会議(作家こなた×機械人形こなた)

作「と、言うわけでこなた会議です。いやぁ、お疲れ様だったね~」
機「…かがみのせいだ…全部かがみのせいだ…」
作「ありゃ~、そこの私、なんか暗いよ?どったの?」
機「全部かがみのせいだぁぁっ!おかげで何百年も何百年も!私はずっと独りぼっちで!」
作「え…?」
機「夢も希望も失ったまま生き続けるなんて……!」
作「あらぁ…それは大変だね…とりあえず呑もう!今日は呑もう!」
機「うん…」
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