ID:kXsc16I0氏:「あの☆あと~One day on the ODAKYU line~」

・「悪霊退散」と同じ時間軸です。無論大人こなた。
ID:MiYUGto0氏:「悪霊退散☆柊姉妹」
・今回、みWikiさんが出てきますが代わりにつかさが出てきません。(どんだけ~ byつかさ)
・かなーりディープな鉄道ネタが入っています。鉄道は全て実在の会社名で表記しておりますのであしからず。





「…ふぅ」
ふと溜息が漏れる。今日は小田原取材であっちこっち行ってたからなぁ。
よく頑張ったな、わが相棒デジカメくんよ~。

「さて…と、明日からまた休みだし、どこでネタ探そうかな?」
そんなことを思いながら、私こと泉こなたは小田急で移動していた。
すっかり空は暗い。…無事に家まで辿り着けるんだろうか。

 あの☆あと~One day on the ODAKYU line~

『間もなく、秦野、秦野です』

こなた「…んぁ」
無機質な自動放送で目が覚める。…なんだまだ秦野か…だいぶ前じゃん…
こんな調子で無事うちまで帰りつけるんだろうかと思っていると、話し声が聞こえてきた。

「…それで、どうしてもラノベ研究会の会長が放してくれなくってさぁ」
「…それは大変ですね」
聞き覚えのある声。片方はかがみだ。
そしてもう片方もまた…聞き覚えがある。そうだ、これは…

こなた「かがみ!みゆきさん!」
みゆき「泉さん、こんなところでお会いするなんて奇遇ですね」
かがみ「こなた、なんであんたが小田急に乗ってんのよ!?」
こなた「いやぁ、ちょっと取材がらみでね。かがみんは?」
かがみ「あたしは明日は講義がないから鷲宮まで帰るけど…みゆきは?」
みゆき「これからビナウォークでお買い物をしてから帰ろうと思いまして」
こなた「ビナウォークかぁ…」
かがみ「こなた?言っとくけどアニメ関係のお店はないわよ」
こなた「いや、それは知ってるよ。…限定キット売ってないかな…」
みゆき「ビナウォークでしか手に入らない限定のグッズがあるんですか?」
こなた「おっ、よくぞ聞いてくれたみゆきさん!そうなのだよ、ビナウォークにはここでしか売ってない限定パーツがわんさとあるのだよ!」
かがみ「限定パーツって…パーツ?」
こなた「うん、Nゲージの」
かがみ「え、Nゲージって…あんたまさか!?」

こなた「オタクをなめちゃいけなーい!」
かがみ「ついにテツの世界にまで…ダメだこいつ…」
みゆき「テツってなんですか?」
こなた「あー、テツというのはだね…」
かがみ「はいはい、もういいから黙れ」
そんな、せっかく自信満々に語ろうとしていたのに!
つれないなぁ、でもそんなところが大好きさ☆

かがみ「うるさい!」

さて、本厚木に着いたところで私たちはみゆきさんと別れる。
ロマンスカーに乗って帰らなきゃ間に合わないからだ。
ホントは行きたかったんだけどね、ビナウォーク。

『新宿、新宿です。ご利用ありがとうございました…』
かがみ「や、やっと着いたわ…あぁ~」
こなた「あとはここから長い長いJRをひたすら鈍行で」
かがみ「…気が滅入るわね…」
うん、まったくだ。激しく同意。

こなた「…それにしても、さ」
かがみ「ん?」
こなた「私達って、大人になってもずっとこんな調子だよね」
かがみ「何言ってるのよ。私だって勉強一筋よ?こなただってラノベ作家になったんだし」
こなた「そういうことじゃなくって、さ」

こなた「今だってこうして気楽に話していられるんだもん」
かがみ「え…?」
こなた「私、かがみやつかさ、みゆきさんが友達でいてくれて本当によかったって思ってる」
かがみ「まぁ…それもそうよね。こうしてこなたとずっと一緒にいられるんだし」
こなた「かがみ…?」
かがみ「やだ…何言ってるのよ私!……でも、ありがと…」
こなた「いや、お礼を言いたいのは私のほうだよ。かがみたちがいなけりゃ私は…」
そうだ、私は何のとりえもないダメ人間だった。
かがみたちと出会うまでは。
もしあの時、陵桜学園でかがみやつかさ、みゆきさん達と出会ってなかったら…
きっと、今の私はいなかっただろう。
…持つべきものは友達って、本当なんだな。

かがみ「って、ここで話してるのもいいけど、そろそろ電車乗らないとね」
こなた「そだね。さぁ~これから通勤地獄だ~」
かがみ「とか言いながらウキウキしてるんじゃねぇ!」

ありがとう、みんな。

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