ID:cI6tYwwZ0氏:タイトル不明

<ある晴れた日>

こなた「はいもしもし かがみん~ どうしたの?」

かがみ「・・・」

こなた「かがみー?」

かがみ「こなた・・ つかさが死んじゃった・・」

こなた「え? 何言ってるか分からないよ かがみ?」

かがみ「う・・ つかさが事故で死んじゃったの!」

こなた「え かがみ?? なに言ってるの?」

かがみ「つかさ死んじゃったよ・・」

こなた「嘘・・・ ちょっと え・・ 今から行っていい?」

かがみ「うん・・・」


<電車の中>

こなた「(嘘だよ つかさが死ぬなんて・・)」


-------------------

<柊家>

こなた「こなたです おじゃまします」

かがみ「こなた・・・ 」


かがみは泣き腫らした目で立っていた

こなた「つかさは・・ 」

かがみ「・・・」

かがみ「顔・・ 見てあげて・・」

こなた「・・・つかさ・・」


こなた「つかさ・・ 嘘だよ こんな・・ ねぇ かがみ!」

かがみ「今朝まであんなに元気だったんだよ・・」

こなた「つかさ・・ 」

かがみ「どうして・・」



<お通夜>


みゆき「こ、こんばんは・・」

かがみ「みゆき・・・」

みゆき「私信じられなくて・・ つかささんに 昨日もメール頂きましたし・・」

こなた「みゆきさん・・」

みゆき「こなたさん・・」

こなた「かがみ つかさについていてあげよう?」

かがみ「嫌・・ つかさの死んでる顔なんて見たくないよ」

みゆき「かがみさん 側にいてあげてください 
       つかささんは、いつもかがみさんを頼りにされてましたよ」

かがみ「うっ・・ 嫌だよ・・ 見たくないよ・・」

こなた「かがみ、明日になるともうお別れなんだよ・・」

かがみ「ちがう! ちがうもん! お別れなんてしないよ!」

みゆき「かがみさん・・・」

こなた「みゆきさん かがみをお願い・・」

みゆき「はい・・」


こなた「つかさぁ、なんで死んじゃうんだよ・・ 
      つかさはもっと可愛かったじゃないよ つかさの顔じゃないよ・・」

つかさの身体は事故の影響が表れていた


柊父「こなたちゃん よく来てくれたね・・」


こなた「おじさん・・ なんでこんな・・」

柊父「・・ かがみが相当落ち込んでるから、見ててあげてくれるかな・・」

こなた「はい・・」


かがみ「みゆき・・ つかさは朝まで元気だったんだよ?
      いつも歩いてる道なのに 私がついて行かなかったばっかりに・・・ 」

みゆき「かがみさん、かがみさんのせいではないですよ・・」

かがみ「でも、でも私が一緒にいたら もしかしたら・・

みゆき「かがみさん・・」


かがみ「昨日夜に私つかさにひどい事言っちゃったんだ・・」

かがみ「つかさが宿題の事聞いてきたのに、私忙しいからたまには自分で考えなー」
       いつまでも私に頼れるわけじゃないんだよ? もっとしっかりしなよ。って」

かがみ「つかさは、ごめんねお姉ちゃん 1人で頑張ってみるよ 
      いつも迷惑かけてごめんね おねえちゃん・・ って謝ってた・・」

かがみ「私はいつもの調子で そうしなー 私いなくなったらどうすんのよって」


かがみ「みゆき、つかさの方がいなくなっちゃったよ」

みゆき「・・・」


次の日 葬儀終了後

<火葬場>

かがみ「嫌ーー! つかさを焼くなんて絶対嫌だよ!」

柊父「かがみ、仕方ないんだよ」


かがみ「嫌なの! つかさと家に帰る!」

こなた「かがみ、落ち着いて・・・」

かがみ「つかさの顔がもう見れなくなるのよ!」

かがみ「だって、だって、つかさ笑ってるもん」

かがみ「見てよ、こなた!みゆき! つかさ笑ってるでしょ?」

こなた「かがみ・・」

みゆき「・・・」

かがみ「今日の夜も宿題の事聞いてくるよ、
       私,今度こそ教えてあげるんだから!」

かがみ「だから、だから一緒に帰るの!」

みゆき「かがみさん、つかささんは 迷惑かけてごめんねって言われたんですよね?」

かがみ「・・・」

みゆき「1人で頑張るとおっしゃってたんでしょう?」

かがみ「でも! あの子まだ1人じゃ駄目だよ
        まだ私がいないと駄目なのよ いつも一緒だったのよ
            家でも 学校でも 遊びに行く時も いつだって!」

みゆき「かがみさん・・・」

かがみ「だから一緒に帰るの」

こなた「かがみ・・・」




        「おねえちゃん」




かがみ「え?・・」


かがみ「こなた!みゆき! 聞こえた!?」

こなた「なに? かがみ?」

みゆき「?・・」



    「おねえちゃーん」



かがみ「つかさ? つかさなの!?」

こなた「かがみ・・」



    「おねえちゃん 私ね・・」




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     /: /: :l: : : : |_,:斗イ: ,'  | ',`メ、_: : :|: : : : : : : :|
     ,': /i: : l: : : : |: : :| l: i  l  Ⅵヽ` : |: : : : : :i : |
     |/ .|: : |: l: : :ハ: :,' __| {  l  ヾ \:|: : : : : :| : !
     |  |: : |/|: : |: V,. --、     - 、. l: : : :i: :,'.: :|    「おねえちゃんの事、大好きだったよ」
.      |: : : :.l : ハ ゞ'´ ̄`    イニ‐、.l : : ,' / : : l
.      |: : :ハ:\トi / / / , / / / `ヾ: :/:/ :_: : |
       ',: :| ',: : :ヽ    、__    u/: :,'/: / l: :!
       Ⅵ  ヽ: :ト、`>-、 _,.  -:'7 :/ : : :/  リ
           ヽl \i:.:.^ー'´ ̄¨:.:}; :/:/l: /
           ,.ri―´{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ソーァ-/
          /  |:.:.:.:.`T:. ̄:.7 ̄:.:.:.:.:.|  ヽ.

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最終更新:2007年10月16日 21:59
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